2004年4月17日に公開の映画「リアリズムの宿」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「リアリズムの宿」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
リアリズムの宿が視聴できる動画配信サービス
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リアリズムの宿のあらすじ
駆け出しの脚本家・坪井と映画監督の木下は、顔見知り程度の仲だが、ふとした成りゆきでひなびた温泉街を一緒に訪れる。海を見つめるふたりの前に、半裸の若い女性が駆け寄ってくる――「すべてを波にさらわれた」そんな彼女を仲間に加え、三人の旅はぎこちなくも続いていくが…
リアリズムの宿の詳細情報
「リアリズムの宿」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | つげ義春 |
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監督 | 山下敦弘 |
脚本家 | 向井康介 山下敦弘 |
主題歌・挿入歌 | くるり |
出演者 | サニー・フランシス 多賀勝一 天野公深子 尾野真千子 山本剛史 山本浩司 川元将平 康すおん 瀬川浩司 石川真希 長塚圭史 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2004年4月17日 |
上映時間 | 83分 |
リアリズムの宿の楽曲
「リアリズムの宿」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- メインテーマ家出娘Quruli
リアリズムの宿を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
つげ義春の「リアリズムの宿」と「会津の釣り宿」を原作とし、向井康介と山下敦弘が脚本を担当、山下敦弘が監督を務めたコメディ作品がシネマソサエティで上映されます。
– オフビートな雰囲気が光る作品。停滞感には個人的に共感できず、3人の空間が愛おしい。尾野真千子のラスト表情が印象的。
– オフビート映画レビュー。停滞感には違和感を覚えるが、3人の間の空間がとても愛おしい。尾野真千子のラスト表情が秀逸。
– オフビートの世界観が際立つ。停滞感が自分にはしっくりこない一方、3人の空間が胸を打つ。尾野真千子のラスト表情が素敵。
– オフビートの魅力を感じる。停滞感は個人的に受け止めきれないが、3人の関係性の空間が愛おしい。尾野真千子のラスト表情が良い。
– オフビート。停滞感には共感しづらいが、3人の空間がとても愛おしい。尾野真千子のラスト表情がナイス。
あぁ、悔しいくらい完成度が高い!これこそ男の理想とする旅だ。旅先で出会う、独特な出会い方をする女の子は絶対に尾野真千子みたいな人がいい。
この映画でオフビートという言葉を知った。
オフビートという響きが新鮮で、作品の雰囲気を形づくっている。
3人が少しだけ旅をする物語で、2人の男と1人の女が主役だ。
海辺で座る場面での出会い方が強く印象に残る。
山本さんが演じる木下は、職場の苦手な先輩にひたすら似ていて思わず笑ってしまう。笑えるけれど、現実には絶対に無理だろうとも感じる。セリフは控えめで静か、淡々としている一方で、序盤の宿のダンナやご飯の場で話しかけてくる兄ちゃん、クセの強い登場人物たちには本当に笑ってしまう。
「ゴドーを待ちながら」を想起させる遅刻した一人によって結びつけられた、ほぼ初対面の男たち。舞台は「国英(KUNIFUSA)」と書かれた、どこかフィクショナルな駅舎の前で始まり、空虚さがなぜか締まりを保つオープニングが印象的だ。遅刻の理由さえ信じがたい雰囲気や、半裸の女が合流する展開も語り手としては信頼できない。しかしその胡散臭さこそが、この二人のあてどない旅にはぴたりと寄り添っている。とはいえ互いが映画監督という職業柄、緊張感はかなり一触即発で、ただのほのぼのロードムービーからこの映画を引き剥がしている。窓越しに降る雪や、車が走り去るロングショットといった映像表現も美しく、若さ溢れる傑作。
pff2025
映写機一台による強行上映だったが、これはこれで貴重な体験だった。やはり序盤が最も良く、最初の宿が一番面白かったなと感じる。旅行先で暇を持て余す男たち、そして彼らにインスピレーションを与える女性。行き当たりばったりの旅で巻き込まれる様々な嫌な出来事。
こういった何でもない出来事から映画が生まれるのだと感じながら、実際にそうなっている。笑いがフィーチャーされることが多いかもしれないが、実は結構怖い要素もある映画だと思う。ウィスキーを持ち込んだ男たちが食事をしている机の向こうの襖がほんの少しだけ開いているシーン。さらに、金が尽きた頃に出会った一家の男が駐車場に置き去りにした女性に向かって「写真をばら撒くぞ」と言うのも、露骨に何かを感じる普通に犯罪集団のように思えて、クライム要素が来るのかな︎と思ったら、連れて行かれた先は綺麗な民家で事件性はなし。
思い出に残るタイトルだけをずっと覚えていた映画で、ぴあをきっかけに鑑賞できたことが嬉しい。
思い出し笑いの場面で、共に笑い合える瞬間がたまらなく好き!!
ぴあフィルムフェスティバル
#25
35mmフィルム上映で鑑賞。サニーフランシスの笑いが止まらない。映写機1台だけの貴重な上映スタイルを体験できるのは、まさにラッキーな機会だ。
2009-10-09 DVD 第1回上映
2025-09-06 国立映画アーカイブ PFF25 35mm 上映回数不明