1974年2月16日に公開のドラマ「仮面ライダーX」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「仮面ライダーX」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
仮面ライダーXが視聴できる動画配信サービス
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仮面ライダーXのあらすじ
神敬介は謎の組織GODの襲撃を受け、重傷を負ってしまう。彼の父であり、サイボーグ研究者の啓太郎は、自らの命と引き換えに敬介を深海開発用の改造人間カイゾーグに改造する。啓太郎は自らの人格と知能を海底基地・神ステーションに移し、そこで敬介に使命と能力を授ける。敬介は仮面ライダーXとして、GODに立ち向かう決意を固める。
仮面ライダーXの詳細情報
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仮面ライダーXのよくある質問
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Q仮面ライダーXのあらすじについて教えてください。
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A
仮面ライダーXは、謎の組織GODに父を殺された神敬介が、父の開発した装置を使い仮面ライダーXとして復讐を遂げる物語です。敬介は次々と現れる怪人たちと戦いながら、真実を追い求めるアクションドラマが展開されます。
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Q仮面ライダーXの主人公・神敬介の特徴は何ですか?
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A
神敬介は、正義感溢れる若者であり、仮面ライダーXとしてGODに立ち向かいます。彼の強さの秘密は、父が開発した変身ベルトにあり、多彩な武器や能力を駆使して戦う点が彼の大きな特徴です。
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Q仮面ライダーXの作品に込められたメッセージやテーマは何ですか?
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A
仮面ライダーXは、親子の絆や正義のために立ち向かう勇気をテーマにしています。主人公が父の遺志を継ぎ、世界の平和を守るために戦う姿は、勇気と自己犠牲の重要性を伝えています。
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Q仮面ライダーXに登場するGODという組織の目的は何ですか?
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A
GODは、世界征服を企む悪の組織であり、超科学を駆使して怪人を作り出し、混乱を引き起こそうとしています。主人公・神敬介は、この組織の陰謀を阻止すべく立ち向かいます。
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Q仮面ライダーXの制作スタッフについて知りたいです。
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A
仮面ライダーXは、石ノ森章太郎が原作を手掛け、特撮監督に本田孝義が参加しました。日本の特撮ドラマを支えるベテランスタッフが制作に関与しており、1960年代から続くシリーズの伝統を受け継いでいます。



仮面ライダーXの感想&レビュー
3クールに突入したのは人気の影響?2号とV3が少し登場したのに、1号の出番がなかったのはどうしてだろう?ライダーマンが生きているという情報(理由はなし)もさらっと流されていたけど、彼は特訓もせず、どこから手に入れたかわからない装置を体に埋め込まれてXライダーが強化されるとは。
様々な挑戦が詰まった作品です。当時は「武器を使うなんて卑怯だ!」と批判されることが多かったようですが、保守的な日本人には受け入れられにくかったのでしょう。その一方で、今日のライダーの基盤を築いた偉大な作品でもあります。エピソード数も他のライダー作品と比べて少なめで視聴しやすく、リアリティのある設定が際立っており、とても楽しめました。#Xライダー
アポロガイストの人間体の姿はとてもかっこいい。あのサザエさん風のオシャレな髪型が実に似合っているのも印象的。ヒトデヒットラーが特に強く印象に残り、生物×名高い悪人という組み合わせの敵キャラは斬新で楽しかった。最終回は駆け足気味で少し残念だった。
世界観・ストーリー・変身ポーズ・必殺技、どれをとってもV3に比べて大きく見劣りする。唯一光っていたのは敵幹部アポロガイストの打田康比古で、彼だけは少年特撮を超えるかっこよさを見せた程度。V3風見志郎の出演が散見されるものの、盛り返すことはなかった。那須という観光地とのタイアップは、今となっては貴重な資料だ。地上波では放送が難しいヒトデヒットラーも登場する。サブキャラのヒロイン・チコこと小坂チサコは物語に彩を添える存在だが、彼女は桃色吐息のシンガーソングライター佐藤隆と結婚して引退するという設定。とはいえ、彼女のアイドル的人気は現在でも通用するルックスだ。
ライダーをメカニカルにアレンジしたデザインやリアル志向の敵組織、壮大な神話怪人とミステリアスな女性とのロマンスなど、多くの新しい要素を盛り込んでいるが、いずれもパッとしない印象だ。従来のライダーに独自の要素を加えただけで、縮小再生産に終わってしまった感じがする。
アポロガイストは毎回敗退し、大した活躍も見せず、強敵という印象は薄い。敵基地やおやっさんのカフェも、セットが縮小しちゃっちい印象を与え、設定に比べて規模が小さく感じる。後半に展開される設計図巡りも魅力に欠け、悪党軍団との攻防は「なぜそのモチーフの改造人間なのか?」という疑問が浮かぶほど退屈だった。
従来の首領に相当するキングダークも、単に巨人にするだけでは子供だましのハッタリの域を出ていない。洞窟で昼寝する木偶の坊が、果たしてライダーにとっての脅威になり得るのか?一文字や風見の再登場には興奮を覚えるが、神敬介との因縁が薄いため、単なる登場に過ぎない。そしてパワーアップ後の地獄車の見た目がカッコ悪いのは散々指摘されている通りだ。結局、最後まで楽しむことができなかった。
今のところ、昭和が一番楽しかった。昭和ライダーを楽しむなら、Xから始めるのが良いと思う。#おやっさん
配信で再見。YouTube東映チャンネルを週一で追いかけてきたXも、いよいよ来週が最終回。キングダークとライダーたちの決戦。あの頃観たまんがまつりの思い出も蘇る。再来週にはアマゾンの配信が始まるのか。まさひこ、友だち。
第3作目のライダーでは、数字に縛られずに登場した4号はライダーマンでした。実は、自分はライダーXがアマゾンやストロンガーより後に位置すると思い込んでいて、大人になってからV3の次であることを知り、少しショックを受けたことがあります。初めて本編を観たとき、V3の頃からの変化に注力し、武器を持たせたり、変身のスタイルを変えたり、序盤ではギリシャ神話をモチーフにしていたり、後半は動物と偉人(悪人)の融合を取り入れたりと、こだわりが感じられました。しかし、後半に突然先輩ライダーが数話にわたって登場してきたことから、どうやら人気にテコ入れをしたかったのかなと感じてしまいました。V3と比べると、やや緊迫感に欠ける部分があったように思いますが、設計図を巡る争奪戦はなかなか良かったです。
仮面ライダーXは、光る回転の変身ベルトに初めて他のギミックが取り付けられた作品です。この作品は、仮面ライダーシリーズで初めて手持ち専用武器を装備した仮面ライダーでもあります。
1号の時代からショッカーの戦闘員から武器を奪う戦法がありましたが、ライダーマンのカセットアームなどの設定を除けば、仮面ライダーXは万能武器「ライドル」をベルトに装着。ライドルはホイップ、スティック、ロープ、ロングポールの四形態に変形し、深海開発用の改造人間カイゾーグが主人公という特殊な設定の中で、GOD機関に立ち向かいます。
昭和仮面ライダーシリーズは特に第1話で新しい要素を取り入れる印象がありますが、当時の流行と合致した名作です。007やマジンガーZ、ブルース・リーの作品がブームの時代に、仮面ライダーXもその影響を受けています。この迅速なアプローチは、現代の仮面ライダーにも学んでもらいたいところです。
仮面ライダーXは、初期にスパイものの雰囲気を取り入れ、恋人がGOD機関に関わり、父親を殺された少年の話など、シリアスな展開が続きます。しかし、仮面ライダーと仮面ライダーV3の間で設定を変えつつ、徐々にストーリーが転換します。
シリーズ初の対等なライバルキャラクター、アポロガイストが登場し、仮面ライダーXと直接対決します。アポロガイストはニヒルな印象を持ちつつ、仮面ライダーXとの絡みを通じて人間不信を抱く神敬介との関係性が描かれ、二人の意識はお互いを強く意識しています。
後半では、「キングダーク」という巨大ロボットやRS装置の設計図を巡る戦いが展開されます。昭和仮面ライダーで流行を取り入れた意欲的な作品であり、仮面ライダーXの独自性が際立っています。
私は仮面ライダーXをテーマやキャラクターの信念で評価するのではなく、仮面ライダーV3の延長として、次に何を模索したのかを考える作品と位置付けています。専用武器や物語の縦軸は現在も引き継がれており、人気作のV3と異色作のアマゾンに挟まれているため、時に誤解を招くこともありますが、仮面ライダーXの神敬介は、完璧超人でありながら人間の悩みを持つヒーロー像を体現している稀有な存在です。
好みとしては前々作や前作を選ぶ傾向にありますが、仮面ライダーXのシリーズへの貢献度を考慮すると、評価は星5つです。
子供の頃、一番好きだった昭和ライダーはXだった。機械的なデザインが子供心をくすぐっていた。
今、V3から見返してみると、V3以降に挑戦的なポイントが増えている分、面白さはどうだろうと問われると微妙なところがある。序盤は涼子・霧子周りの展開、中盤以降は設計図を巡る展開へと縦の軸を強く意識した作りになっているが、涼子・霧子周りはふわっとした印象だし、設計図の話も特に大きな燃え場というわけではない。GODに関しては幹部級がアポロガイストしかいない点が締まりに欠けると感じる。
もっとも中盤以降、ライダーガールズの制が復活して大変身の演出が普通に見られるようになると、見応えは増す。ただ涼子・霧子の陰りが強くてあまり可愛く映らないので、チコとマコの登場で画面を華やかにしてくれたのは良かった。
それでもやっぱり好きなのは、1話・2話の改造人間が放つ哀しみが滲むエピソードだ。セタップの設定も正直好きだが、マーキュリー回路を組み込むと1号〜V3のようなショッカー系譜ライダーに近い変身方法になるという設定も魅力的だ。何より真空地獄車の登場が秀逸で、こんな馬鹿げた技を真剣にやっているのが一番の楽しみだと思う。風見志郎が改造手術を受けられる理由はよく分からないが、マーキュリー回路自体は本郷が作ったもので、風見志郎は埋め込む方法だけ教わってきたと考えるとすっきりする。
長谷川裕一先生の『すごかが』では神博士はショッカースタッフだったのでは、という話があるが『X』はショッカーと距離を置いた話として描かれているため(岩石大首領が実は影で操っていた、という後付設定は置いておくとして)そうした妄想が捗るのがよい。おやっさんの途中からの登場も含めて、物語の輪郭が良い意味で揺れる点が魅力だ。