2003年12月6日に公開の映画「ヴァイブレータ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ヴァイブレータ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ヴァイブレータが視聴できる動画配信サービス
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ヴァイブレータのあらすじ
早川玲(寺島しのぶ)、31歳。フリーランスのルポライターである彼女は、いつからか心の中に響く“声”に悩まされていた。その影響で、不眠や過食、食べ吐きを繰り返し、アルコールに依存していた。冬のある日、コンビニで白ワインとジンを探していると、一人の男が目に入る。視線が交わった瞬間、玲の心は“あたし”を感じる。男はすれ違いざまに彼女の体に触れ、合図のようにコンビニを出て行く。その後を追う玲。
外に出ると、トラックの運転席に座る男が目に入る。玲がトラックに乗り込むと、男が「ようこそ」と声をかける。彼は岡部希寿(大森南朋)、フリーの長距離トラック運転手だった。ぎこちなく酒を飲みつつ、アイドリングの振動を感じながら二人は体を重ねていく。
「道連れにして」と言う玲を乗せ、トラックは東京から新潟へと走り出す。言葉を交わしながら、肌を重ねながら、男との時間に身を委ねていくと、いつの間にか頭の中の“声”は消えていた。耳に残るのは、エンジンのアイドリングの音だけだった……。
ヴァイブレータの詳細情報
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原作者 | 赤坂真理 |
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監督 | 廣木隆一 |
主題歌・挿入歌 | 浜田真理子 |
出演者 | 坂上みき 大森南朋 安藤玉恵 寺島しのぶ 戸田昌宏 牧瀬里穂 田口トモロヲ 高柳絵理子 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2003年12月6日 |
上映時間 | 95分 |
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感想・レビュー
映画は赤坂真理の原作を荒井晴彦が脚色し、廣木隆一監督・寺島しのぶ主演で制作。孤独な女性がコンビニで出会ったトラック運転手の車に同乗する。アイドリングの振動の中で生まれる、孤独な二人のロードムービー。シアターイメージフォーラムにて上映。
好きなロード・ムービーの一つです。
そのシチュエーションが魅力的です。
一期一会の場所で人々が出逢い、何かを感じ取って惹かれ合い、すぐに深い関係になる様子がロマンティックです。
ストーリーには、一夜の恋をする女性が情緒不安定という読み取り方もあるため、少し気になりましたが、これは一つのパターンとして描かれていると理解しています。もし彼女がもう少し控えめな性格だったら、映画の雰囲気は全く変わっていたでしょう。
結末について、二人は連絡先を交換したのでしょうか?この旅を心の中に良い思い出として大切にするのか、それとも恋人となり続けるのか。
そのため、あのエンディングはどちらかが選んだのか分からない、素晴らしい終わり方だったと思います。
廣木隆一監督の作品は全部観たわけではありませんが、男女の関係や恋愛を描いた映画は良いですね。『あちらにいる鬼』や『さよなら歌舞伎町』は特に好きです。
p.s.
この映画に直接関係はありませんが、コンビニで始まる恋を歌ったSPANK HAPPYの曲『普通の恋』も聴くと楽しめるかもしれません。この曲の方がよりポップな雰囲気です。
金髪の大森南朋にドストライクすぎる。ずっとこの人の顔が世界で一番好き。
元ヤンの男(タカトシ)と心が疲れた女(レイ)のロードムービー。
会って数分でやり取りが始まり、最初は何だこりゃと思ったけれど、お風呂のシーンでタカトシの優しさに心が揺れた。
穏やかな表情で迎えるラスト。
余韻が残る作品でした。
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最近知った監督が手掛けた昔の作品について、これが意外にも良かった。おそらく原作が赤坂真理さんだからだろう。性描写を扱う監督と、この原作が性と実存を見事に絡めたスタイルが絶妙にマッチしていた。(ちなみに原作は読んでいないけれど、彼女のエッセイを読めばどんな作品を書くかなんとなく察しがつく)
トラッカー役の大森南朋、実にイケメンだなぁ。最近ではああいう優しい男性は少ないのではないかと思う。男女関係の議論がすぐに盛り上がるXを見ていると、今のZ世代には受け入れがたい展開かもしれない。
カーセックスについての話です。
若い金髪の大森南朋、魅力的ですね!とても盛り上がります〜
寺島しのぶはエロスを感じさせます。こういう作品しか観たことがないせいか、彼女には裸体のイメージがあります。
私もこういう大森南朋に出会いたいです。
ちょっとダークなトラッカーとメンヘラな女性のサブカル恋愛ストーリーという感じですね。
玲の考え方が自分自身と重なりすぎて驚きました。思考を盗まれる気分?
起伏が特にないのですが、それが逆に良かったです。
最後の食事のシーンでの会話が特に好きです。
2人の組み合わせは素晴らしい。この二人で撮れる映画は今後なかなか実現しない貴重なものです。
典型的なサブカル映画寄りの作りで、正直あまりハマらなかった。しかし、不安定だった主人公が愛を知り、渇いた心がゆっくりと潤っていく過程には結構惹かれた。最後の別れのシーンも印象的で、瀕死にも見えた主人公が終盤にはわずかに晴れやかな表情へと変化したように感じられた。よかったと思える点はそこだ。
大森南朋の演技は、言葉を交わさなくても無条件の愛を注ぐ温かさが光っていた。まさに感情よりも本能で優しさをくれるタイプ。そういう人が身近にいたら、きっと救われるのだろう。
ただ、ここまで性描写に偏る展開でなくても、二人の距離が縮まる過程を描く方法は幾らでもあったはずだ。相手への愛情や包容力といった要素を、もっと詳しく描いてほしかった場面が多かった。表現の仕方にはさまざまな道があるのに、すぐ性描写へ走る映画には正直苦手意識がある。ただ、大森南朋の魅力を存分に味わえたので、総じて満足といえる。
リアルと非現実の境界を行き来する展開が印象的だった。トラックの中という設定もありそうで、実際には少ないのが興味深かった。
2回目
長距離トラック運転手とコンビニで出会った女性のロードムービー
個性的な大森さんが楽しめる
二人の干からびた心が徐々に潤い始める様子が印象的
やはり人は一人で生きるのは難しいのではないかと感じる