2015年1月23日に公開の映画「ビッグ・アイズ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ビッグ・アイズ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ビッグ・アイズが視聴できる動画配信サービス
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ビッグ・アイズのあらすじ
内気で口下手なマーガレット。
彼女が描く悲しげな大きな瞳の子供たちの絵は、1960年代に世界中で大ヒットを記録した。
──だが、その絵は夫のウォルターの名義で発表された──
富と名声。二人は両方を手に入れた。
しかし、マーガレットは真実を世に知らしめ、立ち向かうことを決意する。
なぜ彼女は夫の意向に従ったのか?
なぜ彼女はすべてを捨てることを選んだのか?
アート界を揺るがす大スキャンダルの行方は──?
ビッグ・アイズの詳細情報
「ビッグ・アイズ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ティム・バートン |
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脚本家 | スコット・アレクサンダー ラリー・カラゼウスキー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ 伝記 歴史 |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2015年1月23日 |
上映時間 | 106分 |
ビッグ・アイズの公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
1950年代のアメリカで、女性アーティストが直面した困難な現実を描く。クリストフ・ヴァルツが演じるどうしようもない男の演技ぶりが際立っている。
妻が描いた人気の絵画シリーズを自らの作品だと偽る男。歴史を通じて、多くの悪党が映画に登場してきたが、この男はその中でも特に悪質な部類に入る。
夫が築いた偽りの華やかな世界の裏には、妻の心理的抑圧と孤独が潜んでいた。光と影の対比が、その現実を一層鮮明に浮かび上がらせる。
たとえ嘘だとしても、一大ムーブメントを築けただけで上出来かもしれないね。
最後は胸スカみたいな展開?
私もいつかハワイで暮らしたいなぁ。
ノンフィクションだとは思いたくない。ウォルターの言っていることは信じがたいほどの嘘ばかりなのに、まるで堂々とした芸術家のように振舞う姿には驚かされる。最初に登場したパリの絵すら他の人に描かせていたと知った時は、さすがに憤りを感じたでも、ハッピーエンドで良かった
埋もれていたウォッチリストの作品をようやく鑑賞
クリステン・リッター目当てで観たけれど、やっぱり彼女は最高に可愛い
正直あまり期待していなかったけど、意外にもかなり楽しめました!実話を基にしているのが面白さを引き上げていて、ティム・バートンが関わることでファンタジー要素が addedされ、独特の仕上がりになっています
テンポも良く、視聴しやすかったです
様々な展開があり、最後まで退屈せずに楽しめました。特にラストの裁判シーンは画家らしい新鮮な創りで興味深かったです!芸術については詳しくないけれど、それでも十分楽しめました
2025-022
#KAZ-2025
ティム・バートン監督が手がけた「ビッグ・アイズ」は、実在の画家マーガレット・キーンとその夫ウォルター・キーンの物語を描いています。キーンの絵は、特に「大きな目の女の子」で知られ、広く愛されています。アンディ・ウォーホルもその魅力を称賛し、多くの人がその作品をポストカードなどで目にしたことがあるでしょう。バートン自身もキーンの作品に魅了され、2000年にはマーガレットに肖像画を依頼したことがあります。この頃、彼女はウォルターとの法廷闘争を終え、再婚してハワイに住んでいました。この物語は、20世紀ポップ・アートの象徴的な事件の一つを描いています。
本作は「バートンらしくない」という意見もあります。確かに、幻想的な要素は少ないですが、バートンの作品に共通するテーマである異端者への共感や芸術への深い愛情が色濃く表れています。ティム・バートンの作家性は、これまでの作品群と比べても強く感じられ、現実世界を描く明るいトーンが特に印象的です。
物語が進むにつれ、マーガレットの表情は暗くなりますが、周囲の世界は明るさを保ち続けます。この対比は、彼女の苦悩と社会の冷たさを象徴しています。また、バートンはこの作品を通じて女性やアーティストとしての社会的な問題に触れています。
マーガレットは、芸術的な認識を持ちつつも、夫ウォルターによって搾取され続けます。彼はマーガレットを「女性」としてではなく「芸術家」として扱い、その結果彼女は彼に完全に支配されていくという悲劇が描かれています。バートンはここに、自身の経験とも重なる感情を込めているのでしょう。
作品は、マーガレットがウォルターに対する愛情を失っていく過程も描写しています。ウォルターの詐欺的な行為は、彼女のアートへの信頼を一層揺るがします。バートンは、ウォルターの姿を単なる加害者としてではなく、同情も交えつつ描写しています。
また、作品にはマーガレットの葛藤や自己犠牲も見ることができます。例えば、彼女が自らのアートと娘を守るための選択を迫られるシーンなどは、彼女の強さと脆さを象徴しています。
この映画は、アートを裏切らざるを得なかったアーティストの苦悩を描き、同時に社会の厳しさを映し出します。そして、バートンはその中で自身のアーティストとしての矜持も忘れず表現しているのです。エンドロールでは、マーガレット・キーン本人とエイミー・アダムスの笑顔に、バートンからのアートへの賛歌と優しさが感じられます。
これはティム・バートンの映画だったんですね。気づかずに楽しめました。でも、あの旦那は最低ですね。優しい女性がクズに騙されるのを見ると、とても胸が痛みます。別れて正解でしたね。心から幸せを願っています。
内容は不快だが、キーン作品の美しさと作画の美麗さに思わず見入ってしまう。
ティム・バートンのファンタジー以外の作品を初めて観ましたが、思いのほか魅力的でとても興味を引かれました。監督自身がビッグ・アイズのファンでコレクターだと聞きますが、彼の作風には確かに通じる要素を感じます。法廷のシーンは実在の場面を描いたもので、法廷で絵を描くよう求められたが、ウォルターは肩の痛みを理由に断り、マーガレットは1時間足らずで絵を完成させたというエピソードが印象的でした。これによってマーガレットは勝訴へと向かい、現在の彼女が幸せそうで良かったと感じます。これからこのジャンルの作品もたくさん観ていきたいです。