1994年10月16日に公開のアニメ「マクロス7」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「マクロス7」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
マクロス7が視聴できる動画配信サービス
現在「マクロス7」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「マクロス7」が配信中です。
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最終更新日
マクロス7のあらすじ
「マクロス」シリーズのTVアニメは、OVA『マクロスプラス』と同時期に制作された。移民惑星を求め、新造のマクロス級移民船7番艦、通称マクロス7は旅を続けていた。ところが突然、謎の船団による奇襲を受ける。謎の船団の目的と正体は何なのか。そしてやがて、マクロス7は恐るべき戦いの渦へと呑み込まれていく…
マクロス7の詳細情報
「マクロス7」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | 葦プロダクション |
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原作者 | 河森正治 |
監督 | アミノテツロー |
脚本家 | 富田祐弘 |
キャラクターデザイナー | 桂憲一郎 |
主題歌・挿入歌 | チエ・カジウラ 福山芳樹 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 1994年10月16日 |
マクロス7の楽曲
「マクロス7」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマSEVENTH MOONVarious Artists
- エンディングテーマMY FRIENDSVarious Artists
- エンディングテーマ…だけど ベイビー!!Chie Kajiura
マクロス7のエピソード
「マクロス7」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | スピーカーポッド | マクロス7の居住艦であるシティ7で、ロックバンド“ファイアーボンバー”のコンサートが開かれていた。その最中、謎の船団の奇襲を受けたマクロス7は、「VF-17 ナイトメア」などで応戦する。そんな時、そのバンドのボーカルであるバサラが、愛機「VF-19改 ファイヤーバルキリー」で戦場に乱入して…。 |
02 | スピリチアレベル | バサラの部屋に、ミレーヌが逃げ込んできた。それは、シティ7の市長を務める母親のミリアが見合い相手を勝手に決めたために逃げてきたからだと言うミレーヌ。その時、敵の攻撃を知らせる空襲警報。それを聞いたバサラは、熱いハートを叩きつける歌を歌いに戦場へ赴く。だが、再び彼の歌の途中で敵は退却してしまい…。 |
03 | ファイアースクランブル | メジャーバンドへの登竜門となる「スーパーノバ」というライブコンサートに出場することになった“ファイアーボンバー”。そんな折、攻撃を仕かけてきた謎の船団に、バサラは今度こそ自分の歌を聞かせようと出撃する。だが、またしても歌の途中で謎の船団が退却してしまった。それに対して、バサラはガッカリするが…。 |
04 | バンパイアソルジャー | バサラの歌に感動した人々により、人気急上昇中の“ファイアーボンバー”。ところが、それをよそにシティ7では、市民が魂を抜かれたような状態になるという奇怪な事件が続発していた。シティ7の人々はバンパイアの仕業では?と噂し始める。そんな中、ミレーヌがちまたを騒がせるバンパイアに襲われてしまい…。 |
05 | スピリットギャル | “ファイアーボンバー”のリーダーであるレイは、スリースターと呼ばれる工場艦からの演奏依頼を引き受けたことをバサラたちに伝えた。そして、その演奏当日。“ファイアーボンバー”が演奏している会場に、女暴走族のレックス軍団が乱入してきた。そして、彼女たちは“ファイアーボンバー”の演奏を邪魔するが…。 |
06 | ファーストコンタクト | ある朝、ミリアから市長直属のシティ7専属防衛隊“ダイアモンドフォース”のエースパイロットであるガムリン木崎中尉と見合いすることを言いつけられたミレーヌ。突然の見合い話を拒否する彼女に、ミリアはその条件として彼女のバンド活動を許し、仕事も紹介すると言う。その条件を受け、ミレーヌは渋々承諾するが…。 |
07 | サマーアクシデント | リゾート艦であるリビエラでのライブの仕事にヤル気満々のミレーヌ。それとは反対に、バサラはリゾートを楽しむヒマ人に聴かせる歌はないと乗り気ではなかった。それでもライブが始まると、ノリノリに歌うバサラ。だが、打ち合わせとは違う演奏をする彼に怒り心頭のミレーヌ。その時、謎の船団がリビエラを急襲して…。 |
08 | バージンボンバー | ミレーヌが取ってきたレコーディングの仕事で、“ファイアーボンバー”の十八番「突撃ラブハート」を熱唱するバサラたち。だが、ディレクターのハニー鈴木がOKを出さず、レコーディングは難航。そんな中、音楽プロデューサーのアキコは、バサラが戦闘中に歌った「PLANET DANCE」を売り出すことにして…。 |
09 | エンジェルナイト | 3週間経ってもファーストシングルの売り上げが乏しくないと怒るミレーヌ。だが、そんなことはお構いなしの他のメンバーを見て呆気に取られたミレーヌは、自分がメインとなる新曲を必ずヒットさせると気を吐く。そんな中、ミレーヌはバンパイアにスピリチアを少しずつ抜き取られている人気シンガーのアリスと出会い…。 |
10 | ディープバラード | “ファイアーボンバー”は、アキコの計らいによって音楽関係者などを招いて歌を披露することになった。ところが、その場所をバンパイアに襲撃され、レイはアキコをかばって負傷してしまう。その時のレイの行動が理解できなかったミレーヌは、アキコに彼の過去を聞く。ミレーヌが知ったレイの悲しき過去とは…? |
11 | ミンメイビデオ | テレビ映画「リン・ミンメイ物語」にミレーヌはリン・ミンメイ役、バサラは一条輝役として出演することになった。だが、バサラはこの映画が軍とシティオフィスの宣伝映画であることを知り、輝役を降りる。その代役に、ボビーという青年が選ばれた。彼は、稽古を理由にミレーヌを無理矢理ホテルへと連れていき…。 |
12 | スピリチアファーム | ガムリンは、ミレーヌと展望レストランでのデートを楽しんでいた。だが、席を外したミレーヌがバンパイアにさらわれてしまった。彼女がさらわれてしまったことの責任を感じて、警察と協力して彼女の行方を探すガムリン。一方のバサラたちも、ミレーヌのペットであるグババのテレパシーを頼りに、捜査に乗り出して…。 |
13 | フォールドアウト | フォールドアウトさせられたシティ7は、地下動力システムをバロータ兵に占拠されてしまっていた。彼らの目的は、バロータ軍総司令官のゲペルニッチがいる本隊にシティ7を再フォールドさせることだった。それを知ったミリアは、愛機「VF-1J バルキリー」を駆り、シティ7の再フォールドを阻止しようとするが…。 |
14 | 戦う女市長ミリア | またしても、別の宇宙空間にフォールドアウトしてしまったシティ7。そんな事態とは無縁に、“ファイアーボンバー”にライブの依頼が舞い込む。そこは、退役軍人が多い老人ホームのシルバーパラダイスだった。そして次のライブは、子供たちの前。それに対してあきれたバサラが帰ろうとした時、敵のバルキリーが現れて…。 |
15 | 乙女のジェラシー | シティ7では、自衛手段として一般市民からバトロイドなどの提供とパイロットを募集するため、市長主催の「バトロイドカーニバル」が開かれていた。パイロットに志願するもののミリアによって止められてしまったミレーヌは、同じくパイロットに志願した女暴走族のレックスとバサラの親しげな光景を目の当たりにして…。 |
16 | 戦場のオルゴール | 無気力状態の敵の捕虜が“ファイアーボンバー”の歌にだけ反応することに気がつくミリアたち。そこで、彼女たちはバサラたちに捕虜である男の前で生演奏をさせようと、仕事を依頼する。この仕事にバサラは、これこそ自分が求めていたものだと熱演する。バサラが熱演した結果、その男は自らをイリーナ早川と名乗り…。 |
17 | プリティデビル | 自分の歌で敵の捕虜の記憶が少しずつ蘇っていることに気をよくしていたバサラ。次は新曲で敵の記憶をもっと蘇らせてやろうと、気合十分のバサラ。その頃、シティ7と連絡の取れたバトル7は、“ダイアモンドフォース”と護衛空母のモモイなどをシティ7護衛のために派遣する。だが、その派遣隊の前に光の玉が飛来して…。 |
18 | おちていく小悪魔 | ゲペルニッチの配下であるギギルが蘇らせたシビルは、“ダイアモンドフォース”と護衛空母のモモイなどを壊滅させてしまった。その際にバサラの歌を聞き、ゾクゾクして逃げ去ってしまったシビルは、ゾクゾクする正体を確かめるためにギギルと出撃する。そして、彼らはシティ7をフォールドアウトさせようとするが…。 |
19 | 命がけのデート | シティ7に迷い込んだシビルは、ゾクゾクの正体であるバサラとスピリチアを求めて市内を徘徊していた。彼女が市内を動き回る度に、過激な行動に出るゼントラーディ系の市民たち。そして、テロリストと化してしまった40人ほどのゼントラーディ系の市民が、ミリアと職員などを人質に市庁舎に立てこもってしまい…。 |
20 | レディースの誘惑 | 熱狂的に“ファイアーボンバー”を応援するようになったシティ7の市民たちのおかげで、超満員になった“ファイアーボンバー”のコンサート。このままでは、暴動が起きるかもしれないと心配したアキコは、公演を2回に増やす。そんな時、シビルに体を乗っ取られてしまったレックスが会場に現れ、過激な行動に出るが…。 |
21 | あぶないKISS | “ファイアーボンバー”のファンである花束の少女の体を乗っ取ろうとしたシビル。その際、観客に飲み込まれて彼女を見失ったシビルは、代わりにアキコの体を乗っ取った。だが、“ファイアーボンバー”のレコーディングに立ち会うことになっていたアキコの体を乗っ取ったため、シビルはバサラの歌を生で聞いてしまい…。 |
22 | 熱き炎の男たち | 12時間後、炎が燃えたぎる恒星に突入してしまうシティ7では、これを回避するためにフォールドシステムの修復が行われていた。その矢先、敵がシティ7に攻撃を仕かけてきた。一方、バトル7では軍医であるDr.千葉がバサラの歌に反応する歌エネルギー探知機を発明し、それを使ってシティ7の居場所を発見するが…。 |
23 | サウンドフォース | 敵兵士に対して歌が何らかの効果をもたらすことを知り、かねてより計画していた“サウンドフォース”という部隊の実現化を決めたマックス。その人選を彼から一任されたレイは、“ファイアーボンバー”のメンバーを候補者として選ぶ。だが、マックスの強い要望もあり、レイはミレーヌを候補者から外してしまうが…。 |
24 | メリーゴーランド | 大尉に昇進し、“ダイアモンドフォース”の隊長の任務にも就くことになったガムリン。そんな彼の代わりに、ドッカー大尉率いる新型機「VF-19 エクスカリバー」で構成された“エメラルドフォース”が“サウンドフォース”を守ることになった。この辞令にショックを受けるガムリンの姿を見るに見かねたミレーヌは…。 |
25 | 深夜のデュエット | バサラたちは出撃に備えてバルキリーのフォーメーション訓練を始めるが、結果は思わしくなかった。そこで、バサラとベテランロックシンガーのアリスをデュエットさせることを思いつくレイとアキコ。それが成功すれば大ヒット、失敗しても“ファイアーボンバー”のチームワークがまとまるという一石二鳥の妙案だったが…。 |
26 | 惑星ラクスの死闘 | マクロス5が移住した惑星ラクスの軌道上に到着したマクロス7。だが、いくら通信を送っても返事がないことを警戒したマックスは、安全が確認されるまで惑星への降下を禁止する。そんなことはお構いなしに、ラクスへと降下したバサラとミレーヌは、美しい自然の中に点在するマクロス5の残骸を見つけて…。 |
27 | 七色の歌エナジー | 船団の修理が完了するまで、マクロス7は惑星ラクスに定住することになった。この状況下でDr.千葉は、歌エネルギーを発生させる“サウンドエナジーシステム”を開発する。その実験を兼ねたコンサートで、声の出ないバサラになり代わり装置を付けて歌うミレーヌ。そして、彼女はエネルギーを発生させるが…。 |
28 | サウンド新兵器 | 蘇ったプロトデビルンのグラビルがいつ攻撃してきても対処できるように、歌の練習をする“ファイアーボンバー”のメンバーたち。だが、バサラが練習をすっぽかしてしまった。そんな時、シビルを目覚めさせるにはバサラの歌しかないと考えたギギルが彼を誘惑する。そして、シビルの元に連れてこられたバサラは…。 |
29 | パパ、ママ愛再び | 夜な夜な出かけるバサラを不審に思ったミレーヌはその後を尾行するが、結局見失ってしまった。そこへ、ミレーヌの監視役であるマイケルが現れ、ミリアとマックスの関係が悪化していることを彼女に告げる。それを知ったミレーヌは、空母のボルデガで開かれる“ファイアーボンバー”のコンサートに2人を招待するが…。 |
30 | 三角関係の公式 | ゲペルニッチは、マインドコントロールしたマクロス5の兵士たちをガビルに部下として与えた。彼らを引き連れ、マクロス7を攻撃するガビル。その際、ガビルはこれまでの戦いで気づいた“サウンドフォース”の弱点を突く。だが、バサラの歌の前では効果を得られず、部下たちのマインドコントロールを解かれてしまい…。 |
31 | 熱愛スキャンダル | バサラのプライベートや過去がゴシップ誌のネタにされるようになった。そして、記者連中に追いかけ回されることになったバサラだったが、そんなことはお構いなしでシビルを目覚めさせようと奮戦する。その光景を陰から見守っていたギギルは、一向にシビルが目覚めないため、バサラにその怒りをぶつけて…。 |
32 | ジャミングバーズ | 第2の遊撃隊“ジャミングバーズ”を誕生させるためのオーディションが開催された。その審査に加わるようにとバートン大佐から命令されるが、シビルを目覚めさせることに専念するバサラ。そして一次審査後、またしても大佐から最終選考の審査などを命令されたバサラは拒否してしまう。そんな彼の態度に、怒った大佐は…。 |
33 | 裏切りと少女の涙 | ついにバサラの尾行に成功し、秘密の場所を突き止めたミレーヌ。だが、そこで彼女が目にしたものは、シティ7の市民を震撼させたシビルをバサラが目覚めさせようとしている光景だった。それに動揺したミレーヌは、マックスに相談する。そんな2人の会話を偶然立ち聞きしたバートン大佐は、シビルを捕獲して…。 |
34 | ギギルが歌った日 | シビルを自分の歌で目覚めさせることができなかったと、1人傷心の旅に出てしまったバサラ。その行動に責任を感じたミレーヌは、バサラに一言謝ろうとその後を追いかける。一方、シビルの目覚めに脅威を感じたゲペルニッチから、シビル抹殺の命を受けたガビル、バルゴ、グラビルは暴走するシビルを攻撃するが…。 |
35 | ふたりだけの夜 | 歌エネルギー探知機を頼りに、バサラを探すミレーヌとガムリン。だが、この装置は相手が歌を歌わないと、反応を示さないという欠点があった。バサラが歌っている気配はなく、グババの特殊能力にも反応がないため、ミレーヌのイライラは増大する。そんな彼女の心中を察したのか、グババは単独でバサラを探しにいき…。 |
36 | 男たちの熱歌 | ミレーヌたちと合流したバサラだったが、夢の中にシビルが出てきたことによってまた1人で出かけてしまった。その途中、巨大な雲に覆われた場所へと導かれるかのように突入したバサラは、そこでシビルの姿を目撃する。その時、出くわしたバサラとギギルは、先を争うようにシビルの元へと駆けつけようとするが…。 |
37 | 宇宙遺跡のナゾ? | バサラとギギルの友情の賜物か、ようやくシビルが目覚めた。それと同時に謎の遺跡が出現し、バサラたちは光の玉に包まれて宇宙の彼方へと飛ばされてしまう。一方、この光景を目撃したガムリンから遺跡出現の報告を受けたバトル7では、宇宙統合軍の参謀であるエキセドルがその遺跡の調査に赴くことになり…。 |
38 | 禁断惑星のシビル | シビルたちと光の玉に乗って銀河を見てきたことで自分が歌う本当の理由を悟ったバサラは、バンド活動を再開する。ところが、ゲペルニッチがスピリチアを確保するため、7万の艦隊をもってラクスを包囲し、マクロス7を封じ込める作戦に出た。一方、ガビルたちからシビルを守ろうとするギギルは、本体を覚醒させて…。 |
39 | 帰ってきたバサラ | バサラたちの戦闘を記録した素材を軍から大量に借りたアキコは、これまでの“ファイアーボンバー”の活躍を人々に知ってもらおうとビデオを編集していた。一方、バサラたちのバルキリーをメンテナンスしている最中に、ガビルがバトル7に攻撃を仕かけてきた。これに対し、バトル7は“ジャミングバーズ”を出動させて…。 |
40 | 星を超える想い | プロトデビルンに対するマクロス7の市民の不安を取り除こうと、ミリアは軍の考えを明確にしてほしいとマックスに嘆願する。その要請に、マックスは対応策を協議するための会議を開く。そこへ、プロトデビルンと接触をもったバサラたちが呼ばれる。その中で、バサラは音楽でプロトデビルンと分かり合えることを話すが…。 |
41 | ミレーヌ大好き! | “ファイアーボンバー”の前に、ミレーヌのファンと名乗るビリーという少年が現れた。だが、なれなれしく接してくる上に変な写真まで撮ったということで、ミレーヌは彼にファンであることが迷惑だと言ってしまう。それが勘違いだと分かったミレーヌは、謝るためにビリーが住む農場艦のサニーフラワーを訪れるが…。 |
42 | 決死の捕獲大作戦 | プロトデビルンを封じ込めたアニマスピリチアと、歌エネルギーに何か関係があると考えたDr.千葉。そこで彼は、“サウンドフォース”にサウンドバリアーを発生させ、プロトデビルンを捕獲する作戦を立てる。そして、“サウンドフォース”は攻撃してきたグラビルとガビルを捕獲しようとするが、2体が合体してしまい…。 |
43 | それぞれの別れ | 地球の統合軍本部からマクロス7に、プロトデビルンの本拠地とされるバロータ星系第4惑星を破壊せよとの特命が下った。そこでマックスは、自分が直接指揮した少数精鋭部隊による奇襲突撃作戦“オペレーションスターゲイザー”を立案する。この作戦にバサラやガムリンたちが志願するが、ミレーヌは外されて…。 |
44 | 悪夢の突入作戦 | 第4惑星の周回軌道上にフォールドアウトしたマックス率いる精鋭部隊。そこで部隊別に別れたバルキリー隊がプロトデビルンの眠る洞窟へと出撃していく。だが、それを察知していたゲペルニッチがガビルたちを洞窟に配置していたため、各バルキリー隊は苦戦を強いられてしまう。そんな中、ガビルの攻撃でガムリンが…。 |
45 | 野望の第4惑星 | バサラたちはゲペルニッチの策略にはまり、捕虜となってしまった。そこで彼らはゲペルニッチからスピリチアを提供すれば命は保証すると言われるが、ガムリンの死のショックから立ち直ったミレーヌの歌をバックに脱出劇を展開する。その中でバサラたちは、眠らされていた何万人ものマクロス5の市民を発見して…。 |
46 | ガムリンの反乱 | マックスが立案した奇襲突撃作戦が失敗に終わり、前途多難のマクロス7。だが、マックスは敵の反応からアニマスピリチアとバサラの歌が関係あるとし、Dr.千葉たちに調査をさせる。そうした中、ガビルに体を乗っ取られたガムリンが次々に軍事施設を爆破し、それをやめさせようとするミレーヌを人質に取り…。 |
47 | バサラ死す | ゾムドとゴラムという2体のプロトデビルンを新たに目覚めさせたゲペルニッチ。そして、ゾムドたちはマクロス5の市民を人質に、マクロス7に攻撃を仕かけてきた。プロトデビルンを歌で食い止めようとする“サウンドフォース”。彼らの歌によってゾムドたちは弱まり、マクロス5の市民たちは蘇ったかに見えたのだが…。 |
48 | ミレーヌ涙の熱唱 | ガラスケースの中に横たわったバサラを見守るミレーヌたち。その中で、レイはバサラと出会った頃のことを思い出していた。一方、バロータ星系第4惑星では、ゲペルニッチの本体が覚醒し始めていた。ゲペルニッチを封じ込められるアニマスピリチアの持ち主であるバサラが歌えない今、その対抗手段としてDr.千葉は…。 |
49 | 銀河に響く歌声 | ゲペルニッチの本体から伸びる無数の暗黒の触手は、まわりの惑星をも飲み込み始めた。その触手は、マクロス7にも伸びていく…。もはや、マクロス7はこのまま暗黒の中に飲み込まれるしかないのか? 銀河中からスピリチアが奪われてしまうのか? そして、もう2度とバサラは目覚めることはないのだろうか…? |
感想・レビュー
自分の手を汚す覚悟がないうえ、汚れ仕事(相手を倒すこと)をすべてガムリンたちに任せている点がどうしても気になる。 本来、綺麗事を語る主人公は、その理想の世界を実現するために自ら行動し、必要なら手を汚すべきだ。挫折や葛藤があって当然だが、本作では物語がバサラに都合よく進み、彼はただひたすら歌い続けているだけで、なぜか周囲から認められているのが納得できない。 主人公として我が強いのは悪いことではないが、真面目に戦っている軍人たちに迷惑をかけ、協調性も欠く彼には、どうしても好感を抱けない。
実は、これはシリーズの2作目にあたるTV版だ。「戦争なんてくだらねぇ!オレの歌を聴けー!」と叫ぶ主人公は、最前線で攻撃されてもバカにされても無視されても、ただひたすら歌い続ける。そして、最終的には銀河の危機を救うという物語。字面だけ見ると一見奇妙に思えるかもしれないが、音楽は戦争を止められないし、世界を変えられない、でも何か大きな力を持っているはずと信じる音楽ファンには、特に響く作品に仕上がっている。この作品の最大の魅力は、この突拍子もない希望に説得力を持たせた点だ。主人公・熱気バサラを徹底的に音楽の象徴として描き、余計な理屈や設定を省略している。シリーズの重要な要素をほぼ無視し、歌だけで物語を貫徹することで、物語の純粋性が高まり、説得力が生まれている。網野哲郎は、やはり信頼のおける男というべきだ。(河森正治から、バサラの行動動機の説明をしないのかと問われた際、網野は「それでは意味がない」と断言したという。)同時期に制作されていた「マクロスプラス」にリソースが集中したためか、作画面ではやや見劣りする部分もあるが、物語の力は驚異的で、個人的にはシリーズの中で一番好きな作品だ。余談だが、このTV版があまりにも原始的で強く完成されているため、続編は常に事件発生バサラが歌う解決という形になり、まさにデウス・エクス・マキナ的な展開になっている。
素晴らしかった。主人公のバサラは、ただ歌っているだけなのに魅力が際立つ描き方が秀逸。彼の一貫した信念が美しすぎるし、ミレーヌを中心に成長していくキャラクター像も爽快だった!!!
【Blu-ray Box】
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『マクロス7』は、『超時空要塞マクロス』に続く人気アニメシリーズのテレビ作品です。今回は、歌の力で敵と戦う主人公・熱気バサラが中心となります。銀河を脅かす謎の敵・プロトデビルンに対し、彼はバルキリーに乗り、歌を通じて戦いを終わらせようとします。これまでの「戦闘」が中心のマクロスとは異なる、ユニークなストーリーが展開されます。
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U-NEXTで視聴を検討しましたが、配信の画質が期待外れだったため、久々にBlu-ray Boxを引っ張り出しました。その結果は大正解。画質が非常に優れていて、圧倒されました。U-NEXT版は全体がぼやけていたのに対し、Blu-ray版は輪郭が明確で、ノイズも目立たず、美しい発色でした。これまで配信とディスクを比べたことがなかったのですが、改めて「Blu-ray版はこんなに綺麗だったとは!」と感動しました。古い作品はやはり高画質で見るべきかもしれません。
本作の『マクロス7』についてですが、シリーズの特徴である「歌・恋・戦闘」の三本柱がありますが、主人公・熱気バサラは独特です。彼は戦闘を避け、バルキリーに乗って「歌」で解決を図ります。外見とは裏腹に、力で押さえつけることを嫌い、音楽で心を通わせる姿勢がとてもユニークです。序盤では敵にも味方にも軽視され、仲間からは「戦場で歌うな!」と扱われますが、物語が進むにつれて彼の歌が次第に影響を及ぼしていきます。このプロセスこそが『マクロス7』の最大の魅力です。
戦闘アニメで主人公が戦わないというのは、時にはストレス要素にもなりかねませんが、バサラの「最後まで歌う」という姿勢が逆にカッコ良く映ります。もちろん、仲間が危機に直面した場合には、苦渋の決断で反撃することもあります。バサラにとって攻撃は最終手段であり、その一撃には重みがあります。
ヒロインはミレーヌ・フレア・ジーナス。『超時空要塞マクロス』に登場したマックスとミリアの娘です。バサラ、ミレーヌ、軍人のガムリンとの三角関係がありますが、バサラは女性に全く興味を示さないため、典型的な恋愛バトルにはなりません。ガムリンは真剣にミレーヌにアプローチし、デートを重ねていきますが、ミレーヌの心には常にバサラがいます。構図としては、「ガムリン ミレーヌ バサラ 歌」という独特の形になっています。
バサラはミレーヌを恋愛対象として見ていませんが、彼女が危険に晒されれば一生懸命に助けます。二人は普段は口喧嘩ばかりですが、歌うと息がピッタリ合います。バサラが戦いを避ける一方で、ミレーヌはむしろ好戦的であり、価値観の違いから衝突もありますが、彼女も次第にバサラの姿勢に影響を受けていきます。
最初はバサラを「足手まとい」と思っていたガムリンも、物語の終盤には彼に最も理解を示す存在へと変わります。特に「バサラの歌を聴けーーーッ!!!!!」と叫ぶシーンは彼の成長と信頼関係を象徴しており、「俺の歌を聴けーーーッ!!!!!」と叫ぶバサラとの対比が観る者の胸を熱くします。
一見「戦場で歌う」というアイデアはギャグのようですが、実際のストーリーは情熱に満ちています。シリーズ中でも、音楽の力を直接描いた作品です。
『マクロス7』は、「歌」を中心に突き抜けた異色作でありながら、根底に流れる熱量はシリーズ屈指です。戦い方も恋の決着も、すべてが型破りで、今観ても強烈な印象を与える作品です。
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【以下ネタバレ】
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最終的に、ミレーヌはガムリンからプロポーズされますが、彼女の返答は「ガムリンさんのことは好きです。でもバサラのことも同じくらい好きなんです。」という曖昧なものでした。この展開を期待していた人にはもやもやが残るかもしれません。彼女の迷いは、ガムリンをすぐに選ばなかったことに現れており、バサラに特別な想いを抱えていることが感じられます。普通は安定した未来を選ぶものですが、望みが薄い相手に心を揺らされるあたり、バサラは彼女にとって特別な存在のようです。
しかし、全てを歌に捧げるバサラが恋愛に応える姿は想像し難いです。彼は子供の頃から「歌で山を動かそう」としてきた人物で、ミレーヌの想いを知ったら、むしろガムリンのために「悪役」を演じそうです。この関係性は未完成のまま終わるのが自然であり、バサラとミレーヌの関係は最後まで「すれ違いの片思い」として描かれるのではないでしょうか。
アニメシリーズの中で最も夢中になった作品です。
まず、オープニングのクオリティがすごいです。
さらに、キャラクターたちの個性が素晴らしく、無理に作られた印象を受けず、物語が進むにつれて自然に魅力が引き出されるのが、他のマクロスシリーズと比べても特に良かったと思います。
中でもミレーヌは本当に素敵でおしゃれで、一瞬で惹かれました。
マクロスシリーズでは物語が散漫になりがちですが、7も例外ではありません。しかし、バサラの独特なキャラクターが良いアクセントになっており、個人的にはとても楽しめました。
長かった!やっと視聴を終えたポップな作風ながら、意外にダークな側面も。歌の力を疑わずに信じ続けるバサラは熱いキャラクターだ。後半は特に面白くなり、ドッキングのシーンはガンダムZZを彷彿とさせるかも。目立たないけれど、サリーもかわいい。
視聴は正直、ちょっと辛くて合わなかった。キャラクターデザインは好き。年齢感が薄く、老けて見えづらいのが難点だが、マックス艦長のビジュアルは素晴らしい。
西暦2045年、ファイアーボンバーのライブ活動を核に物語は広がる。
感想
『超時空要塞マクロス』から35年後の世界を舞台に、歌エネルギーを武器に戦う異色の設定が、マクロス伝説の新章として強い印象を残す。
本作は劇伴がなく、作中の音楽は歌とインストゥルメントのみ。効果音や吹替は別扱いで、毎話歌パートが組み込まれるのも特徴的だ。全50話が続くうち、戦歌と呼ばれる『突撃ラブハート』が耳から離れなくなる展開に。最終回の感動は格別だ。
バサラ(歌:福山芳樹)とミレーヌ(歌:チェ・カジウラ)のツインボーカルは、バンドアニメに新しいカルチャーをもたらした。
キャラクターデザインは美樹本晴彦さん。90年代のガンダム作品にも多く関わり、特にヒロインの立ち絵が魅力的。エンディングカードのミレーヌは一枚ごとに別人のように描かれており、現在ではキャラデザインの統一性が重視されるが、当時は枚ごとに表情が変わることもあった。水彩画・油絵・デジタル絵を組み合わせ、アシンメトリーさを活かすセンスは、アニメ美人画の文化として貴重な遺産だ。
とはいえ、井上遥さん(セイラ・マス)が歌い始める瞬間には鳥肌が立つほどの衝撃がある。
#アニメ(澄千代)
最終回まで視聴したものの、話が不必要に長く感じられ、全体を25話程度にまとめられるはずだった。敵が登場して歌で追い返す展開の使い回しが4話前後続き、モヤモヤが残る。それを差し引いても面白い場面は多いはずだが、結局苦痛の方が勝ってしまった。
子供の頃はロボットアニメとしか認識していなかったが、初代『マクロス』を観ることでその世界観の素晴らしさに気づいた。銀河団や居住区、マクロスの仕様、移住可能な惑星に魅了されている。正直、歌のシーンが多すぎて長いとも感じるが、それもまた演出の一部なのかもしれない。その歌が宇宙規模の法則を変えるという設定には納得せざるを得ない。歌い続ける極端な主人公も珍しいが、物語に奥行きと広がりを持たせるのは脚本と演出の素晴らしさと言えるだろう。バサラの歌は特にミレーユが上手く、声優としての実力を感じる。ガブリンとギギルのライバル関係も魅力的で感動的だ。マックスとミリアの存在も非常に良く、種族を超えた愛が平和をもたらすというメッセージが心に響く。現実でも、もしかしたら歌こそが平和への道かもしれないという逆説的な考えもある。敵の司令室が直されないのも、初代と同じく意味が不明だ。