2023年3月19日に公開のドラマ「フェンス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「フェンス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
フェンスが視聴できる動画配信サービス
現在「フェンス」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「フェンス」が配信中です。
最終更新日
フェンスのあらすじ
雑誌ライターの小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害者である大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するため沖縄に向かう。桜の証言には疑問が残り、事件の真相を探る必要がある。米軍基地の近く、通称コザを訪れ、桜が経営するカフェバーMOAIに観光客として潜入。桜の祖母、大嶺ヨシ(吉田妙子)は沖縄戦の体験者で平和運動に関わっており、父親は米軍に関する…
フェンスの詳細情報
「フェンス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
フェンスの楽曲
「フェンス」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックWOWOW連続ドラマW「フェンス」オリジナルサウンドトラック vol.1Various Artists
- サウンドトラックWOWOW連続ドラマW「フェンス」オリジナルサウンドトラック Vol.2Various Artists
- メインテーマTSUBASAVarious Artists
フェンスのエピソード
「フェンス」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ユクサー | 雑誌ライターのキー(松岡茉優)は米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・桜(宮本エリアナ)を取材するため、沖縄を訪れた。桜の供述には不審点があった。キーは桜に接近し、桜の祖母・ヨシ(吉田妙子)が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることなどを聞く。一方でキーはキャバクラ時代の客だった県警の警察官・伊佐(青木崇高)と再会し、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。訴えに隠された真実とは? |
02 | アメジョ | 桜の証言に秘められていた真実を知り、性的暴行事件の取材を再開するキー。桜は米軍捜査機関の聞き取り捜査に協力するが、あやふやな説明を疑われる。キーは琉那(比嘉奈菜子)から先輩のアメジョたちを紹介してもらい、米軍関係者がよく遊びに来るクラブで聞き込みを行なう。取材を続ける中で、キーは自身の複雑な過去と対峙する。やがて容疑者のひとりである米兵の男に辿り着くが、その男との接触は思わぬ事態に発展して……。 |
03 | ヒヌカン | 編集長・東(光石研)によって、キーの記事は桜の虚偽証言だという記事に書き換えられてしまう。それを読んだ颯太(與那城奨)は琉那の前で桜を責め、琉那の心も引き裂かれていく。一方、キーは容疑者のひとりである米兵のジェイが起こしたひき逃げ事件について伊佐から聞かされる。公務中の事故で地位協定の壁に阻まれ、捜査が進まない中、キーと桜はジェイの恋人・実結(松田るか)と知り合い、徐々に事件の核心に迫っていく。 |
04 | マブイ | キーの記事を読んだひとりの女性が警察に訴え出て、手口の共通点から米兵による連続性的暴行事件の可能性が浮かび上がる。被害女性が利用していたマッチングアプリに登録し、犯人からの接触を待つキー。そんな中、桜はアメリカにいる父親を知る黒人女性と出会い、自身のルーツと向き合い始める。さらにキーは行方不明の琉那の取材で出会った精神科医の城間(新垣結衣)に、母・博美(中村優子)と自身の過去について告白する。 |
05 | ヌチ(最終話) | キーは犯人らしき男からの接触を受け、自ら捕まえようと囮になる。桜は辺野古の埋め立て工事に詳しい和行(板橋駿谷)に話を聞きに行く。そんな時、同じ手口で沖縄の女性が被害に遭う新たな事件が勃発。伊佐は容疑者の米兵にたどり着くが、またしても地位協定の壁が阻む。この米兵は犯人なのか、逮捕できるのか。沖縄の地で複雑に絡み合う、キーと桜、事件のそれぞれの結末とは――? |
感想・レビュー
自分たちには直接関係ないと感じていることが多く、そのまま流れていってしまうこともあります。沖縄のことについても知らないことがたくさんあり、学ぶことはとても重要ですね。社会的なテーマが含まれており、サスペンス要素も絡むため、非常に面白い作品です。全5話という短さも魅力的です。
社会派ドラマの野木亜紀子作品、ほんとに大好き!口が悪い役を演じる茉優ちゃんも魅力的だね。
沖縄を舞台にしたこのドラマは、学びになる要素が満載で、沖縄のイメージを変える作品だった。こんなにも多くの人が自分の地元を考える県は、滅多にないと感じさせられる。登場シーンを見たときは笑ってしまったが、ダンテ・カーヴァーが気づきを示してくれて良かった。青木崇高さんの演技も格好よかった。
非常に興味深かった。学びの多い内容でした。日本全体の問題でありながら、沖縄だけの事として扱われ、解決がなされない現状や、性被害に遭った人々が声を上げることの難しさにも触れていました。この豪華なキャストにもかかわらず、民法での放送が実現しなかった理由が理解できるほどの深いテーマが描かれていました。特に、お兄ちゃんや警察の描写が良く、Awichさんの楽曲もとても合っていて素晴らしかったです。
白戸家のお兄ちゃん、かっこよすぎ!逃げるのかと思ったら「俺の席がない」で降ろすって、めっちゃかっこいい。沖縄で暮らすハーフの人は、見た目が日本人っぽくないせいで生活がしづらい場面もあるのかもしれない。別の沖縄の課題を知る機会にもなった。さくらが「沖縄だけの問題じゃないよ」と言ったとき、自分に言われている気がしてハッとした。アメリカ人を装って性犯罪をする日本人は本当に最低。性犯罪は量刑が軽すぎるという意見には、私も全力で同意する。二度と性犯罪を起こさせないよう厳罰化が必要だと思う。昔沖縄を旅したとき、島の人はみんな優しく、海も景色も美しく、心が癒された。だからこそ、そんな沖縄の魅力を失ってほしくない。海を守りたいと思った。大人になって出会ったさくらときーは、言い合いをしつつも助け合い、サバっとした友情を築いていて素敵だった。キャストも豪華で、ちょい役でガッキーが出てくるとは思わなかった。ガッキーは沖縄出身だよね?このドラマを通じて、改めて沖縄の魅力と現状を考えるきっかけになった。
フィクションなら何でも言える。これくらい深く突っ込んでくれると、気持ちがいい。
野木亜希子が脚本を手掛けるWOWOWオリジナルドラマ。ほかのサブスクでも解禁済みで視聴可能。沖縄を舞台に、地上波では扱いにくい米軍基地問題や性暴力被害といったセンシティブなテーマに挑む作品だ。WOWOW制作ならではの社会派要素が強めでありつつ、サスペンスとしての緊張感も確かな安定感。全5話という長さも丁度よく、完結感のある仕上がりとなっている。
見てよかった。いろんな意味で本当に良かった。
2日で見終えた。
沖縄のことも、以前より少しは知れた気がする。
セリフを通して社会に訴える場面もあり、やっぱり野木さんの作品が好きだ。
イーさんが英語でまくしたてて説得する場面、漢気があってかっこよかった。
天てれっ子だった私には望の登場が新鮮で、びっくりした(笑)
良かった。沖縄について知っているつもりでも、実際のところは理解できていないことが多い。基地の問題は、出入りしている人たちや周辺の住民にも大きな影響を及ぼす。
現状の問題と、その中でのドラマチックな瞬間が交じり合う。決して軽い気持ちで楽しめる内容ではないが、観て本当に良かったと感じる。