2024年7月13日に公開のアニメ「ATRI -My Dear Moments-」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ATRI -My Dear Moments-」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ATRI -My Dear Moments-が視聴できる動画配信サービス
現在「ATRI -My Dear Moments-」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ATRI -My Dear Moments-」が配信中です。
ATRI -My Dear Moments-のあらすじ
原因不明の海面上昇で地表の大半が海に沈んだ近未来。幼い頃の事故で片脚を失った少年・夏生は、都会の暮らしに見切りをつけ、海辺の田舎町へと移り住んだ。身寄りのない夏生の手元に残ったのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、それに残された多額の借金だけ。彼は“失われた未来”を取り戻すため、祖母の遺産が眠ると噂される海底の倉庫へと潜る。そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。人のような感情と高度な機能を備えた、海底から救出されたロボットだった。アトリはこう告げる。“マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、私が夏生さんの足になります!”
ATRI -My Dear Moments-の詳細情報
「ATRI -My Dear Moments-」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
ATRI -My Dear Moments-の楽曲
「ATRI -My Dear Moments-」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックATRI -My Dear Moments- (Original Soundtrack) Various Artists
- オープニングテーマあの光Nogizaka46
- エンディングテーマYESとNOの間に22/7
ATRI -My Dear Moments-のエピソード
「ATRI -My Dear Moments-」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | Log01 うみのゆりかごへ | 海面上昇により世界の多くが海の底に忘れられた近未来。海の上に取り残された小さな町に生きる斑鳩夏生は、謎の女・キャサリンに誘われ海洋地質学者だった祖母の家にある宝を探している。ある日、潜水艦で海底に潜った彼は、謎のカプセルとその中に眠る少女に出会う。彼女は、人間と見紛うほど精巧なヒューマノイドだった。 |
02 | Log02 暖かな景色をふたりで | 「マスターの足になります」。キャサリンに預けたはずが、夏生のもとへ戻ってきていたアトリ。マスターをサポートすると息巻くアトリだったが、夏生を担いで海に落ちたり、料理は失敗したりとまるでポンコツ。そんなアトリは乃音子から受けた大事な命令を思い出そうとするが…。 |
03 | Log 03 ヒットマン・ザコ・スクール | 学校へ通うことになったアトリと、付き添う夏生。しかし校舎はその大半が水に沈んでいた。なんとか校舎に踏み入れたふたりだったが、そのなかは学校とはいえない閑散とした教室と予想外の教師の姿だった。そこで夏生は、町に残った者たちの哀しい現実を知ることになる。 |
04 | Log 04 カニとデンキは大事 | 潮の満ち引きを利用した潮汐発電機を作る決心し、材料を探すため再び海へ潜った夏生は竜司の実家である工場から樹脂を持ち帰ると、すぐに作業に取り掛かる。作業が進む中、夏生と竜司は激しく意見がぶつかり合うも、アトリの仲裁もあり次第に仲を深めていく。一方、学校の外には彼らを覗く怪しい人影が…。 |
05 | Log 05 夜灯の中で笑って | アトリを売れば、バッテリーが手に入る。だが夏生には、もうアトリがただのヒューマノイドとは思えなくなっていた。船着場で思い悩む夏生、ふと目を海に向けると流されているキャサリンを見つける。酔っぱらっていた彼女を仕方なく介抱する夏生とアトリ。しかしその時、静かな船内に銃声が響く。 |
06 | Log 06 僕のあたまの中の歌 | 学校の先生とサルベージ屋を始めたことで、大きく変化した夏生の生活。「電気の灯る学校」の噂は生徒を呼び戻し、校舎は次第に活気を取り戻していた。それに比例するように豊かになっていく夏生の表情―。そんな姿を目にし、何か裏があると睨んだ竜司たちは、探りを入れ始める。 |
07 | Log 07 ロボ子・ザ・デート | 夏生の初恋の人は、アトリなのか?美しかった幼い頃の記憶がどんどん上書きされてしまう。認めたくはないが、認めざるを得ない状況を、必死に否定し続ける夏生。そんな中、キャサリンはアトリのこれからについて疑問を投げかける。人間のように生活するアトリのこれからは…。 |
08 | Log 08 波打つ夜が来て | 何をするにも上の空で、夏生の様子が少しおかしい。水菜萌たちに問い詰められた夏生は、渋々海の中でキスをしたことを打ち明けるのだった。アトリはヒューマノイドでもあり、初恋の人でもあるという現実をうまく受け止めきれない夏生。そんな彼に水菜萌が告げた言葉とは…。 |
09 | Log 09 深淵に落ちる足 | 広げてあったアトリのログを見てしまった夏生。そこに綴られていたのは、ヒューマノイドとして夏生の望む行動を無機質に実行した血の通わない「記録」だった。本能的にアトリを拒絶し、何もかもを信じられなくなった夏生のもとに、1通の手紙が届く。それは、アトリというヒューマノイドの真実を記したレポートだった。 |
10 | Log 10 やがて雨は止んで | ボロボロなアトリのもとに駆け付けた夏生。しかし、ヤスダの標的はアトリから夏生へ。絶え間なく与えられる痛みで、夏生までもボロボロになってしまう。そんなヤスダからの一方的な暴力を前に、耐えられなくなったアトリは… |
11 | Log 11 残夏のしらせと君の音 | 本土のアカデミーに戻り、ヒューマノイドについて学ぶことを決心した夏生。サルベージ屋を竜司に託すため船の片付けをしている中、頬を赤らめるアトリに連れられたベッドには「YES」を向いた枕が。夏生は呆れながらもふたりの未来を見つめ直すため話し始める。 |
12 | Log 12 約束の地への切符 | カプセルがアトリに伝えた最後の命令。それは、エデンに行くこと。しかし肝心の場所が分からない不完全な命令に戸惑う夏生たちは、どこまでも広がる海を手当たり次第捜索するのだった。まったく進展がない絶望的な状態だったが、凜々花の見つけた一つのヒントが夏生の「ある記憶」を思い出させる。 |
13 | Log 13 時よ止まれ、おまえは美しい | 残り3日。エデンに組み込まれることを決意したアトリとアトリを救うために動く夏生の限られた時間は進んでいく。 |
感想・レビュー
全体的に古さを感じるね。
昔からアニメやエロゲに親しんでいると、既視感が強くて面白さに欠けると感じるかも。
ただ、これがあまりにも古臭いと、若い世代はどう感じるのだろうか。
第1話で自分には合わないアニメだと感じましたが、気合いを入れて全話視聴しました。映像は美しく、意外にも楽しめました。もっと壮大なストーリーになる予感がしましたね。
Amazonプライム・ビデオの配信終了リストに入っていたため視聴。ロボット三原則や心とは何かといったテーマを扱う作品で、散々語られてきたモチーフを新鮮さは薄いながらも丁寧に描いている。シナリオや演出に卓越した技量が問われる題材だけに名作級かと問われると賛否は分かれるが、初見の人には入りやすい面もある良作寄りの作品だ。作画は安定して美麗で、決して悪くはないが特筆すべき突出点はなく、監督の作風にはこだわりや強い癖は感じられない。
評価項目
– 作画: 8
– 演技: 8
– 演出: 2
– シナリオ: 4
– クセ: 2
総評としては、全体の完成度よりもテーマの掘り下げと表現力が問われる作品。序盤は登場人物の性格が気になる点があり、視聴者の好みを左右する初印象が重要になる。中盤以降は悪役の動機が不明瞭で、キャラクターへ愛着が十分に芽生えないと終盤の感動要素についていくのが難しくなるおそれがある。十代後半の視聴者がハマりやすい要素はあるが、全体の筆致としては無理なく受け止められる範囲で収まっている。
具体的な課題点(4点)
1) ばあちゃんが人に頼らない設定と、世界を救う巨大な機構の主ユニットにアトリを組み込む設計の矛盾。ストーリー上、アトリと世界を天秤にかけるような力技が感じられる。
2) アトリを犠牲にするほど世界は切迫していないように見え、演出として過剰に感じる場面がある。もっとアトリの犠牲が必要な世界観の演出が欲しかった。
3) アトリが入るだけで街の全ての電源が復活する謎の技術。エデンの維持電力の出所や仕組みが不明瞭で、設定の整合性に疑問が残る。
4) 中盤の悪役の動機が作為的で、物語上の合理性を欠く場面が散見される。部下の存在意義や組織の復讬目的が不明瞭で、動機の説明不足が目立つ。
総括
– 原作があれば細部の説明や演出意図がより明確になっていた可能性はあるが、作画と声優の演技は高水準で、全体として悪い作品ではない。
– 歌唱曲を秋元康が担当しており、ヒロインの外見が幼い印象を与える点は好みが分かれる。
– もし若い視聴者であれば、物語の展開とテーマに強く引き込まれた可能性は高い。
総じて、作画と演技の水準は高く、世界観の構築やテーマ性の追及という点で見どころはあるが、ストーリーの整合性や終盤の説得力に欠ける部分があり、名作と呼ぶには一歩足りない印象が残る。
この物語は王道寄りでありきたりにも映る部分はあるが、キャラクター重視の作りが魅力。序盤に登場する主人公とアトリの存在感を気に入れば、最後まで楽しめるはず。雰囲気が似ていると評される海底の町を舞台にした別作とは違い、恋愛へと過度に持っていかず読者の想像に任せるスタンスを取っているため、いわゆる負けヒロインを生まない点が好印象。ただし観終わって原作に軽く触れてみると、掲げられているテーマが根本的に異なる印象を受ける。アニメ版では脳内補完で済ませていた言動や伏線もしっかりと回収されており、原作ファンにはそのまま勧めにくい側面もある。
予想以上に楽しめたので、観て本当に良かった!
ラストも素晴らしく、人とロボットの関係について多くを考えさせられた。
言霊の重要性を再確認したので、意識して行動しようと思う。
途中の恋愛要素はあまり好みではないけれど、ストーリーの展開や設定は素晴らしい。
独特なロリキャラ、他にも何か見覚えがkeyアニメかな?
少し騒がしいロリキャラ、これもkeyアニメかな?
6話で花ちゃん先生が涙を誘ってきて、やっぱりkeyアニメだ!
「神様になった日」や「エンジェルビーツ」を思い出させます。つまり、keyアニメでした。
これはオリジナルアニメなのでしょうか?それともノベルゲームが原作なのかもしれません。2010年前後のアニメを感じさせる、最近では貴重な良作だと思います。最近は転生ものの消化アニメが多いですから。
原作をプレイしたことはありませんが、個人的にはかなり楽しめました。
ロボットの少女が登場するストーリーはあまり見たことがなかったので、感情や人間とロボットの違いについて深く考えさせられる作品でした。
最終回はそういう展開になるのかという印象を受けたので、私としてはもっと別のエンディングを見たかったです。
海が美しい中、ヒューマノイドに心はあるのかを問う終盤の手紙で、涙が溢れるシーン。
美しい海とともに描く、ヒューマノイドの心の有無を巡る問い。終盤の手紙に涙があふれた瞬間。
海が綺麗なだけではなく、ヒューマノイドの心の有無を問う終盤の手紙。涙がこぼれる場面。
終盤の手紙で涙が溢れ、海の美しさとヒューマノイドの心の有無を描くシーン。
海の美しさを背景に、ヒューマノイドの心の有無を問う問いと、終盤の手紙で涙が溢れる瞬間。
ゲームからか。よくできているな。ただし、ロリ要素が入っているけれど。素人集団でこんなサバイバルができたのは不思議だが、所詮は漫画だからな。潜水艇の電源やオイルはどうやって確保していたのか?この疑問を持ち始めたら、作品全体が疑問だらけになってしまった。しかし、まあ、気にしなくてもいいかな。