2012年7月9日に公開のアニメ「薄桜鬼 黎明録」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「薄桜鬼 黎明録」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
薄桜鬼 黎明録が視聴できる動画配信サービス
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薄桜鬼 黎明録のあらすじ
文久三年二月――浪人に襲われ、行き倒れていた井吹龍之介は、上洛の途中であった芹沢鴨に助けられる。武士を志す者が集まる浪士組の中で、近藤と共に名を上げようと尽力する土方歳三と、組のために行動しつつも傍若無人な振る舞いをする芹沢鴨。この二人の「武士」としての生き様を見つめながら、「武士」を嫌う龍之介も自らの生き方について疑念を抱き始める。後に「新選組」として知られることになる…
薄桜鬼 黎明録の詳細情報
「薄桜鬼 黎明録」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
薄桜鬼 黎明録の楽曲
「薄桜鬼 黎明録」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマ黎鳴 -reimei-黒崎真音
- エンディングテーマ花のあとさきM・A・O
薄桜鬼 黎明録のエピソード
「薄桜鬼 黎明録」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 天武の暁 | 文久三年二月。母親を病で亡くし、あてもなくさまよっていた井吹龍之介は、浪人に襲われ行き倒れていたところを、壬生浪士組として上洛の途中であった芹沢鴨に拾われる。 連れられた先で出会ったのは、本物の武士を志す男たち――土方歳三をはじめとする浪士組の面々であった。 |
02 | 導かれし運命 | 拾われた恩を返すべく、芹沢の下で働くことになった龍之介は、次第に浪士組の仲間と打ち解けてゆくが、身勝手な芹沢には相変わらず振り回されていた。 そして将軍・家茂の入洛日、浪士組として自主警護を申し出る近藤・土方に対し、芹沢はまたしても異を唱え……。 |
03 | 群狼の掟 | 浪士組に、正式に会津中将御預かりとなる旨の通達が下った。京での残留許可を得て、堂々と見廻りができることに皆が湧く中、芹沢の伝手を頼った結果であることを承知している土方は素直に喜べずにいた。 その夜、祝杯をあげに訪れた島原で、舞妓の小鈴が芹沢に反発し、大騒動が巻き起こる。 |
04 | 血塗られし刃 | 突然土方より江戸への帰還を告げられた沖田は、思わず八木邸を飛び出してしまう。近藤を筆頭に、沖田の様子を心配する浪士組――その中で井吹は、近藤と沖田の関係を知る。 一方芹沢は、殿内という隊士が近藤暗殺を密かに企てていると沖田に告げる。それを聞いた沖田は…… |
05 | 蒼穹のきざはし | 資金調達のために繰り出した大坂で、芹沢は商家から押し借りまがいの言動で金を出させる。責め立てる近藤や土方であったが、逆に不逞浪士と戦ってゆく覚悟のなさを指摘され、土方は己の甘さを思い知る。 約半月後、会津藩主・松平容保公の謁見が決まり、上覧試合が取り行われる。 |
06 | 闇よりの咆哮 | 新見の紹介で、蘭方医の雪村綱道なる人物が浪士組を訪れる。人材不足を解決する妙案があると言ってほくそ笑む新見に対して、土方らは不信感を募らせていた。そしてその夜、八木邸に突如絶叫が響き渡る――悲鳴の主は、理性を失った人ならざる者で、駆けつけた藤堂たちに襲いかかる。 |
07 | 草颯の誓い | 大坂から戻った山南は、芹沢らが丸腰の力士たちを斬りつけたと報告する。思わず芹沢に詰め寄る土方だったが、芹沢は自らの非を認めるどころか、土方に対して鬼になる覚悟が必要だと言い放つ。その言葉に揺れる土方は、近藤とともに互いに夢を語り合った江戸の試衛館の時代を思い返す―― |
08 | 修羅の枷鎖 | 新見の変若水実験によって作り出された羅刹が再び逃走した。羅刹を眼前に為す術のなかった井吹に、斎藤は隊士と共に剣術を学んではどうかと提案する。 一方、羅刹の首を晒したことにより浪士組の悪評は高まるばかりで、京では浪士組の名を騙って押し借りをする手合いが増えていた…… |
09 | 放たれる剣閃 | 芹沢が大坂へ赴くことを井吹から聞いた小鈴は、大坂の舞妓が難事に巻き込まれないか心配する。自分が芹沢を見張ると約束し、小鈴を安心させて別れた井吹だったが、二人の様子を見ていた山崎に見咎められる。 そして井吹の思いと裏腹に、芹沢の怒号が大坂の吉田屋に轟き渡るのだった。 |
10 | 紅蓮の烽火 | 京都・大坂の合併相撲興行を無事に終え、その成功を喜ぶ隊士たちのもとに、芹沢が商家の大和屋を焼き討ちにしたとの報せが入る。横暴な振る舞いを繰り返す芹沢だったが、時折我を忘れたような芹沢の様子に井吹は違和感をおぼえていた。そして八月十八日、会津藩と薩摩藩による政変が勃発する。 |
11 | 百花月夜 | 新選組内で芹沢への反発が高まるなか、近藤はなんとか共生の道を見つけようと芹沢を説得するが、芹沢は聞く耳をもたない。しかし井吹は一方で、お梅に語る芹沢の心中を図らずも聞いてしまう。そんな中、新見が変若水を持って失踪し、程なくして辻斬りの噂が京市中に聞こえ始めた…… |
12 | 大いなる黎明 | いよいよ芹沢の暗殺が決行されようとしていた。何も知らされていなかった井吹は、同席した島原の宴会中に寝入ってしまう。目覚めた井吹は、慌てて座敷を飛び出すが……。 駆ける井吹と、八木邸で対峙する土方と芹沢――決着の刻が迫るなか、それぞれの覚悟がいま試される。 |
感想・レビュー
芹沢さんにはやや改善が必要な点もあるけれど、根本的には良い人なのかな、と感じています。少し涙が出そうです。 ( ᐪ꒳ᐪ )
初代局長・芹沢が活躍した時代を描く物語。 このシーズンは『1・2』の前日譚にあたり、新撰組の歴史が丁寧に描かれている。羅刹は登場するものの、ストーリーに自然に組み込まれて違和感はない。芹沢さんは不器用だが、どこか憎めない存在だ。
全12話。2期で物語が完結したと思いきや、まさかの前日譚が登場。千鶴ちゃんが来る前の新選組の物語が描かれ、井吹龍之介という新キャラを中心に展開される。しかし、やはり芹沢鴨がダークヒーローとして魅力的。新選組に加入したからといって特別な待遇があったわけではなく、壬生浪士組時代の苦労も思い出させる。現代にも通じる話だが、新しいことを成し遂げるには圧倒的な推進力が必要だ。壬生浪士組にとって、その推進力は芹沢鴨だった。彼のやり方はパワハラ上司そのもので、仕事を共にしたいとは思わないが。近藤さんではなく、土方さんに「鬼になれ」と言ったことも「分かっている」印象を与える。芹沢が龍之介を「ペット」扱いしていた件について、剣術が苦手なのに意地っ張りな彼を常にそばに置いたのは、彼の安全を考えてのことかもしれず、突如エモさが増す。生き残る道がなかったとはいえ、龍之介が拾われることで彼がこの世界に巻き込まれていく責任を感じているだろう。愛した女性を失った過去もあるため、もしかしたら龍之介を二人の息子的存在として見ていたのかもしれない。私は勝手に感情的な要素を想像し、しんどくなるタイプ。沖田さんの助けを得て、龍之介は無事に新選組から逃げ出すが、その後の展開を調べると、再び五稜郭に登場するようだ。土方さんの戦いを見守るために。ミ゜ッ!(致死量のエモを浴びて消滅)
本編の前日譚
芹沢鴨が生きた時代
推しに再び会えるとは思わなかった
結末を知っているからこそ、切なさが募る
それでも、とても面白かった
ディーン制作のアニメ強化月間に突入。
中嶋敦子さんの作画に惹かれて視聴しています。
物語が進むにつれ、少し物悲しい雰囲気が漂うのも魅力的だと感じました。
伊吹くんと藤堂くんの関係がとても印象的です。
芹沢鴨の印象が深まるシリーズ。ヒロインが登場する場面より、彼の存在感のほうが好きだった。新撰組そのものの歴史研究が難しいため、本当に芹沢鴨像がどんな人物だったのかは定かではない。わずか160年前の出来事だが謎は深く、決定的な像にはなっていない人物だろう。
芹沢は憎めない存在である。彼は横暴ではあるが、最終的には新選組を導いた必要な人物でもあった。しかし、本庄宿の放火や酒席での振る舞いは明らかに悪行である。これらすべてを必要悪と見なすのは難しく、そうなると世の中の犯罪が全て正当化されてしまう。
黎明録は薄桜鬼の本編前日譚。物語の中心は芹沢鴨の事件で、新撰組の動向を史実に沿って描きます。ヒロイン雪村は登場せず、代わりに鴨を理解するオリジナルの犬のヒロインが視聴者と同じ目線で新撰組を支える役割を担います。ヒロインは野生児のような少年風の要素を持つキャラですが、物語の大筋は芹沢鴨の流れを史実に寄せて進行。何度か見たことのある展開も羅刹のエピソードが絡むことで退屈させません。テレビ版は概ね視聴済みで、以降の薄桜鬼はデフォルメ・ほのぼの系へと表現を変えた作風が残っている、という理解です。
前の2作よりも面白かった。
鬼に関する話があるものの、新選組の史実を中心にしたストーリーが魅力的だった。
羅刹とは別に「鬼の副長」を目指す土方の展開も素晴らしい。また、すでに羅刹になったキャラクターたちがテヘンの新選組として描かれている点も興味深い。
しかし、キャラクターがほぼ同じ顔立ちで見分けが難しい。髪型が異なっていると言われても、正直似すぎていると感じる。特に総司は小柄で結核を抱えているはずなのに。
伊吹がもっと成長して隊士として活躍すると思ったが、結局ずっと芹沢の忠犬のままだった。
スピンオフを楽しんだ後、いよいよシーズン3が始まりました。今回は新撰組に焦点を当てており、千鶴と出会う前の物語が描かれています。新たなキャラクターも登場し、新鮮な気持ちで観ることができました。それぞれの過去に触れるシーンもあり、シーズン1と2とは異なる魅力が感じられました。薄桜鬼はやっぱり面白いですね!次は劇場版を観る予定で、とても楽しみです!