2019年7月1日に公開のアニメ「かつて神だった獣たちへ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「かつて神だった獣たちへ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
かつて神だった獣たちへが視聴できる動画配信サービス
現在「かつて神だった獣たちへ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「かつて神だった獣たちへ」が配信中です。
かつて神だった獣たちへのあらすじ
パトリア大陸の民主政体【パトリア】において、北部の【北部パトリアユニオン】と南部の【南部パトリア連合】は、長年の内戦を経て劣勢に陥った北部が、禁忌の技術を駆使することを決断する。人間を異形の兵士【擬神兵】に変貌させ、神に等しい力を手にすることで、長き戦乱は終息を迎えた。それから時が経ち、戦争は過去のものとなったが、【擬神兵】となった者たちはその過剰な力ゆえに、人々から単なる【獣】として恐れられ、蔑まれる存在へと変わってしまった。元擬神兵部隊の隊長【ハンク】は、自らがかつて親しい仲間であった【獣】を狩るため旅を続ける中、擬神兵だった父の仇を求める少女【シャール】と出会う。彼は、父の死の真意を知るために彼女と共に旅することを決意する。やがて、果たさねばならない戦いの真の理由や、【獣を解き放った男】の存在が明らかになっていく。仲間を殺した罪を背負う【ハンク】の旅の行く先は、一体どこへ向かうのか?
かつて神だった獣たちへの詳細情報
「かつて神だった獣たちへ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
かつて神だった獣たちへの楽曲
「かつて神だった獣たちへ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
かつて神だった獣たちへのエピソード
「かつて神だった獣たちへ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | かつて神だった獣たちへ | 【北部パトリアユニオン】と【南部パトリア連合】。永きに渡る内戦に終止符を打つべく、【北軍】は禁忌の力を用いる。【擬神兵】、その神にも喩えられる力により、戦局は一気に覆ることとなる。【擬神兵】は戦場に勝利をもたらし英雄として迎えられたが、人には過ぎるその力は諸刃の剣でもあり、輝かしい戦果の裏で【擬神兵】たちの運命は次第に狂っていく。そして、【擬神兵部隊】隊長【ハンク】はある誓いを立てる。 |
02 | 竜の娘 | リヴレットウッド村の外れで、少女【シャール】は孤児院を営む父【ウィリアム】や孤児たちと慎ましく暮らしていた。しかし内戦により物資の値段は高騰、【シャール】たちは自給自足を余儀なくされてしまう。そんな或る日、【ウィリアム】の元に軍情報部が来訪。【特別な適性】があると告げられた【ウィリアム】は、【シャール】たちの未来の為に、戦地に赴く決心をする。やがて内戦が終わり、【ウィリアム】は村に戻ってきた。【擬神兵】ニーズヘッグとなって。 |
03 | ミノタウロスの要塞 | 父の仇である獣狩りの男【ハンク】と共に旅をすることになった【シャール】。二人が向かった先は、巨大な要塞が聳え立つ街【ローグヒル】。化け物が住み着き、今なお戦争が終わらない街。そこで待っていたのは【ハンク】をサポートする軍人【ライザ】。彼女の話によると要塞を作ったのは【擬神兵】ミノタウロスであるという。【ハンク】は自身が立てた誓いを胸に要塞へと向かう。歪な形に肥大した”完璧”な要塞を前に、彼は呟く「あいつを獣にしたのは俺なんだ」と。 |
04 | 巨獣の猛進 | 蒸気機関車で国境へと向かう【ハンク】と【シャール】。国境の谷に掛かる大陸一の鉄橋は、【北部】と【南部】の境界に位置しており、平和の架け橋と呼ばれ、戦後を生きる者たちの生活を支えている。その鉄橋に迫るように前進を続ける【擬神兵ベヒモス】=【アーサー・オールストン】を止める為、【ハンク】はこの地に呼ばれていた。無数の砲弾を浴びて尚前進する【擬神兵ベヒモス】を、【ハンク】は止めることができるのか!? |
05 | ガーゴイルの断罪 | 【蒸気都市ホワイトチャーチ】。世に擬神兵を解き放った男【ケイン・マッドハウス】を求め、この地へ来た【ハンク】達。【ライザ】の情報によると、彼は貧民街の一角で夜毎、街の住人を殺して回っているという。その目的に迫る為、調査を始めた【ハンク】達に更なる犠牲者が出たとの情報が飛び込んでくる。死体に残された爪痕から【ハンク】はケインの仕業では無いと断定する。そこに目撃者が現れ、証言する。「悪魔の石像がやった」のだと。【ハンク】はその言葉に敵の正体を知るのだった。 |
06 | 獣の王 | ついにその姿を現した宿敵の男【ケイン・マッドハウス】。不意を突かれ、身動きの取れない【ハンク】は、【シャール】を捕らえられてしまう。奪われた【シャール】を取り戻すため、【ハンク】は【ケイン】の招きに応じ、罠を覚悟で夜会へと単身向かう。そこは、正装の人々で賑わう富裕層のパーティーだった。やがて、どよめきと拍手に迎えられ姿を現す宿敵【ケイン】。眼下に【ハンク】を認めると妖しい笑みを投げる。その真意とは何か? |
07 | 追憶の引鉄 | 【ケイン・マッドハウス】の仕掛けたホワイトチャーチ事件後、【ハンク】は姿を消した。そして、夜会で【ケイン】が発した宣言は、やがて【パトリア】全土を揺るがす大きな動乱となり、パトリアに再び戦争の足音が近づきつつあるのだった。それから約ひと月後、故郷リブレットウッド村に【シャール】の姿があった。 |
08 | 眠りの歌姫 | 来るべき戦争に備え、擬神兵掃討を急ぐ【北部パトリアユニオン】。港町ポートガルフには、補給船を待つ擬神兵討伐部隊【クーデグラース】隊長【クロード】の姿があった。時を同じくして、独り波打ち際を歩く【シャール】は、儚くも美しい歌声を聴く。その歌に誘われ向かった海祠で【シャール】は、【擬神兵セイレーン】=【ベアトリス】と【チャールズ】に出会うのだった。 |
09 | 冥府の番犬 | 【ホワイトチャーチ】での暴走以降、獣の力を恐れ苦悩するハンク。倒してきた仲間達は幻影となって、彼を責め立てる。そんな折現れた、かつての部下擬神兵【ガルム】。荒ぶ雪の中、人の姿のまま【ハンク】は【ガルム】と対峙する。そこに擬神兵討伐部隊【クーデグラース】が迫る! |
10 | 二つの誓い | 内戦時代は共に背を預けて戦いながら、今は意志の違いから敵対する【ハンク】と【ロイ】。擬神兵【ウェアウルフ】と【ガルム】として激しい肉弾戦を繰り広げる二人だったが、疑神兵擬神兵討伐部隊【クーデグラース】の乱入によって、ハンクは崖から深い谷底へと落ちてしまった。かつての仲間を手にかけてることに苦悩していた【ハンク】が、混濁する意識の中で出会った者は・・・。 |
11 | 騒乱の嚆矢 | 要衝【ボルドクリーク】に建てられた【新パトリア】の巨大要塞。総力を挙げ、要塞を落とすべく編成される【北軍】の攻略部隊。そこに合流する【クロード】率いる擬神兵討伐部隊【クーデグラース】。その中には制服に身を包んだ【ハンク】の姿があった。攻略部隊指揮官【マーティン・ウォール大佐】の言葉に、敵は【擬神兵ケンタウロス】=【マイルズ・バロン】だと察する【ハンク】。戦場でまみえた昔と変わらぬ【マイルズ】を前に【ハンク】の取った行動は…。 |
12 | 追う者たち | 対峙する二人の擬神兵【ハンク】と【マイルズ】。互いを確かめる様に言葉を、その力を交わす。だが…激しい攻防を繰り広げた二人の決着は、思いもよらぬ形で訪れる。そしてハンクの前に仇敵【ケイン】が姿を見せる。【エレイン】を撃ち、擬神兵を解き放った男がハンクに対し明かす、野望とは…? |
感想・レビュー
複雑な設定がなく、観やすかった。 それは言わなくてもいい部分かもしれないけれど、白いコートの在庫がどれくらいあるのか気になった。
切ない!
救いがないと思ったけれど、これが救いなのかもしれない
ダークファンタジーとは異なり、シリアスな雰囲気が続いている。
煙が虹色なのが不思議で面白い。なぜ虹色にしたのか、説明があったかどうか分からない
えっ、ここで終わるの?というところで終わった。戦いはまだ続いているのに続きが楽しみです!
分かりやすく害獣として描くことで表現は穏やかになっているが、戦争で人を殺す術を見いだしてしまった者は、周囲からどのように映るのだろう。獣として死ぬのか、人として死ぬのかどちらが獣だと思う?私たちは主人公とともに、その問いを考え続ける。
戦争の闇、いわば黒い側面には確かに存在します。悲劇的なストーリーは永く続くように感じられ、誰もが報われる日が訪れることを願います。
正直なところ、特に魅力を感じるポイントがなかったですね途中で見るのをやめてしまいました。
後半での離脱
作画が少し馴染めず、あの虹色のビームは一体何だったのだろう
戦争に利用され、役目を終えたらこんな扱いをされるなんて、人間は自分勝手だと改めて感じました。ずっと切なく、悲しい気持ちが続きました。絵もかなり綺麗で良かったです。切なくて、みんなが幸せになってほしいと強く願い、視聴後には少し引きずりました。キャラがみんな魅力的なので、感情移入しやすい点も良かった。全体としてとても面白かったです。
擬神兵の苦悩と葛藤を描く点は評価できるが、心に刺さる要素には欠けていた。
戦争に利用され、見捨てられた者たちの悲哀を描くダークファンタジーアニメ。
資源を巡る対立で南北に分断された国が舞台。時代背景は南北戦争期を彷彿とさせ、地味ながらリアルな戦闘描写が特徴だ。
禁忌の術で異形へと変えられた部隊「擬神兵」は、戦争の犠牲者の末路を象徴する存在。彼らは次第に獣性を帯び理性を失っていく。隊長ハンクはその部隊を率いるが、終戦後には元部下たちを殺して歩む孤独な旅人となる。ケモノの造形にはケンタウロスやセイレーンといった神話的モチーフが添えられ、物語に神話味を与える。
エピソードはいずれも重いトーンが続く。寡黙な読書家だったアーサーの回、歌姫トリスの回は特に印象的で、海を見たいという願いさえも切なく胸を打つ。
さらに追い打ちをかける形で、共に支えてきたケインがリーダーとなり、虐げられた擬神兵が蜂起。かつての盟友ハンクと敵対する展開が訪れる。
人間の過ちを繰り返す愚かさと、誓いを貫こうとするハンクの姿が哀しみを誘う。成長著しいヒロインのシャールや、真っ当な感性を備えたライザ姉さんといった女性キャラも魅力的だ。
・気になる点
終盤、ケインの術者じみた描写が強調され、物語は途中で終わってしまう印象が残る。作画の崩れが見られる箇所もあり。
とはいえ全体としてドラマとしての見どころは多く、結末まで見届けたかったという欲求が残る名作寄りの仕上がり。
前半は頑張っていたのに、後半の作画がひどかった。2期があっても多分視聴しないだろう。