この記事では、青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ないを見ることができる動画配信サービスを紹介します。
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あらすじ
思春期症候群――不安定な心の状態が引き起こすと噂される謎の現象。高校時代にさまざまな思春期症候群と向き合ってきた梓川咲太は、現在は大学生としてその謎を追い続けている。国民的人気女優の桜島麻衣とともに金沢八景の大学へ進学した彼は、校内で季節外れのミニスカサンタを目撃する。驚きのあまり、彼は心の中で『私、見えているの?』とつぶやく。どこかで聞いたことのある台詞――そして、ミニスカサンタは思春期症候群を“プレゼント”していると語るのだった。
詳細情報
エピソード
01 |
Ep.1 思春期は終わらない |
大学に入学して半年。高校時代からの友人や恋人の桜島麻衣に加え、新たな出会いも得て、穏やかなキャンパスライフを過ごしていた梓川咲太。 10月のある日、咲太は同じ大学に通う麻衣の妹、豊浜のどかから相談を受ける。所属するアイドルグループ・スイートバレットのリーダーである広川卯月のソロオファーが増えており、グループとしての今後を心配している様子ののどか。その翌日、授業にやってきた卯月の様子に、咲太は違和感を覚えて……。 |
02 |
Ep.2 空気の味は何の味? |
空気を読み、ファッションも女子学生たちに合わせ、グループに溶け込む卯月。普段と違う様子に、咲太は彼女の思春期症候群を疑う。 話題のCMへの起用やバラエティ番組での活躍で、卯月の人気は高まっていく一方、ライブのリハーサルでは調子が出ず、メンバーに対しても心を閉ざしてしまう。 そんな中、大学の最寄り駅で、電車から降りる素振りを見せない卯月を見かけた咲太。思わず隣の車両に飛び乗り、彼女を追いかけることに。 |
03 |
Ep.3 アイドルソング |
スイートバレットが出演する、お台場での合同ライブの日。 不調を抱えたままの卯月を心配していた咲太は、麻衣と共にライブ会場を訪れる。 スイートバレットのパフォーマンスの最中、卯月の声が聞こえなくなる。突然声が出なくなってしまったのだった。 翌日、八景島でのライブに卯月抜きの4人で立つことになったスイートバレットだったが……。 |
04 |
Ep.4 正義の味方 |
突然咲太の前に現れたミニスカサンタ。“霧島透子”を名乗る彼女は、皆に思春期症候群をプレゼントして回っているのだという。そして、その視線の先には、咲太の中学時代のクラスメイトで、同じ大学の看護学科に通う赤城郁実がいた。 郁実のことが気になっていたこともあり、友人に誘われた看護学科の女子生徒たちとの合コンに参加した咲太。その席で、SNSに書き込んだ夢が、次々と正夢になると噂の「#夢見る」の話を聞いて……。 |
05 |
Ep.5 不協和音 |
SNSに「#夢見る」で書きこまれていた通り、桜木町駅前の広場でガラスのランタンが落ちた。しかし駆けつけた郁実がランタンの真下にいる女の子を守り、怪我人は出なかった。彼女は「#夢見る」の書き込みを信じ、人助けをして回っていたのだ。 大学で咲太に会いに来た郁実は、中学校の同窓会の招待状を差し出した。人助けもほどほどに、と忠告する咲太の言葉に背を向けた郁実は……。 |
06 |
Ep.6 記憶領域の君と僕 |
ポルターガイストのような現象に襲われた郁実。思春期症候群かと心配する咲太に郁実は、これを治す方法は、郁実が咲太を忘れることだという。困惑する咲太に対し郁実は、咲太が「あの日」のことを思い出すのが先か、彼女が咲太のことを忘れるのが先か、という勝負を提案する。 郁実の言葉の真意を考えていた咲太は、梓川花楓のアルバイトの様子を見に来ていたスクールカウンセラーの友部美和子から郁実の話を聞く。友部は、郁実が中学時代、咲太を救えなかったことを後悔して、今でも引きずっているのではないかと話した。 |
07 |
Ep.7 ヒルベルト空間の彼方から |
「#夢見る」でSNSを検索すると、「11月27日に中学の同窓会に参加した」という夢の書き込みが数多く並んでいた。郁実も同窓会の日の夢を見ていたが、それは彼女が傷害事件を起こして警察に捕まるというものだった。 咲太は郁実を峰ヶ原高校に誘い出し、これまで彼女に対して覚えていた数々の違和感を伝えた。 その帰り道、鉄道の踏切を前にして郁実は突然咲太に別れを告げ――。 |
08 |
Ep.8 秘密と約束 |
「霧島透子を探せ。麻衣さんが危ない」。郁実を通じてもうひとつの可能性の世界の咲太から届けられたメッセージを読んで、咲太は霧島透子を名乗るミニスカサンタに連絡を試みる。数日後、ミニスカサンタから12月2日であれば会ってもいいと電話を受ける。その日は麻衣の誕生日だった。 不本意にも麻衣との誕生日デートをキャンセルし、透子と対面した咲太は、周囲から認識されていない透子の状況を思春期症候群ではないかと話し、彼女の様子を伺うが……。 |
09 |
Ep.9 I need you |
麻衣とのお泊りデートのはずのクリスマスイブに、アルバイト先の塾の生徒である姫路紗良とデートをするという夢を見た咲太。同じ夢を見た当の紗良は、自らが思春期症候群だと咲太に告げ、自分の思春期症候群を治さないでほしいと話した。 紗良は失恋後に思春期症候群になったことで、抱えていた不安が解消され、“モテる”毎日が楽しいのだという。 彼女を諭す咲太。すると、紗良は挑発するように尋ねる。「どうすれば、咲太せんせみたいに、人を好きになれますか?」 |
10 |
Ep.10 聖なる夜に |
咲太は友人の福山拓海が見ていたミスコンのウェブサイト上にミニスカサンタの姿を見つける。しかし、彼女の写真の下には霧島透子ではなく、岩見沢寧々という別人の名前が書かれていた。 さらに霧島透子について探っていた咲太は、紗良から協力の申し出を受ける。 思春期症候群によって、強くぶつかった相手の考えていることがわかる症状を発症していた紗良は、咲太が霧島透子を探していることを知っていた。 そして、クリスマスイブに行う新曲の生配信の場でミニスカサンタの心を読もうと提案する。 |
11 |
Ep.11 夢見る世界 |
「4月1日の音楽フェスで、麻衣が霧島透子の正体は自分だとカミングアウトする」夢を見た咲太。時を同じくして、複数の大手SNSで「#夢見る」の書き込みが殺到したことによるアクセス障害が発生した。 「#夢見る」が世間を騒がせる中、古賀朋絵は麻衣が一日警察署長のイベント中に事故に遭い、意識不明の重体になる夢を見たと咲太に告げた。 もうひとつの可能性の世界の咲太からの「麻衣さんが危ない」というメッセージを思い出し、気がかりになる咲太の前に再びミニスカサンタが現れる。 |
12 |
Ep.12 トナカイの仕事 |
麻衣は成人の日に報道陣の取材に応じ、自身が霧島透子ではないことを明言するが、「#夢見る」の影響は大きく、噂を完全に消すことはできなかった。麻衣本人に、桜島麻衣が霧島透子だという噂を否定させるというミニスカサンタとの約束を果たした咲太は、彼女とデートに出かける。 デート当日、元町でショッピングをするミニスカサンタを認識する人は誰もいなかった。彼女に探りを入れる咲太だったが、高校時代から付き合っていた恋人として、意外な人物の名前が出てくる。 |
13 |
Ep.13 サンタクロースの夢を見ない |
寧々は、恋人である福山拓海に思い出してもらえなかったことをきっかけに、寧々としての自分を忘れ、完全に自分を霧島透子だと思い込むようになってしまう。 この思春期症候群を治せるのは拓海だけで、それが麻衣を守ることにもつながると考えた咲太は、赤城郁実とともに急遽、拓海の帰省先の北海道へ飛ぶ。 空港で出迎えた拓海に、咲太は寧々がミスコンで優勝した時のトロフィーを見せて……。 |
感想・レビュー
やっぱり脚本のアレンジが素晴らしいよね〜
残りは映画だね。
3時間くらいやってくれると嬉しいな〜
#青ブタ #神奈川 #横浜 #湘南 #江ノ島 #京急 #横浜市立
やはり青ブタこと『ゆめみる少女』の完成度は抜群だと感じるが、それでも作品は安定して面白く、作風のらしさもしっかり表れている。
後半にかけて面白さがさらに増し、続きが気になる結末で終わるのも魅力的。
完結まできっちり見届けたい。
2025年夏アニメ 第33作。心の不安定さから生じる思春期症候群は今作も健在。会話劇を軸に人間関係ドラマが着実に進展する構成は見事。
思春期の定義は難しい。結局のところ、ティーンエイジャーの心が揺らいで起こる現象が、もしかしたらティーンエイジャーでなくても心が揺らぐこと自体が思春期症候群なのかもしれない。ヅッキーが真面目になるのも、山根綺が別世界線の自分と入れ替わるのも、小原好美が他人の心を読みすぎるのも。大学生になっても思春期症候群は大爆発である。そんな中、霧嶋透子なる人物がアップする動画が人気になり、誰が霧島なのだと盛り上がり、周囲から認識されない自称霧島透子のミニスカサンタ。彼女の本名は岩見沢寧々であり、霧島透子になるしかないと乗っ取りを企むうちの一人だった。記憶を取り戻す方法については咲太に対してはちょっとパワープレイすぎるキライはあったが。彼女を巡って大きな物語は一つ終わった、に見えたのだが、霧島透子は岩見沢寧々でもなかったし、じゃあ誰なの?なぜランドセルガールが?と謎を少し残して遂に完結の映画編へと向かっていく。
毎話のOPに潜む懐かしさに心を掴まれる。姫路さんの『へえ〇〇なんですねぇ』という、実際には見抜いているのに芝居じみた振る舞いをする狡猾な年下に、本当に惹かれている自分に気づく。青ブタっていいもんですね。
やっぱりブタ野郎シリーズは最高に面白い!可愛い女の子たちがたくさん登場するのに、主人公が全く心変わりしないのが安心で、見ていて楽しい(笑)。「量子もつれ」という言葉は、MCUやブタ野郎でしか耳にしないよね。私もパラレルワールドの自分と話してみたいな。
本日鑑賞完了【1周通】
感想をお伝えします。
〈感想〉
やはり青ブタシリーズは魅力的ですね!
〔最後に一言〕
“少々お待ちください…
#青ブタ
原作ファン必見の完成度。演技と音楽が満点級で、一期で確立したアニメのトーンと世界観を正統な続編として見事に引き継いでいます。
結局、つい引き込まれてしまうほど面白い。キャラが一人ひとり確立され、物語の魅力がさらに深まっている。今後も失速しない展開を期待したい。
すっかりシーズン1の記憶が薄れていたので復習し、見逃していた劇場版2本も観て、今シーズンまで一気に視聴しました。やっぱり青ブタシリーズは魅力的です。大学生になった咲太と麻衣を中心に、これまでのキャラクターたちと新しい登場人物たちが絶妙に絡み合っています。思春期症候群というSF設定にミステリー要素も加わり、少し大人になったけれど思春期から抜け出せない青春のドキドキ感がしっかり表現されています。誰もが抱える心のモヤモヤをこの設定でうまく描いていて、感情移入できます。
咲太の成長が見事で、麻衣さんの達観ぶりも印象的です。霧島透子の謎にフォーカスしながら、最後まで楽しく見ることができました。おっと、来年また劇場版があるのですね。完結編が待ち遠しいです。