2012年6月16日に公開の映画「図書館戦争 革命のつばさ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「図書館戦争 革命のつばさ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
図書館戦争 革命のつばさが視聴できる動画配信サービス
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図書館戦争 革命のつばさのあらすじ
デート中の笠原郁と堂上篤に緊急招集が下った。危機を招くテロ事件が勃発する中、その手口がある小説の内容と酷似しているとして、良化隊は小説家狩りを開始した。小説家・当麻蔵人の身辺警護を任された郁たちは任務を全うするべく動くが、図書隊と良化隊の衝突はさらに激化していく…
図書館戦争 革命のつばさの詳細情報
「図書館戦争 革命のつばさ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 原作者 | 有川浩 |
|---|---|
| 監督 | 浜名孝行 |
| 脚本家 | 古怒田健志 |
| 主題歌・挿入歌 | Base Ball Bear |
| 出演者 | イッセー尾形 井上麻里奈 前野智昭 沢城みゆき 潘めぐみ 石田彰 鈴木達央 鈴森勘司 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2012年6月16日 |
| 上映時間 | 105分 |
図書館戦争 革命のつばさの公式PVや予告編動画
「図書館戦争 革命のつばさ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
図書館戦争 革命のつばさを無料で見る方法は?
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図書館戦争 革命のつばさの感想&レビュー
小説が好きで懐かしくなり、テレビシリーズより映画の方が小説の雰囲気に近くて、より楽しめた!
この手の話を映像で見たくて観てみたけど、結局は小説が一番好き。映像化は楽しかったけれど、実写を先に見てしまったせいでイメージが先に固まってしまった。好きな順は、小説、実写、漫画、アニメ。
メディア化は実写から始まったものの、実写版の方が楽しめる気がします。
それにしても、榮倉奈々と岡田准一のキャスティングは本当にぴったりですね。
柴崎、やっぱり魅力的だ。
原作は私のお気に入りのエンターテインメント小説だ。
初めて読んだ時から、アニメ化されれば日本の100万ヲタクが図書館の現状を理解する一助になるのではないかと期待していましたが、現実はそうなりませんでした。
実写版が話題になる一方で、私はこのアニメ版こそに関心を寄せていました。
図書館隊が武器を持つ設定には、現実の図書館側から強い抵抗があったはずですが、読書の描写はそれを軽やかに飛び越え、作品は人気を博してしまいました。
それ自体が大きな問題の核をなしているのかもしれません。というのも、この作品が生まれた契機となった『図書館の自由宣言』が、作品世界の中で読み替えられているからです。本物の宣言には「すべての検閲に反対する」とあるのに対し、本作では「不当な検閲に反対する」と表現されている点が象徴的です。
不当な検閲とは何か、ひいては正当な検閲というものがあるのかこの問いが、結果的に「図書館隊に武器を持たせる」という極端な発想へとつながってしまったのかもしれません。なぜなら、言論による対抗を選ばず、問答を避けるように武器に頼る姿勢は、図書館が本来守るべき精神を踏みにじりかねないからです。
もっとも、原作としてのエンターテインメント性は高く、その危ういバランスを崩さず、むしろ読者を引き込む作法で成立しています。私が図書館関係者とこの本について語ったときも、「好意的に捉えてはいるが、あの発想は現場の図書館関係者には出てこないだろう」との感想を聞いたことを思い出します。
ところが、そんな矛盾点がビジュアル化されると、光と影が露わになります。文字の世界では気づきにくかった戦闘の場面が視覚的に描かれ、内戦さながらの血の気立つ描写と、日常的な日常性が悪い意味で同居して、読後感を重く残します。
現実社会では、秘密保護法のような言論規制の機運が高まり、デモの扱いさえテロの印象として規制されるような空気が広がっています。作品に描かれた負の要素は、実際の社会へと波及する危険性を孕んでいるようにも見えるのです。
「あり得ない」フィクションとして片づけてしまうのが最適なのかもしれませんが、それがこの作品のエンターテインメント性の罪なのかもしれません。吟遊詩人のファンタジーとしては、やや不完全な印象も拭えず、読書の自由が脅かされる未来像としてはやや重すぎる気がします。
読む自由や表現の自由について考えると、レイ・ブラッドベリの『華氏415』といった著作を思い出さずにはいられません。あのテーマをトリュフォーがどう映像化するのか、そちらの方を見てみたい気持ちが強くなると同時に、現実の検閲と検討の限界を痛感します。
もしもこの作品をこれから語るなら、現実との距離感を保ちつつ、エンターテインメントと社会的責任の線引きをどう捉えるべきかを、読者とともに考えるトピックとして扱いたいそんな結論に落ち着きそうです。
2014/5/19
2025年公開の22作品。アニメ版はついに完結。主人公の成長と二人の関係の進展も描かれており、最高でした。原作もぜひ読みたいです。
実写版を先に観たが、アニメの方が断然面白かった。結末の締め方も結構好きだ。
実写を先に見て、アニメの方が圧倒的に面白いと感じた。最後の終わり方も結構好きだ。
実写版を先に観てしまったが、結局アニメの方が面白い。エンディングの演出も結構好みだ。
本シリーズの最大の魅力は、登場人物同士の距離感の心地よさと、主人公・笠原の恋愛と成長という二軸を軸に展開する物語の構造だ。TVシリーズでは、笠原と堂上の関係が上下関係から恋愛関係へと動く過程に、周囲のキャラクターたちの距離感の変化が自然に絡んでくるのが魅力だった。特に、堂上と笠原を取り持つ役割だった小牧教官の存在が、作品の緩急とバランスを担っていた点が際立っていた。
ところが劇場版では、笠原と堂上がデートの場面から物語が始まるなど、二人の距離がすでに一定程度近づいた状態からスタートしている。要するに、キャラクターの配置が固定化され、人物同士の距離感の変化が乏しくなっているのだ。特に、TVシリーズで笠原と堂上の仲介役として機能していた小牧教官の存在が、劇場版ではほぼ不要となってしまっている点は大きな違いだ。
さらに、TVシリーズからの持ち越し問題として、笠原の成長ペースが速すぎる点も気になる。笠原の魅力は、熱血さと強い正義感ゆえの不器用さや拙さにあるはずなのに、「堂上教官に認めてもらう」という展開以降は声にも迫力が加わり、ひとときのコミカルさが削がれてしまう。TVシリーズ後半以降この傾向が続くため、劇場版では成長の跳躍がほとんど感じられず、任務を自分で判断して遂行するのではなく、どこか他力本願的に解決していく展開にも違和感を覚える。
また、本作の大きな魅力として、体育会系の要素が薄まりつつも、適度な爽やかさを維持している点は見逃せない。軍隊という縦社会の中でありながら、女性キャラクターの女子と司書という要素を取り入れることで、作品の入口を広く取り、登場人物ひとりひとりの描写を丁寧に描こうとする姿勢が見える。
ただし劇場版では、これらの長所がマイナスに転じる場面が少なくない。まず、全体としての人数感が欠けている印象が強い。「個人」中心の視点が強く、組織としての連携や戦意を感じさせる構図が薄いため、いわゆる戦争を名乗る割には迫力が欠けてしまうのだ。
また、作戦の杜撰さも目立つ。日本を揺るがす事案にもかかわらず、個人任せの護衛任務や行き当たりばったりの作戦ばかりを見せられると、作品全体の真剣度が揺らぎ、どこまで真面目に取り組んでいるのか疑問が生じる。アクションの見せ方にも新味がなく、個人プレーや各人物の特殊能力の見せ場に偏りがちで、視聴者に高揚感やカタルシスを生み出す要素が不足している。
さらに、劇場版で新たに登場した作家の存在も、シリーズの魅力を薄めているように感じる。無知の人物を通じてTVシリーズを振り返らせる狙いは理解できるが、笠原の成長という軸から外れて、作家としての成長を描く方向へ強くシフトしてしまっているように見える。あるいは、地下鉄や大阪領事館への逃走といった笠原が直面すべき選択や決断にも作家の存在が介入してしまい、結局「笠原は堂上に認められたのか」という問いを揺らしてしまう。
視聴中、作家の声が気になり、「誰だっけ?」と頭をよぎった。
クレジットを確認して納得。
原作も読んでみたいと思える作品だった。
のぼう
お前のことが大好き
演出 ⭐⭐⭐⭐⭐
音楽 ⭐⭐⭐⭐⭐
ストーリー ⭐⭐⭐⭐⭐
キャスト ⭐⭐⭐⭐⭐
エンタメ ⭐⭐⭐⭐⭐
構成 ⭐⭐⭐⭐⭐
印象 ⭐⭐⭐⭐⭐
リピート ⭐⭐⭐⭐⭐
100/100
〇〇〇〇〇〇〇〇
原作は読んでいませんが、アニメはすべて視聴しました。大好きなキャラクターたちのその後を見られて、とても満足しています(この映画に関しては、私もキャラクターに注目していたかもしれません)。ラストの「〇〇教官」には、さまざまな想像がかき立てられました。お幸せに!(鑑賞メーター投稿日:2013-06-13)
#アニメ既読推奨