1998年10月2日に公開のアニメ「彼氏彼女の事情」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「彼氏彼女の事情」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
彼氏彼女の事情が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
彼氏彼女の事情のあらすじ
超見栄っ張りな宮沢雪野は、優等生を演じずにはいられない性格。そんな本性を完璧な優等生・有馬総一郎に見抜かれてしまい、雪野は動揺する。しかし、それをきっかけに二人は互いに惹かれ合い始め、やがて深い想いへと発展していく――。
彼氏彼女の事情の詳細情報
「彼氏彼女の事情」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | GAINAX J.C.STAFF |
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監督 | 佐藤裕紀 庵野秀明 |
キャラクターデザイナー | 平松禎史 |
主題歌・挿入歌 | 榎本温子 福田舞 鈴木千尋 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 1998年10月2日 |
彼氏彼女の事情のエピソード
「彼氏彼女の事情」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 第1話 彼女の事情 | 県立北栄高に入学した宮沢雪野は、その美貌や成績、人柄の良さでたちまちクラスの人気者になる。彼女の実体は他人の目を気にする「見栄王」であった。だが、そんな彼女の存在を脅かす強敵、有馬総一郎が同じクラスにいた。入試トップの成績で入学した人気者の有馬に、雪野は異様なまでのライバル心を燃やすが……。 |
02 | 第2話 二人の秘密 | 自らの失敗で大ピンチを迎えた雪野は、有馬に脅える日々を過ごす。しばらく普通の日常が過ぎ、彼女が気を許したその時、彼の反撃が開始された。正体をバラさない代わりに、有馬の受け持つ様々な委員会の仕事を手伝うことになり、下僕となってしまう雪野。山と積まれた仕事を二人で片づける放課後が続く……。 |
03 | 第3話 彼氏の事情 | お互いの秘密を共有した彼女と彼の中は急接近。それぞれの自宅で勉強会をするほどに親密になった。しかしある日、雪野に対する有馬の態度が急に変化した。拒絶とも感じるほど、冷たい態度をとる彼に対し、経験の無い彼女はその真意が読み取れない。混乱する心のまま、詰め寄る雪野。そのとき有馬は…。 |
04 | 第4話 彼女の難題 | 彼の心を知り、ますます有馬に惹かれる雪野。だが彼からの再度のアプローチにも、緊張のあまり返ことを返せない。それはまだ友達以上・恋人未満であるという結果になってしまう。自分の失敗に焦りを感じる彼女は、有馬に改めて自分から告白することを決心した。雪野は様々な作戦を企ててチャンスを作ろうとするが…。 |
05 | 第5話 彼の野望 | 晴れて「彼氏」「彼女」になった有馬と雪野。だが学校は体育祭の準備期間で大騒ぎ。生徒・教師の両方から信頼の厚い二人は数々の部署を掛け持ちするため、学校内ですれ違いの日々が続く。お互いに思いを募らせる二人。そんな体育祭も終了した頃、有馬に急接近する男がいた。F組の人気美男子、浅葉秀明であった。 |
06 | 第6話 僕を変える、君の声 | 夏休みも近いその頃、有馬と雪野は今までトラブルで満足に会えなかったことを解消せんとばかりにデートにいそしむ日々となった。だが雪野と付き合って様々な彼女の本性を知るほど、有馬は彼女のキャラクターにコンプレックスを感じるようになっていく。思い悩む有馬。ある放課後、居残った二人は激しい夕立に遭う…。 |
07 | 第7話 二人の阻隔 | 雪野と有馬、そして新たな友人・浅葉の関係は親密さを増す。雪野と有馬は期末試験の結果が良くなかったことなど一向に構わなかった。だが学校側はこれを重大な問題として二人の前に提示する。そんな教師たちの意見に対して、あくまで本来の自分自身でありたいと主張する雪野だが、ことは両親の呼び出しにまで発展する。 |
08 | 第8話 その日、宮沢雪野は | 夏休みも近いその日、有馬の家に遊びにいく雪野。二人きりの時間を初めて彼の家で過ごす。お互いの距離を確かめ合う二人は2度目のキスを経験する。そして雪野は有馬のことをより強く心に感じるのだった。 |
09 | 第9話 モラトリアムの贖罪 | 自分に正直に生きることを決めた雪野。しかし、成績低下による呼び出しや、有馬だけでなく浅葉とも仲良くなったことを不審がり、噂する女子生徒たち。そんな中、伊沢真秀は、彼女たちの雪野に対するひがみややっかみにつけ込んで女子生徒たちを束ねはじめる。それがついに行動になって表れ、雪野は……。 |
10 | 第10話 すべてはこれから | クラスメートの女子に嫌われ、有馬の旧友・芝姫つばさに敵視され、四面楚歌の雪野。だがそんな攻撃に屈する気がない彼女は、余裕で有馬や浅葉との日々を過ごす。エスカレートする芝姫の攻撃も受け流す雪野だが、一部始終を聞いた芝姫の友人・椿は、亜弥、りかの二人とともに雪野の友達宣言をして……。 |
11 | 第11話 夏の休みのはじまりに | さまざまなこと件がおこった一学期も終わろうとしていた。有馬は、剣道部のインターハイに出場するため、しばらく会えない、と雪野に告げる。有馬に会えない夏休みを、雪野は初めての女の子の友人たちと過ごすことになる。はりきる雪野だが、つばさの様子が……!? |
12 | 第12話 幸せの在りか | つばさは父の再婚に反対し、家には帰らず雪野の家に泊まると言い張る。困惑する雪野だが、結局なりゆきでつばさと真秀は宮沢家に泊まることに。そこに、椿の連絡でつばさの父と、再婚相手が現れて……。 |
13 | 第13話 幸せの主観 | 父の再婚に反対していたつばさだが、自分の意見が通らないことを悟りあきらめ、相手の息子と会うことになる。そこに現れたのは、なんと金髪ロック野郎の一馬。彼の発言につばさはキレてしまい、場はむちゃくちゃになってしまう。だが、偶然街で再会した一馬とつばさは……。 |
14 | 第14話 これまでのお話 | 雪野と有馬の出会いや二人の関係の移り変わり、またクラスメイトたちとの一連の騒動をまとめた総集編。 |
15 | 第15話 声の向こうに見えるもの | 夏休み、合宿で離れ離れの有馬と雪野。慣れない電話での有馬の声に、雪野はちょっとどぎまぎしてしまう。一方、有馬がいなくてつまらない浅葉は、雪野の家に現れる。浅葉を歓迎する月野と花野。その様子に、浅葉への警戒心を爆発させ激怒する父・洋之だが……。 |
16 | 第16話 永遠の点綴 | そろって祖父の家へ遊びに行った雪野たち宮沢一家。そこで目にしたのは、雪野そっくりの母・都香の昔の写真。雪野の両親は幼なじみで、恋愛関係になったのは都香が高一の時、今の雪野と同じ年だという。幼い頃、父・洋之は、最愛の祖父と二人で暮らしていた…。 |
17 | 第17話 彼の去来 | インターハイで不在の有馬から手紙を受けとり、彼への思いがつのる一方の雪野。そんな彼女のもとに、待ちに待った有馬が帰ってきた。背がのびた有馬に、今までとは違う感情を抱く雪野だが…。 |
18 | 第18話 シン・カ | 失踪した実の父親のことで、親族から蔑まれ辛く当たられる有馬。雪野に出会うまで、義理の両親のためだけに前向きに生きてきた彼だったが、雪野を強く心の支えにするようになって行く。そんな彼はやがて…。 |
19 | 第19話 14DAYS・1 | 二学期がはじまり、試験に文化祭に忙しい雪野たち。そんな中、沖縄から十波健史が転入してくる。昔の同級生と同姓同名の転校生が来たと知った椿、りか、亜弥は!? |
20 | 第20話 14DAYS・2 | 小・中学生時代、肥満児で椿にいじめられていた転校生・十波。彼は「変わってやる」という決意のもと、別人のように格好よくなって戻ってきたのだ。一方、亜弥が文化祭で自分の書いた脚本を、雪野たちに演じてほしいと言い出すが……。 |
21 | 第21話 14DAYS・3 | 十波は自分が以前椿と同じ学校にいたことは椿たちには言わないでくれと雪野に頼む。文化祭で劇をやろう、という亜弥の提案を嫌がる雪野と真秀だが、脚本を読んでみることになる。そして雪野は……。 |
22 | 第22話 14DAYS・4 | 雪野は文化祭の劇をやろう、と言い出し、嫌がる真秀も無理矢理説得される。もちまえの交渉能力を生かして、学年主任の川島先生に顧問になってもらうなど、着々と準備をすすめていく雪野たち。一方、有馬の様子が……。 |
23 | 第23話 14DAYS・5 | 文化祭も近づき、会議と演劇の準備で大忙しの雪野。椿に復讐を誓う十波は、椿に「嫌いだ」と告げる。日曜日、打ち合わせのために集まった雪野たちだったが、いつの間にか話がそれて脱線してしまう。それを見かねた真秀は皆をたしなめるが……。 |
24 | 第24話 今までと違うお話・1 | 自分に対する噂話の不満を有馬にぶつけ、過去の栄光を懐かしむ雪野。有馬の慰めも聞かず拗ねるが、そこで雪野はふと、有馬と出会わなかったら自分はどうなっていたのか、と自問する。屋上に寝転び、一人で考え続ける雪野。そこに現れたのは……。 |
25 | 第25話 今までと違うお話・2 | 友達の百合香や月野とともに下校していた花野は、誰かに後をつけられていることに気づく。その後も後ろが気になって仕方ない花野だが、ある時学校で窓の外を見ると、そこにはD組の女の子が立って花野を見ていた。そのことを相談された月野たち家族は、自分で解決するようにと花野に告げるのだが……。 |
26 | 第26話 14DAYS・6 | 有馬とのことをのろけてくる雪野にうんざりする十波。雪野の語る恋愛感情を理解できない十波だが、あることがきっかけで自分の気持ちに気づかされる。一方、雪野と仲のいい十波に対して冷たい態度を取った有馬は、そんな自分に戸惑う。苦悩する中で、いつもの自分とは全く別の自分がいるような感覚を覚えた有馬は……。 |
感想・レビュー
庵野監督の少女漫画ワールドを体現する作品です️。有馬と宮沢の距離感は最高にキュンキュンするし、それを取り巻く家族や友人たちとの関係性も見応え抜群。心が温かくなるエピソードが多く、私は本当に大好きでした。文化祭をアニメ化して見たかったなぁ。
– 庵野秀明の最高傑作だと確信している。原作の魅力はもちろん、鋭い心理描写とシンプルで心を打つ演出が際立つ作品だ。
– 庵野秀明の最高傑作だと感じる。原作の魅力は当然として、心理描写の鋭さと心に響くシンプルな演出が秀逸だ。
– 庵野秀明の最高傑作と断言します。原作の深さは言うまでもなく、鋭い心理描写と無駄のない演出が心を打つ。
男女間の緊張感やしっとりとした雰囲気を肌で感じられる演出。やっぱり庵野監督は素晴らしいですね。
間違いなくあんのぶし。
さらに、トリガーの変貌が見える点が魅力です。
声優陣だけでなく、作画スタッフの紹介もぜひ載せてほしいです。
終わってほしくないタイミングで物語が終わってしまい、絶望感に襲われた。劇も同様で、ここからが作品の魅力を引き立てる部分なのに、もったいないなと思った。
実写や紙の劇、原作を直接取り入れた進行があり、予告では声優の実写映像が使用されるなど、当時はかなり挑戦的な試みが多かったに違いない。それにしても、26話中で約4話が総集編だった気がして、多すぎるなと笑ってしまった。
演者の声の演技が棒読みに思える部分もあったが、25年以上前の作品だから「良し」とされる演技も異なっているだろう。そう理解しながら観ていたが、石田彰が出ると違和感が全く感じられず、やはり彼の演技は段違いに素晴らしいと感動した。
制作の背景がちらほらと見えてくるのは一つの魅力でしょうか。一般的な少女漫画よりも深い心理描写が見られ、特に有馬のキャラクターは印象的でした。ユニークな演出もありましたが、中盤でテンポが崩れる場面もありました。それでも十分に楽しむことができました。書き言葉的な表現は良い部分もありますが、ギャグ描写と組み合わさることで、少し入り込みづらくなっている印象がありました。
有馬はシンプルさが魅力で好み。性格もキャラデザもかなり好きで、物語の内容も普通に面白く、観ていて退屈しなかった。映像の切り替えは特別目新しい感じではないが、監督がエヴァと同じだと知って納得した。ただ、終盤はかなり雑で、結末がよく分からないまま終わってしまったのが残念。続きが気になってアニメを見続けたかったけれど、結局は漫画を買うことにします。
記録:
中学の友達の家で観た面白い作品!
EDが本当に面白かった!笑
庵野秀明監督のコンテのレイアウトと映像の切り替えは美しさが際立つ。少女漫画特有の読者を魅了する洗練されたコマ割りが、映像化のクオリティにも活きているのかもしれない。
大好きな作品です!アニメを観て、漫画の全巻を揃えました。有馬総一郎は本当に魅力的なキャラクターで、完璧でありながら不安定なイケメンです。
シンの「彼氏彼女の事情」をぜひ制作してほしいです。