2013年10月26日に公開の映画「マッキー/Makkhi」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「マッキー/Makkhi」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
マッキー/Makkhiが視聴できる動画配信サービス
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マッキー/Makkhiのあらすじ
S.S.ラージャマウリ監督の異色ファンタジー・アクション『Eega(エガ/ハエに転生した男)』は、2012年公開のVFX満載の復讐譚。『バーフバリ』の前兆となる独創的映像表現で話題を呼び、同監督の『バーフバリ』二部作(2015・2017)と『RRR』(2022)へとつながる道を築いた。世界興収は約2400万ドル(約32億円)を稼ぐ大ヒットとなり、国内外で多くの賞を受けた。第60回インド国家映画賞の最優秀特殊効果賞をはじめ、インド国内で高評価を獲得。第8回トロント・アフター・ダーク映画祭では最優秀アクション映画賞を含む九冠を達成した。物語は、貧しい青年ジャニが美しいビンドゥに片思いするところから始まるが、強欲で野心的な建設会社社長スディープが二人の仲を裂く。ジャニはスディープに拉致され拷問の末殺されるが、死後10日後、ハエとして生まれ変わり、前世の恨みを胸に徹底的な復讐を遂げる。
マッキー/Makkhiの詳細情報
「マッキー/Makkhi」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | S・S・ラージャマウリ |
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脚本家 | S・S・ラージャマウリ |
出演者 | サマンタ・ルス・プラブ ナーニ |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アクション コメディ |
制作国 | インド |
公開日 | 2013年10月26日 |
上映時間 | 125分 |
マッキー/Makkhiの公式PVや予告編動画
「マッキー/Makkhi」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
マッキー/Makkhiの楽曲
「マッキー/Makkhi」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックMakkhi M. M. Kreem
マッキー/Makkhiを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
RRRやバーフバリの監督が、こんな作品も撮っていたとは驚きだ。ザ・フライの主役をインド人俳優が務めた件が、作品とどう結びつくのか気になるところ。しかし設定は無茶苦茶でも、インド映画らしいお約束展開でちゃんと成立しているのがすごい。ハエであってもダンスを忘れず、恋人が危機に陥る場面のスローモーションは思わず笑ってしまうほど。コメディとシリアスの使い分けも絶妙で、退屈させない。ハエになった後の大喜利も見どころ。タイトルにハエを据える発想は、他の虫では成立しないことを逆手に取って徹底している点がこの映画の魅力を決めている。軽めの作品でも十分楽しめた。もう少し短くしてくれると、さらに嬉しい。
衛星放送のラージャマウリ祭りの前夜に観賞した本作は、S・S・ラージャマウリ監督の創作域の広さと自由さを改めて示す。彼の代表作とされる『バーフバリ』や『マガディーラ』が神話級の叙事詩であるのに対し、この『マッキー』は異端であり、だからこそ深い懐を開く一作だ。要は転生を軸にした復讐劇である。人間の青年ジャニ(ナーニ)は、悪辣な実業家スディープに殺され、前世の記憶を携えたままハエへと転生して復讐を遂げる。監督はこの突飛な設定を決して茶化さず、コメディを軸にしつつ意思愛怒りを物語に宿らせる。テーマはやはり因果応報であり、ラージャマウリ作品の中核を成す思想だ。誰かに加えた暴力や悪意は、必ず別の形で自分に返ってくるこれは宗教的教えというより人間倫理の描写として描かれていく。ジャニがハエに生まれ変わり、前世の記憶を持ったまま復讐を遂げるという設定は、使命を持った再誕として解釈することもできる。主人公がほぼCGのハエだけで描かれる制約の中で、物語の重心は自然と宿敵スディープの芝居に移っていく。スディープの演技力は期待を裏切らない。恐怖、焦燥、怒り、さらには滑稽さまでを一身で背負い、彼の存在がハエの敵役という荒唐無稽な構図に説得力と見どころを与えている。物語が進むにつれ、観客の感情は揺さぶられ続ける。ハエとなったジャニは日常の力はほとんど使えないが、知恵と執念で時に敵を追い詰め、時に悪ノリの嫌がらせを繰り返す。観客は笑いながらも応援してしまうこの複雑な感情こそ本作の醍醐味だ。ビンドゥ(サマンタ)がジャニの正体を理解して協力する場面を経て、復讐劇はどこかユーモラスな方向へ転じる。最終的に命と引き換えに本懐を遂げようとする彼の姿には、単なるコメディを超えた意志の強さが宿っている。作品はホラー寄りのアクション要素も含む多面的なエンターテイメントとして観客を引きつける。主人公がハエである以上、CGは大規模に用いられる。誕生シーンはほぼ全てCGだ。公開当時は『トイ・ストーリー3』が話題だった時期であり、CG技術はハリウッド作品と比べると粗い部分もあったが、ハリウッド級の躍動感と迫力あるカメラワークで観る者を引き込む。エンディングのダンスも、インド映画伝統の主役ダンスで締めつつ、ハエが踊り狂うという離れ業を見せ、邪道ゆえの衝撃が最後まで鮮烈だ。監督の代表作『マガディーラ』や『バーフバリ』が神話とされる一方で、『マッキー』は寓話である。転生・因果応報・前世の記憶といったラージャマウリ的モチーフを、壮大な叙事詩としてではなく、コメディとサスペンスの狭間で遊ばせている。特にインターバル直前の復讐予告シーンは圧倒的なインパクトをもたらす。上映時間は約2時間。ラージャマウリ作品としては短尺だが、コメディとシリアスの絶妙なバランスと、重厚になりすぎない演出という新たな側面を示す作品でもある。そして観客が得るのは、小さな存在でも正義の意思は世界を動かせるという寓話的メッセージだ。『マッキー』はラージャマウリ監督のもっとも自由な作品のひとつであり、大作でも神話でもないが、彼の核となるテーマ因果・宿命・信念を体現している。ハエという小さな命を通して人間の強さと愚かさを描くこの作品こそが、怪作と呼ぶにふさわしい美しさだ。ハエが大丈夫な人、インド映画になじみの薄くない観客にこそ観てほしい、笑いと感動が共鳴する珍しくも誠実な寓話である。#ラージャマウリ監督作品
監督はS・S・ラージャマウリ。ジャンルはアクション・ファンタジー・コメディのインド映画。
タイトルの「マッキー」はハエを指します。
貧しい青年ジャニ(ナーニ)は、向かいのアパートに住む美しい女性ビンドゥ(サマンタ)に恋をしています。一方、恋のライバルである実業家スディープ(スディープ)は、金と暴力で全てを手中に収め、ジャニも排除しようとします。
ジャニは奇跡の力によりハエに転生し、実業家への復讐を誓いながら、ビンドゥを守ろうと奮闘します。
見た目だけではなく、動きや仕草がVFX技術で、まるで犬や猫のように見えて不思議です。また、ロッキーのように筋トレをしている姿は笑えます。
女優サマンタは、大きな目を持つ魅力的なインド系美人です。
亡き先祖や家族を偲びながら、長男と一緒に小豆、胡麻、きな粉のおはぎを頂きました。同じ料理ですが、春のお彼岸は春に咲く牡丹から「ぼた餅」と呼ばれ、秋のお彼岸は秋に咲く萩から「おはぎ」となるそうです。
赤が多い彼岸花は、曼珠沙華とも呼ばれ、季節の移ろいを感じさせます。
ギャグコメディで、他のインド映画のように気軽に楽しめる。
ハエに生まれ変わる発想の斬新さと、彼女を守るために奮闘するハエの仕草には、ユーモアと驚きが詰まっていました。因縁の相手を倒す場面もテンポ良く、発想の豊かさが光ります。見終わる頃にはハエの愛らしさがどんどん伝わり、表情は読み取りにくいはずなのに、こんなにも情感豊かなハエには新鮮さを感じます。筋トレシーンの見応えも印象的でした。
ハエ以外でも、一人の女性を巡る男性たちの個性が強くて印象的。インド映画の雰囲気を想起させる描写もあり、二人が想いを通じる場面は微笑ましい一方、ストーカーに見える場面もあり、視点次第で捉え方が変わるのが興味深いです。登場人物のポジティブ思考ぶりには、思わずくすっと笑ってしまう場面もありました。空メールの発想は斬新で、内容は自分で決めるという解釈には新鮮さを感じました。
音楽は、マッキーマッキーマッキーのモチーフが強く耳に残り、物語を見終えた後も頭から離れません。全体として、独自の世界観とキャラクターのクセが光る、印象深い作品でした。
筋トレに励むハエが、卑劣な恋敵を打ち負かし、最後は観客の前で華麗に踊る。次第にノイローゼに追い詰められていく恋敵には同情も湧く一方、勧善懲悪の趣も感じられる。終盤で呪術に頼り始める展開が意外でおもしろい。
めちゃくちゃ笑った。デスマッチ級の展開すぎる。ありとあらゆる手を尽くしたはずなのに、次々と新しい殺しの手口が現れて、笑いが止まらない。
ハエと人間の壮絶な戦いを描いたアクションコメディ映画。
主人公は意中の相手と結ばれたものの、嫉妬に狂った悪徳社長によって命を奪われてしまう。しかし、10日後、何故かハエとして転生し、憎しみの相手に復讐を果たすべく立ち上がる。
その超絶Z級の設定では予想できない本格的なハエアクションは、軽快で迫力満点、非常に面白い作品に仕上がっている。ハエ目線で描かれるアクションシーンのクオリティは異常に高く、おふざけ要素とのバランスも素晴らしい。インド映画らしいダンスやミュージカル的な演出も盛り込まれており、爽快感を醸し出し、ハエが踊るシーンはディズニーやピクサー映画を彷彿とさせる。
コメディタッチの背後には、意外とエグく血なまぐさいシーンもあり、その悪趣味さが逆に魅力的だ。殺意が溢れる上に、思わぬイヤらしい攻撃を仕掛けてくるハエの存在が本当に恐ろしい。
以前はキモいと思っていたハエが、今ではなんだか可愛く見えてくる不思議がある。
CS放送の録画(日本語字幕版)。RRRの監督が手掛けた話題作として視聴。どんな発想から生まれたのかと思うほど独創的。全体はシリアスな復讐劇だが、笑ってはいけない場面にもシュールなユーモアが混ざっている。小さな体で知恵と愛の力を活かし大きな敵を撃破する爽快感。ハエにラブソングを歌われて泣くとは思わなかった。
初めて観たインド映画
独特な設定が印象的で、インド映画らしい歌と踊りが満載。アクションやカメラワークも華やかで楽しめました。
初めてハエが可愛らしいと思った瞬間でもありました。