ユリ熊嵐はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.2
ユリ熊嵐 アニメ

2015年1月5日に公開のアニメ「ユリ熊嵐」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ユリ熊嵐」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ユリ熊嵐が視聴できる動画配信サービス

現在「ユリ熊嵐」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ユリ熊嵐」が配信中です。

動画サービスPR 配信種別 利用料金
DMM TV 見放題 初回14日間無料
ABEMA 見放題 無料配信あり
dアニメストア 見放題 初回31日間無料
U-NEXT 見放題 初回31日間無料
Rakuten TV レンタル 登録無料
最終更新日

ユリ熊嵐のあらすじ

ある日、遥か宇宙で『小惑星クマリア』が爆発し、その破片が流星群となって地球に降り注いだ。すると、謎のことに地球上の『クマ(熊)』たちが一斉に反乱を起こし、人類に襲いかかった!『ヒトVSクマ』の戦いが始まり、クマは人間を食べ、人間はクマを撃つという果てしない闘争と憎悪が繰り広げられた。ついには、ヒトとクマの間に巨大な『断絶の壁』が築かれ、双方が一切近づけない状態となった…。ヒトの世界。ある朝、嵐が丘学園の生徒である椿輝紅羽(つばき く…

ユリ熊嵐の詳細情報

「ユリ熊嵐」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2015年1月5日

ユリ熊嵐の楽曲

「ユリ熊嵐」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

ユリ熊嵐のエピソード

「ユリ熊嵐」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 私はスキをあきらめない 宇宙のかなたで『小惑星クマリア』が爆発。何故か地球上の『クマ(熊)』が一斉に決起し人類に襲いかかり、ヒトとクマの間には巨大な『断絶の壁』が築かれ互いに不可侵な状態となった。嵐が丘学園の生徒、椿輝紅羽(つばき くれは)と 泉乃純花(いずみの すみか)が、二人きりで花壇に咲いた百合の花を見ていた。二人は『友だち』であり【 恋人 】。見つめ合う二人。その時【クマ警報 】が鳴る。クマがヒトの世界に侵入し、ヒトが襲われたのだ。ヒトの世界に侵入した!そのクマは果たして…?
02 このみが尽きても許さない 紅羽に近づこうと自宅にまで押しかけた銀子とるる。銀子は強く迫るが、銃を持った蜜子に邪魔されてしまう。紅羽を気遣う蜜子だが、それに嫉妬したのは百合川このみだった。彼女の邪心が燃えたそのとき、紅羽はまた謎の電話に呼び出された。クマと対峙して気を失う紅羽。そこに蜜子が忍び寄る。紅羽に執着する彼女の目的は?
03 透明な嵐 クマから身を守るため、友達が大事だと説かれる女生徒たち。学園内では群れを重んじて、空気を読まないヒトを悪と見なす「排除の儀」が開かれた。議長・鬼山江梨子のもと、紅羽は排除されるべき者に選ばれてしまう。この結果にほくそ笑む蜜子。彼女は紅羽を呼び出し、おぞましい本性を露わにする。銃声と叫び声が屋上に響き渡った。
04 私はキスがもらえない 王国中の愛を弟のみるん王子に奪われた「るる姫」。彼女はみるんを憎んでいた。自分のために「約束のキス」を探し、蜂蜜の壺がそれだと言って渡すみるんを冷たくあしらう。そこに思わぬ悲劇が起こり、るる姫は虚しさに包まれた。深い後悔のなか、彼女は銀子に出会う。そして光をもらった。二人がヒトの世界へ旅立つまでの物語。
05 あなたをヒトリジメにしたい 紅羽と友達になるため、強引に同居を迫る銀子とるる。好物を料理して振る舞うが、なかなか打ち解けてくれない。一方、学園では針島薫が紅羽を気遣う態度を見せていた。「透明な嵐」が壊した百合花壇を元に戻そうと提案する。紅羽の誕生日を花壇で祝いたい。それは純花の望みでもあったと語る。銀子とるるは、そんな針島を探るが…。
06 月の娘と森の娘 純花とのはじめての出会いで見せた紅羽の優しさ。透明な嵐から紅羽を守ろうとした純花の決意。スキを諦めなければ何かを失っても透明にならない。数々の思い出が紅羽によみがえるなか、学園では針島薫たちによる紅羽の誕生日会が始まろうとしていた。銀子も傷ついた体のままユリ花壇へとひた走る。紅羽に自分のスキを示すために。
07 私が忘れたあの娘 澪愛の描いた絵本は、幼き紅羽と大スキなあの娘の物語だった。しかし紅羽には憶えがない。思いが晴れないでいたが、高熱で療養中の銀子が口ずさむ『スキの歌』にハッとする。銀子が大切な友達だったあの子…? 一方、看病を続けていたるるは「罪グマへ」という宛名の手紙を見つけ、そこに書かれた銀子の罪に驚愕する。
08 箱の花嫁 『あの娘』とは銀子のことだったと知る紅羽。だがユリーカは、これまでの事件のすべての元凶は銀子であると紅羽に告げ、排除しろと言う。はたしてユリーカは何を企むのか? ついに銀子と対峙した紅羽は問う。あなたは何者なの? 激しい雷鳴の中、真実を告げられた紅羽は…。
09 あの娘たちの未来 スキとは、相手とひとつになること、相手を呑み込むこと。スキを失い、空っぽの箱のように生きてきたユリーカは、澪愛との間で果たせなかった思いを胸に、紅羽に迫る。たとえ破滅してもスキを叶えたい者たち。狂おしいスキの欲望は、正しいとは言えないが切実な思いだ。銀子のもとにも、スキの欲望を説く蜜子が現れる。銀子と紅羽のスキの行方は?
10 ともだちの扉 学園に潜むクマを炙り出そうと、大木蝶子が率いるクマタギ隊が秘密兵器を用意した。るるは身の危険を感じつつも、紅羽と銀子の仲を取り持とうと奔走する。クマがヒトの姿でいるための契約とは? 蝶子とクマタギ隊の秘密兵器が、るると紅羽を追い詰める。私たち、友だちになれたよね? るるの問いに紅羽は…。
11 私たちの望むことは 囚えた紅羽を餌に、狂暴化した銀子をおびき出そうする蝶子。銀子は、蜜子の亡霊に導かれるままに、つぎつぎとヒトを襲い、紅羽に迫る。明かされる銀子の生い立ちと紅羽との出会い。二人を襲った悲しい過去。ふたりは運命を変えられるのか? ようやく紅羽のもとにたどり着いた銀子が見たものは…。
12 ユリ熊嵐 蝶子は、捉えた銀子を排除するための儀式を始める。クマを庇う者は同罪であり、やはり排除すると言う。私はお前を食べるためにヒトの世界に来た、ヒトリカブトの銀子だ! ヒトの敵だ! 吠える銀子を見つめる紅羽。今、すべてがわかった。紅羽は決意を胸に空を仰ぐ。裁きの時が来たのだ。

感想・レビュー

  1. ミルクセゐき ミルクセゐき

    承認欲求や多数正義、排外主義といったテーマ。クマや透明な存在に関する問いかけ。抽象的でありながら曖昧さを含んでいるため、好みは分かれるかもしれませんが、今の時代に非常に響く内容だと私は感じました。

  2. めーやん

    放送開始から十周年、おめでとうございます。Abemaで無料配信してたので、久しぶりに見返しました。イクニファンとしては「最高」以外に語るべきことが特にない気もしますが、思ったことを整理としてメモします。

    現在の排外主義が日を追うごとに色濃くなる状況の中で、異なる相手へ手を差し伸べることの重要性と難しさを改めて痛感しました。排除を煽る声は、今まで以上に生々しく響いてきます。

    イクニ作品はいつもメタファーの話題になりますが、本作はメタファーを超えて、抽象的な概念をそのまま扱っているような印象です。「スキ」はそのまま「スキ」だし、「キス」は「キス」。それでも童話が補助線になるおかげで、思い入れや理解が想像以上にすんなり頭へ入ってくるのだと、改めて実感しました。

    個別のネタバレを避けつつも、4話と11話で情緒が大きく揺れています。るる、好きです。それに百合園密子は、悠木碧さんのベストアクトのひとつだと思います。

    人脈の観点では、後に副監督の古川さんが『レヴュースタァライト』を手掛けることを踏まえて鑑賞すると、演出プランやモチーフがTV版スタァライトとしばしば重なる点があり、面白い発見がありました。『ラブコブラ』の新展開も、首を長くして待っています。

    では来週は十周年イベントへ行ってきます!

  3. 小川 小川

    ウテナと輪るピングドラムの大ファンですが、長い間手を付けられなかったユリ熊嵐をついに見終わりました。感想としては、キスの意味が深いです。人魚姫が王子とキスを交わし、恋が成就する様子は自己実現の象徴のようです。しかし、それはとても難しいことです。そばにいたり、両想いになったりするのは一人では実現できない夢です。それが叶わなければ、泡のように消えてしまう自己犠牲も美しいのかもしれません。執着なのか、本当の愛なのか、考えさせられます。特にユリーカの歪んだ愛の表現が気に入りました。「承認されるんだ!」という感覚が響きました。ミルン王子やるるちゃんの弟が、何度もるるちゃんに愛を示すシーンは可愛くて切なかったです。キスがなければ自己実現はできず、るるちゃんの箱には「愛」と貼られています。彼女にはもっと素直になってほしい。最後に二人が同じ場所に向かったことで、互いに「ぼくからキスすればよかったんだね!」と交わし、愛が受け入れられたシーンに感動し、涙が止まりませんでした。

  4. 読書の虫 読書の虫

    自分はクマだと思っていたが、実は透明なのかもしれない。

    他者が自分に危害を加える可能性を受け入れるのは容易なことではない。

    夢を追い続けることや障壁を乗り越えることは非常に難しい。しかし、ヒトもクマも愛し愛されたいという欲求を抱いているのだ。

  5. 彩場翔人 彩場翔人

    全体的に同じセリフやシーンを何度も繰り返しているアニメ。言葉の意味は曖昧だけど、雰囲気としては理解できる。私はリアルタイムでこれを見て涙し、再度観てもまた涙する。泣けるポイントがあるというより、人とクマの間にある感情の共通性や、愛情だけでは通じない冷酷で残酷な世界観に惹かれる。愛を諦めないということは、相手をどんな状況でも愛し続けること。約束のキスは、互いに愛し合うという前提があってこそのもの。

  6. 内山昂輝

    印象的で面白い作品で、きっと忘れられないだろう。

    百合の表現が豊かで、ストーリーも絵も素晴らしい。

    ガウガウ。

    私たちは、最初からあなたたちが大嫌いだったのに、同時に大好きでもあった。

    好きを手放さない。

    ショオーック、クマショック!

  7. 松尾智之

    設定が謎のまま進む点に戸惑いを感じる声が多い。

    ユリ熊嵐は作画が可愛いのでしばらく視聴を続けたが、百合描写が濃くなる一方で話の筋がつかめず、途中で視聴をやめた。

    ウテナも物語の展開が唐突で設定が明かされない点があるが、性的描写の匂わせもある。とはいえ、勢いと洗練されたセンスには強く惹かれた。

  8. りょうま りょうま

    前よりも理解できた気がするけれど、完全に意味を掴めたかと聞かれると困ってしまう。だからこそ印象に残るのかもしれない。百合が好きで見たわけではないけれど、意外に百合も楽しめるかも?オープニングの肌色が多すぎて、毎回飛ばしてしまった。裸で抱き合うシーンが長すぎるよ〜!百合は精神的な愛、熊は肉欲的な愛ということが分かった。キャッチーな名前が多い。名前に百合がついているキャラクターは、クマが化けているのかな?これは一種のカモフラージュ?社会の隠れたルールを打ち破る姿勢、自分から愛することを選ぶ点は、幾原監督の作品に共通するメッセージで、他の作品を見た後の二周目の方がスムーズに入ってきた。ストレートで、目立つことを恐れずに、自分自身を貫くこと(好き)をあきらめない。最後に、クマのこのみと女生徒との間に新たな絆がしっかりと芽生えていて、銀子と紅羽が間違いなく何かを変えたことに感動した。キャラとしてはるるが一番好き。あのハスキーな声が心に響く。

  9. YMD YMD

    公開時にも一度観た映画だが、なぜか今、改めて観てみたくなり鑑賞した。

    それは、きっとタイミングだったのだと思う。

    断絶
    透明の嵐
    私は、好きなものを諦めない。

    私たちは
    最初からあなたたちが大嫌いで
    最初からあなたたちが大好きだった
    だからこそ、本当の友達になりたかった
    あの壁を越えて。

    あなたの好きは本物ですか?

  10. DAI

    ガウガウ。シャバダドゥ。ユリ、承認。セクシー!ウォールルルル。ユリダーク。

    日頃の生活の中で、あまり目に留まらない現実がある。遠い戦地の炎、外国人への排外主義、性的マイノリティ。理解し合える可能性はあるのに、出会う瞬間に心が引いてしまう「クマ」たち。そうしたものと線を引く「断絶の壁」。

    その壁を築き、クマを危険と認定して安全を確保したのだから、中にいる人々は幸せに暮らせばいいのに、透明にはなれない者たちに起こる「排除の儀」。

    私たちは、これまで何を失ってきただろうか。