1960年3月26日に公開の映画「勝手にしやがれ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「勝手にしやがれ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
勝手にしやがれが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
勝手にしやがれのあらすじ
自動車泥棒のミシェルは、マルセイユで盗んだ車を運転中、追跡してきた警官を射殺してしまう。その後、彼はパリへ向かい、かつて関係を持った女性・パトリシアと自由気ままな日々を過ごそうとするが、警官殺しの逃走犯として新聞に取り上げられてしまう。
勝手にしやがれの詳細情報
「勝手にしやがれ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
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脚本家 | ジャン=リュック・ゴダール |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | フランス |
公開日 | 1960年3月26日 |
上映時間 | 95分 |
勝手にしやがれの楽曲
「勝手にしやがれ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックÀ bout de souffleMartial Solal
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感想・レビュー
冒頭と結末は良いが、中盤の会話は愛についての話というより、性欲に囚われた男とそれを翻弄される女の姿を描いている。その噛み合わなさが結末へとつながっていることは分かるが、それが延々と続くのは自分には合わなかった。物理的にも会話もぐるぐると同じ局面を回しているだけで、ゴダールのほかの作品の方が好みだった。死に際に自分の瞼を下ろすシーンはとても印象的だった。自分も運転中にはあのくらい独り言を言う時があるなと思った。
おしゃれな雰囲気や良い音楽はあるけれど、ずっとこの男は嫌だなという感覚が続いていた。
フランスの巨匠ゴダールによる出世作で、ヌーヴェルヴァーグの代表的な作品です。楽しみ方が全く分からなかった。警官を殺した軽薄なフランス人男性が、かつて関係を持ったアメリカ人女性と共にパリを逃げ回る物語。二人の詩的な会話が延々と続き、フランス映画特有の冗長な雰囲気が漂っています。途中からは雰囲気を楽しむ作品として受け入れようとしてみたものの、それでもなお退屈に感じました。
すっとばすとは、こういうことだ。遊び心に満ちた極私的なモノローグ、白黒でもカラーでも映えるパリの描写、残酷な事実、女への視線これらこそゴダールの作風である。彼は最初から、ゴダールそのものだった。
音楽とハンドカメラのカメラワークが素晴らしいです。
カットのつなぎ方から感じられるテンポも絶妙です。これがジャンプカットという技法ですね。
撮影技法が非常に革新的で、全く異なる新しい視点で捉えています。ジョーカーの雰囲気も感じられます。
銀座にいるようなカップル
古き良きパリの風景
不必要に吸うタバコ
まるでコラージュのような光景
邦題が絶妙に響く
煙草を吸いながら、窓の外に吸い殻を捨てる光景には驚きましたが、思わず笑ってしまいました。
どのカットもスタイリッシュで素敵です。
ジーン・セパーグを見たのは「悲しみよこんにちは」を観て以来です。その作品でセシルカットが有名になったそうですが、今回のベリーショートもとても似合っていました。キュートで美しい20歳です。
映画のテンポ、音楽、ファッションも全てお洒落です。モノクロの魅力を理解しつつ、カラーになったらどんな風景になるのか想像するとワクワクします。
今年は91本鑑賞しました。最近、フィルマークスをあまり利用できていません。『勝手にしやがれ』は、正直言って私にはあまり理解できませんでした。
現在の視点で見ると普通の映画に見えるかもしれないが、手持ちカメラとジャンプカットを駆使して映画はもっと自由でよいという新しい表現を提示した点は、映画史の転換点として語り継がれる。だからこそ現代の映画の基盤が築かれたと言っても過言ではない。
パトリシアの美しさ、サウンドトラックのおしゃれさ、そして粋なセリフが作品の魅力をさらに際立たせている。