2008年10月5日に公開のアニメ「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンのあらすじ
「機動戦士ガンダム00」の第2シリーズ。ソレスタルビーイングと国連軍との最終決戦から4年が経過しました。生き残った刹那・F・セイエイが目にしたのは、独立治安維持部隊『アロウズ』による弾圧という名の平和と、歪んだ現実でした。刹那は再び世界を変える力“ガンダム”を手に取り、戦う決意を固めます….
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンの詳細情報
「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | サンライズ |
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原作者 | 富野由悠季 矢立肇 |
監督 | 水島精二 |
脚本家 | 黒田洋介 |
キャラクターデザイナー | 千葉道徳 高河ゆん |
主題歌・挿入歌 | UVERworld ステレオポニー |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2008年10月5日 |
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンのエピソード
「機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 天使再臨 | 地球圏連邦・独立治安維持部隊アロウズは、非人道的な手段で、反政府勢力カタロンの鎮圧、殲滅任務を行っていた。長らく1人でアロウズの動向を探っていた刹那は、建設途中のコロニー・プラウド内への進入に成功する。そして、そこで偶然にも刹那は、冤罪で捕らえられ強制労働させられていた沙慈との再会を果たし…。 |
02 | ツインドライヴ | ガンダムの再登場によりにわかに慌しくなっていたアロウズの軍本部。そして、カティなどが続々とホーマー・カタギリ司令によって召集されていた。そこには謎の仮面の男の姿もあった。一方、プトレマイオス2の艦内に軟禁されている沙慈は、ルイスを襲ったのは刹那たちとは別部隊であった「スローネ」であることを知り…。 |
03 | アレルヤ奪還作戦 | アレルヤは反政府勢力収監施設に拘束されていた。尋問に立ち会うピーリスに、アレルヤは「マリー」へと呼びかけるがその声は届かない。アレルヤが収監施設に捕らえられていることを知ったプトレマイオスクルー。ソレスタルビーイングへの参加に煮え切らない態度を取るスメラギに刹那は、救出プランはスメラギが立案するよう、言葉を投げかける。 |
04 | 戦う理由 | アロウズは次なる作戦を展開するため、リント少佐を招聘する。カティは、前回のプトレマイオスの作戦を分析し、何かを感じ取っていた。カタロン幹部のクラウスたちはソレスタルビーイングとの接触を図ろうとするが、マリナの行方を心配したシーリンも、それへの同行を申し出る。アラビア海へと進路を向けたプトレマイオスに、水中用MAの利用を作戦に組み入れた、リントの追撃の手が迫る。 |
05 | 故国燃ゆ | ソレスタルビーイングの出現を逆手にとり、アロウズの重要性を説く連邦政府。それはリボンズによる情報操作の指示でもあった。また、リボンズはイノベイターだけでなく、ある人物を使い、さらに世界に波紋を投げかけ、統合計画を推進しようと試みる。カタロンとの合流を果たしたソレスタルビーイングは、クラウスから協力を惜しまないという言葉を受ける。一方、望まぬままに戦いに巻き込まれつつある沙慈は、ある行動に出るのだった。 |
06 | 傷痕 | アロウズの攻撃により倒れるカタロンの兵士。今際の際につぶやかれた言葉に、スメラギは忌むべき過去を思い返し、気を失ってしまう。時を同じくして、リントから戦果報告を受けていたカティもまた、過剰ともいえた作戦に表情を曇らせていた。攻撃の惨事を目の当たりにし、消沈するピーリスの元にセルゲイからのメッセージが届く。ピーリスの心情を思いやるその言葉に、セルゲイの気持ちを受け取るが、超兵である自らの立場を再認識し、改めて戦場に身を置く決意をするのだった。 |
07 | 再会と離別と | 意識を取り戻したスメラギの作戦により、戦線から離脱したプトレマイオスだったが、ピーリスのアヘッドと共に墜落したアリオスを補足できずにいた。一方、海岸線へと不時着したアレルヤとピーリスはMSを降り、直接対峙するが…。 |
08 | 無垢なる歪み | 自分と同じ容姿をしたリジェネの出現にティエリアは驚愕した。しかし、リジェネの口よりもたらされたイノベイターの情報は、さらにティエリアの心を揺り動かした。その後、アロウズの高官たちが集まるパーティの情報を得たソレスタルビーイングのメンバーは、偵察任務として刹那と、ティエリアを潜入させる…。 |
09 | 拭えぬ過去 | サーシェスの駆るアルケーガンダムと対峙した刹那とティエリア。ロックオンの仇と怒りを向けるティエリアだが、その攻撃力に圧倒されてしまう。ライルはティエリアの言動から、サーシェスが兄・ニールの仇であることを知るのだった…。 |
10 | 天の光 | 連邦の強引な再生計画に反対する中東諸国の中でも最大の国力を持つスイール王国。スイールの蜂起とそれによる中東諸国の追随を懸念する連邦は、スイールへのアロウズ派遣を決定、正規軍のセルゲイに、スイール国境付近で状況監視の命を下す。一方、スイールの蜂起を期待するカタロンは、スイール国王と共闘のための会談を取り付けることに成功した。 |
11 | ダブルオーの声 | イアンたちの手により、ダブルオーの支援機オーライザーの調整が進む中、更なるアロウズの新兵器が稼動した。そのすさまじい威力にアロウズ、そしてリボンズは笑みを浮かべる。彼らのやり方に激しい憤りを覚えたティエリアは、ついにイノベイターの存在をソレスタルビーイングのクルーに明かすのだった…。 |
12 | 宇宙で待ってる | アロウズの強襲にあい、急ぎ脱出を図るプトレマイオス。だがカティの戦略と新型のMSに苦戦を強いられるマイスターたち。そんな中、ダブルオーのツインドライヴが真の能力を発揮する…。 |
13 | メメントモリ攻略戦 | 衛星兵器「メメントモリ」へ攻撃を仕掛けるカタロンの宇宙艦隊に、なおもアロウズMS部隊が迫る。そして刹那に接近していくヒリングのMS。しかしそれは、囮役である刹那の誘導だった…。 |
14 | 歌が聴こえる | イノベイターからの猛攻を受け、破損しながらも、地球へと降下するプトレマイオス。地球へと向かいプトレマイオスを探す刹那だったが、そこにサーシェスの乗るアルケーガンダムが現れる…。 |
15 | 反抗の凱歌 | カタロンの補給を受け、修理をしながら巡航するプトレマイオス。連邦の包囲網を抜けるために、ダブルオーの戦力は必須だったが、刹那はいまだ帰艦せずにいた。防戦一方のプトレマイオスだったが、そこに連邦内部でのクーデター勃発の情報が入ってくる…。 |
16 | 悲劇への序章 | アロウズの突然の撤退、それは連邦内部でのクーデター勃発を告げる情報によるものだった。カタロンからクーデターの情報をキャッチした刹那は、ダブルオーの進路をアフリカへと向ける。だがそこで刹那を待ち構えていたのは、新たな機体を携え再び姿を現したミスター・ブシドーだった…。 |
17 | 散りゆく光の中で | 状況が逼迫する中、修理が不完全なまま現状を打開できずにいたプトレマイオス。そんな中、負傷した刹那は、今なすべきことをなすために、傷を負った体で立ち上がる。そして刹那は沙慈にある言葉をかけて…。 |
18 | 交錯する想い | 連邦がアロウズの傘下に下ったことを懸念するプトレマイオスクルーに、今こそヴェーダを取り戻す作戦を決行すべきと進言するティエリア。そのためにイノベイター捕獲を主眼とした作戦をスメラギは立案する。 |
19 | イノベイターの影 | 混乱する戦況の中、ルイスの機体を探し求める沙慈。ピーリスもまた、セルゲイの仇を討とうとアンドレイの乗るMSを探す。ヒリングとの交戦時に、刹那がツインドライヴの力を解放させると、ダブルオーライザーから放たれた粒子が戦闘宙域一帯に広がった…。 |
20 | アニュー・リターン | プトレマイオスに軟禁されるも、余裕の笑みを浮かべ、スメラギらの問いかけにも見下すようにはぐらかす返答を重ねるリヴァイヴ。その時、フェルトから、ミレイナが連れ去られたという通信が入る…。 |
21 | 革新の扉 | 時間差があって届いた留美からの連絡は、ラグランジュ5のある宙域のポイントだけのものだった。不審に思うプトレマイオスクルー一同だが、刹那は進路を向けるよう提案する。イアンもまた、その付近にあるソレスタルビーイングの秘密工場では、リンダたちが新装備を開発しているからと賛同し、一同は留美からの連絡で指定されたポイントへと向かった。ヒリングたちは、先の戦闘でのダブルオーライザーの力に歯噛みし、モビルスーツの性能以上に、何かがあるのではと思い始める。 |
22 | 未来のために | アロウズの大艦隊が、ソレスタルビーイング殲滅のため集結しつつあった。一方、プトレマイオスでは戦いの決着をつけるべく刹那たちが互いの決意を口にする。最後の決戦まで間もない中、刹那にラボで生成された一輪の花を渡すフェルト。それは彼がゲリラ兵だった少年時代にも見たことのある中東地方に咲く花だった…。 |
23 | 命の華 | リボンズにとうとう造反の意思を示したリジェネ。一方、カタロン、連邦軍をも巻き込んだ、アロウズとソレスタルビーイングの戦いは熾烈を極めていた。そこに突如、巨大な光の帯が戦場を包み込む…。 |
24 | BEYOND | 敵母艦内に侵入したティエリアはそこで驚愕の事実を知る。そして…。防戦に撤するプトレマイオスだったが、敵の休むことのない猛攻に劣勢を強いられ続けていた。1人、また1人と倒れていく仲間たち。その命の灯火に応えるよう、刹那が吼える…。 |
25 | 再生 | 最後の決戦に身を投じる刹那。ライルの意思が、アレルヤの想いが、ティエリアの思念が漆黒の宇宙を翔ける時、ダブルオーライザーから発せられた粒子が周囲一帯を包み込む…。 |
感想・レビュー
一気に視聴してしまった
すべてが高水準で、さらに抜きん出た要素もある。
素晴らしいガンダムだった。
愛される理由がしっかりと存在している。
セルゲイ大佐は人格者で素晴らしいキャラクターです。トランザムの能力は非常に強力で見た目も魅力的です。刹那とマリナは思想は異なりますが、互いに信頼し合う関係が素晴らしいです。主題歌も最高ですね。
シーズン1は沙慈とルイスのやり取りのおかげでまだ明るさが残っていたが、シーズン2は一気に厳しくなった。ティエリアは最初、よくあるクール系キャラだと思っていたが、実は非常に重要な存在だった。機体は格好良かったものの、マスラオは虫っぽさが強くてゾッとさせられ、覚醒セラフィムはデスピサロみたいで笑ってしまった。死んだふりの演出を挟みつつも、結局はみんな意外と無事で、終盤近くはずっと『まだおるんか?』と感じさせられた。コーラサワーはマジで不死身すぎる。実はお前が最強なんじゃないの?
最高峰のガンダム作品。
主人公サイドと敵サイド、それぞれに魅力的なキャラクターが揃い、機体のデザインも格好良さ抜群。
登場人物の私情が丁寧に描かれ、涙を誘う名場面が散らばる。
沙慈とルイスのすれ違いから和解へと向かう展開は、ハラハラドキドキしつつ感動の涙を誘う。
ロックオンとアニューの別れ・再会にも心が揺さぶられる。
バカ息子の「言ってくれなきゃ分からないじゃないか!」のセリフにも胸を打たれる。
最終バトルは、それぞれのキャラが全力でぶつかり合い、圧倒的な迫力と熱量を生み出す。
マリー、大佐、ルイス、アニュー、ベーダ、ガンダムそれぞれのドラマが結集するクライマックスを体感しよう。
沙慈とルイスは作品の中でも特別な立ち位置を占めるキャラクターで、視聴者に自分たちのことを考えてほしいと語りかける存在感があります。民間人一人ひとりが政治を考え続けることの重要性を丁寧に描写し、考えを怠れば戦争の当事者として巻き込まれ、個人の生活や人間関係が破壊され苦しむそんな現実を克明に示すことで、戦争を扱う作品としての矜持を体現しています。ほかの登場人物も揃っており、全体としてとても見応えがあります。2000年代らしい時代設定ながら、ジェンダー規範は極めて厳しく、男性像の制約が目立つ一方で、意思を持つ女性や活躍する真っ当な男性を描く点が非常に見やすいです。ガンダムシリーズがこのような先進的な価値観のもとで作られてきたという点は、現代のリベラルな若者の間では知らない人も多いかもしれません。
キャラは多いのに深掘りが全くなく、戦闘の意味もよく分からない。MSばかりで艦隊戦はほぼない。3.6点をつけたかったが、コーラサワーに免じて+0.1。
2ndシーズンはテーマを見事にまとめて締めくくれたという印象でした。最後に流れる DAYBREAK’S BELL が本当に好きです。
1期の方が面白かったように感じるけど、白羽取りがあるのはズルいね。
シーズン2はテンション維持が巧みなお手本級の作品。
シーズン2はテンション維持が巧みなお手本級の作品。シーズン1で観るのがつらかった、物語と直接関係のないシークエンスを全て整理しており、物語に全集中できる作りになっている。
シーズン1で登場したキャラのその後を軸に展開されるため、展開が速くて面白い。特にロックオンとアレルヤを取り巻く人間模様は熱く、見応えがある。
サジとルイスには作品の影の部分をきちんと背負わせ、テーマを膨らませることに成功している。無関心ゆえの無責任さを通して平和とは何かを問う構成だ。
MS戦も見応え充分。個性的なMSの動きにトランザムが加わると動きに華が生まれ、ラストバトルの盛り上がりも強い。水星の魔女と比べると動きの少なさは課題だが、それを補う魅力がある。
全体としてテンションの維持が安定しており、第一作より格段に面白い。
一方で欠点として、人間関係が主人公周辺に偏っている点があり、主人公の魅力が他のマイスターに比べて弱く見える。ミスターブシドーとマリナの関わり方が本筋から外れすぎて、無駄に感じる場面もあった。
ツッコミどころとして、シリーズを通じてみんなフルネームで呼び合うケースが多く、初対面の社会人のような距離感になるのが笑える。
その他。ですです娘が死ななかったのは良かった。不死身のコーラサワーより、確実な死亡フラグを二度回避したラッセはさすが。逆に一番不要だったのはワンリューミンと兄だろうか(実はニィニィズの方が不要だったという声もあるが、笑)
機動戦士ガンダム00の第2期は、前作ファーストシーズンに続いて安定して面白かった。難易度の高い作戦が連続するため戦闘シーンの迫力が際立ち、特にメメントモリ攻略戦の緊張感が印象的だった。BGMも第一期より好みで、視聴していて非常に楽しい。刹那とティエリアの成長が著しい一方で、沙慈、ルイス、グラハム、ビリー、ネーナといったキャラクターにはイライラさせられる場面も多く、私の心が狭いのかもしれないと感じつつ観ていた。ロックオンの弟が登場して死ぬほど驚いたが、弟も良い人だった「狙い撃つぜ!」のセリフは何度聴いても飽きないほど好き。終盤は「ソレスタルビーイングはこれからも世界を見守っていく」という締め方で、少し釈然としない部分もあるものの、ソレスタルビーイングのモットーを考えれば必然だったのかもしれない。