1995年10月4日に公開のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
新世紀エヴァンゲリオンが視聴できる動画配信サービス
現在「新世紀エヴァンゲリオン」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「新世紀エヴァンゲリオン」が配信中です。
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新世紀エヴァンゲリオンのあらすじ
2015年、西暦。第3新東京市に、様々な特殊能力を持つ“使徒”が襲来する。主人公・碇シンジは、人類の唯一の防衛手段である人型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者に選ばれてしまう。今、人類の未来をかけた戦いが始まる。果たして“使徒”の正体は?少年たちと人類の運命はどうなるのか?
新世紀エヴァンゲリオンの詳細情報
「新世紀エヴァンゲリオン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 制作会社 | GAINAX |
|---|---|
| 原作者 | 庵野秀明 |
| 監督 | 庵野秀明 |
| 脚本家 | 庵野秀明 榎戸洋司 薩川昭夫 |
| キャラクターデザイナー | 貞本義行 |
| 主題歌・挿入歌 | CLAIRE 高橋洋子 |
| 出演者 | |
| カテゴリー | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1995年10月4日 |
新世紀エヴァンゲリオンの楽曲
「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックNEON GENESIS EVANGELION SOUNDTRACK 25th ANNIVERSARY BOX DISC1 Various Artists
- サウンドトラックNEON GENESIS EVANGELION SOUNDTRACK 25th ANNIVERSARY BOX DISC2Various Artists
- サウンドトラックNEON GENESIS EVANGELION SOUNDTRACK 25th ANNIVERSARY BOX DISC3Various Artists
- オープニングテーマ残酷な天使のテーゼYoko Takahashi
新世紀エヴァンゲリオンのエピソード
「新世紀エヴァンゲリオン」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
| 01 | 第壱話 使徒、襲来 | 第3新東京市に降り立った少年・碇シンジを出迎えたものは、人類の存在をも脅かす驚異--使徒と国連軍との激しい戦闘であった。シンジは葛城ミサトの手引きにより、特務機関ネルフの本部へと向かう。そこで再会した父・ゲンドウは、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンへの搭乗、及び使徒の殲滅をシンジに促すのだった。 |
| 02 | 第弐話 見知らぬ、天井 | EVA初号機に搭乗したシンジは、使徒との激闘の末、生還する。ミサトに引き取られる事になったシンジ。知らない町、知らない人々。そして、ミサトのマンションで彼が見たものも、知らない天井でしかなかった。シンジの脳裏をかすめる使徒との激戦の追憶。その先に彼が見たものは--。 |
| 03 | 第参話 鳴らない、電話 | 新しい中学校に転入したシンジは、友人を作れないでいた。彼がEVAのパイロットであるという事が発覚し、ざわめき立つクラスメイト。EVAと使徒との戦闘で負傷した妹を持つトウジとの対立。シンジの気持ちは誰にも理解されないのか。そんな中、新たな使徒の襲来を告げる警報が、第3新東京市の空に鳴り響く。 |
| 04 | 第四話 雨、逃げ出した後 | 新たな環境に馴染めぬシンジは、現実から逃避するようにミサトの元から去ってしまう。第3新東京市を、あてどなく彷徨するシンジ。クラスメイトのケンスケとの出会いは一時の安らぎを与えたが、翌朝、ネルフの大人達により連れ戻される。彼を待っていたものは、厳しい現実と、他人としてのミサトの冷たい言葉だった。 |
| 05 | 第伍話 レイ、心のむこうに | 感情を表に出さず、他人と必要以上の接触をしようとしない少女・綾波レイ。シンジは、自分よりも父に近い位置にいる彼女に興味を持ち接近するが、彼女はシンジに心を開こうとはしない。父を信頼できないと云う彼をレイは非難し、頬を叩く。そんな中、使徒が第3新東京市に迫っていた。 |
| 06 | 第六話 決戦、第3新東京市 | 第伍使徒の放った加粒子砲の直撃を受け、死線を彷徨うシンジ。一方、攻守共にほぼ完璧と云える能力を有する使徒に対し、ミサトは日本全国の電力を総動員し、極大エネルギーの陽電子砲によって、射程外からの超長距離射撃で撃滅する「ヤシマ作戦」を立案、実行に移す。勝利確率8.7%の戦いが、今、始まる。 |
| 07 | 第七話 人の造りしもの | ネルフのEVAに対抗し、日本重化学工業共同体は巨大人型自走兵器J.A.(JET ALONE)を建造。ミサトとリツコが出席した完成披露会場でJ.A.は、突如暴走を始める。動力源である原子炉の炉心融解の危機が迫る。ミサトは単独でJ.A.に乗り込み、プログラム消去のパスワードを入力しようとするが……。 |
| 08 | 第八話 アスカ、来日 | ミサトとシンジら4人は、EVA弐号機を搬送中の太平洋艦隊へ。そこには、セカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレーと、ミサトの元恋人の加持リョウジとの出会いが待っていた。強気で自己主張の強いアスカは、シンジをライバル視する。そこに第六使徒が来襲。アスカはシンジと共に弐号機に乗り込み、出撃するが--。 |
| 09 | 第九話 瞬間、心、重ねて | 弐号機が一刀両断した第七使徒は2体に分離再生し、EVAを倒す。N2爆雷によって足止めに成功するも、再侵攻は時間の問題だった。2体の使徒を倒すのは、両方の核に同時に荷重攻撃を加えるしかない。ミサトはシンジ、アスカのコンビネーションを完璧にすべく、ユニゾンの訓練を開始する。 |
| 10 | 第拾話 マグマダイバー | 羽化前の第八使徒が浅間山の火口内で発見された。ネルフは使徒を生きたまま捕獲・回収する作戦、A-17を発令。3体のEVAのうち、唯一極地戦用特殊装備に対応可能な弐号機を駆り、アスカは火口へ降下する。だが、捕獲が終了したと思われた時、使徒が羽化を開始。灼熱のマグマの中で、アスカの孤独な戦いが始まった。 |
| 11 | 第拾壱話 静止した闇の中で | ある朝、第3新東京市は予期しない停電にみまわれ、都市機能は完全に停止した。ゲンドウと冬月は外部の人間による謀略と判断、マギとセントラルドグマの維持に奔走する。そこへ襲来する第九使徒。危機を察したシンジ達は、必死にネルフ本部へ向かう。そこで待っていたのは、ゲンドウが手動で待機させていたEVAだった。 |
| 12 | 第拾弐話 奇跡の価値は | 大気圏外より自らを落下させて、ネルフ本部に直接攻撃を仕掛けようとする第拾使徒。本部で指揮を執ることになったミサトは、勝率0.00001%の作戦を提唱する。奇跡は起こしてこそ価値が出るもの、と言うミサトだが、リツコはそれを私的な復讐心だと指摘する。落下する第拾使徒、果たして奇跡は起こるのか? |
| 13 | 第拾参話 使徒、侵入 | 初めてネルフ内部に侵入した第拾壱使徒は、細菌サイズの微少なものだった。猛烈な勢いで進化しながら施設を汚染していく使徒。やがて使徒はマギシステムをハッキング、ネルフ本部の自爆を提訴する。リツコは使徒に対し、逆ハッキングで自滅促進プログラムを送ることを提案する。 |
| 14 | 第拾四話 ゼーレ、魂の座 | 人類補完委員会の招集を受けたゲンドウは、本部に使徒が侵入したことを否定する。ネルフ本部では、パイロットと機体との相互互換試験が行われていた。しかし突然、零号機からシンジへの精神汚染が発生し、零号機は暴走してしまう。憎しみをぶつけるようにモニター室を殴る零号機。その目標はレイなのか、それとも……。 |
| 15 | 第拾伍話 嘘と沈黙 | かつての恋人・加持に対し、ミサトは今も複雑な感情を抱いていた。父への思いと恋人の想いを整理しきれずに悩むミサトを、加持は優しく受け止める。だがミサトは、加持がネルフに所属していながらネルフを内偵していることを知っていた。加持はミサトをセントラルドグマへと導く。そこでミサトが目にしたものは……。 |
| 16 | 第拾六話 死に至る病、そして | 第拾弐使徒レリエルは、内部にディラックの海と呼ばれる虚数空間を持っていた。油断していたシンジは、初号機ごと使徒の内部に取り込まれてしまう。ミサト達は外部から救出を模索する。一方、シンジは生死の境目を漂いながら、もう一人の自分との自問自答を繰り返していた。果たしてシンジは生還できるのか? |
| 17 | 第拾七話 四人目の適格者 | 米国のネルフ第2支部はS2機関実験中のEVA四号機と共に消滅した。EVA参号機は日本のネルフ本部にて起動試験が行なわれる事となる。マルドゥック機関により、新たに選ばれる専属パイロット…フォースチルドレン。逡巡するミサト、何も知らないシンジ。そして“彼”は……。 |
| 18 | 第拾八話 命の選択を | 米国からEVA参号機が日本に到着、ミサト達は起動試験のため松代に向かう。シンジ、レイ、ヒカリそしてトウジはそれぞれの思いを胸に前日を過ごす。試験開始直後、参号機は暴走し、使徒に寄生されている事が判明する。ゲンドウは参号機を第拾参使徒と認定、シンジたちに殲滅を命じるのだった。 |
| 19 | 第拾九話 男の戰い | ゲンドウの冷徹さに怒るシンジは、EVAを降りる決意を固める。第3新東京市を去ろうとするシンジ、その時襲来する第拾四使徒。それは圧倒的な力でネルフ本部を蹂躪し、迎撃する弐号機、零号機をも葬り去る。爆炎と悲鳴の中、シンジは一人の男と出会う。 |
| 20 | 第弐拾話 心のかたち 人のかたち | 初号機とのシンクロ率が400%に達したシンジは、戦闘後もEVAから降りることはなかった。彼の肉体はLCLと融合してしまったのだ。自己との対話を続ける“彼”は何を願うのか? EVAに取り込まれたシンジを救出すべくリツコ達によるサルベージ作戦が計画される。 |
| 21 | 第弐拾壱話 ネルフ、誕生 | ゲンドウの独断先行を憂慮するゼーレは、冬月を誘拐し詰問する。軟禁状態の中、冬月の脳裏にすべての始まりとも言える1999年のユイやゲンドウとの出会い、そして、2000年のセカンドインパクト、さらにネルフ誕生等、現在に至る出来事が走馬灯のように甦る。 |
| 22 | 第弐拾弐話 せめて、人間らしく | 異常なまでのシンクロ率の低下を一番深刻に受け止めているのはアスカ自身だった。彼女の頭にフラッシュバックする幼き日の残酷なる記憶。自分の存在意義を賭し、使徒迎撃に出撃するアスカ。しかし、沈黙したままの弐号機に、そのプライドは完全に打ち砕かれる。 |
| 23 | 第弐拾参話 涙 | 新たなる使徒の迎撃に出撃したレイは、肉体と精神を侵食されてしまう。その救出のため、ゲンドウは委員会の凍結命令を破り、初号機を起動させた。しかし、シンジもまた使徒によって侵食されそうになった。その時、レイは自分自身の意志によって、ある決断をする。 |
| 24 | 第弐拾四話 最後のシ者 | フィフスチルドレンとしてやってきた少年、渚カヲル。彼は、シンジに対し好意を示す。戸惑いながらもシンジは彼を唯一語り合える存在として意識する。しかし、カヲルはゼーレによって遣わされた存在であった。シンジは過酷な選択を迫られる。 |
| 25 | 第弐拾伍話 終わる世界 | 信じる者に裏切られ、全てを失ったシンジは、己の心の深淵を覗き込む。彼は、その深き闇の中で、自らの存在理由を自問する。果たして彼の心の舞台に現れしものは何か? 全てを拒絶し、自己の存在すら危うい少年に、救いの手はあるのか? 現実が、世界が、心の闇の中で急速に閉じてゆく……。 |
| 26 | 最終話 世界の中心でアイを叫んだけもの | 欠けたヒトの心を埋める。それが人類補完計画の真実なのか? シンジは自己の内宇宙を漂い、己の不安と向き合う。全ての世界は一人の少年の心が産み出した幻影なのか? 自己の安息を願う少年は、可能性の世界の存在を知る。心の旅の果てにシンジが見たモノとは? |
新世紀エヴァンゲリオンを無料で見る方法は?
「新世紀エヴァンゲリオン」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」「dアニメストア」「Lemino」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
新世紀エヴァンゲリオンのよくある質問
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Q『新世紀エヴァンゲリオン』のあらすじを教えてください。
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A
『新世紀エヴァンゲリオン』は、謎の生命体「使徒」と戦うために、巨大ロボット「エヴァンゲリオン」に乗る少年少女たちの物語です。主人公の碇シンジは父親の命令でエヴァンゲリオンに乗ることになりますが、戦いや仲間との関係に葛藤しながら成長していきます。物語は、人類の存続をかけた戦いと個々の心理描写が絡み合った複雑な展開を見せます。
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Q『新世紀エヴァンゲリオン』の主要キャラクターについて教えてください。
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A
『新世紀エヴァンゲリオン』の主要キャラクターには、エヴァンゲリオン初号機のパイロットである碇シンジ、謎めいた少女である綾波レイ、そして明るく活動的な惣流・アスカ・ラングレーがいます。これらのキャラクターは、それぞれ独自の背景や個性を持ち、物語を通じて互いに影響を与え合います。
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Q『新世紀エヴァンゲリオン』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『新世紀エヴァンゲリオン』は、自分自身のアイデンティティや人間関係の複雑さをテーマにしています。特に、主人公たちの内面的な葛藤や成長が物語の中心に据えられ、人間存在の意味を問いかける深いメッセージが込められています。
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Q『新世紀エヴァンゲリオン』の制作スタッフは誰ですか?
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A
『新世紀エヴァンゲリオン』は、庵野秀明が監督を務め、GAINAX(ガイナックス)とタツノコプロが制作を手掛けました。この作品は、革新的な演出や深い心理描写で多くのファンに支持されています。
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Q『新世紀エヴァンゲリオン』とその原作との違いはありますか?
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A
『新世紀エヴァンゲリオン』はオリジナルアニメーション作品であり、特定の原作に基づいていません。しかし、放映後に漫画や小説など多くの関連作品が生まれ、それらはアニメとは異なる解釈や展開を持つことがあります。



新世紀エヴァンゲリオンの感想&レビュー
上司と先輩に『エヴァを観てないのは人生の3割損してる』って言われ、その3割を取り戻すべく観始めました
『映画じゃなくてアニメから観て。意味が分からないから。』って謎のアドバイスももらったけど、正直ぜんぜん意味が分からず笑
なんか話が前提として薄くて、置いてけぼり感が強いなぁ。
あとカオルくんは名前だけは知ってたけど、こんなに出番が少ないのに人気が高すぎない?映画版ではもう少し出番があるのかな。
振り返ってみると、たった1話だけのカヲルくんの存在感は本当に特別だなぁ。
「勝てない喧嘩をする奴は馬鹿だ。マタンキは関係ない。」
「あなたは死なせない。私が守るものだ。」
「それでも、君の唇はやめてくれとは言わなかったね?君の唇と君の言葉、どちらを信じればいいのだろう。」
「人は思い出を忘れることで生きていける。だが、忘れてはならないこともある。ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた。私はそれを確かめるためにここへ来た。」
「彼女というのは遥か彼方の女のことだ。女性は向こう岸の存在だよ、我々にとってはね。男と女の間には海よりも広く深い川がある、ということさ。」
「仕方ないだろ!朝なんだから!」
これで完結している感がある。結局、同じ結論が繰り返される構造だ。止め絵が増えたときに面白さが加速する過程にはこだわらず、論理や整合性を重視しない視点でも成り立つ。終盤の3話が特に私小説的で圧倒的に面白い。ラブコメ要素からの納得と、世界の崩壊によるEND。結局、そんなものだからこれでいい。ラブコメである必要も、スタジオである必要も、ロボットである必要もないが、具体性を増すほど抽象性が薄れ、普遍性が生まれる、という見方。ロボットアニメとしてのエンタメ性が強すぎる点が、カルト的な魅力を生んでいるのだと感じる。別にやり直す必要はないほど完璧だ。
やっと観た。映像がとにかくかっこいい。カメラを活かした演出が独創的で、鮮烈さが際立つ。空間を立体的に感じさせる多彩なカットで臨場感が途切れず、心理描写の切り替えが高速なのも印象的。オープニングの音合わせも心地よく、映像表現が盛りだくさん。エヴァと使徒のデザインもクールだし、ボディコン寄りのスーツも格好いい。
前半は1話完結の展開で、戦闘ロボットと思春期の子どもたちを描く王道寄りかなと思ったが、後半へ進むにつれて物語はどんどん闇を深め、心理描写が主軸になっていくのが面白い。とはいえ、話のテンポは乱れがちで、それが意図的なのか制作上の混乱によるものなのかは掴みにくかった。最後の2話は時間配分に余裕があるようにも、足りないようにも感じられた。『おめでとう』の場面は特にツボだった。
どんなに年齢を重ねても、人間は個人的な感情や経験から生まれる人格に振り回されて選択を迫られる、という点は伝わる。でも、そんな動機で動く人たちに国家を任せられるのか、とも思ってしまう。14歳はまだいいとして、大人はもっとしっかりしてほしい、という感想も同時に湧く。もう少し無責任な時代に見たかった気もする。
性的描写が過剰で引く場面もあったが、90年代の価値観を過度に期待するべきではないし、そもそも攻めたエログロを描くアンダーグラウンドな作品だったはずなのに、ここまで大きな存在になるとは思わなかった。
作品概要
社会現象を巻き起こした伝説のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』についての感想を再編集しました。
放映時は小学時代で視聴経験はなく、周囲にも観ている人がいなかったうえ、難しそうな雰囲気を感じたからだ。初めてきちんと観たのは就活中の時期で、当時の年齢で視聴できたのは幸いだったかもしれない。
14歳の少年少女に人類の未来を託す大人の選択には賛否がある。でも、彼らが巨大ロボットに乗り込み、謎の使徒と命がけで戦う姿は強い印象を残す。自分が14歳だったら到底できないだろう。彼らの行動を軸に、人間の良い面も悪い面も余すところなく描かれたキャラクター群は、アニメという枠を超えた深いドラマを生んでいる。
主人公・碇シンジは従来のタイプとは異なり、極度の内気さと人との接触への恐怖、そして自分はなぜ生きるのか、なぜ戦うのかを絶えず自問する。そんな彼が使徒との戦闘や周囲の人間関係を通じて成長していくが、思春期の過酷な環境が人格に影響を及ぼすのも納得できる。
他の登場人物も一癖も二癖もある。綾波レイは感情を滅多に表さず、クローンであるがゆえに己の命を軽視する。アスカは勝ち気でプライドが高い一方、過去にトラウマを抱える。碇ゲンドウは妻の幻影を追っているだけかもしれず、赤城リツコは彼と複雑な関係にある。ミサトや加持は大人としての現実味を見せつつも、彼らの本心を表には出さない。
そして、エヴァンゲリオンそのものにも注目。単なるロボットではなく、アダムまたはリリスをコピーして作られた巨大な人工生命体であるとされる。生物に近い性質ゆえ、使徒との戦闘では血肉や臓物が飛び散る描写があり、かなりグロテスクだ。
物語としての完成度は高いが、用語や設定は生物学、宗教学、哲学、心理学など多方面にわたり、固有名詞には聖書などの引用が散見される。難解さも特徴だ。おそらく『AKIRA』(1988)に影響を受けつつ、同時に『ゼノギアス』(1998)へも影響を及ぼしたと感じられる。
とにもかくにも、これだけ大きな影響力を持ったアニメなので、一度は観ておく価値がある。
約1週間で一気に視聴しました。
加治さんのカッコ良さには驚かされます。
初回ではストーリーを十分に理解できなかったものの、映像の美しさや設定の面白さは圧倒的でした。
今後も繰り返し楽しむ作品になりそうです。
30年前にリアルタイムで視聴していて、最後の2話、特に最終回の結末には「は?」と思ったものです。それから年齢を重ね、聖書やさまざまな知識を身につけたので、少しは理解できるかと思いましたが、30年ぶりに再視聴してもやっぱり「は?」という感じでした。ちなみに私は心理学を専攻しており、心の本質を学んでも難解だと感じています。
知らないキャラクターが登場したり、戦闘シーンや敵のデザインが良かったですね。
多くのキャラクターがこんな嫌な印象だったとは驚きました。
新劇ではずいぶんマイルドになっているんですね。
最後の2話からお祝いや出来事はよくわからなかったです。
アマプラで再視聴した感想。
放送当時は中学生で、今はだいぶ理解が深まっていると感じる。ただ、当時は場面の切り替わりが頻繁でついていくのが大変だった。何度も観るうち、専門用語を調べないと意味が分からない箇所が多いことに気づく。おめでとうの最後の場面も、個の誕生と獲得についての話だろうとなんとなく分かるものの、初見のときは本当にポカーンだった(笑)。それでも今観ても引き込まれる。やはり名作なんだと、改めて実感する。
え、最終回はこれで終わりなの?ラスト2話が哲学的で深い内容だったことをぼんやり感じつつ見ていたけど、ミサトさんもリツコさんも死んでるじゃないか!それに赤木親子がなぜこんなにも碇ゲンドウに惹かれていたのか、全く理解できない。こんなに優秀な科学者が、何を考えているのか分からない男にここまで二世代に渡って執着する理由が本当にわからない。ユイさんもどうして?結局、碇ゲンドウ自身が自分は何者なのかを問い続けていたということなのか?それが暴走したのか。使徒は自然発生的なものなのか。自分でも何も分からない。今回唯一分かったことは、自分は仕事ができる女に弱いという自分の癖と、先入観だけで作品を避けるのはやめたほうがいいということ。エヴァを観ても理解できないと思っていたけれど、思いのほか面白くて夜の楽しみのひと時になった。何も理解できなかったけれど、これから映画作品も少しずつ観ていこうと思っている。楽しみだ〜
中高生の頃に見ていたら、妙に心に響いて危険だったかもしれない。でも、見ておきたかったとも感じる。
中学生の頃、地上波でVHSに録画した作品を何度も見返していたのを思い出しました。
専門用語や大人向けの難しい言葉が飛び交う中、理解できないながらも必死に調べていたことが懐かしいです。
時が経つにつれ、ネット環境が整い、YouTubeでの考察を通してほとんど理解できるようになったものの、視聴年齢から外れたせいか、かつての興奮は感じられなくなってしまいました。
再びTV版を見たとき、「厨二病全開だな」と思ったのが率直な感想です。
中学生の頃に見たら確実に響く内容だったと納得です。
エヴァに登場する大人たちの詩的な表現を使う同僚がいたら嫌だと感じるのは、成長した証かもしれません。
もちろん、作品自体は面白かったです!新劇には登場しなかったイスラフェルやレリエルなど、好きな使徒やエピソードを楽しめたのは良かったです。
それでも、今見ても最終話に納得できないという気持ちは変わりません。
哲学
子どもの頃に身近な人から真っ直ぐな愛情を受け取れていなかった経験は、自分を否定し、ありのままの自分では誰にも好かれないのではないかと感じさせます。その結果、愛を求めて心や体を大切に扱えず、自己否定の負の循環にはまってしまうことが多いのです。けれど、自分は人から大切にされるべき存在だと信じ、自分を愛することこそが最も重要だと気づくことが、自己肯定感を育てる鍵になります。
そして、最後には自分自身を肯定できるようになったシンジくん、おめでとう。
旧エヴァアニメの結末については詳しく知らないのですが、序盤の完成度やエネルギッシュな演出に引き込まれつつも、徐々に制作が崩れていったのかと感じることがあります。それでも、尖った言葉や静止画で構成されたメッセージには、エヴァの終焉を強く感じさせるものがあり、今ではあの祝福の声を聞きたくて再視聴することもあります。「ありがとう」と「さようなら」がシン・エヴァのラストでしっかりとアニメーションで描かれたことも印象的です。このラスト3話は、エヴァがツギハギで成り立っていたことを改めて感じさせてくれるのでとても興味深いです。
鬱思考に陥る時の感覚は、多くの人が共通しているものなのだと実感します。また、大人になったら彼らの言うことが理解できると期待していましたが、今見ても大人たちの自己中心的な言動には呆れます。ゲンドウが私的な欲望を壮大に語る姿は、実際には身近な小さな問題を反映している気がします。それでも人類に何が不足しているのかは考え続けたいと思いながら、次回作を楽しみにしています。ミサトさんは本当に可愛いですね。永遠に。(2025.10.13)
再鑑賞
プラグスーツがぴったりと引き締まる瞬間が好きだ
2021年2月5日
エヴァンゲリオンを超えるアニメは現時点でまだ現れていない
映画版は観たことがあったけれど、ずっと気になっていたアニメ版をとうとう視聴しました!ラスト2話の結末が映画版とは異なっていて驚きました。庵野さん、よくこんな作品を作り上げたものです。数秒間静止する描写があり、アニメとしてこれほどの静けさを表現できるのは素晴らしいです。再生が止まったかと思ったほどです。放送当時に14歳で見ていたら、人生観が揺らぎそうですね。シンジ君の視点よりもミサトさんの視点が近く感じられ、自分自身の年齢の変化も実感しています。
正直、ラスト3話は意味が分からなかった。今ではさまざまな考察や当時の製作背景に関する資料が出ているが、TVアニメとしての説明が不十分で、その展開には全くついていけなかった。
劇場版6作の再上映を待ち望み、結局アニメを観てしまった。ロボットアニメかと思いきや、哲学や人生観が深く折り込まれており、かなり不思議な作品だ。シンジくんの卑屈さや承認欲求といった、人間に備わるネガティブな性格を、嫌と言うほど感じさせられ、他のキャラクターのほうがずっと魅力的に映ってしまった。
面白い。面白いけれど、最後に行くにつれ訳がわからなくなってきた。ただ、逆に言えば、これが癖になるかもしれないな。映画の方も再び観たくなってきた。
放送当時は7歳くらいだったため、アニメの内容は全く理解できませんでした。
しかし、歳を重ねてシンシリーズを観た今、ぜひとも再視聴してみたいと思い、決意を固めて挑戦しました。
なぜ今もなお熱心なファンが存在するのか。
なぜ考察が続けられるのか。
なぜ映画シリーズが今も活発なのか。
全話視聴した今だからこそ見えてきたものがあります。
良い面でも悪い面でも、本作がアニメらしさを控えめにしている点が魅力の一つと言えるでしょう。ロボットアニメ特有のこだわりと現実味を持った設定、その中にある主人公・碇シンジの未熟さと周囲の大人たちとの関係が大きな要素です。シンジの少年としての未完成さが、エヴァの世界観にとって欠かせないものに思えました。
有名な視聴者を置き去りにする最終回についても、当時自分がリアルにティーンエイジャーだったなら、やはり周囲と同じく「?」で終わっていただろうと思います。しかし、今見ると、それもシンジの内面におけるモラトリアム的な思考や意識の表れだったのではないかと考えます。
謎の巨大生命体『使徒』との戦闘に挑むエヴァンゲリオンのパイロット、シンジ、レイ、アスカ。1995年の作品ながら、SF近未来の舞台設定の中で、主人公シンジの苦悩やレイの孤独が描かれ、キャラクターたちが心の交流を深めていく姿が印象的だ。
命を脅かす恐怖と向き合いながら成長するシンジやレイ。手描きの独特な映像美の中で描かれる複雑な機械やコンピューターシステムは、SF要素を巧みに取り入れている。
登場人物が徐々に増えていく中で、ミサトやアスカ、そしてシンジと関わるプレイボーイ加持など、登場人物同士の絡みも楽しめる。アスカが感情を率直に表現するのに対し、言葉少なでミステリアスなレイのキャラクターは特に興味を引かれる。
『使徒』の正体や出現地点が謎で、倒しても次々と現れる新たな『使徒』との戦いは息をのむ展開。3体のエヴァが団結して戦うシーンや、複雑に構成された物語はSF作品ならではの深みを感じさせる。
『ゼーレ』や『セカンドインパクト』など独特の用語が散見される中、ヒューマン要素や恋愛、陰謀までが絡み合い、哲学的なテーマも盛り込まれている。渚カオルを見たくて視聴したが、彼の魅力には満足し、自分の存在価値を問う難しさや奥深さも面白かった。
誰もがタイトルを知っているアニメですが、最終話が近づくにつれてますます理解しづらくなる不思議な作品です。作者が視聴者にやや丸投げしている印象もありますが、それがまた魅力となっているのかもしれません。新劇場版とは異なるストーリー展開です。
ついにアマプラに登場。新劇場版は全作観たけど、やっぱり気になっていたから今から観てみる。
あの
すごく面白かったけど
誰か最後助けてほしい
26話中、23話まではしっかりついていけてて、面白いなぁって思って見てたんだけど、24話辺りから突然方向性が変わってしまって、って感じになってしまった。
でも、きっと伝えたかったことはすごくシンプルで、根本的なものだと思うんだけど、難易度が高すぎた。
この前劇場版シリーズに移ろうと思ってたけど、ちょっと躊躇ってしまうな。笑
とりあえず綾波が好き!
2025年10月6日(月)、TVhで視聴しました。
再びエヴァの再放送。何度目でしょうか。相変わらずの魅力があります。
碇ゲンドウがちょっと気持ち悪かった。
終わり方が壮大すぎて難解に感じたけれど、愛のテーマは良かったので、結構好きだ。
Prime Videoで視聴できるようになっていたので観てみた。改めて観賞してみると、終わり方がよく分からない印象だった。最終場面を見てなんとなくテレビ版Zガンダムの第50話を観たくなり、そちらも視聴してしまった。やはりゼータガンダムの影響を大きく受けて作られた作品なのかな、とも感じた。
・2回目の視聴でも、有名な後半戦を改めて観ると新たな発見が生まれる。
・エントリープラグなど、通常のテレビ放送では想像できないほど細かいアニメーション表現。
・ここまで言語化してくれるのはありがたい。