この記事では、出禁のモグラを見ることができる動画配信サービスを紹介します。
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あらすじ
「俺はあの世から出禁をくらっているから、死ぬことができないんだ。」ある理由であの世への帰還を禁じられた幽霊が、その“灯”をカンテラに集めている不思議な自称仙人・モグラ<百暗桃弓木>。彼に出会うことで、奇妙なものが見えるようになるらしい。 「鬼灯の冷徹」の江口夏実が描くのは、「人」と「霊」が交わるこの世の不思議であり、怪しくも滑稽な物語。いよいよ世にも不死のストーリーが始まる!
詳細情報
エピソード
01
都内某所にて
真木栗顕と桐原八重子は、すれ違った男の頭に広辞苑が直撃し、血を流して倒れるところを目撃してしまう。なぜかその男は2人の介抱や救急車を拒絶し、ケガ人とは思えない機敏さで逃げ出してしまう。その男は自らを「モグラ」と名乗り、「自分はあの世から出禁を食らっているから死なない」と、奇妙なことを語るのだった。
02
幽霊=人間
モグラは、かつて戦争に招集され、この世の地獄を見たと語る。そんなモグラの目的は、再びカンテラに灯を集め、あの世にたどり着くことだった。数日後、モグラは2人から相談を受け、心霊写真に写っている八重子のバイトの後輩・犬飼詩魚のもとを訪れる。彼女にまとわりついていた幽霊を追い払って、灯を集めることに成功するモグラだったが…。
03
揃った人材
ストーカー幽霊から逃げるモグラたちは、祓い屋見習いである、猫附梗史郎と出会う。梗史郎は巨大化け猫の「ナベシマ」の手を借りて幽霊を撃退した。さらに、彼の父が、真木たちの大学の教授であることが発覚する。数日後、真木はバイト先に出る幽霊達に困り、モグラの伝手で猫附親子にお祓いをしてもらうことに。猫附家がモグラの依頼を断れないようだが、その理由とは一体…。
04
狂⽝とレッサーパンダの怪
真⽊のバイト先 100 えん HOME で起きた怪現象の正体。それはレッサーパンダ「マギー君」の幽霊であり、祓おうとするモグラたちに対して、ポルターガイストや⾦縛りで抵抗を始める。追い詰められたマギー君だったが、⾃分とよく似た“とある⼈物”にとり憑くことで⼀件落着するも、今度は真⽊の弟・真⽊梅晴が、新たな⼼霊現象に巻き込まれていた…。
05
引き金
真木の弟・梅晴から聞いた、女友達・ミヤの家族として扱われていた異様な人形は、亡くなったミヤの姉であるマヤを忘れないための形見だった。しかし、その人形が突然いなくなったという騒ぎを聞き、モグラたちは急いで人形を捜索する。そのころ、人形が向かった先では、今まさに新たな凶霊が生まれようとしていた。
06
兄弟と姉妹と
間一髪、モグラはカンテラの灯を使い、マヤの凶霊化を阻止。マヤは姿を消し、残されたミヤは人形を供養して前に進もうと決意するのだった。それから数日、詩魚は梗史郎の母・杏子に誘われ、ケーキをご馳走してもらうことに。そこに現れた近所の主婦・咲良子は、杏子の持つ「特殊な力」に依存し、神のように崇めていた…。
07
結果しか見えない罠
杏⼦の「先の未来を予測する⽬」に依存していた主婦・咲良⼦は、梗史郎の除霊と、意外な“霊”の⼿を借りて鬱憤をさらけ出し、ようやく迷いから吹っ切れる事ができた。とある⽇、祭りに関する課題の題材に迷う真⽊に、⼋重⼦は地元の「⼈⿂祭り」を調べることを提案。その理由には、モグラの過去に関わりのある、とある⼈物を訪れるという⽬的もあり…。
08
⼈⿂様
⼋重⼦の地元に伝わる「⼈⿂を鎮めるお祭り」を調べるために、真⽊たちは⼋重⼦の実家へ。そこでモグラは⼋重⼦の曽祖⽗・雄⼋と再会する。祭りが始まると、沖に浮かぶ「⼈⿂様岩」には、いくつもの霊が集まり、巨⼤な「⼈⿂」が現れた。⼀⽅、⼋重⼦はかつてのクラスメイト・森を⾒つけ声をかけるが、異様な空気を纏った森は、その場を⽴ち去ってしまう…。
09
偉大な母の愛
森が⾃殺未遂を起こし慌てる⼋重⼦だが、そこに⼤地主の鮫島鯉太郎と孫の鮋依があらわれ、島の観光案内を申し出る。モグラは島⺠の噂と⼋重⼦の⽗の説明により、鮫島家と森家の間で起こったトラブルを知る。⼀⽅、梗史郎はナベシマを使った盗聴により、島を⽀配する鮫島家の実態と、森家を陥れようとする策略を知る。その事実を知ったモグラたちは…。
10
真価
森が語った真実、それは鮋依による巧みな噂の扇動により、追い詰められたという過去であった。鮋依によりトラウマを刺激された森は、助けようとした真⽊とともに、⼈⿂に海に引きずりこまれてしまう。絶体絶命の 2 ⼈は、モグラの⼈並み外れた技により⼀命をとりとめた。⼀連の出来事を⾒ていた鯉太郎は、ついに隠された本性をさらけ出す。
11
⼈⿂と化け猫
猫附親⼦が操る化け猫2匹により⼈⿂を無⼒化することに成功。モグラに撃退され気絶していた鯉太郎は、ついに⼈⿂の姿を認識し、恐ろしさのあまり⼈格崩壊を起こしてしまう。⼀⽅、鮋依の⾞で移動していた杏⼦は、何らかの「奥義」で鮋依を⾔い負かす。⼈⿂の最後の抵抗により、鮋依が海へと転落してしまうが…。
12
梅⾬の中にて
事件後、⼀連の責任を鮫島家に押し付けようとする島⺠たちを叱りつけたのは、⼋重⼦の⽗だった。騒動が解決し帰ろうとするモグラに、⼋重⼦の曽祖⽗・雄⼋は1通の⼿紙を託す。それはかつての戦友へのメッセージだった。東京へと戻ってきた後、抽⽃通りで駄菓⼦屋の⼥性と出会った真⽊は、彼⼥の名と役職、そして、モグラの驚くべき過去を知る…。
感想・レビュー
Netflixを一気見しました。
この作品は、唯一無二の超独特な世界観とキャラクターが魅力的で、既視感が全くありません️
あの世に行けない、肉体年齢が30代後半の男、モグラが登場します。
彼は銭湯で働きながら、あの世に行くための「命の火」を集める設定です。
霊が見える大学生の真木と八重子、八重子が素晴らしい️真木の弟と高校生の詩魚のコンビも面白いです。
大学の先生猫附とその妻子、杏子さんも良いキャラクターです。
なんとなく楽しいパーティーが展開され、真木にレッサーパンダの霊がつくあたりがピークでした。
八重の故郷の島にまつわる怖いエピソードはクライマックスだったものの、既視感が強すぎて少し物足りなかったかも。
最後の浮雲と真木の会話、そこで終わるのかーーいという感じでした。
地獄から出禁をくわされた主人公と、それに巻き込まれた人たちが繰り広げるドタバタ劇。
鬼灯の冷徹と同じ作者名のクレジットを見て納得できる作品で、テーマも画風も似通っている点に後から気づいた。以前、鬼灯の冷徹のアニメ化をリアルタイムで追っていた時は、地獄の描写に詳しくなく、登場キャラが妖怪ばかりで肝心の部分を十分に楽しめていないと感じていたが、本作は現世を主軸に据え、「心霊体験」の内情をユーモラスに描く展開が新鮮で興味深い。
キャラクターの個性が際立っているおかげで、コメディパートも見応え十分。マギ君とモグラの掛け合いは時に「銀魂」風に寄ってしまう点が、賛否を分けるかもしれない。
個人的にはかなり好きな作品で、続編がありそうな結末の作り方も好印象。早く2期の放送を楽しみにしています。
『鬼灯の冷徹』や『出禁のモグラ』のように、自分が恐れを抱く地獄や幽霊たちを良い意味で日常的な存在に変えてくれる作品に感謝。
池袋さん、鍋島さん、マギーくん、みんな可愛いね!マギーくんは現実にいたら少し冴えない印象だけど、不思議と愛着が湧くキャラクターだ。
ネコヅクが好きだけど、特にきょうこさんが大好き!
幽霊を軸に、コメディと時にはヒューマンドラマを織り交ぜた展開が面白そうだ。犬を飼うかわいい天然ボケの子が登場するのも魅力的だ。
幽霊を題材に、コメディとヒューマンドラマを絶妙に組み合わせた内容が理想だ。犬を飼うかわいい子がいるとさらに魅力が増す。
普通に面白い霊を主題にしつつ、コメディとヒューマンドラマをバランス良く描くのがいい。犬を飼うかわいい性格の子がいると良いスパイスになる。
アニメにハマった後、漫画の全巻を購入しました。モグラの顔が素敵で見始めたのですが、ストーリーも大好きです。「誰か私に大丈夫だと言って」「見返してご覧にいれますよ。見返してごらんに」この2人のセリフが本当に心に響いて、思わず涙が出そうになります。この後の展開もとても面白いので、ぜひ2期があれば嬉しいです️
YouTubeに公開されているボイスドラマも素敵だった。特に鬼灯様が少しだけ登場してくれて、嬉しかった。
登場キャラはそれぞれ個性が際立っており、どれも魅力的だった。
特に犬飼の脳筋っぷりが好きだった。
会話のテンポが心地よくて、一気に視聴してしまった。
イケブクロさん、とても可愛らしかった。
あの世から出られない男と、心優しい大学生の男女が出会い、霊的な出来事に向き合うストーリーです。
原作は「鬼灯の冷徹」ですね。
(画面が見えなくても)全てセリフで表現されるため、作業をする際に非常に助かりました。内容と会話がスムーズに進行し、最後まで楽しむことができました。
正直ハマったかと言われれば完走できたほどではないが、時折の面白さに気づかされて、つい最後まで見てしまった。良かった点は作画だ。背景の色使いと質感は絵本の挿絵のようで、画面の薄暗さも好みに合う。キャラデザにも個性があり魅力的。EDについても個人的には特に好みで、キャラが走り続けたり乗り物に乗る演出が続くタイプのEDが好きなので、今回はそれとぴったりだった。曲も良く、よく聴いている。一方で、解説のようなセリフが多く、しかも似た表現が繰り返されてもたつく感じがあった。ギャグの笑いは体感で約2割程度。ストーリー自体は悪くなく、モグラのこれまでの人生が切なく描かれていたのも良かった。最終回で提示される興味深い事実も見逃せない。ただ、セリフがくどい場面が多く、乗りきれない部分があるので、2期があるならもう少しスマートな脚本にしてほしい。