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異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ～レベルアップは人生を変えた～の感想＆レビュー

1. JOJO

   2025年11月14日

   全体的に面白いが、詰め込みすぎな印象が強かったです。特に、終盤は少し強引に感じました。

   主人公が厳しい現実を経て、王道の展開に向かうというストーリーは理解しやすいです。この作品の魅力は、厳しい過去を丁寧に描写している点だと思いますが、異世界ものとしては、その後に異世界の物語にシフトするのが一般的です。しかし、この作品は異世界と現実を行き来しながら、双方で出来事が進行します。このため、イベントが多すぎて次々と発生する印象があり、特に第3話からは「これ、きっと中途半端に終わるな」と感じました。主人公の周囲では必ず事件が起こる点は、まるでコナンのようだと思いました。

   特に、主人公の住む地域で名が知られている集団を弟と妹が煽動し、名門校を襲撃するという展開には思わずツッコミを入れたくなる部分が多かったです。そして、現実側のヒロインの一人、佳織が異世界に勝手に訪れ、足手まといになる展開は特に強引に感じました。

   過去が丁寧に描かれているせいか、主人公がチート状態に早くなっても心の傷が癒えずにいる点は、作品の丁寧さを感じさせて好感が持てましたが、イベントの数がもう少し抑えられていれば、評価がさらに上がったと思います。

   また、主人公が容姿に関する設定が不細工である点や、悪役の気持ち悪さがしっかり描写されているのは面白かったです。不細工だからいじめられるという設定には共感できませんが、アニメにおいては一般的に不細工の描写が薄まることが多い中で、しっかりとその特徴を強調している点が評価できました。

   強引にまとめて終わらせた印象がありますが、今のところ2期の発表はありません。しかし、将来的には続編があるかもしれないと思うと、一気見する方がスッキリ楽しめるのではないかと思います。残念な部分もいくつかありましたが、全体的には私好みの要素が多かったので、評価は星4にしました。2023年7月の視聴記録より。

2. 浩史

   2025年11月8日

   登場する女の子は全員ヒロイン級。まさにハーレム無双の王道だ。バトルよりもチヤホヤ感に特化している分、『俺だけレベルアップ』と比べると印象がかなり霞む。

3. けいやん

   2025年11月3日

   現実のカオリに異世界の話を安易にしてしまうのは本当に残念だ。せめて『危険だから入れない』と言うべきだろうに、カオリは『行ってみる？』と軽いノリで誘ってくる。異世界というのは、もっと知られてはならない存在であるべきだと私は思う。だから、馬鹿みたいに異世界へ飛び込むカオリにイライラしてしまう。すぐにイライラしてしまう。自分ももう、オジサンになってきたのかもしれない。

4. にしやん

   2025年10月24日

   様々な意見があるけれど、個人的には非常に楽しめた。笑えるポイントが多く、自分の実力を隠し切れていないところも良かった。EDもかなり好きだ。

5. ちうべい

   2025年10月9日

   異世界ものに飽きた視聴者の感覚を逆手に取り、ネタとして消化させようという意図だろう。しかし、それなら『監獄学園』くらい振り切らないと伝わらない気がする。

6. 連装砲君

   2025年10月1日

   4話の途中で視聴をやめてしまった。数話見てから続きを観なくなることはよくあるが、話の途中で止めたのは初めてかもしれない。全体的に無理がありすぎる。急に展開するハーレム要素。誰かがレビューで書いていたが、男子中学生の妄想という表現がとても的を射ている。
   有名な声優陣が揃っているけれど、彼らがどんな気持ちで声を当てていたのか心配になる。
   原作は知らないが、韓国漫画の雰囲気を感じた。

7. プリンス

   2025年9月18日

   身の丈を超える力を突然手にすると不幸につながるというテーマには共感する。おじいちゃんの教えを忠実に守ってきた結果、自己肯定感が低く抑えられ、暴走を避けられたのではないかと分析した。作品は、悪人が赦されるとすぐ更生し仲間になる現実ではありえない理想像を描き出しており、個人的にはその点をとても楽しんだ。とはいえ、ラストのヒロインが不法侵入を罪に問わず、足手纏いの行為を見逃す描写には違和感が残る。さらに、美人には何をしても許されるという価値観を暗示する場面は、どうしても受け入れがたい。総じて、現実と理想のギャップを鋭く突く物語として、鋭いキャラクター分析と倫理的葛藤の描写が光る一冊だ。

8. GY202

   2025年9月6日

   高身長のぽっちゃり体型が鍛えられ、徐々に変化していく設定のほうがリアリティがある。現実と異世界の境界があまりにも曖昧に感じられる。

   物語自体は十分楽しめたが、相変わらずハーレム要素が強く、少し辟易してきた。もっと男友達が増えてほしい。

9. くいち

   2025年8月28日

   とことん異世界系を見てみようと、サブスクに勧められたこの作品を視聴してみた。絵柄は好みでなく、ほとんどながら見で画面を追うだけだった。序盤のどん底の境遇にもかかわらず、容姿は劣って体型も太めな主人公が、異世界に入ると途端に変身して文字通り誰もが振り向く美男子になるのは理解不能だった。現代の価値観では、外見で人を低く見る風潮は薄れつつあるはずだが、そのままの見た目で幸せになってほしいと感じる場面も多い。主語が大きい展開には、アニメの描き方として遅れていると感じることが多く、正直苛立つ。エロ・グロ・チートの要素はあるが、それだけでは満足できず、もっと違う切り口の物語を見たいと思ってしまう。結局、飽きが来つつある。

   とはいえ、声優陣は良かった。特にウサギ役の井上さんの声の演技は印象的で、場面によっては笑いがこぼれるほどだった。

10. 山下和雄

    2025年8月19日

    今回、ネタバレありの感想記事です。

    最近のアニメは設定が複雑で、それが物語のおもしろさを引き出しています。タイトルは作品世界を表す言葉の最たるもののひとつですが、今は一言で世界観を表しづらい時代。だから作品世界をそのままタイトルにするケースが増え、結果としてタイトルが長くなる傾向があります。日本のアニメファンは長いタイトルを見ても、短縮形のニックネームを作る才も持っています。今回は長いタイトルにも唸るような短縮形があるのだろうと想像します。

    本作の主人公は、現実ではフチョッチョのようにどんくさい天上優夜（声：松岡禎丞）。毎日、周囲からいじめを受けていました。ある夜、帰り道で不良に絡まれて少女を救おうと勇気を振り絞りますが、結局は倒れてしまいます。家に帰ると、おじいさんが遺した鎧に八つ当たりしてしまい、謎の扉を見つけました。何気なく入ると異世界へ。そこで出会う敵を次々と倒し、休暇ごとに冒険を繰り返しました。

    学校が始まると、周囲が自分を見ていることに気づきます。自分を見直すと、以前の自分とはまったく違う自分がそこにいました。

    この作品は、男性の憧れを物語の軸に据えています。異世界で自分の身体がかっこよく強くなると、周囲の扱いも好転していくそれは、子ども時代に戦隊モノに憧れた気持ちと似ています。弱い自分が変身することで別人のようになる、女性が美しい女性像に憧れるのと同じ原理を、アニメは描いています。

    第1期は導入部。異世界と現実世界の空気が次第に不穏になり、終盤の展開と次々現れる人物たちから第2期の放送を予感させます。視聴を重ねるうちに、私自身も第2期を待ち望む気持ちが高まりました。

    ぜひ観てください。優夜に自分の内面が重なる瞬間がきっと来ます。

    男の子も女の子も、今の自分とは別の誰かになりたい強くてかっこよく、しなやかで美しく。そんな憧れは誰もが抱く夢。その夢を現実に近づける力は、決して遠くにはありません。とはいえ、安易には語れないテーマです。

    #アニメ #anime

11. asan

    2025年8月18日

    痩せたとはいえ、筋トレをしてもここまでの変化はないだろうと、あまりに無理なイケメン化に強い疑問を抱いてしまった。転生もののファンタジー作品であることは理解できるが、ご都合主義が行き過ぎている。序盤から最終的に超絶イケメンになる前提があるため、外見と声の不釣り合いが際立ち、違和感が拭えなかった。この見た目のブサイクデブからこうしたイケメンの声が出るわけがない。制服も、いつのまにか不良イケメン風にネクタイを緩め、ボタンを外して登校し、髪型まで変えている。君はそんなキャラクターじゃなかっただろう。結局、外見のイケメンさが最も重視されたルッキズムアニメになってしまい、がっかりした。暇なときのつまらない時間つぶしにはなるので、0.5ポイントの加点で合計1.5点とした。

12. まるちっぽ

    2025年7月13日

    漫画を読んでいた作品がアニメ化されて、本当に嬉しかったです。
    ほとんど原作に忠実で、素晴らしかった。
    ストレスなく楽しむことができました。

13. 茶漬彦

    2025年7月8日

    3話でギブアップしました。
    王道から少しひねった設定を目指しているのは理解できるものの、個人的にはあまり楽しめませんでした。
    基本設定に多少のツッコミポイントがあるのは許容範囲ですが、現実部分があまりにも突飛で、違和感を覚えました。
    キャラクターの性格もどれも痛々しさが際立っています。

14. 池田祐太

    2025年7月6日

    作画は好みが分かれるところだが、キャラクターが多すぎる。現代編と異世界編の行き来が頻繁なせいで、物語の厚みが薄く感じられる印象だ。