2018年1月2日に公開のアニメ「宇宙よりも遠い場所」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「宇宙よりも遠い場所」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
宇宙よりも遠い場所が視聴できる動画配信サービス
現在「宇宙よりも遠い場所」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「宇宙よりも遠い場所」が配信中です。
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宇宙よりも遠い場所のあらすじ
宇宙よりも遠い場所へ――。始めたい気持ちはあるのに、なかなか一歩を踏み出せずに高校二年生になってしまった少女・玉木マリ(まり)ことキマリは、ある出来事をきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬と出会う。高校生には南極へ行けるはずがないと周囲に言われても、決してあきらめようとしない報瀬の不屈の姿に心を動かされたマリは、彼女と共に南極を目指すことを誓う。しかし道は決して平坦ではなく……
宇宙よりも遠い場所の詳細情報
「宇宙よりも遠い場所」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | マッドハウス |
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監督 | いしづかあつこ |
脚本家 | 花田十輝 |
キャラクターデザイナー | 吉松孝博 |
主題歌・挿入歌 | 井口裕香 早見沙織 水瀬いのり 花澤香菜 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2018年1月2日 |
宇宙よりも遠い場所の楽曲
「宇宙よりも遠い場所」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- エンディングテーマここから、ここからVarious Artists
宇宙よりも遠い場所のエピソード
「宇宙よりも遠い場所」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | STAGE1 青春しゃくまんえん | 高校に入ったら何かを始めたいと思いながらも、なかなか一歩を踏み出すことのできないまま、高校2年生になってしまった少女・玉木マリ(たまき・まり)ことキマリは、とあることをきっかけに南極を目指す少女・小淵沢報瀬(こぶちざわ・しらせ)と出会う。高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、報瀬と共に南極を目指すことを誓う。 |
02 | STAGE2 歌舞伎町フリーマントル | 南極観測船は日本を発ち、オーストラリアのフリーマントルを経由して南極へと向かう。観測隊員たちが南極観測船に乗り込むのはフリーマントルからのため、日本からフリーマントルに行くための飛行機代が必要になると報瀬から言われたキマリは、コンビニでアルバイトを始める。一緒に南極に行きたいというアルバイト先の先輩・三宅日向も仲間に加わり、キマリたちは報瀬が計画したとある作戦を実行する。 |
03 | STAGE3 フォローバックが止まらない | 報瀬の部屋に集まったキマリたちは、スマホを片手に高校生が南極に行く方法を探す。そんなものが簡単に見つかるはずもないと思っていた矢先、南極観測隊に取材班と共に現役女子高生であり、女優でもある白石結月が同行するという記事を見つけるキマリたち。結月が所属する事務所に私も同行できるように掛け合ってと騒ぐ報瀬に巻き込まれ、電話を押し付け合うキマリたちの前に結月が現れる。 |
04 | STAGE4 四匹のイモムシ | ついに南極行きの切符を手に入れたキマリたちは、同行者として南極に行くために身につけなければならない技術や知識を学ぶため、3日間に渡る夏期訓練に臨む。座学から野外でのフィールドワークまで、様々な訓練を行う施設がある山の麓までやってきたキマリたちは、そこで今回の南極観測隊の隊長である藤堂吟から挨拶を受けるが、報瀬だけは隊長の言葉に険しい表情を浮かべる。 |
05 | STAGE5 Dear my friend | 訓練を終えてから数ヶ月が過ぎ、南極へと旅立つ日が近づいてきたある日。リンの手伝いもあって、どうにか南極へと持っていく持ち物の荷造りを終えたキマリは、めぐみから借りたまま、てっきりなくしてしまったと思っていたゲームを見つける。めぐみにゲームを返すついでに、久しぶりだからとゲームで遊び始めたキマリは幼い頃の思い出を話し始めるが、めぐみは覚えていない様子で……。 |
06 | STAGE6 ようこそドリアンショーへ | 七神屋ペンギン饅頭号として生まれ変わった南極観測船に乗り込むのはオーストラリアのパース近郊にあるフリーマントルから。日本からフリーマントルに向かうために旅立ったキマリたちは、乗り換えのためにシンガポールに降り立つ。出発までの時間を使ってシンガポール観光を楽しむキマリたちだったが、日向の様子がおかしいことに気がついた結月は、何か隠し事をしているのではないかと問い詰める。 |
07 | STAGE7 宇宙を見る船 | フリーマントルに到着したキマリたちは、停泊しているペンギン饅頭号に乗り込む。船室へと案内されたキマリたちは、吟からその船室がかつて報瀬の母親である貴子が使っていたものであることを聞き、貴子が何か部屋に残しているのではないかと隅々まで調べてみるが、何も見つからない。そして時間は食料の買い出しなど出港準備の手伝いで忙しなく過ぎていき、出港前の出陣式を迎える。 |
08 | STAGE8 吠えて、狂って、絶叫して | ついにフリーマントルから南極へ向けて出港したペンギン饅頭号。陸地から離れ、大海原へと進んでいく光景に、キマリは改めて世界の広さを感じる。隊員たちへの取材、大量のじゃがいもの皮剥き、そして体力をつけるためのトレーニングなど、船内でやらなければならないことの盛り沢山さに疲れ果てるキマリたち。明日からやっていけるのかという不安の中、さらなる災難が襲いかかる。 |
09 | STAGE9 南極恋物語(ブリザード編) | 観測隊員の敏夫から恋の相談を受けたキマリたちは、敏夫が恋い焦がれる相手が隊長の吟だと知って呆れてしまう。吟との距離を少しでも縮めるため、報瀬に何か情報はないかと尋ねる敏夫だったが、母である貴子の知り合いというだけで、何も話せることはないと答える報瀬。こうなったら吟に直接聞くしかないと、キマリたちは報瀬に吟のところへ行くように言うのだが……。 |
10 | STAGE10 パーシャル友情 | 見渡す限り延々と続く真っ白な世界。ついに南極へとやってきたキマリたちは、目の前の広がる景色に思わず息を呑む。前回から3年ぶりとなる昭和基地ではやらなければならないことが山積みで、基地へと案内されたキマリたちも次から次へと言い渡される仕事に大忙し。そんな中、結月が意を決したかのような面持ちでキマリたちを見ながら、とある出来事を話し始める。 |
11 | STAGE11 ドラム缶でぶっ飛ばせ! | 大晦日に予定されている南極と日本を繋ぐ中継のテストをしているキマリたち。モニターの向こうにはキマリの母と妹のリンの姿が映っている。そしてさらに中継の話を聞きつけた日向の友達が、ぜひ会いたいとやってきていて、日向に久しぶりと話しかける。テストも終わり、基地内にある郵便局の分室で仕事をするキマリたちだったが、日向だけは心ここにあらずといった様子で……。 |
12 | STAGE12 宇宙よりも遠い場所 | 母が南極から帰らなかったあのときからずっと醒めない夢の中にいる。その夢は南極に来ることで、母が愛したその場所に行くことで醒めると思っていた。でも南極にやってきた今も夢は醒めることなく続いている。もし母がいる場所に行ってもこの夢が醒めなかったら、そう考えると怖くてたまらない。母の元へと向かう最後の旅が始まる。日本から1万4千キロ。宇宙より遠いその場所へ。 |
13 | STAGE13 きっとまた旅に出る | 鳴り響く目覚まし時計を止めて、ベッドから起き上がったキマリは食堂の厨房へと向かう。同じ当直当番である日向に遅いと文句を言われながら、ホワイトボードに今日のメニューを書く。そして朝食後のミーティングの司会進行、ゴミ出し、トイレ掃除と仕事をこなしていく。南極での生活にもすっかり慣れたキマリたち。夏隊帰還まであと3日。長かった旅路は終わりを迎えようとしていた。 |
感想・レビュー
2025年6月から9月のどこかで、3話まで視聴しました。また機会があれば見たいと思います。
女子高生が南極に行くアニメ
なんだか遠い場所に行きたくなる。
非常に完成度の高いアニメで、見事にまとまっている。
キャラクターが魅力的だね。
個人的にはωのような口を持つキャラが好きなんだ。理由はわからないけど。
「軽く死ねますね」が好き。
やっぱりドリアンのエピソードが一番記憶に残っている。
青春のきらめきと揺れ動く気持ちが見事に表現された作品です!感動的な場面がいくつもありますが、特に第12話でメールが届く瞬間には、これまでの思いが報われたかのように涙が止まりませんでした。4人の関係が友情を超えて深まっていく様子も非常に素晴らしかったです。
少女たちそれぞれが抱える過去を分かち合い、互いに手を取り合って困難を乗り越える。南極へ行くことも、生きていくことも、独りでは成し遂げられないだからこそ仲間と支え合うことの大切さを伝えるメッセージ。心に残る、今後も語り継がれる大切な作品。
宇宙よりも遥かに遠い場所、それは南極だった。
報瀬の母への想いに涙が溢れた。
人生で一番のおすすめアニメと聞かれたら、私は間違いなく『よりもい(Yorimoi)』と答えるレベルで面白く、感動できる作品です。特に第6話と第11話で描かれる日向と報瀬の友情シーンが大好き。第12話の未読メールの演出も涙なしには語れません。毎話、無駄のないストーリー展開で観ていて飽きず、見る者に何かにチャレンジしたくなる気持ちを与えてくれます。大人になったキマリたちの短編映画がいつか公開されると嬉しいですね。
このアニメ、マジで最高。私の中では、いのりんが神格化された。
これまでに視聴したアニメの中でも、間違いなくトップクラスの感動作でした。1クールとは思えないほど密度が濃く、無駄のない構成と、どの話も欠かせない完成度の高さをたしかに感じます。
南極を目指す女子高生たちという設定は一見すると突飛ですが、彼女たちの挑戦と葛藤は丁寧に描かれており、毎話胸を打たれます。登場人物一人ひとりに確固たる背景と成長が与えられており、自然と感情移入できる点が特に秀逸です。
さらに、主人公たちを支える大人たちの思いや覚悟にも深く心を動かされます。物語の後半へ進むにつれて感情の起伏が高まり、何度も涙を流してしまう場面が続きます。
青春ドラマとしての軌跡と人間関係の機微を丁寧に描いた傑作で、何度も見返したくなる作品です。
高校生の頃にこんな熱い青春を経験できたら、今後の人生でどんな挑戦にも立ち向かえる気がする。思わず笑ったり、少し涙ぐんだり、素晴らしい友情に感動した。
過去に全話視聴済みの作品の中でも、1クールの美学が強く印象に残る。放送から7年が経過した今でも、これほど美しく終わる1クール作品は稀だと言える。同クールの『ゆるキャン』といわゆる覇権アニメはどちらが上か決められない。どちらも至高だったからだ。こんな青春を送りたいと心から思える、そんな作品だ。
これもついに完走しました、心が満たされました。
やはりシリーズ構成は花田十輝だった。