2006年11月1日に公開のアニメ「奏光のストレイン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「奏光のストレイン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
奏光のストレインが視聴できる動画配信サービス
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奏光のストレインのあらすじ
一人前のリーズナーを目指すセーラは、訓練に励んでいた。そんなある日、彼女の住む惑星がユニオンの陣営でディーグの奇襲を受ける。混乱の中、ユニオンの研究施設から謎の少女を連れ出したのは、彼女の最愛の兄・ラルフだった。セーラは兄と再会し、裏切りの真相を突き止める決意をする。彼女は兄を求めて戦場へと向かう!※各話の初公開日はこの作品の第1話の放送開始日です。
奏光のストレインの詳細情報
「奏光のストレイン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | スタジオ・ファンタジア |
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監督 | 渡邊哲哉 |
脚本家 | 赤星政尚 |
キャラクターデザイナー | 藤田まり子 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2006年11月1日 |
奏光のストレインのエピソード
「奏光のストレイン」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | STEP 01 絶望の前奏曲(プレリュード) | ユニオン陣営の惑星グラベラ。セーラは<リーズナー>と呼ばれるストレインの優秀なパイロットの兄・ラルフが戦場へ出撃する時、自らもリーズナーになると誓う。5年後、兄と同じ戦場に行く為、グラベラ空間機甲兵科学院に通うセーラ。そんなある日、謎のストレイン率いるトゥモールの部隊がグラベラに奇襲をかけて来た。 |
02 | STEP 02 出逢い | ラルフの裏切りで全てを失ったセーラは、セーラ・クルスと名を偽り、遠く離れた惑星バジオンの総合戦術学校・機動歩兵科に編入した。一日も早く戦場に出たいセーラは、卒業に必須の亜光速演習に参加すべく、睡眠時間を削り訓練に没頭していた。そしてついに、亜光速演習参加の切符を賭けたガス雲降下訓練が始まった。 |
03 | STEP 03 亜光速の悪夢 | セーラは亜光速演習の参加が叶い、演習艦リベルタッドで訓練を受けていた。一方、イザベラ達のセーラに対する嫌がらせもエスカレートする。彼女らを相手にせず、工作室に入り浸るセーラが出逢ったエミリィ人形は、心を許せる唯一の話し相手だった。そして亜光速戦闘訓練の日。演習艦隊はディーグの攻撃を受ける。 |
04 | STEP 04 リーズナー・セーラ | ストレイン“グロワール”とトゥモールの大群が演習艦リベルタッドへ襲い掛かって来た。ラルフが操るストレイン“グロワール”に、異常な執念を燃やすロッティ。しかしロッティは隙をつかれ窮地に陥る。そんな彼女を救ったのはセーラの操るカスタム機であった。ラルフ機に取りつき、必死に呼びかけるセーラであったが…。 |
05 | STEP 05 尽きせぬ恩讐(おんしゅう) | 対ストレイン戦を想定した訓練が繰り返されるが、セーラは仲間との連携に欠け、チームとしての成績が上がらない。そんなセーラの話し相手は、物言わぬエミリィ人形だけだった。そんな中、セーラの生体検査は続けられるが、なぜエミリィ人形とリンクできたかは謎のままだった。そんな時セーラは一通のメールを受け取る。 |
06 | STEP 06 安らぎに背を向けて | 演習艦リベルタッドでは、対ストレイン戦を想定した訓練が続いていた。だが、協調性に欠けるセーラのせいで成果はいまひとつ。自室のエミリィ人形の前でだけは、笑顔で仲間達の事を語れるセーラ。そこへロッティ達がやって来て、工作室を飾りつけパーティーを始めてしまう。しかしパーティーの途中、警報が鳴り響く。 |
07 | STEP 07 ラヴィニアの素敵な陰謀 | 目的のグオール空間補給廠を目前に、最終減速に入る演習艦リベルタッド。艦内では、セーラ達の訓練も続けられていた。秘密兵器と言う触れ込みに加え、トップクラスの実力で多くを語らず訓練に没頭するセーラは、注目の的となっていた。ラヴィニアはセーラと個人的に親しくなりたいと、密かな願望を抱いていたが…。 |
08 | STEP 08 グォール空間補給廠(くうかんほきゅうしょう) | 紛失したエミリィ人形の捜索が始まった。途中、食事に立ち寄ったオープンカフェで、セーラとカリスは奇妙な少女と出逢う。無邪気で危なっかしいその少女に振り回され街を駆け回るセーラとカリス。その頃、管制室からの要請で外壁の異常警報が鳴った箇所の探索の為に、空間機甲科のメンバーに緊急帰還命令を発令された。 |
09 | STEP 09 目の前の自分 | グォール空間補給廠に停泊中の演習艦リベルタッドでは、クレイヴン達がセーラの取調べを行っていた。多くを語らないセーラは他の生徒と隔離される。翌日、演習艦リベルタッドは艦の修復も終わらぬまま演習合流ポイントの惑星ブレグマに向けて出航する。その頃、ロッティは銃を手にセーラが隔離されている部屋を訪れる。 |
10 | STEP 10 未来の記憶 | 一連の事件にエミリィ人形のミミックが関わっていると考えたメルチは、解体して調査を始める。そこには、人類とは違う生命体の脳髄が納められていた。それと呼応するように、クンルーン艦内ではエミリィが悲痛な叫びを上げる。一方、メルチ達は謎のミミックから情報を引き出すべく、セーラに通常より深いリンクを促す。 |
11 | STEP 11 狂宴(きょうえん)の幕開け | 艦隊と合流すべく惑星ブレグマに到着した演習艦リベルタッドだが、艦隊は大規模なディーグの侵攻を迎え撃つべく惑星ブレグマを離れていた。追って来るクンルーンもその作戦に参加するはずだから追撃はないと言うメルチ。だがセーラは「兄さんは必ず来る! 来なきゃいけないの!」とラルフ達の悲しい出来事を語り始める。 |
12 | STEP 12 リベルタッドの攻防 | セーラ達はクンルーンを迎撃すべく奮闘するが、圧倒的なトゥモールにクンルーンの衝突を許してしまう。そして現れるストレイン“グロワール”。セーラはラルフを追って艦内へ突入する。その頃、演習艦リベルタッドではクンルーンが自爆する事が判明し自爆装置を解除する為にメルチとデュファルジュがクンルーンに向かう。 |
13 | STEP 13 ラスト・ワルツ | セーラはかろうじてストレイン“グロワール”を退けるが、機体に多大な損害を負ってしまう。その為、演習艦リベルタッドではセーラの機体の修理が行われた。束の間の休息の後、「死んでも、生きろ! 分かったな? 根性女!」と言ってセーラを送り出すロッティ。そしてセーラはラルフとの決着をつける為、発進する! |
感想・レビュー
00年代らしさを色濃く漂わせるSFロボットアニメ。フランセス・ホッヂソン・バァネットの『小公女』を下敷きにしているとの話もあるが、実際には表層的な影響で、作品との結びつきは薄い。1クールという尺の制約もあってか、テンポ重視で展開が進み、周囲のキャラクターが次々と戦死していく場面が多い。その思い切った演出には好印象を覚える。物語自体はきっちりと収束するうえ、70世紀という超未来設定の前提を受け入れれば、極端なキャラ付けもさほど違和感がない。ウラシマ効果を活かしたギミックも結構試されています。総じて、掘り出し物感の強い作品だった。
3話まで観ました。序盤は普通でしたが(普通だからといって面白いとは限りません)、2000年代以降のこういった作品にはあまり刺さらなかったな。
初戦で2回撃墜する主人公という印象的な出だし。
ストレインの設定は独創的で、搭乗者を生まれる前から補完する脳髄をミミックと呼ばれる箱に詰め、それを機体にセットすることで自分だけが操縦できる高性能機になる。ミミックを破損すると搭乗不能、という緊張感のある設定だ。
あらすじにも触れつつ、ストレインの優秀な搭乗者として成長してきたセーラだが、兄の襲撃でこのミミックを破損してしまう。それでも彼女は追う道を選ぶ。名前を変え、ミミックがなくても乗れる低性能な量産機に乗る決意を固めるこの展開は熱い。
1クールにして中盤の緩みはあるものの、珍しい設定で楽しめた。欠点としてラヴィニアの存在が緊張感を削いだ点が挙げられる。
個性的な声優陣にも話題が集まる。エミリィとラヴィニアが同じ野中藍さんの声という点は長年の謎だったが、結局解消されないまま。田中理恵さんの声は1話からの安定感が光る一方で、2度の悲しい展開が訪れる。桑島法子のような雰囲気を感じる場面も。
セーラと踊ると必ず悪い出来事が起きるというジンクスは、3回目にはお約束として読める。仲間として認められた際のロッティのセリフ『これはダンスの誘いじゃないぞ、ただの握手だ』は、彼女の必死な想いを象徴する一言として響く。
点数内訳: 世界観3.5 / ストーリー3 / キャラ3 / 音3.5 / 映像3.5 / スコア3.3