2021年7月8日に公開のアニメ「白い砂のアクアトープ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「白い砂のアクアトープ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
白い砂のアクアトープが視聴できる動画配信サービス
現在「白い砂のアクアトープ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「白い砂のアクアトープ」が配信中です。
最終更新日
白い砂のアクアトープのあらすじ
「――見えた?」
くくるは、静かにがまがま水族館の秘密を語り始めた。
「ここでは時折、『不思議なもの』が現れることがあるの」
夏の日差しが照りつける沖縄。
那覇市内からバスで約1時間揺られた先に、その水族館は位置している。
沖縄本島南部、美しいビーチのすぐそばにある、小さくて少し寂れた「がまがま水族館」。
18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこで一生懸命に仕事に励んでいた。
祖父に…
白い砂のアクアトープの詳細情報
「白い砂のアクアトープ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | P.A.WORKS |
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監督 | 篠原俊哉 |
脚本家 | 柿原優子 |
キャラクターデザイナー | 秋山有希 |
主題歌・挿入歌 | ARCANA PROJECT Mia REGINA 相沢梨紗 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2021年7月8日 |
白い砂のアクアトープの楽曲
「白い砂のアクアトープ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックTVアニメ『白い砂のアクアトープ』 オリジナルサウンドトラックYoshiaki Dewa
- オープニングテーマたゆたえ、七色ARCANA PROJECT
- オープニングテーマとめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうかARCANA PROJECT
- エンディングテーマ月海の揺り籠Mia REGINA
- エンディングテーマ新月のダ・カーポ相沢梨紗 (でんぱ組.inc)
白い砂のアクアトープのエピソード
「白い砂のアクアトープ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 熱帯魚、逃げた | 海の生き物が大好きな女子高生・海咲野くくる。彼女の頭の中は、館長代理を務める「がまがま水族館」のことでいっぱい。閉館の危機にある水族館を守るために、夏休み中も仕事に励んでいた。一方、アイドルを辞めた宮沢風花は、あてもなく沖縄へとやってきたが、偶然通りかかった観光協会の久高夏凛に「がまがま水族館」へと案内してもらう。水槽の前で不思議な体験をした風花は、「今、見えてた?」とくくるから声を掛けられる。 |
02 | 濡れるのも仕事のうち | 「がまがま水族館」で働くことになった風花は、くくるのおじいとおばあに迎えられ、海咲野家に身を寄せることに。閉館が迫る水族館を立て直すため、夏休みが最後の勝負とより一層仕事へのやる気を見せるくくる。翌日、風花はくくるから水族館の仕事の厳しさを教わりながらも、2人でペンギンのエサやりショーを行うが…!? |
03 | いのちは、海から | お互いのことを知り少しずつ打ち解けてきたくくると風花。出張でおじいが不在のこの日は、2人でペンギンの体重測定をすることに。風花はエサやり時の失敗を感じさせないほど手際よく仕事をこなしていく。一方くくるは1羽のペンギンの異変に気がつく。命を預かることの重責から不安になった彼女はおじいの帰りを待てず産休中の獣医・竹下に相談するが……。 |
04 | 長靴をはいた熱帯魚 | 来場者が海の生き物と直接触れ合えるタッチプールの実施が決まった「がまがま水族館」。夏休みの目玉イベント開催に向けてはりきるくくるは、飼育員の屋嘉間志空也や幼なじみの仲村櫂にも手伝ってもらいテキパキと指示を出していく。一方、案内係を任された風花は、人前に立つことを不安に感じつつも懸命に準備をする。そんな時、風花が元アイドルだと知る飼育員・貝殿轟介が休暇から復帰してきて……? |
05 | 母の来訪 | 「がまがま水族館」に娘を連れ戻しにやってきた風花の母・絵里。しかし、まだ帰りたくない風花はくくるの 手助けによって母から逃げることに。再び行く当てがなくなった風花は、ふらりと立ち寄った、くくるの友達 である照屋月美が手伝うごはん屋「カメ―」である人物と再会する。一方、残されたくくるは、絵里を足止め するために様々な作戦を実行していた。 |
06 | スイーツラプソディ | 「がまがま水族館」の閉館が8月末に迫り焦るくくる。なんとか状況を変えるべく必死に集客方法を考えるがどれもピンと来ない。そんな時、風花の言葉がきっかけでオリジナルスイーツ作りに挑戦することに。月美の力も借りて、3人は「がまがま水族館」の新たな名物開発に励む。その後、無事メニューも決まり、オリジナルスイーツ作りは順調かに思われたが……。 |
07 | アイスで乾杯 | くくるたちの努力の甲斐もあり、来場者数が増えてきた「がまがま水族館」。結果が出て喜ぶくくるは、閉館阻止に向けてより一層はりきる。だが無茶な提案をしたことで、空也と揉めてしまう。その様子を見かねたおじいは、飼育員たちに息抜きのための休暇を与える。翌日、夏凛や月美も加えて海にやってきた一同。バーベキューや海の遊びで休みを満喫するくくるだったがそこにもう一人加わって……? |
08 | crab crisis | 夏凛の尽力で生き物を連れて出張をする「移動水族館」の開催が決まった「がまがま水族館」。当日、会場となる病院で準備を進める飼育員たち。その途中、看護師長・金城の元に挨拶に向かうくくると夏凛。だが金城の言葉がきっかけで2人は気まずい雰囲気に。一方、準備を進める風花は持ち込みを禁止されたカニが水槽内に紛れ込んでいることに気が付く。病院の関係者に見つかる前に隠そうとするが!? |
09 | 刺客のシンデレラ | 建設中の水族館「アクアリウム・ティンガーラ」から研修のためにやってきた新人飼育員・南風原知夢(はえばるちゆ)。おじいの指示で彼女の教育係を任されたくくる。だが新たな水族館を認められないくくるは知夢をライバル視し、試すような態度ばかりとってしまう。その後も打ち解けられずギクシャクする2人は、風花と一緒にペンギンのお散歩を始めるが……? |
10 | 置き去りの幻 | 閉館の時が迫り、一発形勢逆転のアイデアを探すくくる。以前、風花も目にした水槽の幻を宣伝しようと提案する。だが、夏凛たちから不確かなものは宣伝できないと反対されてしまう。それでも諦めきれないくくるは、幻が確実に見える方法を探し始める。一方、風花は自身に映画主演のオファーがきていることを知り悩んでいた……。 |
11 | 籠城の果て | 南城市に台風が迫る8月のある日。閉館反対を訴えるため、くくるは1人で「がまがま水族館」に立て籠もってしまう。彼女を心配した風花が駆けつけ一緒に立て籠もる。だが、進路に悩む風花に対して、くくるは素直になれずそっけない態度をとってしまう。そんな中、激しさを増す台風によって停電する水族館。2人は水槽や生き物に異常がないか見て回る。 |
12 | 私たちの海は終わらない | 営業最終日、「がまがま水族館」には多くの客が訪れていた。その様子に満足げなくくるたちは、最後の思い出を作りつつ今日も仕事に励んでいた。たくさんの人の笑顔と賑わいの中、ちいさな水族館は閉館する。その日の夜、お互いの進路について話すくくると風花。彼女たちの決断とは……? |
13 | 海の遥かなティンガーラ | 「がまがま水族館」の閉館から月日は流れ、翌年の春。高校を卒業したくくるは「アクアリウム・ティンガー ラ」に就職する。新たな職場でも飼育員を希望するくくるだったが、なぜか営業部に配属されてしまう。気持 ちの整理ができないまま、配属先に向かったくくるを待っていたのは、副館長・諏訪哲司だった。さらにかつ て「がまがま水族館」に研修で来ていた知夢と再会して……。 |
14 | ペンギンチェイサー | 仕事が上手くいかず落ち込むくくるに声をかけたのは、沖縄に帰ってきた風花だった。翌日、諏訪からバックヤードツアーの準備を任されたくくるは、1週間後の開催に向けて知夢や同僚の島袋薫たち飼育員に協力をお願いして回る。一方、くくると同じく「アクアリウム・ティンガーラ」に就職した風花は、「がまがま水族館」での経験からペンギンの飼育を担当することに。そこでチーフの知夢からテストを出される。 |
15 | ウミウシ大論戦 | 急遽、実施が決まった企画展示のアイデア出しを諏訪から命じられたくくる。風花の「生き物のことを知ってもらうチャンス」という言葉をきっかけに前向きに取り組むことを決める。翌日、諏訪に様々な企画を提案し、その中からウミウシの展示企画が採用される。しかし、飼育難易度が高いウミウシの展示には多くの問題が待ち構えていた……。 |
16 | 傷だらけの君にエールを | ペンギンの卵の孵化が近づく「アクアリウム・ティンガーラ」。新たな命の誕生を見守るため、泊まり込みで孵化を見守ることになった風花たちペンギン担当の飼育員。だがなぜか、知夢だけは泊まりのシフトを免除される。知夢だけ特別扱いされていることが納得できないくくる。しかし、飼育部長・雅藍洞凡人から知夢が周囲に隠しているある事情を聞いてしまい!? |
17 | くつろぎ処 海月風 | 久しぶりに休みが揃ったくくると風花と月美は、「アクアリウム・ティンガーラ」の職員たちとの親睦会を開催することに。やってきたアルバイトの真栄田朱里や、飼育員の米倉マリナに料理をふるまい、もてなすくくるたち。その後、勤務明けの知夢や薫も合流し、さらに空也、櫂、同僚の比嘉瑛士も加わり、賑やかな休日を楽しむ。 |
18 | あかりの灯るとき | 朱里が発案した職員たちが海の生き物に関するコスプレをして接客する「コスプレイベント」の実施が決まった。しかし諏訪の判断で、アルバイトである朱里に代わりくくると夏凛が準備を任される。くくるは朱里にも水族館の生き物たちを好きになってもらおうとするが、朱里は今一つ興味を持てないでいた。そんな中、イベント開催前日の夜、配付予定の魚のシールが発注されていないことが判明して!? |
19 | さよならハイヒール | ペンギンの雛の密着ドキュメンタリーの撮影が決まった「アクアリウム・ティンガーラ」。撮影前日、下見のために番組撮影クルーと風花のアイドル時代の後輩・城居ルカがやってくる。後輩との再会を喜ぶ風花だったが、その場にいたディレクターの提案で、ルカと共にレポーターとして番組に出演する流れに。断ろうとする風花だったが、どこか不安げな様子のルカを見て……。 |
20 | 迷子のプランクトン | 新エリアオープンにむけて、膨大な量の仕事に追われるくくる。そんな中、空也から近くの海岸に野生のイルカが迷い込んだことを聞く。早速、様子を見に行くと、同じくイルカを見に来ていたおじいと鉢合わせる。その場で、もうすぐ「がまがま水族館」の解体工事が始まることを聞き、ショックを受けるくくる。しかし、気持ちの整理をする間もなく、諏訪から新たな企画を任されてしまい……!? |
21 | ブルー・タートルの夢 | 仕事が上手くいかず、さらに解体された「がまがま水族館」を目にしてショックを受けるくくる。翌日、無断で仕事を休み離島へと足を運ぶ。そこでウミガメの研究と保護活動をする轟介の妻・具殿岬と出会ったくくる。岬の仕事を手伝いながら、ウミガメの孵化を見守ることにする。一方、くくるのことが心配で仕事に集中できない風花。そんな中、飼育担当のケープペンギンたちに異変が起こり……。 |
22 | 覚悟の帰還 | ウミガメの孵化を見届けたくくるは、気持ちを新たに「アクアリウム・ティンガーラ」へと戻る。そんな彼女を夏凛と朱里は温かく向かえ、諏訪は引き続き、新エリアを使った結婚式の企画を任せる。結婚式にふさわしいアイデア出しに悩むくくるは、知夢たちにも協力してもらい、ついに企画書を完成させる。そして、向かえたウエディングプランナー・三浦へのプレゼン当日。果たして、くくるの企画は通るのか!? |
23 | 水族館の未来 | 星野から、海洋生物の研究や環境問題に取り組む大型プロジェクトが発表される。以前、岬から環境汚染が原因でたくさんのウミガメが命を落としていることを聞いた風花は、強く心を惹かれる。だが、参加条件がハワイでの2年間の研修と言われ、くくると離れたくない風花は参加するか悩む。一方、飼育部への異動について、星野と面談をするくくる。その場で諏訪の過去を聞いて……? |
24 | 白い砂のアクアトープ | くくるが企画した結婚式と新エリアのプレオープンを目前に控え、準備に励む「アクアリウム・ティンガーラ」の職員たち。一丸となって準備した甲斐があり当日、会場は新郎新婦や来場者の笑顔が溢れる。無事、大きな企画を終えてここで一度、別々の道を歩むことになるくくると風花。新たな道へと踏み出す2人に再び、優しい奇蹟が起きる……。 |
感想・レビュー
くくるの成長を見守ることができ、かなり満足だった。
このアニメのおかげで、一人で水族館へ行く機会が増えた。
魅力的なW主人公と個性豊かなキャラクターたちが登場します。シナリオも私自身は好んでいますが、2クール目の展開については賛否が分かれるかもしれません。
二人の成長を描いたストーリーは、リアルさがあるからこそ心に響き、個人的に非常に好きでした。
風花の冒頭と終盤の空港シーンは全く異なる意味を持ち、彼女とくくるが乗り越えてきたことが伝わってきて、深い感動を覚えました。
また、ARCANA PROJECTの楽曲が作品の世界観に見事にマッチしていて、とても素晴らしかったです。
さすがP.A.ワークス。個人的には非常に面白かった。1クールはがまがま水族館を守るために奮闘する展開で、風花とくくるの成長も見られて良かった。2クール目の終わり方もきれいに収まり、空也の性格が特に好きだった。現実味があって少し疲れる場面もあるけれど、気楽に観られる作品だと思う。
放送が終わってからは、だいたい2年に1回くらい一気に観てる。特に第二クールが好き。
色づく世界の明日を見たあとだったから、沖縄の魔法の話かと思ったが、現実を掴む話へと進んでいて、そこのリアルさをとことん追求していた。最後には、オープニングでずっと泳ぎ続けていた魚たち(夢)と現実が重なり、魔法を見せてくれた。これはいわゆる術で願いを叶えるような話ではなく、想いが引き寄せた魔法だと感じた。
PA Works の仕事系アニメ。現実味のある描写が多く、視聴していて結構疲れるくらいリアル。2クール目に入って一気に展開が進み、面白かった反面、結末は丸く収まった印象で、なんとなくモヤっとする感じ
作画がとても美麗で、仕事の厳しさや大変さが強く伝わってくる作品です。しかし美しい作画の裏には、内容が常に重いという側面があります。物語を牽引するような大きな出来事が連続するわけではなく、ただ陰鬱な空気がじわじわと進むため、時間の経過を早く感じにくいです。私も趣味を仕事にしているので、仕事系のアニメは好きですが、これはどうにも肌に合いませんでした。ニューゲーム!のように、冷静に考えればブラック企業を描いているはずなのに、登場人物たちは皆仕事を楽しんでおり、ブラックさを感じさせないのに、常に自分に厳しくストイックな集団の方が、私には好感が持てます。
さすが、お仕事シリーズ!非常に面白かったです!海の生き物が好きな方には最適だと思います!
一筋縄ではいかない職場を描いたアニメ。アニメにはもう少し爽快感を求める傾向があるが、徹底してそれを排除している印象を受ける。視聴者にどのような感情で見てほしいのかが明確ではなかった。