2016年8月20日に公開の映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「不思議惑星キン・ザ・ザ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
不思議惑星キン・ザ・ザが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
不思議惑星キン・ザ・ザのあらすじ
妻に頼まれて買い物に出かけた建築家マシコフ。すると、学生のゲデバンが「変なことを言っている人がいます!」と助けを求めてきた。浮浪者のような身なりをしたその男は、別の惑星から来たと主張し、「自分の星に帰りたい」と二人に懇願する。怪しい話を信じないマシコフだったが、男が持っていた「空間移動装置」のボタンをうっかり押してしまう。次の瞬間、二人は砂漠の真ん中にワープしていた。そこは地球ではなく、キン・ザ・ザ星雲に位置する惑星ブリュクだった・・・
不思議惑星キン・ザ・ザの詳細情報
「不思議惑星キン・ザ・ザ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ゲオルギー・ダネリア |
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脚本家 | ゲオルギー・ダネリア レヴァス・カブリアゼ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アドベンチャー・冒険 |
制作国 | ソ連 ロシア |
公開日 | 2016年8月20日 |
上映時間 | 135分 |
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感想・レビュー
全体的に冗長で疲労感を伴う構成だが、画面作りは巧みで、好きな人なら観察するような気分で最後まで見られるだろう。所謂ファルシのルシ(略称)ゆえ、途中までは考察めいた見方をしていたが、結局脳は思考を止めてしまった。タイトルの舌触りが非常に心地よい。
これはまさにカルト映画の典型で、意味が分からない部分も多い。しかし、この作品をモチーフにしたガチャポンシリーズが出るなら、ぜひ全種をコンプリートしたい。
評価が難しい作品ですが、一度は観てみる価値があると思い、視聴してみました。
何となく意味は分からないけれど、それでも面白かったのが素直な感想です。TSUTAYAの『あなたにオススメ』で紹介されていなかったら、一生出会えなかったかもしれない作品。クーのポーズは、私があなたに敵意を持っていないという気持ちがきちんと伝わるはずだと思います。これ、私も少し使ってみようかな。
意味が分からなくてシュールで好きだけど、めちゃくちゃ面白いとは思わなかった。でも決してつまらなくもない。この内容でつまらないわけじゃないのがすごい。出てくる単語も動きも内容も、全部意味が分からないのに、それがいい。バイオリンを弾く人の目がまんまるで、なんとなくまた見たくなる。
なんかクセになる不思議な味わい。
吊り糸が見える場面も、愛嬌としていい味を出している。
ワープのシーンはクールで、ほんの一瞬の出来事。
最後のシーンには、心に残る余韻があった。
ただ、結末は正反対のオチだったりするのかもしれない
流れが美しく、テンポも心地よい。主人公の2人が郷に従わない点が新鮮で好印象。世界観は比較的シンプルで、過度な設定に頼らず物語が伝わる。派手さはないが、緻密で洗練された美術表現が光る。ただし、マッチの大半を敗北で終える展開が目立つのは課題だ。
あるスーツ姿の魅力的な中年男性と、出癖の悪い青年が、開始5分でいきなり惑星ギンザザに飛ばされ、どうにか地球に帰ろうと奮闘する物語。ソ連の検閲をかいくぐるために狂ったSF作品を生み出したのがまず興味深い。
人種差別が日常的な現地人たち、カツェと呼ばれるマッチがなぜか金のように取引され、理解できないまま必死に情報を集める第1章。そして、飛び交う「キュー」と「クー」、さらにすしざんまいポーズが可愛いスーツ姿で繰り広げられるのが面白い。
第2章に入る際に「キュー」と「クー」の説明が加わるが、この粗雑な設定は第1章のゆるさと相まって許せる。
登場人物は全員間抜けなのに狡猾で、シュールなコメディセンスが効いていて笑えるし、なんだか癒される。
最後のすれ違いの「クー」は、『君の名は。』を彷彿とさせる。
街中で自称する異星人に遭遇し、彼が携える装置に触れてしまったため、異星へ飛ばされる旧ソ連産SFコメディ。巻き込まれたバイオリンを携えた青年とともに、砂漠が広がる地平で謎の飛行物体から降り立つ。現地人は謎のジェスチャーと「クー」という発音を繰り返す。帰還の手掛かりを探すシュールなコメディの世界が展開する。全体的に冗長さが気になる箇所はあるが、映像と音楽のマッチングは独特で、結末には心地よさが宿る。合成の手間や不自然さを避けたカメラワークは、時に露骨に感じられる瞬間もあるが、コメディならではの味として受け止められる。砂漠の景観と静かに浮かぶ飛行船、汚れた船内の窓越しに見える地表の風景といった、最小限の演出で描かれる異界のSF描写も面白い。抜け感のある愛嬌あるBGMも魅力的。