2005年7月7日に公開のアニメ「SHUFFLE!」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「SHUFFLE!」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
SHUFFLE!が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
SHUFFLE!のあらすじ
人間界・神界・魔界の三つの世界が突然つながり、人間界に魔法が普及してから10年――。土見稟は国立バーベナ学園に通う高校2年生。幼なじみの芙蓉楓と悪友の緑葉樹とともに、楽しく学園生活を送っていた。そんなある日、稟のクラスに神族と魔族の美少女2人が転校してくる。しかも彼女たちは、神王と魔王と呼ばれる両王の王女だった!
SHUFFLE!の詳細情報
「SHUFFLE!」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
SHUFFLE!のエピソード
「SHUFFLE!」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 神にも悪魔にもなれる男 | 開門・・・。人間界が神界と魔界と繋がってから、10年。人族、神族、魔族の通う国立バーベナ学園に通うため、幼馴染みの同居人、芙蓉楓に、朝、起こされる主人公、「土見稟」。高校2年生。いつものように登校し、いつものように授業が始まるはずだった・・・。しかし、そんな「いつもの日常」を一変させるような出会いが、彼を待ち受けていた。 |
02 | 会いたくて | 突如、稟のクラスに、二人の美少女が転校してきた。一人は、神界のプリンセス「リシアンサス」、もう一人は、魔界のプリンセス「ネリネ」。しかも、二人とも、稟と楓の暮らす自宅の両隣に引っ越してきたから、さあ、大変!二人とも、過去の稟との思い出を大切に胸に秘め、今ここに、稟への想いを遂げるべくやってきたのだった! |
03 | 憶えてますか? | 朝から神王と魔王の暑苦しい挨拶を受けて、通学してく稟と楓、そして、リシアンサスとネリネ。プリムラは、お留守番。一人お見送り。季節は、ちょうど、梅雨時。ずっと降り続く雨。みんな陰鬱な気分になるも、リシアンサス一人だけは、ウキウキ気分。どうやら、彼女には雨にまつわる、とても楽しい想い出があるようだった・・・。 |
04 | 幸せのタマゴ焼き | ネリネと一緒に教室の掃除をしている稟。ちょうど、二人でゴミを運びに校庭に出て行く。そのとき、生徒の何人かが、ネリネと親しくしている稟に対して、侮辱するような会話を投げかけてくる。気にしないよう振舞う稟だったが、ネリネは、許せなかった!彼女の魔法が炸裂する!その瞬間、辺りは白光に包まれた・・・。 |
05 | 私の居場所 | 稟は夢を見た・・・。8年前の・・・。雨の中、泣き叫ぶ、8年前の楓・・・。目を覚ますと、屈託のない笑顔がそこにあった・・・。いつもの楓の笑顔。瞬間、大きな地震が起きる!何かの予兆のように・・・。登校途中、いつものように、親衛隊に追いかけられる稟。リシアンサスのイス攻撃、ネリネの攻撃魔法により、何とかその場は回避する。「私も!」と頑張る楓だったが・・・。 |
06 | 微笑み | 稟たちが、学園に通学していく中、いつものように、一人でお留守番のプリムラ。部屋で手持ち無沙汰にぬいぐるみをいじっている・・・。登校途中、そんなプリムラの様子が心配な稟たちは、プリムラを喜ばせようと思案する。そんな中、何と、プリムラが、学園にまでやって来てしまったから、さあ、大変! |
07 | 恋愛スクランブル | 小鳥のさえずりが聞こえるさわやかな朝。いつものように、元気よく飛び起きる時雨亜沙、かと思いきや、少し表情が曇っている。実は、ある男子生徒から告白されてしまったのだ・・・。しかも、その男子生徒は、スポーツ万能なハンサムボーイ。噂は学校中にも広まって、稟の耳にも届く。 |
08 | パンツでデート! | 朝、いつものように、楓の声で目覚める稟、のはずだった・・・、が、起こしたのは何と、シア。しかも、これからデートをしようというのだ。恋愛占いを信じたシアは、思い切って、稟にデートを申し込んだのだった。シアに気押されてデートをすることになった稟だが、そのデートは、予想通り、波乱へと巻き込まれていく・・・。 |
09 | 海水浴でサバイバル | 学校でのテストも終わり、稟たちは海水浴に出かけることに。色とりどりの水着を披露する楓、亜沙たち。プリムラとネリネの水着は特に、ドキドキなものだった。美女に囲まれながら海水浴に興じる稟たち。昼食も済ませ、おなか一杯になった稟とシアは、浜辺で思わず、転寝してしまう・・・が・・・。 |
10 | 月夜の告白 | 海水浴に行ってから、ますます、仲がいい稟とシア。急接近する二人に、「結婚だー」と早合点する神王。早速、プリムラ相手に、結婚式の予行練習に励む。二人の周囲の雰囲気もちょっと、妙な感じだ。大騒ぎする麻弓に、あたふたする楓や亜沙たち。何となく不安になってくる稟とシアだった・・・。 |
11 | 夏のお嬢さんたち | 夏の補習授業を終えて、一目散に教室を飛び出した麻弓は、いきなり、廊下で稟と衝突してしまう。ぶつかった際、下着を見られてしまう麻弓だったが、何の反応も示さない稟に、苛立つ。帰路、カレハのバイト先「喫茶フローラ」で愚痴りまくる麻弓。そろそろ、帰ろうとしたその時、ちょっとした事件が起きる!? |
12 | 凍てついた夏 | 夏休みも今日で最後。にもかかわらず、宿題山積みの稟とシア。二人に宿題を教えるネリネと三人でいい雰囲気。先に宿題を終わらせた稟は、次の美術の課題に取り組むべく外出することに。出かけていく稟にお弁当を用意する楓。プリムラもお手伝い。そのプリムラに、ちょっとした異変が起こる!? |
13 | 斜陽の家 | 魔界に帰ったプリムラ。寂しい芙蓉家。稟と楓はいつものように振舞うが・・・。どうもギクシャクしている稟と楓。プリムラのことが心配な二人。そんな中、心配な稟は、プリムラの容態を聞きに魔王家を訪れる。連絡が入れば教えるという魔王。その頃、魔界研究所では、最後の手段とされる治癒方法について語られていた・・・。 |
14 | リコリス | ブランコに揺られながら歌を口ずさむネリネ。稟がネリネと再会したときにも聴いた歌。ところが、ネリネは、この歌を自分の歌ではないと言う・・・。この歌は「リコリス」のものだと・・・。「リコリス」。彼女は、プリムラの姉ともいうべき存在であり、もう一人のネリネだった! |
15 | 取り戻したもの | ネリネに案内され魔界研究所まで来た稟たち。プリムラの元へ急ぐ。ようやく入り口までたどり着いたそこには、神王と魔王が待っていた。稟たちの強い思いに打たれた神王と魔王は、プリムラに会うことを許可する。研究室にある円柱のカプセルに、プリムラはいた。眠っているプリムラに話しかける稟。しかし、何の反応も起きなかった。 |
16 | キキョウ | プリムラも無事戻り、いつもの生活に戻った稟たち。ただ、少しだけ変化があったようだ。ネリネがより、社交的になっていたのだ。不思議がる一向。明るくなったことに安心する稟、復帰した亜沙の所に事件の報告に行く。亜沙の全快祝いをする稟たち。そんな中でシアは、性格が少し変わったネリネに、疑問を抱いていた。 |
17 | 素直な気持ち | 朝、亜沙の家に出かけていこうとする稟を呼び止める声。その声の主はシアだった。授業そっちのけで、デートに誘うシア。戸惑いながらも付き合う稟。あちこち振り回されてしまう。一方、その頃バーベナ学園では、居所の知れない稟に、亜沙は、「誘拐でもされたんじゃない」と楓を心配させるのであった。 |
18 | 稟の好きなヒト | 昼休み。亜沙の手作りクッキーを試食する稟。その様子を見ていたシアとネリネは、二人をデートさせることに!稟に対して気持ちをハッキリさせようと迫る。稟も渋々同意。果たしてデート作戦開始!樹や麻弓たちも巻き込んでの大事に・・・。そして、いよいよ、そのデートの日がやって来た! |
19 | 忘れ得ぬ想い | 休日の朝、いつもの芙蓉家の食卓。どことなく、ぎくしゃくする稟と楓。出かけていった稟の部屋を掃除している楓、机のフォトスタンドを手に取る。8年前の、あの事件に思いを馳せる楓・・・。その事件は、楓と稟の二人にとって、最も、つらく悲しい事件だった・・・。 |
20 | 忘れられぬ罪 | 病室の亜沙を見舞う稟。心配そうな稟に、母親の亜麻は「話があると」誘い出す。その頃芙蓉家では、楓が、自分の取った行動を後悔していた。病院の中庭で話し出す亜麻。それは、亜麻と亜沙、母親と娘の壮絶な闘いであった・・・。亜麻との話の後、楓に電話を入れた稟は、再び亜沙の病室に戻って行った・・・。 |
21 | 気持ちの行方 | 具合のよくない楓を心配しつつ、登校する稟、シア、ネリネ。昼休み。学食で食事をとる稟は、あまり食欲がない。心配した亜沙は、自分の弁当を稟に差し出す。放課後、楓の見舞いにと、花屋に立ち寄る亜沙。一方、シア、ネリネたちと帰宅した稟は、プリムラから衝撃的な言葉を聞く!! |
22 | 新しい明日へ | いつもの登校風景。そして、いつものように授業中、ボーっとしている稟に、鉄槌を食らわす撫子先生。いつものように、樹や麻弓たちと取りとめもない会話をしている稟。いつものように学園風景。時が流れているはずだった・・・。しかし、その「いつも」は少しずつ、変わろうとしていた・・・。 |
23 | 明かされた真実 | 病院。病室。輸液の入った点滴。医師たちの会話。医者に迫る稟。制する亜麻。病院の中庭に稟を呼び出した亜麻は、ゆっくりと、それでいて、しっかりと、自身の過去、そして自分と娘、亜沙の置かれた境遇について話し始める・・・。亜麻の想いを真摯に受け止める稟。 |
24 | そして・・・・・・大切なこと | 病室からいなくなった亜沙を懸命に探す稟。一方、そのころ亜沙は、稟との思い出の場所に急いでいた。行方が分からず焦る稟。ベンチにうずくまる。そんな稟の脳裏に亜沙の言葉が思い浮かぶ。「もしかしたら!」稟の向かった場所に、果たして亜沙はいた!?衝撃のクライマックス! |
感想・レビュー
美少女ゲームのアニメ化の中で、これは最も失敗した作品の一つと言える。原作が大幅に改変されており、美少年ゲームにはない皮肉な状況だ。他のアニメ、例えば『Gift』や『D.C.~ダ・カーポ~』の1期はまあまあ良かったが、続編の2と3は普通に優れた作品だ。そう考えると、こうした作品が明るい美少女ハーレムのアニメになるのは、当然として評価されるべきだろう。しかし、作画は非常にひどく、質が低い。改悪された総集編の続編なんて不要だ。無能なスタッフが手掛けた結果、芙蓉楓は原作では普通の女の子なのに、まるでヤンデレのように描かれてしまった。空鍋の設定も無意味だ。元々、明るい雰囲気のゲームであり、楓と稟の後付け的な暗い過去を描写する必要も感じない。土見稟や時雨亜沙が悪い印象を与えるのも最悪だ。さらに、2クールも放送されるというのに、土見稟は成長ではなく堕落を見せている。彼はヘタレキャラではない。時雨亜沙の声優が原作通りなのは良いが、年齢とのミスマッチが気になる。亜沙のキャラクターは原作を悪用され、自殺騒ぎが起きるのも無意味だ。こういう描写を入れるなら、単に可愛いキャラやエッチな要素を持つアニメの方が数倍ましだ。プリムラも芙蓉楓の影響を受けているし、リシアンサスやネリネは空気状態で忘れられてしまった。魔王フォーベシィや神王ユーストマ、亜沙の親友カレハのキャラクターはまあまあ良かったが、アニメ化において他のメディア展開、たとえば漫画や小説、ドラマCDは質が高いので、この作品のせいでネリネの外伝『Tick!Tack!』や芙蓉楓の『Really?Really!』のアニメ化が消えてしまったのではないかと懸念している。
原作を未プレイなので、ファンの気持ちは理解できませんが、個人的には非常に楽しめました。
出演声優についての感想です。珍しい学生役を演じる伊藤美紀さんを聴けて嬉しかったです。彼女には今後、少年役ももっと活躍できそうだと感じました。杉田智和さんは銀時になる前の時期で、演技が自然だった頃の印象です。原作は全く分かりませんが、ハーレム系にはあまり惹かれませんでした。それでも作品自体は結構好きです。
空鍋。楓の目の狂気が徐々に増していく様子は、ヤンデレの魅力を存分に感じさせて最高。#アニメ#狂気
ゲーム版とは異なる結末に対して批判が多いと聞いていますが、個人的には鬱アニメが好きなので、最後の展開は結構気に入っています。
終盤の展開は特に好みだった。ヒロインの一人・芙蓉楓が終盤でヤンデレ化する描写が強烈で、名シーン『空鍋』は恐怖感が際立つ。主人公は楓のヤンデレぶりに気づかず、ヤンデレと暮らす家に勝ちヒロインを招待してしまう展開には思わず笑ってしまう。ただ、結末は玄関で追い返されるオチで締めくくられる。
優柔不断な主人公が自分の意思でヒロインを恋人に選ぶ展開は良かった。予兆もあり、特に不自然な流れには感じなかった。空鍋の影響が強い一方で、楓の過去や心の傷からの失恋、そして立ち直りの描写が巧妙だった。19話から21話のストーリーが特に気に入った。ただし、楓を支える原作ファンは驚くかもしれない。
乙女系ハーレムゲームのアニメ化が話題に。しかし現実へと引き戻された主人公は、大映ドラマ級を超える衝撃的な展開へと突入する。ここからはホラーさえ感じさせる重厚なストーリーが幕を開ける。
SHUFFLE。昨年の大怪我以来、治療もあって体調が優れず、薄弱なメンタルのまま、かつて学生時代に好きだった軽快なノリのラブコメを見ているが、これも主人公がモテモテのハーレム的コメディとして見始めてしまうと、次第に陰のある展開へと姿を変えていく。2クールに突入したあたりから、いや〜な予感のするシリアス展開へ次々と美少女キャラの裏側が大映ドラマ並みに暴かれ、引くような展開へと進む。そして空鍋、ヤンデレキャラの誕生とともに、作品は完全なホラーへと変貌していく。空鍋このシーンは有名な恐ろしいシーンだそうでマジでこえぇ。
そう、ハーレムの中で相手を選ぶと、主人公を心から愛する負け組ヒロインの末路はという話題に触れると、スルーできない矛先が飛ぶ。幼馴染は負け組になりがちだがそれでもラストは想像以上に酷いバッドエンドになるのか、それとも予想の範囲内か。ある意味ホラーと言えるバランスなのだが、負け組が諦めない限りはいつ刺されてもおかしくない、というダークな見立ても飛ぶ。
いや、ほんとに怖い。ヒロインもゲームの主人公ゆえにそうなるのだろうが、薄情すぎる主人公の態度も見逃せない。
Option A: 楓の不憫さに胸が痛み、私は鬱な気分になった。結局、主人公とヒロインには感情を移せなかった。
Option B: 楓の境遇があまりにも不憫で、心が沈んだ。私は主人公とヒロインには好感を抱けなかった。
Option C: 楓の不憫さに心を打たれ、私は落ち込んだ。結局、主人公とヒロインを好きになることはできなかった。
Option D: 楓があまりに不憫で胸が痛み、鬱の気分に沈んだ。主人公とヒロインには感情移入できなかった。
狂気のアニメ。1クール目は僕の好みにぴったりな展開だった。しかし、亜沙に入ってからはマンネリ化してきたものの、楓の回想によって目が覚めた。できれば、このまま取り返しのつかない展開に突入してほしかった。