1974年10月6日に公開のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「宇宙戦艦ヤマト」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
宇宙戦艦ヤマトが視聴できる動画配信サービス
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宇宙戦艦ヤマトのあらすじ
2199年、地球は謎の異星人、ガミラス帝国から攻撃を受け、滅亡の危機に直面していた。ガミラスの遊星爆弾によって大地は放射能に汚染され、人類は地下に逃れ、緩やかな滅亡を待つしかなかった。そんな中、14万8千光年彼方のイスカンダル星から、放射能を除去する装置・コスモクリーナーの情報が寄せられる。またイスカンダルからは、未知の駆動機関である波動エンジンも伝えられた。人類最後の希望である宇宙戦艦ヤマトは、コスモクリーナーを受け取るために遥かイスカンダルへと旅立つ。果たして、1年後に迫る人類滅亡の日までに、ヤマトは無事に地球へ帰還できるのだろうか。
宇宙戦艦ヤマトの詳細情報
「宇宙戦艦ヤマト」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 制作会社 | オフィス・アカデミー |
|---|---|
| 原作者 | 西崎義展 |
| 監督 | 松本零士 |
| 脚本家 | 舛田利雄 |
| キャラクターデザイナー | 岡迫亘弘 |
| 主題歌・挿入歌 | ささきいさお |
| 出演者 | |
| カテゴリー | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1974年10月6日 |
宇宙戦艦ヤマトのエピソード
「宇宙戦艦ヤマト」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
| 01 | SOS地球!!甦れ宇宙戦艦ヤマト | 西暦2199年。地球は謎の星ガミラスの攻撃により、放射能の充満した死の星と化していた。人類は地下都市で生き延びていたが、滅亡まで1年を残すのみ。地球防衛軍は冥王星会戦に敗退し、希望を失っていた。そんなとき、火星に不時着した宇宙船から、謎の女性が命をかけて、14万8千光年かなたの星、イスカンダルから「放射能除去装置」を取りに来るようメッセージを届けてくる。 |
| 02 | 号砲一発!!宇宙戦艦ヤマト始動!! | スターシャからのメッセージに最後の希望を託した沖田艦長は、イスカンダルへの旅を決意する。戦艦ヤマトは、イスカンダルの惑星航海用波動エンジンを搭載し、宇宙戦艦へ生まれ変わろうとしていた。兄の守を先の戦いで失い、傷心の古代進は、同じ訓練生の島大介とともにある召集を受ける。そこは…。 |
| 03 | ヤマト発進!!29万6千光年への挑戦!! | ヤマト出現にうろたえるガミラス冥王星基地指令のシュルツは、これを殲滅せんと超大型ミサイルを地球に向けて発射する。一方、ヤマトは乗組員の乗艦、エネルギーの注入と発進準備に追われる。刻一刻と迫る超大型ミサイルをヤマトは撃破できるのか。 |
| 04 | 驚異の世界!!光を飛び越えたヤマト | 超大型ミサイルを撃破し、発進に成功したヤマトは、29万6千光年を航海するのに不可欠なワープ航法のテストに入る。ガミラスは空母と戦闘機による攻撃をヤマトに仕掛けてくる。 |
| 05 | 浮遊大陸脱出!!危機を呼ぶ波動砲!! | ワープ航法で生じた装甲の亀裂を修理したのも束の間、今度はエネルギー伝導管に異常を来たし、木星の引力に引き込まれてしまう。その前方、メタンの海に姿をあらわしたのは伝説の浮遊大陸だった。そして、そこにもガミラスの前線基地があり、ヤマトに執拗な攻撃をしかけてきた。一気に決着をつけるべく沖田艦長は波動砲の使用を決断する。 |
| 06 | 氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ! | 波動砲の使用によって焼け付いたエネルギー伝導管を修理するため、ヤマトはコスモナイト鉱石のある土星の衛星タイタンに向かう。鉱床発見に手間取った古代・森・アナライザーの一行はガミラスのパトロール隊にみつかり、交戦し、危ういところを氷原に落ちていた一丁のコスモガンの発見により、切り抜ける。そのコスモガンの持ち主の名は…。 |
| 07 | ヤマト沈没!!運命の要塞攻略戦!! | 冥王星にさしかかったヤマトは地球への遊星爆弾攻撃の根源であるガミラス冥王星基地を撃破しようと決意する。しかし、波動砲は原生生物を保護する観点から使えない。他の兵器を用いて、基地に接近、攻撃をしかけるヤマトだが、ガミラスはそんなヤマトを必殺の兵器、反射衛星砲で攻撃する。ヤマトは深く傷つき、冥王星の海に沈没していく! |
| 08 | 決死のヤマト!!反射衛星砲撃破せよ!! | 潜行し、死んだフリをして、修理を急ぐヤマト。沖田は特別攻撃隊を古代に編成させ、反射衛星砲撃に向かわせる。しかし、酸素供給装置を破壊されたヤマトはあと8時間しか潜水していられなかった。 |
| 09 | 回転防禦!!アステロイド・ベルト!! | 反射衛星砲によって受けた傷を修復しつつ航行するヤマト。攻撃兵器が使えないヤマトを復讐に燃えるシュルツ艦隊が追う。彼らの執拗な攻撃をかわすべく、真田工場長は、小惑星群を遠隔操作し、ヤマトのバリア代わりに使用するという「アステロイドシップ計画」を沖田に提案する。 |
| 10 | さらば太陽圏!銀河より愛をこめて!! | 太陽系を脱出せんとするヤマト。地球との交信も不可能になる。沖田は、乗務員に家族との最後の別れの通信を許可する。艦内では盛大にフェアウエルパーティーが催され、乗務員たちは家族との別れに涙しつつも決意を固めていく。だが、唯一の肉親である兄・守を失った古代には、別れを告げるべく家族もなく、艦内をさまよう。そして、艦内に居場所を失ったもう一人の男がいた。 |
| 11 | 決断!!ガミラス絶対防衛線突入!! | 太陽系を脱出したヤマトの前に立ちふさがるデスラー機雷。機雷は徐々に間隔を狭め、ヤマトを完全包囲する。コントロール機雷を発見し、停止することに活路を見出した沖田は真田にそれを命じる。真田工場長は、酔っ払ったアナライザーを連れて、コントロール機雷の発見に向かう。 |
| 12 | 絶体絶命!!オリオンの願い星、地獄星 | オリオン座の三ツ星のひとつ、アルファ星に差し掛かったヤマトは、超磁力バリアに行く手を阻まれ、物質のエネルギーを餌とするガス生命体に追われる。それはデスラーの罠であった。超磁力バリアはわずかに逃げ道を残していたが、その先には灼熱のアルファ星が!沖田は迷わず、アルファ星へ針路をとる。 |
| 13 | 急げヤマト!!地球は病んでいる!! | ガミラスの名将ドメルはヤマトの噂を聞き、自ら討伐をデスラーに申し出る。一方、ヤマトはブラックタイガー隊がガミラスの飛行艇を拿捕し、ひとりのガミラス兵士を捕虜にしていた。さっそく、ガミラス人の科学的調査が行われる。しかし、ガミラス兵は、青い肌を除けば地球人と全く同じ生命体であった。両親と兄をガミラスに殺された古代は復讐に燃えてガミラス兵に襲いかかる。 |
| 14 | 銀河の試練!!西暦2200年の発進!! | 銀河の難所といわれているオクトパス星団に入ったヤマトは吹き荒れる嵐のため、すでに三週間も立ち往生していた。航行のスケジュールも遅れを来たし、艦内には不安と焦燥が充満する。迂回して先に進もうという古代と嵐がやむのを待って、海峡をこえていこうという島は真っ向から対立する。 |
| 15 | 必死の逃亡!!異次元のヤマト | 地球とイスカンダルへの中間地点であるバラン星にガミラスの名将ドメルが赴任してきた。ドメルはさっそく副司令官に降格されて不満一杯のゲールを伴い、四次元断層に出てしまい、ドメル艦隊と交戦する羽目になる。未知の空間での戦闘を不利とみた沖田は、逃走を指示する。しかし、それでもヤマトのエネルギーはどんどん失われ、ついにヤマトは停止してしまう。 |
| 16 | ビーメラ星、地下牢の死刑囚!! | ヤマトの艦内の野菜不足を補うため、森雪とアナライザーは目前の惑星、ビーメラ星に調査に赴く。そこには、ハチ人間が社会を創造しており、二人は囚われの身となる。かねてより森雪に愛情を感じているアナライザーは命をかけて彼女を守ろうと誓う。 |
| 17 | 突撃!!バラノドン特攻隊 | バラン星の副司令官に降格されたゲールは、バラン星の現住生物であるバラノドンを訓練し、ヤマトを襲わせる。おりしも、ヤマトでは艦長沖田が手術を施されている最中であった。指揮官不在のヤマト。迫り来るバラノドンを前に古代戦闘班長は、波動砲の使用を決意する。 |
| 18 | 浮かぶ要塞島!!たった二人の決死隊!! | ヤマトの前方に磁力で機会などを継ぎ目からバラバラにする宇宙要塞が立ちはだかる。真田工場長は、艦内でシームレス機を開発、製造し、古代戦闘班長を伴い要塞撃破に向かう。たった二人の決死隊は果たしてヤマトの活路を開けるのか。古代はその課程で、真田の過去を知る。 |
| 19 | 宇宙の望郷!!母の涙は我が涙 | バラン星へ急ぐヤマトに突如、地球との交信が回復する。相原通信班長は、回復した交信により、地球の惨状や両親の困窮を知り、ノイローゼになり、宇宙服を着用して艦外へ出てしまう。突然の交信復活は、ヤマト後方におかれたガミラスのリレー衛星によるものだった。心理面から揺さぶろうとするドメルの策略だったのだ。 |
| 20 | バラン星に太陽が落下する日!! | ついにヤマトはイスカンダルとの中間地点であるバラン星を目前にする。後顧の憂いをたつべく、ガミラスの前線基地を撃破に向かうヤマト。しかし、地上攻撃をしているヤマトを頭上からバラン星の人工太陽が襲う。ドメルはバランの基地そのものを餌にしてヤマトを人工太陽で破壊しようと目論んでいたのだ!必死で方向転換し、波動砲発射のチャンスを得ようとするヤマトだったが…! |
| 21 | ドメル艦隊!!決死の挑戦状 | バラン星の拠点を失ったドメルは、責任を追及され、死刑を求刑されてしまう。しかし、デスラーはドメルしかヤマトを倒せる者はいないと、軍事法廷の結論を破棄し、ドメルを復帰させる。ドメルは七色星団決戦の場にヤマトへの挑戦状を受け取ったヤマトでは、挑戦を受けるかどうかで意見が分かれるが、沖田は旅の成否をかけて挑戦を受けることを決断する。 |
| 22 | 決戦!!七色星団の攻防戦!! | 七色星団の決戦が始まった。瞬間物資移送機による雷撃機等の波状攻撃にヤマトの戦力は奪われていく。そして、ついにガミラスの必殺兵器ドリルミサイルを波動砲口に打ち込まれ、波動砲を封じられ、艦の奥深くまで破壊が進行していく。だが、真田工場長はアナライザーとともにドリルミサイルの停止に向かい、これに成功。さらに逆回転させて、ドメル艦隊へドリルミサイルを突っ込ませる。 |
| 23 | 遂に来た!!マゼラン星雲波高し!! | ついにマゼラン星雲に到達したヤマト。イスカンダルのスターシャからの誘導電波も届き、艦内は喜びに包まれる。だが、それも束の間、誘導電波は何者かに妨害され、イスカンダルがあると思われる方向からは、多弾頭ミサイルが撃ち込まれる。やがて、イスカンダルはガミラスと二重惑星をなしており、誘導電波が切れたのも、ミサイルを撃ち込んできたのもガミラスの仕業だとわかる。 |
| 24 | 死闘!!神よガミラスのために泣け!! | ガミラス本星でヤマトは濃硫酸の雨・嵐・波涛に襲われ、艦隊そのものが危険な状況となる。第三艦橋が溶け落ち、圧倒的なガミラスの自然の脅威に愕然となる古代。そんな古代を沖田は艦長室に招き、策を授ける。それは、ガミラスの鉱脈に波動砲を射ち込み、火山活動を誘発させるという作戦であった。ヤマトは溶解の危険を賭して、ガミラスの海に潜る。 |
| 25 | イスカンダル!!滅びゆくか愛の星よ!! | ヤマトはガミラスを撃破し、ついにイスカンダルへ到達する。そこにはイスカンダルの女王スターシャがいて、ヤマトを出迎えてくれた。古代は、サーシャの死をスターシャに伝える。これで、イスカンダル人はスターシャひとりになったと聞く。そして、古代はイスカンダルの宮殿で思わぬ人物と再開する。それは、兄・守であった。 |
| 26 | 地球よ!!ヤマトは帰ってきた!! | ヤマトは艦内で放射能除去装置を組み立てつつ、ついに太陽圏に戻ってきた。しかし、そんなヤマトを追う一隻の波動砲装備のガミラス艦があった。それは、ガミラス本星の決戦で九死に一生を得たデスラーだった。彼はデスラー砲をヤマトに撃つが、間一髪でワープされてしまう。ヤマトを追ってワープするデスラー艦は、ヤマトの側面に衝突し、放射能ガスをヤマト艦内に送り込んでくる。 |
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宇宙戦艦ヤマトのよくある質問
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Qアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の基本的なあらすじは何ですか?
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A
『宇宙戦艦ヤマト』は、地球が謎の宇宙勢力ガミラスによる攻撃で壊滅状態になった未来を描いています。生き残りの人類は、地球を救うべく、イスカンダル星からコスモクリーンを取りに行くため、宇宙戦艦ヤマトで旅立ちます。
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Q『宇宙戦艦ヤマト』の主要キャラクターは誰ですか?
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A
『宇宙戦艦ヤマト』の主要キャラクターには、艦長の沖田十三や、主人公の古代進、森雪などがいます。彼らは地球を救うために尽力し、個々の成長と葛藤が描かれます。
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Qアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のテーマは何ですか?
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A
『宇宙戦艦ヤマト』は、希望と愛、犠牲がテーマに含まれています。人類の生存と再生を描きながら、個人の勇気や責任も問いかけています。
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Q『宇宙戦艦ヤマト』の音楽で特徴的な点は何ですか?
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A
『宇宙戦艦ヤマト』の音楽は、宮川泰が作曲した壮大なスコアが特徴で、作品の雰囲気を強く引き立てています。特にメインテーマは、印象的で広く知られています。
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Q『宇宙戦艦ヤマト』の制作スタッフには誰がいますか?
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A
『宇宙戦艦ヤマト』の制作には、松本零士と西﨑義展が大きく関与しており、彼らのビジョンが作品全体に反映されています。特に西﨑はプロデューサーとしての役割を担いました。



宇宙戦艦ヤマトの感想&レビュー
全話視聴完了。戦後に近い設定の作品という点もあり、戦争描写が想像以上に濃密でした。特に七色星団戦とガミラス星での戦闘シーンは、ヤマトが次々と破壊されていく描写に緊張感があり、現実の戦艦大和の最期を連想させる場面が強く印象に残ります。ストーリー自体はシンプルで見やすく、何よりアニメーションのクオリティが卓越しています。さらに今の視点だからこそ見つかるパロディやオマージュの元ネタを知る楽しみも増し、別の角度からの面白さも味わえました。名作と呼ぶにふさわしい完成度。時間を見つけて続編もぜひ視聴したいです。
全体の印象はこんな感じです。波動砲のような派手さを期待していましたが、途中でクルーが心の病に悩む場面や、プレッシャーに押し潰されそうになる瞬間があり、想像していたよりもリアルな展開でした。結局、2期はまあまあ良かったかな、というのが素直な感想です。
アニメの歴史を振り返ってみようと思い立ちました。地球側のキャラクターが全員日本人という設定や、大和を蘇らせるというテーマには、右翼的なナショナリズムを感じずにはいられません(敵が明らかにナチスをモデルにしているので、彼らも同じようなものでは?と思いました)。それでも、いろいろな点が面白かったです。
聞いたことはあるけれど、実際には見たことがない作品をこれからどんどん観ていこうと改めて思いました。
MVPは間違いなく真田です。次点は島とアナライザーです。
第1話。沖田艦長と古代守(兄)の会話が非常に深い。男の戦い方について、どちらの意見も合理的だ。古代進(弟)に対して一切言い訳をしない沖田艦長も印象的だ。両者が苦しんでいる姿には心を打たれ、テーマ曲と共に涙が出そうになる。次が待ち遠しい。
ガミラス星人の攻撃で地球は放射能汚染の危機に瀕し、救いの鍵となるコスモクリーナーDを手に入れるべく宇宙戦艦ヤマトはイスカンダルへ向かう。イスカンダルのスターシャを最初は女神のように崇めていたが、物語が進むにつれて古代守と恋愛関係に発展する展開には違和感を覚える場面もあった。物語の筋として避けられない部分かもしれないが、いきなり女性的な描写が挟まると戸惑いを感じるところもある。地球へ戻って全員で大仕事を成し遂げるべきなのに、スターシャと留まる選択をした古代守にも複雑な感情が生まれる。
戦いよりも愛を選び、生きて帰る。自分たちの手で未来を掴む。艦長の涙。最後には真田工場長のあまりの優秀さに思わず笑ってしまう。日本人しかいない世界設定には違和感を覚えるSFディテール。
[『宇宙戦艦ヤマト』放送50周年記念セット上映]
~25話をPrime Videoで視聴し、50周年記念セレクションとして最終話も含め初めての上映。
やっぱり16話は素晴らしいね!
21話もお気に入りです。
御都合主義と言われるかもしれませんが、私は森雪隊員と古代隊員のハッピーエンドを称賛したいです。沖田艦長の宇宙放射線病による死も、後のシリーズでなかったことになるらしいですが、今作では感動的でした。「ふしぎの海のナディア」が今作に影響を与えていることは、オタクとして漠然と知っていましたが、第2話の発進シーンだけでなく、すべての話の冒頭のナレーションまでオマージュされているとは思いませんでした。また、反射衛星砲もそのままでした。個人的に好きだったのは、ドメル将軍(おそらく元ネタはロンメル)が率いる宇宙艦隊との頭脳戦や、後半クールに入ってからのデスラー総統のキャラクターの深化、捕虜のガミラス兵に対するヤマト乗組員の公平な対応、そしてアナライザーから森雪隊員への人間的な恋愛感情の描写です。全26話のコンパクトさは観やすく、「これがあの有名なシーンなのか」と感じるような伏線回収もあり、様々な要素を楽しみました。個人的な推しキャラは「こんな事もあろうかと!」と義手と義足に爆薬を仕込んでいた真田さんです。彼の覚悟が決まり過ぎていて好きです。
成功を信じよう。
人生に確実なものは一つもない。
人間の未来は不透明だ。
しかし、やみくもに不安がっていては何も始まらない。
不安を克服し、明日を信じることが、私たちにとって重要な心の戦いなのだ。(19話)
孤独を感じているのか?
君はこの航海を通じて、より多くの人を愛することを学んだはずだ。(最終話)
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松本零士作品を初めて鑑賞しました。
皆が楽しんでいる中、自分だけが疎外感を感じることがあるという思い、好奇心、また熱くなりつつも冷静さを失わないトーンや、博愛的な世界観がとても水瓶座的だと感じました。
人物描写よりも、崩壊する大陸や飛び交うミサイルのディテールに心を奪われ、ストーリーが淡々としている中でも、大地や宇宙に確かな変化が起きている様子が伝わってきて、その風景から引き込まれる表現にスタッフの情熱を感じました。
金髪の美女は、美しさや善良さ、憧れを象徴していたのでしょうか。
雪の制服が常にミニスカートで、サポーターであり母のような役割を一手に担わされているのは、時代を感じると同時に、少し気持ち悪いなとも思いました。
義手の人が、生きて帰ってこられて本当に良かった。
アマゾンプライムで数十年ぶりに全話を鑑賞しました。初回の佐渡先生が豚をしめるシーンや、スターシアから波動エンジンの設計図をもらったことなど、忘れていた部分が多かったです。また、「この回は必要か?」と思える下らないエピソードもあったりしましたが、七色星団のミッドウェイ海戦やガミラスとの本土決戦を通じて、戦後29年目にして戦争の記憶が生々しい世代が抱く反省や願望が込められた作品だと感じました。イスカンダル星の人々が亡くなっているのに、星の寿命はまだ数万年あるというスターシアの説明には?と思うこともありましたが、SNSなどで情報を得ながら視聴できるのはいいですね。10年前に偶然、ささきいさおさんの生歌のテーマ曲を聴いたことがありますが、音楽が何より素晴らしいです。「負けた者は生きる資格はないのか」「地球や何もかも皆懐かしい」といったセリフも印象的で、改めて名作だと実感しました。