2017年4月9日に公開のアニメ「有頂天家族2」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「有頂天家族2」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
有頂天家族2が視聴できる動画配信サービス
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有頂天家族2のあらすじ
京都・下鴨神社と糺の森に暮らす下鴨家は、狸界の頭領だった父・総一郎の血を今も受け継ぐ四兄弟と、タカラヅカ命の母を囲んで、そこそこ賑やかに暮らしていた。総一郎の“阿呆の血”を色濃く受け継ぐ三男・矢三郎を核に、あの日起こった狂乱の一夜があった。次期「偽右衛門」選出も、叔父・夷川早雲の策略も、そして「金曜倶楽部」との一幕も、すべて風と共に京の夜空へ飛び去り、季節は巡って洛中には若葉の香りが満ちる頃。毛玉たちは尻の冷えを気にする素振りもなく、のそのそと動き出す。天狗に攫われ神通力を得た人間の美女・弁天は京を離れ、愛弟子である弁天に恋焦がれる隠居中の大天狗・赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊は、寂しさと不機嫌を撒き散らしつつも、相変わらずボロアパートの万年床で赤玉ポートワインを啜る日々を送っていた…
有頂天家族2の詳細情報
「有頂天家族2」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | P.A.WORKS |
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原作者 | 森見登美彦 |
監督 | 吉原正行 |
脚本家 | 檜垣亮 |
キャラクターデザイナー | 川面恒介 |
主題歌・挿入歌 | fhána milktub |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2017年4月9日 |
有頂天家族2の楽曲
「有頂天家族2」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
有頂天家族2のエピソード
「有頂天家族2」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 二代目の帰朝 | 京都には人間と狸と天狗が暮らしている。狸の矢三郎は、師匠である大天狗の赤玉先生の世話をするため、ボロアパートに通う日々を送っていた。そんなある日、矢三郎はツチノコを探しに弟の矢四郎と如意ヶ嶽山中へ繰り出すのだが……。 |
02 | 幻術師 天満屋 | 慌ただしい一夜が明け、骨董屋で達磨を磨きながら店番をしていた矢三郎は、骨董屋の主人・忠二郎から急な仕事を頼まれる。矢三郎が寺町通商店街にある紳士服屋の事務所にあがると、作業通路の先にひとつの小屋が建っていた。 |
03 | 欧羅巴の香り | 初夏の山道。蛙の姿のまま狸に戻れなくなった次兄・矢二郎を治すための薬を祖母に調合してもらうため、矢三郎と母は狸谷山不動院へと向かっていた。参道の入り口に到着した母は懐かしそうに石段を見つめるのだった。 |
04 | 狸将棋大会 | 弁天の帰国、二代目との激突の報が狸界隈で盛り上がる中、もうひとつ話題に上っていたのは長兄・矢一郎が復活させた南禅寺狸将棋大会だった。亡き父・総一郎から将棋を教わり、兄弟で唯一腕が立つ矢二郎は将棋大会に出場することに。 |
05 | 続・大文字納涼船合戦 | 矢一郎と玉欄の仲を取り持った矢三郎だが、新たな問題が浮上する。それは毎年恒例となっている“五山の送り火”を空中から見物するための船がないことであった。矢三郎は俺にまかせろと、赤玉先生のアパートへと向かう。 |
06 | 有馬地獄 | かつては金曜倶楽部に所属していたが、矢三郎たちの母を救い出し、今では「狸鍋廃止!」を訴える対抗勢力「木曜倶楽部」を設立した淀川教授。そんな教授の陣中見舞いに訪れた矢三郎は、金曜倶楽部の会合が有馬温泉で開かれることを知る。 |
07 | 金曜倶楽部、再び | 地獄から生還した矢三郎は、弁天と共に寿老人の電車で行われる金曜倶楽部の会合に出席することに。宴席前に地獄の臭いを落とすことを勧められた矢三郎が露天風呂に入ると、そこには金曜倶楽部のメンバー、そして淀川教授の姿があった。 |
08 | 夷川海星の秘密 | 有馬温泉での一件後、夷川家の偽電気ブラン工場では夷川早雲の葬儀が執り行われていた。事情を知らぬ狸たちはいろいろな噂話をしていたが、母は遠い目をしながら、ぽつりと早雲が夷川家に婿入りしたときのことを話し出す。 |
09 | それぞれの二代目 | 京都駅で矢二郎を見送る下鴨家の兄弟たちと玉瀾。だがそこに母の姿はなかった……。兄が旅立ち少し感傷的な気持ちになる矢三郎の元に、赤玉先生が狸界の頭領を決める偽右衛門選挙の立会人を拒むという、新たな問題が舞い込む。 |
10 | 偽右衛門の決まる日 | 偽右衛門選挙に先だってのへそ石様へのご挨拶の日。矢三郎は弁天と二代目の一触即発の危機をなんとか回避させるも、弁天の逆鱗に触れ、その身を隠すことになる。一方、旅に出た矢二郎は四国へ渡り、金長一門の元へ向かうのだが……。 |
11 | 天狗の血 阿呆の血 | 京都狸界を束ねる偽右衛門の決定の日。矢一郎は玉欄、重鎮の狸らと共に、立会人である二代目の邸宅に集まっていた。一方、偽電気ブラン工場で働く矢四郎から緊急の連絡を受けた母は、夷川発電所へと急行する。 |
12 | 運命の赤い糸 | 京都の制空権を寿老人と奪い合う矢三郎の背に弁天の手が伸びる。「いいかげんになさい、矢三郎」。弁天におさえこまれ万事休すかと思われたそのとき、矢三郎の目に映った灯とは……。錯綜する陰謀と騒乱をごちゃ混ぜにした鍋が湯気をあげる。面白きことはよきことなり。 |
感想・レビュー
2期は非常に楽しめます。
キャラクターが増え、地獄に行くことで物語がさらに広がりました。
何よりも作画が素晴らしく、背景もとても美しいです。音楽も素敵で、京都に行きたくなります。
1期も良かったけれど、特に後半の盛り上がり方が好きだ。最後の最後まで楽しく観られる。2代目と弁天、赤玉先生と弁天、矢三郎と弁天、それぞれの関係性は結局最後まで読み解けなかった。全てを手に入れたように見えた弁天が、結局いちばん寂しさを感じさせる結末だったのが印象的。このあと弁天はどうなるのか、そばにいてくれる人を見つけられるのか気になる。総一郎が鍋になる前のエピソードも見たい。もっと阿呆なたぬきたちの日常を見ていたい。
一期と同じく作画が美麗で魅了される。日常パートから後半にかけての展開が面白すぎるほどで、地獄のシーンは特に最高だった
弁天様は最初、勝手な人だと思っていたけれど、天狗族に操られてしまうのを見て、結局は弁天様自身を心から必要とする人がいなかったのかもしれないと感じ、なんだか切なくなる。
今更だけど、後半の盛り上がりがシーズン1を超えていて素晴らしかった。送り火の日に納涼船が浮かぶところや、3階建ての電車に温泉が広がっている展開、狸や天狗、人間、鬼が入り乱れるこの作品の京都がとても好きだ。登場人物では、淀川教授が意外なMVPだったと思う。また、声優によって感じられる呉一郎の重要感も印象的だった。2代目や弁天様、赤玉先生、さらには矢三郎の関係性が少し複雑で、完全には理解しきれなかった。弁天様の精神は、もしかすると非常に幼いのかもしれない。わがままだからというのもあるが、承認欲求の面でもそうかもしれない。赤玉先生に対する愛情は、親への思いのようにも感じるが、どうなのだろう。原作の1巻で止まっていたが、こんなに素晴らしい終わり方なんだと驚いた。とても良いけれど、続きがなさそうで少し寂しい。また購入して読み返したい。
おばあちゃんダヌキが現れた。涙がこぼれそうだけど、もふもふと生きていこう。
日常がつながる描写が好き。二期で終わるのは寂しいもっと見たかった!
日常のつながりが丁寧に描かれているところが魅力。二期で終わるのは悲しい続編を望みます!
日常と物語のつながりが心地よい。二期完結は切ないもう少し見たかった〜!
久しぶりの鑑賞。2期は軽く流していたのでじっくり見返してみる。赤玉先生の後継者「二代目」が帰郷し、偽右衛門を目指す早雲が暗躍。赤玉先生と二代目の大正時代から続く確執や、二代目と弁天の新たな諍いが展開される。下鴨矢三郎、主人公で阿呆を自認する下鴨家の三男で、赤玉先生の弟子。弁天に恋をし、元許嫁の海星との婚約は父の死後に破談に。コミュニケーション能力は抜群。弁天は美しく享楽的で我儘な攻撃的な天狗で、赤玉先生の弟子。二代目は赤玉先生の後継者として明治時代に攫われ、大正時代に女を巡って大喧嘩別れし海外へ。その後イギリス紳士となり帰郷。昔の恋人に弁天が似ているとのこと。イギリス旅行中に弁天と衝突した模様。海星は矢三郎の元許嫁で、矢三郎の目の前では化け術が解けてしまうため、ずっと身を隠してきた。最終話では矢三郎と結ばれる。赤玉先生は力を失った天狗で弁天に恋をしている。夷川早雲は矢三郎の叔父で海星の父親。矢三郎の母に惚れ、矢三郎の父親と仲違いして狸鍋にした経歴がある。呉一郎に変身し偽右衛門を目指し暗躍。寿老人は金曜(狸食)俱楽部の中心人物。「あなたも地獄が怖いのですか?」と訊くと、「もちろん。自分の臓物を見るようなものだから」と答える。天満屋は怪しげな幻術を使い、かつて弁天により寿老人から地獄へ落とされた。下鴨矢一郎は下鴨家の長男で生真面目。父のようになろうと偽右衛門を志し、玉蘭を好む。南禅寺玉蘭は将棋が得意で弥一郎と結婚。下鴨矢二郎は次男で、井戸の底でカエルに化けて引きこもっていた。海星に恋していたが、矢三郎と運命で結ばれているため諦めて旅立つ。四国で偶然本物の呉一郎と遭遇。下鴨矢四郎は四男の発明家。母・下鴨桃仙は雷が苦手で宝塚ファン。父・下鴨総一郎は故人で偉大な狸だったとのこと。おばあちゃんは桃仙の母で、ふわふわの毛玉。記憶は曖昧で目は見えないが時間の流れが見えるようだ。森見登美彦の作品は情報量が豊富で、シンプルデザインのキャラクターと非常に合うが、背景が多すぎて疲れる瞬間もある。一定のクオリティが保たれていて、見応えがある。第4話の将棋型のデフォルメと表情描写が好みでなかった。勝手にペアルック風の服を着る海星や、髪で顔を隠して激怒する弁天。早雲はどうやって死んだふりをしたのか、葬儀の遺体はどうなったのか。弁天と二代目の確執は何か、二代目は元カノに振られた理由は?赤玉先生は二代目の元カノに似ていたから弁天を弟子にしたのか?二代目が涙を流したのは特別な思い入れがあったからか?弁天と二代目の関係についての描写は少ないが、原作で詳細が描かれているのか気になる。
原作小説を読了しています。
続編が出た際にアニメ化が待ち望まれていたので、非常に嬉しかったです。
前作に引き続き、安定した面白さでした。
切なくてかわいくておもしろい
結局、弥三郎の世話をしなければならない天狗が増えただけなのではないか?