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乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪の感想＆レビュー

1. 水依

   2025年9月1日

   高校時代に観た作品の続編があったので、軽い気持ちで視聴してみました。ラブコメの典型的なスタイルで、ハーレム要素も含まれていますが、鈍感系ではなく、ヒロインに対する一途な気持ちが際立っています。そのため、ストレスを感じることは少なく、ヒロインの心情や内面的な揺れも描かれていて、なかなかしっかりとした作品だと感じました。人に特に薦めるほどではないですが、楽しめる内容でした。

2. asan

   2023年10月12日

   後半はあまりオタク要素が出ず、やや微妙でした。一方でパパのギャグ要素が強まっていて、そこはかなりおもしろかったです。ていうか、早く付き合ってほしいですよ、オイ！

3. ホロホロ

   2022年5月4日

   前クールの流れを受けて、早く付き合ってほしいという願いが続く展開に期待しているのですが、またしても外部からの干渉が入り込み、作品の空気を台無しにします。制作陣にはそうした展開を求めていないはずなのに、なぜか繰り返されるのが惜しい。

   今回の敵は、ヒロインをアイドルデビューさせようと画策するプロダクションの陰謀。自分たちの名声のためにヒロインを撮影し、勝手にオーディションへ entrants、出来レースまで仕組み、グッズ展開まで巻き込む。主人公を騙し、ヒロインとの接触を禁じつつ、自分たちが正しいと信じている（らしい）タイプで、いわゆる確信犯的な悪役です。強い不快感を覚えました。

   二人の関係がもどかしく進む2クール目の後半を観ているだけに、この展開は余計にこたえます。関係の「停滞」を作り出し、物語のスピード感を失わせ、視聴の没入度を下げる流れになってしまいました。

   さらに、視聴者がキャラに愛着を抱いたタイミングで訪れるこの展開は、もやもや感をより強くさせます。ファンサービスの真逆を行くような演出で、長年作品を見てきたファンには特に刺さるはずの一撃でした。

   作者・製作陣が、こんな仕打ちを長く応援してきた視聴者へどうして与えるのか、胸の内がざわつく場面です。胸糞要素が全く受け入れられないわけではないですが、この作品には求めていませんでした。

   結末は、誰もが予想した通りヒロインの家族の力で解決します。しかも相手方に大きな利益を与える形での解決なので、いわゆるスカッと系の解決にも近づきません。この展開があったから二人が結ばれる、という流れにもつながらず、むしろ何を狙ってこのエピソードを挿入したのか理解に苦しみます。

   この先の物語を自分の頭で組み立ててみれば、作者の意図も見えてくるのかもしれません。

   ｰｰｰｰ

   さらに、ヒロイン確定の影響で、永遠のサブヒロインが固定化してしまうキャラクターがいます。彼女が主人公に寄せる強い恋心は、物語を複雑な感情へと誘います。闇落ちの一歩手前といった雰囲気もあり、ここも大きな見どころになりそうです。

   次回の『〜フィナーレ』は4話構成のようなので、せめてこの子のエピソードを1～2話分は用意してほしいところ。彼女にも幸せな結末を迎えてほしいと思います。

   総じて、この作品はこれまでの展開を踏まえつつ、視聴者に不快感を与えすぎず、ありがちな解決へと落とすタイプの展開を、許容範囲内で収める印象です。ただし、長年のファンを裏切るような局面が続くと、戸惑いは拭えません。

   こうした作風はネガティブ・コントロールに近いものなのかもしれませんが、語彙の差異を含め別の表現で呼ばれるべき側面もありそうです。いずれにせよ、名前の定義を詰めつつ言葉を探っていきたい気はします。