2016年7月9日に公開の映画「シング・ストリート 未来へのうた」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「シング・ストリート 未来へのうた」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
シング・ストリート 未来へのうたが視聴できる動画配信サービス
現在「シング・ストリート 未来へのうた」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「シング・ストリート 未来へのうた」が配信中です。
シング・ストリート 未来へのうたのあらすじ
1985年のダブリン。大不況のただ中で、14年の人生のどん底を味わうコナーは、父の失業が原因で荒れた公立学校へ転校させられ、家庭は両親の喧嘩で崩壊の危機に。音楽に身を焦がす兄と過ごす日々だけが、テレビで流れる隣国ロンドンのMVを見るたびに心を満たしてくれる。ある日、街で出会ったラフィナの大人びた美しさに一目惚れしたコナーは、「僕のバンドのPVに出ないか」と口にする。慌てて結成したバンドは、ロンドンの音楽シーンを驚かせるPVを作るべく、猛練習と作曲の日々を始める――
シング・ストリート 未来へのうたの詳細情報
「シング・ストリート 未来へのうた」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ジョン・カーニー |
|---|---|
| 脚本家 | ジョン・カーニー |
| 出演者 |
|
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | 青春 音楽 |
| 制作国 | アイルランド |
| 公開日 | 2016年7月9日 |
| 上映時間 | 106分 |
シング・ストリート 未来へのうたの公式PVや予告編動画
「シング・ストリート 未来へのうた」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
シング・ストリート 未来へのうたの楽曲
「シング・ストリート 未来へのうた」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックSing Street (Original Motion Picture Soundtrack) Various Artists
- メインテーマGo Now - From "Sing Street" Original Motion Picture SoundtrackAdam Levine
シング・ストリート 未来へのうたを無料で見る方法は?
「シング・ストリート 未来へのうた」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
シング・ストリート 未来へのうたのよくある質問
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Q映画『シング・ストリート 未来へのうた』のあらすじは?
-
A
『シング・ストリート 未来へのうた』は、1980年代のダブリンを舞台に、主人公コナーが新しい学校でのいじめや家庭問題を乗り越え、バンドを結成することで自己表現と独立を目指す青春ストーリーです。彼はバンドメンバーと楽曲を制作しながら、憧れの少女ラフィナと夢を追いかけます。
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Q『シング・ストリート 未来へのうた』の魅力的なキャラクターは?
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A
『シング・ストリート 未来へのうた』の主人公コナーは、音楽を通じて成長する青春の姿が魅力です。また、ラフィナはコナーにインスピレーションを与え、彼の音楽活動をサポートする重要なキャラクターとして描かれています。
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Q映画『シング・ストリート 未来へのうた』のテーマとメッセージは?
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A
『シング・ストリート 未来へのうた』は、夢を追い求めることの重要性や、音楽を通じた自己表現の力をテーマとしています。厳しい現実の中でも、友情と音楽を持って未来を切り開く姿勢が描かれています。
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Q『シング・ストリート 未来へのうた』の音楽はどのように制作されたのか?
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A
この映画の音楽は、ジョン・カーニー監督がプロデューサーや作曲家と共同で制作しました。1980年代の音楽スタイルを意識したオリジナル曲が多数登場し、映画のノスタルジックな雰囲気を引き立てています。
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Q『シング・ストリート 未来へのうた』の監督について教えてください。
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A
『シング・ストリート 未来へのうた』の監督はジョン・カーニーです。彼は音楽を主体とした映画作りで知られ、『ONCE ダブリンの街角で』など、感動的な音楽映画を数多く手がけています。



シング・ストリート 未来へのうたの感想&レビュー
音楽で心の闇を克服しようとする若いエネルギーに圧倒された。手探りながらも励ましてくれる兄の姿が印象的だった。どの曲も素晴らしく、サウンドトラックが欲しくなった!
2025年 62本目
劇場での鑑賞 7本
自宅での鑑賞 48本
機内での鑑賞 7本
「Begin Again」が素晴らしかったので、こちらも観てみました。アイルランドの生活が自分のものとはあまりにも異なり、あまり感情移入できませんでしたが、やはり音楽は引き続き素晴らしかったです。
ジョン・カーニーの作品には官能的な核が宿っている。その核心は、裏声・ファルセットの飛翔感にあるのかもしれない。『ONCE ダブリンの街角で』(2007年)と『シング・ストリート 未来へのうた』(2016年)を並置してみると、そんな解釈がしっくりくる。
ファルセットは古来、去勢されたカストラートの歌声として使われてきた。なぜこれほど心を揺さぶるのかを完全には解き明かせないものの、一つには地声の安定感に対して裏声が描く飛翔感があるように思える。私たちはそれぞれの身体性を支えに日々を過ごしているが、音楽や歌はその身体性に翼を与え、自由へと誘う。自由と不自由の対立が、地声と裏声の関係性・運動感覚としてファルセットに表れるのではないか。
『ONCE ダブリンの街角で』は、挫折しかけた男が故郷ダブリンの街角に差し込む光によって再び思いを昇らせる物語だ。一方『シング・ストリート 未来へのうた』は、80年代におけるアイルランドの屈折とともに、少年が音楽へ希望を託していく過程を、ロックの力で描く。
両作に共通するのは、そうした不自由さが立体感と奥行きを物語にもたらし、音楽の自由さをファルセットの飛翔感へと力強く結びつけている点だ。
ロックを愛しているからといって、必ずしもロックな人である必要はない。バンドを組んだからといって、すべてがクールであるとも限らない。そんな機微も、作品は愛情とユーモアを添えて描き出す。主人公のコナーは、柔らかな頬のラインが印象的で、彼のファルセットは涙腺にまで触れる。万能なギタリストのエイモンは、クールでありながらどこか野暮ったさを含み、その顔立ちも相まってどこかジョン・レノンを思わせる。
だが、真の主人公は兄のブレンダンだったのかもしれない。彼の口にする一言一言は、ヒップでロックな情熱と苛立ちの結晶であり、時に窒息していくような哀しさを帯びる。その姿は、旅行を夢見て裏口に座る母親の背中とともに作品に奥行きを与える。
兄ブレンダンと母親の鬱屈は、アイルランドの歴史や80年代の経済状況と重ねられ、海を越えた隣国・スコットランドが舞台となる『トレインスポッティング』(ダニー・ボイル監督、1996年)にも通じる、切ない情感を生み出している。
この映画は、地域に生きる少年たちがやがて地域の壁を越え、世界中の私たちの胸に響くうずきを歌い上げる。グローバルに物語るというのは、こうした普遍性のことなのだろう。
アイルランド
好きな女の子の心をつかむために、ハッタリをかましてバンドを結成する物語。
主人公の周囲は厳しい状況にあるが、そこには希望が溢れている。
全体的に明るく、時折笑える要素も満載。
劇中歌も素晴らしい。
年上の女性にいきなりミュージックビデオ出演を頼むほどの強いメンタルを持つ、内向的な主人公が、頼もしい友人たちと共に、複雑で閉塞感のある環境を爽やかな歌へと変換していく青春の音楽映画。突き抜けたエンディング、学生らしい真っすぐさと機知に富んだ歌詞、そして悲壮感を感じさせない明るい楽曲こんな音楽映画がやっぱり好き!
兄貴が素晴らしくて、音楽映画なのに兄貴を見るだけで十分申し分ない。曲も非常に良かった。
ずっと音楽が素晴らしかった。主人公のコナーはどんどんかっこよくなっていく。ブレンダンは本当にいい兄貴だ。ウサギが大好きなエイモンもかっこいい。反対派のエイモンのお母さんも途中からノリ始める展開がよかった。最後の行動力には驚いた。コナーとエイモンの演奏中にどんどん仲間が増え、夜が明けていく様子が最高だった。読み終えるのが惜しい本だった。
偶然見かけた素敵な美人を誘うために、MVの撮影をすることに。急遽バンドを結成し、主人公が奮闘する青春&音楽映画が始まる。
一見、素人バンドの成長物語かと思いきや、メンバーは最初から驚くほどのスキルを持っている。強そうなイメージなのに、メガネ君がとても魅力的だ。
ラフィーナさんは美しいね。
シンプルにキャッチーな音楽が素晴らしい。ただ、残念ながら登場する歌手の名前は全く知らないけれど。
野外シネマで初視聴。作中の楽曲が本当に素晴らしく、聴くたび心を打たれる。自分のやりたいことに真っすぐ進む主人公の姿に、心を洗われた。アニキの優しさと頼りがいも印象的だった。
バンドの演奏テンポが心地よいと感じたら、実はメインテーマは家族愛だった。展開があり、多面的な描写をしつつも、ストーリーは濃縮されていてとても面白い ただ、展開の進み方が少し順調すぎる気もする。音楽はどれもかっこいい🪇
序盤は、家庭の不和やいじめといった暗い場面が多いのではと身構えたが、主人公の精神的な成長を軸に描かれており、音楽も好きだったため、気分が盛り上がって楽しく観られた。
365日で最も気候が良い日に野外で楽しむのにぴったりの映画でした。
王道が見事にはまり、このストーリーに強く引き込まれる魅力を感じました。感情が熱く燃え上がる一方で、淡々と物事を俯瞰しようとする姿勢が印象的で、その真剣さがなんとも愛おしく、素晴らしいと感じました。