2015年8月22日に公開の映画「ナイトクローラー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ナイトクローラー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ナイトクローラーが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
ナイトクローラーのあらすじ
学歴もコネもなく、職を失ったルー(ジェイク・ギレンホール)は、ある日事故現場を偶然目にして、テレビ局に悲惨な映像を売って稼ぐ“ナイトクローラー”と呼ばれる報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知る。すぐにカメラを手に入れた彼は、警察無線を傍受しながら事件・事故の発生を待ち、猛スピードで車を走らせて現場へ飛びつく。良心の呵責を感じる暇もない彼の過激な映像は高値で売れるが、局の要求はさらなるエスカレートを続けていく。そして、遂にルーは一線を越える─。
ナイトクローラーの詳細情報
「ナイトクローラー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ダン・ギルロイ |
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脚本家 | ダン・ギルロイ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | サスペンス スリラー ドラマ |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2015年8月22日 |
上映時間 | 117分 |
ナイトクローラーの楽曲
「ナイトクローラー」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックNightcrawler (Original Motion Picture Soundtrack)James Newton Howard
感想・レビュー
久しぶりに退屈な映画を見てしまった。主人公が年上の女性監督に恋をしている理由が理解できなかった。最後のシーンに至るまで全く盛り上がらず、結末も特に印象に残るものではなかった。
万人におすすめできる作品とは言えないですが、スパイ要素を含むストーリー展開で、視点次第でさまざまな読み方ができる点が魅力です。主人公の心理描写に共感できれば、かなり良い映画だと思います。P.S. 同じ主演の『October Sky』もぜひ観て、清々しい気持ちになってください。
共感能力に乏しい社会不適合者の男が主人公のお仕事物語。映像が美しく、撮影のスタイルもスタイリッシュなので、主人公の不気味さが一層際立ちながらも、気持ち悪さは抑えられていて非常に興味深い。最終的に悪役が成敗されるのではなく、むしろ普通に成功していくというリアルな描写が印象的だ。
ジェイク・ギレンホールの役どころが非常にフィットしていて、彼の目が恐ろしいほどに心を掴む。
始まりから傑作の予感を感じました。サスペンススリラーとして、非常に好みで、めちゃくちゃ面白い!もっと早く観ておけばよかったと後悔するほど素晴らしい作品でした。全く目が離せない展開が続き、常にハラハラしていました。
最初は一生懸命な人物なのかな?と思っていましたが、進むにつれて、この人に何かおかしな点がある気がして、執念が恐ろしいほど狂っていく様子が印象的でした。なるほど、これはサイコパス映画でもあったのかと、普段は得意ではないジャンルながら、ジェイク・ギレンホールの怪演に引き込まれ、作品への没入感が素晴らしかったです。
久しぶりにアメリカらしい素晴らしい作品を観られて、かなり満足しました。ラストシーンまでドキドキが続く、最高のエンディング。出会えて本当に良かった、珠玉の一作です。
ジェイク・ギレンホールがトイ・ストーリーの悪役ウッディに似ていると感じた。
この熱心なキャラクターは素晴らしい。自分としては好きだ。女性ディレクターも仕事に対して熱心で好感が持てる。
できる限りのことをやり遂げ、良し悪しの判断は後回しにする姿勢が、とても分かりやすくて見ていて気持ちがいい。
そのため、ラストシーンも個人的には満足できるポイントだった。
ジェイク・ギレンホールは、怒りを爆発させる迫力ある演技が得意だと思っていた。しかし、予測不能で手がつけられないような役柄も演じられるのだろうか。さすがだ。ただ、基本的に彼が演じるキャラクターには寂しさが宿っていると感じる。
ジェイク・ギレンホールの存在感は圧倒的。演技はもちろん、彼の顔つきだけでもこの人ヤバそうだというオーラが最初から漂っていた。膨らんでいく不気味さと狂気を体現する、プロフェッショナルの流儀。見応えがありました。
夜のシーンが多くて暗いが、色味は良く画面映えする。ジェイク・ギレンホールは以前から苦手意識があり、観ていると薄気味悪さが倍増する。猫背の振る舞いだったり、鼻息を荒げる場面など、いやなキャラクターをうまく演じている。深夜のニュース番組とはいえサブブースは3人ほどしかなく、2年弱の契約ディレクターが高額なギャラを独断で決める描写など、現実味に欠ける点が多く気が散った。しかし人物像はキャラクターのバリエーションが比較的揃っていて好印象だった。結末はこの先どうなるのかと続きが気になる作りだが、これから追い詰めていく展開に見せつつ警察の無力さが目立つ締め方には違和感が残る。
この種の物語は、途中までうまく進むものの最後には破滅するか、非常に後味が悪い結末になると予想していた。しかし、何事もなく終わったのは意外で、主人公がなんとなく哀れな雰囲気を漂わせているシーンが印象的だった。もっと悪化するのかと思いきや、意外と現実的な範囲で収束したように感じた。
これもアメリカンドリームなのか。始まりから終わりまで不快感がつきまとう、極めて珍しい映画です。感情の起伏は非常に抑えられており、不快感しか感じないのですが、主人公ルーの感情の高まりとそれに伴う抑制が興味深く、ブロークバックマウンテンのジェイクとは異なる異常な容姿がまた独特で、だいぶ味わい深い作品でした。映画としては深みがありますが、あまりにも不快で、誰のためにもならず、社会正義に対しても無意味に思える。これがアメリカンドリームだと思うと辛くなり、救済が必要であるにもかかわらず救済がない、、、まるでジョーカーのような苦しみです。もう一度観たいとは思えません。