1997年4月9日に公開のアニメ「白鯨伝説」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「白鯨伝説」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
白鯨伝説が視聴できる動画配信サービス
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白鯨伝説のあらすじ
キングクーロン随一の腕を誇るくじら捕りグループ、エイハブ船長を筆頭に、故郷モアドを救ってほしいと願うラッキーが彼らの元を訪れた。ラッキーが訴えたのは、モアドを襲う惑星消滅弾。真っ白で、空を震わせるほど美しい巨大な“白鯨”の脅威だ。しかし、エイハブはその白鯨を知っていた。あの白い悪魔は、エイハブから片目と片足を奪った宿敵だったのだ…。ならず者のくじら捕りたちのモアドへの旅が、今、始まる。出崎統監督が描くこの物語。
白鯨伝説の詳細情報
「白鯨伝説」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
白鯨伝説のエピソード
「白鯨伝説」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ふきだまり | 4699年3月、密航に継ぐ密航を重ねて宇宙都市キングクーロンへやってきた少年ラッキー・ラック。ラッキーの目的は、宇宙でもっとも有名な鯨捕りであるエイハブ船長に会う事であった。羽振りの良い武器商人の跡をつけ、何とかエイハブを捜し出したラッキー。だが、鯨捕りになりたい…などと思わず言ってしまったため、テストを受ける事になってしまう。 |
02 | 鯨捕りたち | テストに合格したラッキーは、無事エイハブ鯨捕りカンパニーの一員となった。教育係となったアトレに紹介された個性豊かな鯨捕りの面々に圧倒されてしまうラッキー。そして先日の武器商人の依頼に応える為、エイハブ・グループは漂流宇宙船、通称”鯨”を狩る鯨捕りに出漁する。普通は数十人で活動する危険な漁を、グループの鯨捕りたちはわずか8人でこなしてしまうのだった。 |
03 | 寒い星から来た… | 鯨捕りの最中、グループが見つけたのは宇宙葬にされたと思しき棺桶であった。だが、キングクーロンへ連れて帰られたホトケさんが、いきなり目を開けて暴れだした!彼は人間ではなくアンドロイドだったのだ。デュウという名前以外はすべての記憶を失ってしまったアンドロイドに、エイハブは執着する。なんとデュウをグループの一員として迎えようというのだ…。 |
04 | 白い悪魔 | 長期戦の漁を終えたグループは、ナンタケット星雲でもっとも美しいと言われる惑星ラズ・エンジェルで休息していた。だが、他人の獲物を横取りしようという卑怯者バンキッズに、ラッキーが捕まってしまう。ムッツとデュウが乗り込み、ラッキーは救われたものの、デュウの言葉からラッキーが女の子であることが明らかになってしまう。ラッキーはついに自分の本当の目的を語りだす。 |
05 | 超戦艦・白鯨 | カシミール座第7銀河系に位置する惑星モアド…、そこがラッキーこと、サチコ・トキサダの生まれ育った星であった。だが、モアドは立ち退き要求を突き付ける連邦政府と独立運動が激しく争っていたのだ。連邦政府の切り札である超戦艦・白鯨。ラッキーの願いは、エイハブに白鯨を狩ってもらうことだった。意外にも、エイハブには白鯨と深い因縁が存在した。そしてデュウにも…。 |
06 | さらば!キングクーロン | 若いころに叩きのめされた恐怖を乗り越え、エイハブは白鯨に立ち向かう決意を固めた。エイハブについて行く事を決意する鯨捕りたち。だが、モアド行きの準備を進めていた時、キングクーロンで連邦警察の一斉手入れが開始された。執念深く恨みを燃やすホワイトハット刑事に逮捕されてしまうエイハブ。鯨捕りたちはエイハブ奪回とキングクーロン脱出を同時に決行する…。 |
07 | はじめまして、幽霊船 | エイハブを首尾良く取り戻した鯨捕りたち。だが、どさくさの中、ホワイトハットまで宇宙船レディウィスカーに乗り込んでしまった。モアドに向かう旅が始まったが、エイハブたちの前に命を吸い取るという伝説の幽霊船が現れる。助けを求めて、幽霊船に逃げ込んでしまうホワイトハット。見捨てる訳にもいかず、燃料補給の必要もあるため、幽霊船探索班が編成されたが…。 |
08 | いとしのケープ・ゴット | 結局、燃料を手に入れられなかったレディウィスカーは、惑星ケープ・ゴットへ寄港する事になった。アトレを連れて、街へ繰り出すエイハブ。ここには機関長だったアトレの亡き父親との思い出が残されているのだ。やがて、エイハブはアイリーンという女性のもとを訪れ、アトレを引き合わせた。アイリーンは機関長が愛した女性だった。エイハブは亡き友との約束を果たそうとするが…。 |
09 | ファンクラブ誕生 | レディウィスカーの艦内で見つかった密航者はアイリーンの店で働いていたマリーだった。突如現れた若い女性にメロメロになった鯨捕りたちは、マリー・ファンクラブを結成してしまう。だが、エイハブに憧れるマリーは、エイハブ・ファンクラブに入会する事を自分のファンクラブを公認する条件としてしまう。かくして、嫉妬に燃えた鯨捕りたちで構成されたエイハブFCが旗揚げされた。 |
10 | 惑星モアド | マリーを下したレディウィスカーは、ついに惑星モアドへ到着しようとしていた。到着記念カラオケ大会で盛り上がる中、美しい笛の音を奏でるデュウ。その頃、モアドでも同じメロディを口ずさむ者がいた。歌うためのアンドロイド・セイラであった。連邦政府による強制移住と、対抗する住民運動の激突の中、たった一つの癒しのように、セイラの歌はモアドの荒野に流れていた。 |
11 | さよなら、レディウィスカー… | いよいよモアドの大気圏に突入したレディウィスカーだが、その眼前にいきなり白鯨が現れた。かつて白鯨に奪われたはずの、エイハブの左目と左脚がうずく。船外へ出て、白鯨に立ち向かうエイハブとデュウ。だが、白鯨の圧倒的戦闘力はレディウィスカーの船体を引き裂いた。モアドの海に沈んでいくレディウィスカーから必死に脱出する鯨捕りたち。だが、その中にデュウの姿は無かった! |
12 | 恋人たち | 第6鉱区の浜辺に流れ着いたデュウ。その姿を見つけたのは、セイラだった。セイラはデュウをハリーと呼びながら、愛しい恋人であるかのように介抱する。一方、ラッキーの案内で発見した廃バスを修理したエイハブたちは、旅を再開していた。だが、その頭上に連邦政府直属であるモアド警備隊の本部が現れた。ついに警備隊隊長ムラトによる攻撃がエイハブたちに向けられた。 |
13 | イージー・ライダー | エイハブたちを導いたのは、ラッキーの兄シロー・トキサダのマインドパワーによる超空間通信であった。荒野を越え、シローとの合流を目指すエイハブたち。だが、その視界に映るのは草木一本生えぬ死の世界だ。長年に渡って鉱油を掘り続けられたモアドの大地は、公害で瀕死状態にあったのだ。だが、そんなモアドにまだ愛着を抱く者はいた。元鉱夫であるコバ・ガルシアもそんな1人だった。 |
14 | ラサーラ超特急 | コバ爺さんの飼犬だったキヨシを仲間に加えたエイハブたちは、かつてのモアドの首都ラサーラシティへ到着した。ラサーラ駅で住民運動の指導者でもあるシローと合流する予定なのだ。だが、その可能性を予測していた警備隊は、グループを迎えにきた超特急を捕捉する。病に苦しむシローを中心に、警備隊に反撃する活動家たち。そんな中、エイハブはムトラと対面していた。 |
15 | 歌姫 | モアドに着任した連邦政府の特別補佐官オハラは、ムラトに新たな指令を下す。それはデュウを捕獲せよ…というものだった。そのデュウは、セイラからハリーの話を聞かされていた。かつて、強制移住に抵抗し、犯罪者となってしまったハリー。自分の過去が思い出せずに苦しむデュウは、ついにムラトの手に落ちてしまう。一方、エイハブは地下深いシローの本拠地に迎えられていた。 |
16 | 起爆装置 | 連行されてきたデュウに対し、オハラは衝撃的な事実を語る。デュウの生命維持装置内には白鯨の起爆装置が組み込まれているというのだ。苦しむデュウ。その感情に応えるかのように現れた白鯨によって、オハラの宇宙船は撃墜されてしまう。美しかった顔に火傷を負ってしまうオハラ。一方、エイハブたちはシローが主催する全モアド住民運動グループによる大集会への出席を決意していた。 |
17 | 独立宣言 | 希望が丘の赤い風車に、モアド中の住民運動活動家たちが集まっていた。連邦政府からの独立を人々に訴えるシロー。その姿には、エイハブさえも心を動かされつつあった、そんなエイハブのもとにセイラが現れた。ムラトに囚われたデュウを救い出してほしいというのだ。デュウが生きていたという話しに驚きつつも喜ぶエイハブ。だが、集会の会場へムラト率いる警備隊の総攻撃が開始された。 |
18 | 野獣伝説 | 住民運動の激化に対し、ムラトの絶対回路に修正が加えられた。殺人許可のプログラムが与えられたのだ。一方、エイハブはセイラの案内を受け、単身で警備隊本部へ潜入していた。そこへ現れるムラト。だが、意外にもエイハブにはムラトの前身について覚えがあった。かつて、宇宙刑務所でともに服役していた40人殺しのチャンピオン・ジェイコブス…それがアンドロイド化される前の姿だった。 |
19 | エイハブの逆襲 | 宇宙刑務所時代、ムラトにはエイハブに救われた過去があった、借りを返すため、モアドから立ち去る事を提案するムラト。後を追ってきた仲間たちも捕えられ、選択の余地はないかと思われたが、エイハブは自分のこぶしでムラトを叩きのめす道を選ぶ。だが、殴り合いの中で、ムラトは殺人鬼に戻りつつあった。エイハブを救うために割って入る仲間たち。そしてついにババがムラトに倒された…。 |
20 | タトウ族の末裔 | 特別房棟はムラトの隊長権限によって閉鎖されていた。無理に解錠すれば、本部の自爆装置が作動するというのだ。閉鎖された環境下でオハラの殺人命令を受けたムラトは幼少期のつらい記憶を思い出す。そして、暴走したムラトが扉をこじ開けたことにより、本部施設は自爆してしまう。爆炎の中から脱出してくるエイハブだち。だが、彼らの肩には物言わぬババの巨体がかつがれていた… |
21 | カム・バック | エイハブたちを追ってモアドにやってきたマリーが、デュウと巡り合う。一方、地下の共同墓地に、ババは埋葬されようとしていた。つらい現実を受け入れなければならないスピードキング。だが、エイハブは心の中にひっかかるものを感じていた。かつて、タトウ族の末裔であるババは、自分が何度でも蘇ると言っていたのだ。タトウ族の伝説に従って、儀式を行うエイハブたちの祈りは、ついに通じた! |
22 | 許されざる者たち | ババの復活に喜ぶエイハブたち。だが、連邦政府はモアドへ第7艦隊を送り込んできていた。司令長官ホー将軍から職権をはく奪されるオハラ。だが、再生されたムラトがオハラの命を受け、将軍を殺害してしまう。2人は連邦政府から追われる身となったのだ。一方、エイハブのものにはデュウとマリーが合流していた。しかし、起爆装置であることを知られたデュウは、活動家たちに襲われてしまう。 |
23 | モアド開戦 | 連邦政府のスパイと疑われた逃避行の中、デュウはハリーではなかったのかもしれない…、とセイラは感じ始めていた。デュウがエナジーを探しに行った後、残されたセイラはハリーではなく、デュウに会いたい…と願いながら永遠の眠りにつく。深い悲しみに包まれたデュウの前に、ムラトとオハラが現れる。一方、連邦政府の新大統領は第7艦隊へモアドへの総攻撃を指令していた… |
24 | 伝説のはじまり…迷走 | 第7艦隊による攻撃の中、エイハブは白鯨と戦うため、レディウィスカーを引き上げることを思いつく。そんなグループに合流する、セイラの身体を抱いたデュウ。そして、ムラトとオハラ。だがその頃、本部への空爆によってシローがその命を落としていた。シローの最期の声を聞いたラッキーの気持ちに応えるため、エイハブたちも本部へ帰還する。そして、彼らの伝説が始まった… |
25 | 伝説のはじまり…カウント・ダウン | シローの死を確認した連邦政府は、モアド問題の終結と勝利を宣言する。だが、シローの心は生き続けていた。ラッキーの口を借り、白鯨を倒す事を願うシロー。エイハブはそれに応えることを誓う。一方、死の床にあるオハラは最後の息で、デュウと白鯨が元はアベルカイン博士というひとつの存在であったことを語った。そして、最後の戦いを前に、白鯨がまたも現れた… |
26 | くじら捕り達の伝説 | 白鯨が引き起こした大波は、海中に沈んだはずのレディウィスカーを浜辺に打ち上げる。それは、追ってこい…という白鯨のメッセージなのか?起爆装置作動を翌日に控えたその日、エイハブたちは修理を終えたレディウィスカーで漁に出た。獲物はもちろん白鯨。だが、エイハブはデュウと2人だけで決着をつける道を選んだ。果たして、これがエイハブの最後の漁になるのだろうか……? |
感想・レビュー
メルヴィルの「白鯨」を基に、出崎統と杉野昭夫が手掛けた”4701白鯨”は、そのアニメ版として登場しました。
この二人のコンビが生み出す作品には外れが無く、本作も冒頭からテンポや作画が素晴らしく、キャラクターたちが生き生きとしているため、観る者を一瞬で引き込んでくれます。
しかし、制作会社の倒産によって制作・放映が一時中断され、再開は決まったものの話数が短縮されるなど、多くのトラブルに見舞われました。そのため、特に後半のストーリーは無理やりまとめられた印象が強く、非常に残念な結果になっています。
個々の素材や雰囲気は素晴らしく、「宝島」に匹敵する作品になる可能性もあっただけに、その未練が残ります。それでも、この作品のおかげで今もなお語り継がれる部分があるのかもしれません。
雰囲気は名作級、キャラクターは名演揃い。しかし、ストーリーの尺とテンポが著しく乖離してしまった作品でした。いわば白鯨のSF版とも言える設定ですが、初めて最終回まで見終えても、結局は打ち切りの影が強く、話の要点が駆け足で端折られた印象です。設定やネタを十分に消化し切れておらず、なんとか完結させた感が拭えません。魅力的な雰囲気と個性豊かなキャラクターが光るだけに、非常に惜しい作品でした。
防御システムが貫かれた際に、しっかりと赤く熱せられて溶けていく表現が見事ですね。当時のクリエイターがロマンを抱きながら取り組んでいたのが伝わります。赤大根とソーセージのトマト入り炒飯も、とても美味しそうです。ごちゃごちゃと華やかな船内の雰囲気がいいですね。マリマリィの髪型はさすがに個性的過ぎる気がします。初心者キサダの大解放はまるでベジータのようで、最後の展開はちょっと駆け足になった?そしてホワイトはどうしてあそこまでギャグに寄っていたのでしょう長い戦いに終止符が打たれ、感慨深いです。南無。
全てのクリエーターに感謝 +3
第20話 ババ泣く場面
第21話 「おい20話の涙を返せ!」と視聴者の声
第24話 謎のオーラで戦艦を沈める展開。アムロ・カミーユも驚くニュータイプ描写
白鯨のメカデザインが最高すぎるに尽きる +1
総集編を何度も見せられ、結局最終回を視聴していない。おそらく打ち切りだったのだろうが、先の展開が気になるSFアニメだった!私を含めて、最終回まで見られている人はほとんどいないのでは?
ハイパーSFおじさん。”おじさん”と呼ぶべきで、”おじん”ではない。いや、ギリギリかもしれないけれど。
なるほど、そういう結末になるわけね。素直に考えると、結末は二つ。第一話を見返してみると、寂しさが湧いてきて考えが変わった。ラストは、きっとそうなるだろう。しかし、描きたかったことが全て伝わったのか疑問も残る。
この監督、本当はオッサンだけを登場させたかったのか…いや、そんなことはないか。お世辞にも子供向けとは言えない作品だ。さまざまなノリがあるけれど、『こういうのも楽しんでほしい』という気持ちが感じられる。伝えたいことがあるなら、どうやって伝えるのかが重要だと思う。エイハブを見ていると、そうした点にますます注意を払うべき時代になったと実感する。それに対して、受け取る側も自分の感情をしっかり考えなければならない。シロウとの対話を通じてエイハブの本質に迫り、多くの要素が一致する。船長でありつつ、友達という関係を重視するのは、特別な存在にならないためだと思う。思考停止や自己犠牲に対する強い否定が感じられる。だから、大切な場面ほど一人で行動したり勝手に動くことが目立つのだ。「お前ほんと、その辺がだめだよ」って感じで、そうしているからこそ絶対的なヒロインポジションを独占しちゃうんだよね。これは皮肉な現象。特別なものは、特別のままでしか存在できないんだね。ムラトとのやりとりはいつも熱く感じるけれど、彼は本当に報われていない。
ラッキーは可愛かった。ロッキーチャックと何か関係があるのかな?小ネズミのような存在感。クルー全員がラッキーを大好きなところは、本当に温かさを感じる。アトレの身の上話の時に、肩に手を置くシーンが印象に残った。
もっと色々なことが上手くいけば良かったなと思うけれど、素晴らしい旅だったね。
出崎統の作品は好きですが、この作品は初めて視聴しました。
【第一話視聴】
映像や世界観は出崎統らしい雰囲気を感じます。ただ、レトロと近未来がうまく融合していないように思いました。慣れれば変わるかもしれませんが。
主演の3人については、大塚明夫は好きですが、関俊彦と水谷優子は少し苦手です。ラッキーの声は女性にしか聞こえず、最後まで見たらやはり女子なのでしょうか?
船長は見た目や絵柄から、どうしてもジョン・シルバーを思い出してしまいました。
一話目なので、もう少し続けてみようと思います。
このアニメが「宝島」や「コブラ」、「あしたのジョー」より新しいにも関わらず、何故か古めかしく感じるのは不思議です。
当時、制作が間に合わず、BSアニメ劇場で丁寧に作られたアニメに没頭していた私は、毎週の総集編を待ち望んでいた。『今週も総集編』『ああ、今週も総集編!』と心の中でつぶやきつつ、結局は打ち切りに。悔しさともどかしさが胸に積み重なる日々だった。
それから歳月を重ね、大人になってからDVD-BOXを入手。やっと最終話の完結を確認でき、涙が止まらなかった。
同じ時代にこの作品を見ていた人と、今こそ語り合いたい。
映画以外は一切記録しないつもりだったのに、これはどうしても記録しておきたくて、ついマークしてしまった。
15話の名セリフ『生きてるってことはよぉ、強いってことよ』は、大塚明夫のセリフの中でいちばん好きだ。
わあ、懐かしい!
観ていたよ。出崎スタイルが際立っているね。
「ラッキー・ラック」という名前が可愛い。