2015年4月25日に公開の映画「Mommy/マミー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「Mommy/マミー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
Mommy/マミーが視聴できる動画配信サービス
現在「Mommy/マミー」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「Mommy/マミー」が配信中です。
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最終更新日
Mommy/マミーのあらすじ
2015年、架空のカナダで現実が繰り広げられる。ある世界のカナダにおいて、2015年の連邦選挙で新たな政権が誕生し、2ヶ月後には内閣がS18法案を採択する。この法案は公共医療政策の見直しを目的としていた。特に物議を醸したのはS-14法案で、発達障がいを持つ子どもを持つ親が、経済的困難や身体的・精神的危機に直面した際に、法的手続きを経ずに子どもを手放し、施設に入所させる権利を保障するという内容だった。このスキャンダラスな法律は、ダイアン・デュプレの人生に大きな影響を与えることとなる。
Mommy/マミーの詳細情報
「Mommy/マミー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
感想・レビュー
3人のキャラクターがとても魅力的で、自由を感じた瞬間には画面が広がる演出と音楽が印象的でした。もし近くにいたら、見えるかもしれない未来を思い描きながらの引き渡しシーンは、非常に心に響くものでした。ただ、全体的に起伏が少なく意外性も欠けており、場面の移り変わりが少ない会話中心の展開は、少し疲れを感じさせる部分もありました。
数年前に観た作品
息苦しさを感じるけれど、力強い愛が描かれていた
アスペクト比が変わるあのシーンは特にお気に入りです。
最後には仕方がないと思いつつ、意外にも否定的な意見が多くて驚きました。
あの選択にも愛が込められているはずなのに。
ADHDの息子とその母親、そして近所に住む吃音に苦しんでいるため教師を休業中の女性にスポットを当てた物語。1:1の画角が窮屈に感じられる中、息子の未来を思い描く母親のシーンでは、わずかな希望とともに画角が徐々に開かれていく演出が印象的だ。その希望は果たして現実の可能性を持つのか、ぼやけて霞む映像が切なさを引き立てている。
障がいを持つ子どもの母親の物語。
S-14法案という架空の状況が描かれているが、親子間の絆は非常にリアルに感じられた。ダイアン、カイラ、スティーブのそれぞれの関係性が魅力的だった。後味が悪いのかと思ったが、個人的にはそうではない結末だった。
ドランが話題になっているのを見逃していた。基本的にはどの作品もリスペクトしているつもりだけど、このスタンスで作られた作品は生理的に受け付けられず、最も嫌いだ。なめんな、吐き気がする。
母の強さと葛藤を軸に描くドラマ。映像はADHDの息子に対する深い愛情を伝え、愛情のその奥にある決断の重さを映し出す。生きるための選択を迫られ、彼女は息子の命を守るべく、身を引き裂くような決断をする。大きな子供を持つような感覚なのかな。スティーブは純粋で優しく正直なのに、感情を制御できないが故にトラブルを巻き起こす。時にはそれを楽しむダイアンには脱帽。失語症のカイラの存在も大きな存在感。切り取られた幸せの瞬間はとてつもなく尊いが、きっと辛いこと大変な苦労の方が8割。彼の将来を夢見たシーンは、途中からきっと現実ではないんだとわかってしまうのが余計につらい。バーのシーンも印象的で、母を振り向かせるために苦手なカラオケで笑われながら我慢して歌ったのに、でも母は息子を助けるために行動していただけなのにというすれ違いがつらかった。映像表現が挑戦的で、人の感情にフォーカスした題材だからこそスクエアの方が活きていた。なんといってもカイラと出会って歯車が回り始めたときの画面の拡張は天才的に感情とリンクしていた。彼は希望を抱いていた。ドランの作品は音楽がよい。
親子の間には確かに愛が存在するが、愛だけでは社会の中で普通に問題を起こさず生きることは難しい。ダイがずっとmommyのネックレスを身につけている点が印象的だった。距離があっても、息子とは愛で結ばれている。アスペクト比1:1で、一部の場面だけ横幅が増減する演出は初めて見た。親しいふたりが愛ゆえに激しく罵り合い、感情をぶつけ合うこれこそグザヴィエ・ドラン監督の作品に宿る特徴かもしれない。
去年、やっと観た。肝心なシーンがメディアで露出されすぎて純粋に感動できないんじゃないかと思っていたけれど、そんなことはなかった。
音楽と1:1の画面比で展開する色彩表現が、母と子の愛のつながりを鮮やかに描く。ハッピーエンドではないが、最後に母の希望と息子の走り出すシーンで締めるのが印象的だった。