2015年2月7日に公開の映画「はじまりのうた」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「はじまりのうた」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
はじまりのうたが視聴できる動画配信サービス
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はじまりのうたのあらすじ
ニューヨークの街で繰り広げられる、心温まるハッピーな物語。監督はアカデミー賞受賞作『ONCE ダブリンの街角で』で名を馳せたジョン・カーニー。今回はダブリンを離れ、ニューヨークを舞台に、恋愛、家族、仕事、夢など、様々な悩みを抱える人々が音楽を通じて人生の新たな一歩を踏み出す姿を描きます。『はじまりのうた』は、全米公開当初はたった5館での上映でしたが、口コミで広まり、1,300館以上にまで拡大!公開3週目には全米9位を記録し、オスカー受賞作を超える異例の大ヒットを遂げました。
はじまりのうたの詳細情報
「はじまりのうた」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジョン・カーニー |
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脚本家 | ジョン・カーニー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ 音楽 |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2015年2月7日 |
上映時間 | 104分 |
はじまりのうたの楽曲
「はじまりのうた」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックBegin Again - Music From And Inspired By The Original Motion PictureVarious Artists
感想・レビュー
裏切りに合った売れないミュージシャンと型破りな音楽プロデューサーの音楽への情熱を描いたヒューマンドラマ。
単なる成功物語に留まらず、登場人物たちの音楽への取り組みやそれぞれの人生を掘り下げ、最後には少し希望を感じさせる優しさが溢れる素晴らしいストーリーでした。
ストリングスが印象的な音楽も素晴らしかったです。
絶妙な温度感で描かれる映画。音楽プロデューサーと反商業主義ミュージシャンという正反対の組み合わせだけど、境遇が似た者同士という側面があり、二人の波長が自然と合うところがとても面白い。発想の斬新なシーンが多く退屈させないし、お互いのプレイリストを聴きながらニューヨークの街並みを歩く場面には心を動かされる。最後はハッピーエンドで、誰でも気軽に楽しめる良作だと思う。
二人の音楽への愛情が心に深く響く。中盤でセパレートイヤホンを装着し、ニューヨークの街を歩くシーンでは、「平凡な風景が意味あるものに変わる。陳腐でつまらない景色が美しい真珠に輝く。音楽でね」といった渚カヲルのセリフだけで、この映画を観た価値を感じる。終盤のビルの屋上でのシーンは特に素晴らしい。人それぞれ音楽に対する考えや目指す場所は異なる。学生時代、バンドをできる環境に恵まれたことに感謝している。音楽が好きで本当に良かった。
・起承転結の「転」がないのに、なぜか惹きつけられるのが不思議だ。・ギター一本の弾き語りなのに、まるでバンドアレンジが響いてくる感じがかっこいい。・彼氏の浮気を見抜く方法がおしゃれだ。・彼女が途中でライブを抜けるラストシーンには、様々な解釈が見られる。最初はバラードを歌っていたのに、途中からポップになったことは、実際に客の反応が良かったことを証明している。これらが重なり合って、泣きながらその場を去ったように思わせる。
アメリカで5館限定公開のはずだった公開は、驚異的な口コミで拡大。結局は1300館以上へと上映規模を広げ、社会現象級の大ヒット作へと成長した。
どん底から這い上がる系の映画は、観客のモチベーションを高めてくれるから好きだ。
Dan: That’s what I love about music.
Greta: What?
Dan: One of the most banal scenes is suddenly invested with so much meaning! All these banalities – They’re suddenly turned into these… these beautiful, effervescent pearls. From Music.
一言で言うと
愛すべき名作映画。
詳しく言うと
人生で大切なものを再認識させてくれる感動作。観る人を自然と前向きな気持ちにさせるストーリー展開です。主演のキーラ・ナイトレイが演じる主人公の性格がとても魅力的で、笑顔も印象的。共演のマーク・ラファロのカッコよさも見どころ。
グレタが歌うすべての曲が素晴らしく、何度も聴きたくなる。録画を消すのがもったいないくらいだ。スティーブは魅力的なキャラクターだった。舞台がニューヨークという設定もとても良い。
ラストの終わり方、これって?コメディ系だけが許されるような終わり方だよね!エンドロールでの締めくくりではなく、しっかりとしたエンディングを望んでいたけど、こういう結末が逆に良いのかもしれない?私にとっては、しっかりと映画の中で完結してほしかった気がする好みの問題もあるのかな。
とても好きな映画でした。
挿入歌が特にお気に入りで、ラストシーンの結末も大好きでした。
主人公の姿勢が最初から最後まで変わらないのも素晴らしい点です。
言葉を超えて音楽で心が結びつく魔法を描いた、心温まる映画。
音楽が素晴らしい。言葉がなくても視線だけで熱い感情を交わす演出が印象的だった。
単なるヒューマンドラマにとどまらず、音楽映画として少し皮肉を交えたメッセージが伝わってくるところがとても良い。音楽好きに特に響く作品かもしれない。
以下ネタバレ
最後にこのアルバムが大ヒットという展開は甘い予想で、確かにヒットするが、それまでの音楽の文化や商業音楽への批判的な視点も印象的だった。登場人物それぞれの音楽との関わり方や価値観のズレが最後に顕著になり、とても奥深い。
表向きは温かなヒューマンドラマだが、皮肉を効かせた音楽映画としても非常に見応えのある作品だった。