2021年10月9日に公開のアニメ「シキザクラ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「シキザクラ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
シキザクラが視聴できる動画配信サービス
現在「シキザクラ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「シキザクラ」が配信中です。
最終更新日
シキザクラのあらすじ
紅葉と桜が美しく咲くシキザクラの地は、現世と異界が交わる特別な場所です。そこで高校生の三輪翔は、異界の存在で人を食らうオニと、古代の秘術と最新技術が融合したパワードスーツとの争いに巻き込まれ、日常とはかけ離れた激動の運命を歩むことになる。
シキザクラの詳細情報
「シキザクラ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
シキザクラの楽曲
「シキザクラ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマBELIEVE MYSELF亜咲花
- エンディングテーマシキザクラMay'n
感想・レビュー
個性的な小休止と名古屋ネタが散りばめられており、無個性とは言えないが、肝心のストーリーは王道の結末に集約される。
前半は主人公の楽観性とヒーロー像が重なって視線を引く要素が多い一方で、途中からその両軸が落ち着いた印象になってくる。
パワードスーツのモデリングと質感は見事で、ビジュアル面の完成度を大きく押し上げている。
最初の印象は美しいグラフィックで、3Dゲームのような動きが新鮮に感じられた。作品は、ガンダムのように変形して戦うスタイルだった。
あらすじ:
『小原町』では、紅葉と同時に桜が咲く。ここは現世(うつしよ)と隠世(かくりよ)が交差する場所で、幼い『三輪 翔』は巫女の舞を見ていた。それから8年後、高校生になった翔は名古屋市博物館への校外学習で神秘的な少女『明神 逢花』と出会う。道に迷った逢花を助けた翔だが、遅刻して到着した博物館で周囲が異変を起こしていることに気づく。現実と別次元で、謎の怪物『オニ』が襲来する中、翔はパワードスーツに身を包んだ一団に救われる。オニとの激しい戦闘が始まり、戦いの最中に翔は逢花と再会するが、彼女がオニに襲われる。ヒーローに憧れる翔は彼女を救おうと奮闘するが、逆に危機に陥る。そこで、翔は『イバラ』と名乗る謎の存在と出会う。
オニは隠世という異世界の住人で、人に取り憑くことで現世に現れる。このオニの出現を防ぐため、『シロ組』のメンバーはパワードスーツを装着し、日夜戦っている。翔は「俺もヒーローになる!」と意気込むも、彼が装着したパワードスーツには『イバラ』というオニが宿っていた。シロ組のリーダー『服部 涼』と逢花は、イバラの封印を決断する。力を奪われ、日常に戻された翔だが、イバラの声が彼に届き、シロ組の危機を知る。涼はオニの仇を討つべく、隠世へと向かうが、それは罠だった。翔は親友の『永津 吉平』に背中を押され、エスカへと駆け出す。
オニの攻撃が激化し、空を飛ぶ新たなオニに翻弄されるシロ組。オニは現世で人間を『依代』として利用するため、なんとしても倒さなければならない。苦戦する中、『成瀬 楓』の奮闘で依代を救うことに成功。調子に乗る翔に対し、楓は苛立ち、親友の『山田 春子』は楓の心を心配するが、楓は心を開かない。翔は春子から楓の過去を聞く。楓は元陸上部の選手で、春子はマネージャーだった。大会の重要なジャンプでオニに魅了され、シロ組の一員となった。
楓は陸上部時代のライバル、戸部陽子と再会し、彼女から失望されてしまう。陽子は次の大会で楓よりも高く跳ぶと告げつつ去っていく。大会当日、楓は陽子の変貌を目の当たりにする。
翔の部屋で、吉平が伊勢うどんを煮始める。翔は吉平の家に居候中だが、最近の翔の行動が怪しいと感じる吉平。帰りが遅かったり、突然呼び出されたりすることに疑念を抱く。吉平は、翔に彼女ができたのではないかと疑いをかけ、ヒーロー活動の詳細を問い詰める中、二人の間に亀裂が生じる。
シロ組はオニとの戦いを続け、翔とイバラは仲間として活躍していた。『クロ組』の訪問に備え、シロ組は奮闘する。クロ組のリーダー『明神 紅緒』は逢花の姉で、非常に厳しい人物だ。クロ組がシロ組に協力を求める中、非常に強力なオニ『真蛇』との戦闘が始まる。翔は戦いの中で真蛇の衝撃的な正体を知ることになる。
名古屋ローカル製作の低予算系アニメ。無名キャスト中心ながら、CGパートはかなりヌルヌルしており、予算が低い印象は薄い。名古屋ローカルならではの身近な場所描写が豊富で、知っている場所も知らない場所も共感を呼ぶ。とても楽しいが、驚くべきことに母方のルーツの土地・小原がほぼ滅びている点は衝撃。パワードスーツ以外には賛否が分かれるが、最終回を含めて素材は揃っており、好きになれる要素は多い。キャストの粗さは許容範囲だが、安っぽさを増長させている部分もある。それでも制作陣の頑張りは伝わる。ただ、時折悪ふざけとしか思えない場面があり、教室内で男子同士の無意味な雑談のようなダラダラ回があるのも事実。感情の起伏に違和感を覚える場面もあり、短い話数の中でキャラ数や描きたいテーマが多く、無駄も目立つ。無駄が寒さとして伝わることもあるが、このキャラ設定・ストーリー素材をもう一歩調理できれば、さらに良い作品になっていただろうという惜しい点が残る。
パワードスーツを装着した主人公たちが鬼と戦うSFアクションアニメ
序盤で世界観が紹介されるものの、驚くべき展開は少なく、キャラクターの個性もあまり際立っていないため、全体的に物足りなさを感じてしまいます
名古屋発の地方アニメだけに応援したい気持ちはありますが・・・
前半はイバラの設定や勢いで押し切る場面が多かったものの、終盤には王道の展開ながら自然な流れで締めくくられた。日常回や各キャラクターの見せ場も充実しており、2クール以上でじっくり見たくなる構成だった。声優を含む制作陣の経験は浅い部分が多いが、時間をかければ高品質な作品を作れるという良い前例になったと感じる。
現代において、これほどまでに主人公の行動を全て肯定する作品に出会えるとは思いもしませんでした。
何も知らずに視聴を始めたけど
ヒーローと鬼の要素が光る王道ストーリー!
ライダーのような雰囲気も感じられ、主題歌の曲がとても好きだなぁ
王道を行く作品だね。風呂敷が広がりすぎないのがいい。急に八十亀ちゃんが登場してびっくりした!
中京地方を舞台にした鬼退治の物語。しかし、3Dアニメーションのスタイルがキャラクターの魅力を損ない、ストーリーもいまひとつ。地域振興アニメとしての目的も果たせていないかもしれません。
主人公とともに冒険する鬼のキャラクターは、『うしをととら』を思い起こさせるところが気になりました。少年漫画らしい楽しさが感じられましたが、全体的には少々物足りなさもありましたし、展開が単調に感じる部分もありました。