2024年1月10日に公開のアニメ「百妖譜 第1期」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「百妖譜 第1期」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
百妖譜 第1期が視聴できる動画配信サービス
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百妖譜 第1期のあらすじ
はるか昔の中国を舞台に、妖怪を専門とする霊医・桃夭は、小坊主・磨牙とともに旅を続け、各地の妖怪を救ってきた。手首の金の鈴を鳴らし、患者の心の声を聴き取りながら治療を施す彼女には、生きていたい、誰かとそばにいたい――そんな純粋で切実な願いが宿っている。出会いと別れを繰り返す中、桃夭は妖怪たちの傷を癒し、彼らの痛みを静かに解いていく。これは、百の妖怪と百の心を知るための旅である。
百妖譜 第1期の詳細情報
「百妖譜 第1期」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
百妖譜 第1期のエピソード
「百妖譜 第1期」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 灰狐 (上) | 乱世の時代の中国。冬のある晩、雪原にぽつんとたたずむ一軒の宿屋を訪れた桃夭と磨牙。温かいそばを食べ暖を取っていたが、同じように食事をしていた客が次々と血を吐き意識を失っていく。なんとその宿屋は人を食う妖怪の棲み家だったのだ。妖怪たちは人間から精気を吸い取っていくが、その時、桃夭と客の中にいた謎の男が意識を取り戻し、妖怪を倒していく。その男は、霊医である桃夭を探し、人間に姿を変えた灰色の狐だった。 |
02 | 灰狐 (下) | 40年前に灰色の狐と遊び、夢を語った少年は、今では乱れきった蜀の地で強大な権力を持つ大将軍となっていた。その目には、もはやかつての平和を愛する純粋な光はなく、2万人の降伏兵を容赦なく殺すなどの蛮行で人々から恐れられる存在と化し、目の前の人間に姿を変えた旧友の狐にも気づくことはなかった。それどころか自分を殺すよう命令する将軍に、狐は「人間の姿になることはできたがその心は分からない」と嘆くのであった。 |
03 | 漱金(上) | 桃夭と磨牙たちは、桃夭の友人である葉逢君が営む元宝堂を訪れた。葉から、ある妖怪を助けてほしいとの依頼があったからだ。葉は桃夭たちにその妖怪を救う訳を語り始める。それはこんな話だった。2年前の大晦日、朱小宝という男が店に現れ、身体の悪い母のために折り紙の蝶を作ってもらいたい、そして代金は金きんで支払うというのだ。親孝行のためと思い快諾した葉だったが、その後、小宝はたびたび店を訪れるようになっていった...。 |
04 | 漱金(下) | 瀕死の漱金鳥を診た桃夭は、葉に「老衰だから治せない」と言い放つ。それでも食い下がる葉に対し桃夭が、助けるには漱金鳥に何があったのか自分の口で語る必要があると伝えると、漱金鳥は自身の過去を語りだした。自分は金(ルビ:きん)を吐き出す鳥で、長年にわたり人々から吉祥だと言われてきたが、自分がもたらしたものは争いと死ばかりだった。しかしある日、貧しくも温かく明るい、それまで目にしたことのない家族と出会い、そこで暮らすことにしたと・・・。 |
05 | 蜉蝣 (上) | 未晴湖の近くの賭博場で有り金をすってしまった桃夭と磨牙。支配人から、払う金がないなら湖畔の好喫館で3日間皿洗いをするよう命じられる。しぶしぶ承諾する2人だったが、ちょうどそこは桃夭が診察の依頼を受けていた人狼の郎(ろう)の家だった。年老いてもう先の長くない郎は、死ぬ前にどうしても弔いたい女性がいると言い、自らの生い立ちと彼女に出会った若いころの苦労話を語り始めるのだが・・・。 |
06 | 蜉蝣(下) | 人間の世界で生きていくことの苦労に耐えかねて、未晴湖に身を投げて自ら命を絶とうとしていた郎だったが、偶然通りかかった美しい少女によって助けられる。天真爛漫に生を謳歌しているような少女にいつしか郎も生きる勇気をもらい、それまで経験したことのないような楽しい時間を過ごす。そして1日の終わりに彼女から最後のお願いとして自分と結婚して欲しいと告げられるのだった。困惑する郎は、ある約束をすることで同意する。 |
07 | 慶忌 (上) | おいしいフナの料理と美しい桃の花で有名な利州の鏡花沢を訪れた桃夭たち。しかし、評判とは異なり、鏡花沢の水は淀んで汚れ、もはや魚たちの棲めないほどで、とても名物のフナ料理にありつけるような状況ではなかった。実はドジョウの精の秋王しゅうおうが沼を乗っ取り、ほかの生き物を追い出してしまっていたのだ。そして、鏡花沢に住む古い友人の慶忌けいきは、秋王を退治するため桃夭に助けを求めたのだった。 |
08 | 慶忌 (下) | 鏡花沢の近くの王家村にやってきた桃夭たちは、呪師であった王大仙の息子で慶忌の親友の少年の消息を村の老婆に尋ねるが、すでに亡くなっていると告げられる。しかし、王大仙が遺した息子の日記が見つかり、桃夭はそれを慶忌に手渡す。日記には少年と慶忌の出会いや様々な思い出が書き記されていて、日記を読み進めるうちに慶忌は2人が会わなくなった理由や少年の本当の優しさを知って涙にくれるのだった。 |
09 | 乖龍 (上) | ある長閑な日、桃夭と磨牙たちは飛魚村の近くの湖で釣りに興じていたが、突然の雷に打たれ、危うく命を落としそうになる。実はそれは雷神に仕え雨を降らせる力を持つ乖龍かいりゅうの仕業だった。怠け者で雷神のもとから逃げてばかりの乖龍は、人の身体の陰に隠れるのが好きで、そのために人が雷に打たれてしまうのだ。怪我をしている乖龍に治療をしてあげてほしいと桃夭に懇願する磨牙に対し、桃夭はきっぱりと拒絶するのだが・・・。 |
10 | 乖龍 (下) | 旱仙との闘いに敗れ乖龍は大怪我を負ってしまう。飛魚村を救うために何としても旱仙を倒さなければと息巻く乖龍に、そんな身体ではとても闘えないと桃夭は言い放つ。どうしても闘いたいのであれば治療をするが、そのためにはなぜそこまでして村を守りたいのか聞かせてほしいと言う桃夭に、乖龍は意を決して重い口を開き、村の少年で親友の阿忙との出会いを語りだすのだった。 |
11 | 騰根(上) | 縁結びの神として有名な神女閣を訪れた桃夭たち。雷神との結縁を願う桃夭は、蠱師のおばあさんから蠱母が作った薬を売りつけられそうになるが、一文無しのため叩き出されたところを露店を営む老夫婦に助けられ、久しぶりの食事にありつくのだった。そして、老婦から、地主の甄けん家の娘の話を聞かされる。彼女は気立てのよい優しい娘なのだが、火事で負った顔の火傷のせいで年頃になっても良縁に恵まれないというのだ。 |
12 | 騰根 (下) | 桃夭から、夫の身体にいつ蠱母を植え付けたのか問い詰められた老婦は、自らの人生を語りだす。蠱師の一族に生まれた彼女は、幼少時、余所から連れてきた男に蠱を植え付けて殺すのを見てきて、その風習に反抗するたび折檻を受けていた。しかし、ある晩大火事が原因で部族は全滅してしまう。唯一生き残った彼女は山を下り、町に出て普通の人間の暮らしを始めようとするが、腕に刻まれた蠱師族の印のため、迫害を受け続けるのだった。 |
感想・レビュー
2話完結で見やすさ抜群。なぜ不評なのか分からないほど、人が妖怪を助け合い、妖怪が人を支える心温まるストーリーです。短いのに深いテーマで、灰狐が特にかわいくて魅力的でした。
百妖譜の第1期と第2期を一括でレビューします。児童向けとして描かれた、妖怪にまつわるありふれた物語が中心です。派手なアクションは少なく、妖怪同士の恋愛や情といったテーマが多く描かれます。映像と音楽は非常に丁寧に作り込まれており、世界観にすぐに引き込まれました。ただ、妖術がなんでもありに近い展開にはやや不満も残りますが、フィクションとしての範囲だと受け止められるでしょう。
中国製のアニメという点も印象的で、日本のアニメと比べても美麗さが際立っていました。日本のアニメがこのままの水準を維持できるかという不安を感じさせる一方で、家電やスマートフォンだけでなくアニメ分野でも中国の技術力が進化していると気づかされ、複雑な気持ちになりました。
のっぺりとした展開、ありきたりなストーリー。
これが退屈だと言われても、納得できる。
ただし、中国アニメの中では、これでもまだマシな部類だ。
評価は分かれるみたいだけど、私はこの作品が大好きです。
確かに、好みが分かれるストーリーなんでしょうね。
なんだかあまり好評ではないみたいで不思議です。
私はこういう感動的な作品が好きです。
設定が把握しきれなかったという意見には同感です。
もう少し関係についての説明があったら、もっと楽しめたかなと思います。
全部観たつもりだったのに、実ははじめの2話しか見ていませんでした。それほど満足度が高く、全話を見終えて2期も視聴済み。面白い作品です。
妖怪・人外の心を治療する専門医を主人公に描く物語。百妖譜の意味を最後まで謎めかせ、結末で一気にその真相が明かされる展開。続編を示唆する余地があるのかもしれない。全体の面白さはやや控えめだが、感動寄りのオチが多く、こうだったのかと驚かせる場面が随所に散らばっている。
中国の作品。
古代中国を舞台に、妖怪と人々の関わりを描く人情(妖情)物語。
主人公の少女は、妖怪の病や怪我を治す不思議な力を持っており、10歳ほどの子坊主と共に各地を旅しながら妖怪たちを癒していく。物語は2話ごとに完結しながら進展していく。
それぞれの話では妖怪と人間の考え方や寿命の違いが見られるが、お互いを思いやる優しさが溢れ、心地よい切なさを感じさせる。
旅の仲間として途中から加わる灰狐のグングンが非常に可愛い。
オープニングとエンディングの曲は、中国の古典楽器の音色が風情豊かで物語にぴったり合っている。
焦るほど一気に観てしまってもいい。昨日から視聴を始めた。中国のアニメかと思って観てみたんだけど、中国らしさは今ひとつだった気がする。
基本的にはモノノ怪は斬るのではなく救う展開だが、ちょい怪病医ラムネと重なる部分もあるのだろうか。
モノノ怪 2007年放送
(怪 〜ayakashi〜 2006年放送)
百妖譜の原作は2016年3月連載開始
怪病医ラムネは2017年11月連載開始
<追記>
録画したまま放置していたのを、2期の放送が始まってしまうので慌てて一気見した。
全12話を通常速度で視聴して約4時間。実質の本編は何分だったのだろう。
毎回これまでのあらすじで水増し感があった。