2009年1月3日に公開のアニメ「WHITE ALBUM 前半」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「WHITE ALBUM 前半」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
WHITE ALBUM 前半が視聴できる動画配信サービス
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WHITE ALBUM 前半のあらすじ
普通の大学生活を送る藤井冬弥は、アイドルの森川由綺と付き合っていた。仕事と学業の合間を縫い、互いの想いを確かめ合う日々。しかし由綺の人気が高まるにつれて、ふたりの距離は次第に開いていく。そんな中、同じ芸能プロダクションのトップアイドル・理奈との出会いが、二人の関係にもたらす影響は――。
WHITE ALBUM 前半の詳細情報
「WHITE ALBUM 前半」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
WHITE ALBUM 前半のエピソード
「WHITE ALBUM 前半」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 第一頁そう、あの時はもう、スイッチが入ってたんじゃないかなあ | 1986年11月-夕凪大学の二年生・藤井冬弥はある朝悪夢にうなされる。それは恋人である新人アイドル・森川由綺の夢…。寝坊でバイトを初日からすっぽかしてしまった冬弥は仕方なく大学に向かう。学内でTV番組の収録に向かう由綺と偶然会うが、二人は短い会話を交わすのみに留まる…。「…会えなくなるんだから。今よりもっと」冬弥は大学の先輩、澤倉美咲からの忠告も今ひとつ実感を持ってとらえられない。友人の七瀬彰の紹介で喫茶店“エコーズ”でバイトすることになった冬弥。一方、東央テレビのスタジオでは、由綺と同じ事務所の先輩にしてトップアイドル・緒方理奈の出演する番組の収録が始まろうとしていた。アシスタントとして出演する由綺は、彼女や理奈を敵視するアイドルグループ「桜団」の嫌がらせを受け窮地に陥るが…。 |
02 | 第二頁ずっと前から仕組まれてた、そんな出会いって、信じる? | TV番組の収録を終えた由綺は所属事務所の社長であり、かつて音楽界のスターだった緒方英二の自宅に呼び出される。その頃、冬弥は幼なじみであり現在も同じ大学に通う、河島はるかの突然の訪問&散歩に連れ出されていた。遅れて緒方邸に到着した理奈は、英二の部屋でなぜか泣きじゃくる由綺に遭遇する…。翌日、“エコーズ”でバイトをする冬弥のもとに不自然な変装の二人組が現れるが、それは由綺と理奈だった。由綺は仕事に向かい、店内に残った理奈は冬弥に紙ナプキンに書いたメッセージを手渡す。「電話番号 おしえて」―――。" |
03 | 第三頁手と手、肩と肩、背中と背中、それから。服の上からだっていいんだ | 理奈から提案されたバイト「マネージャーのヘルプ」。明日からの現場には由綺も一緒だという。“エコーズ”との掛け持ちもOK。冬弥は提示された条件よりも、由綺に会いたい一心で家庭教師のアルバイトをキャンセルする。翌日現場に向かうと理奈のマネージャーは解雇され、冬弥は英二から未経験にも関わらずヘルプから正規マネージャーへの昇格を告げられる。しかし彼は、その後の収録現場での態度が理奈の逆鱗に触れ、厳しく叱責されてしまう。理奈の本当の思いは…? |
04 | 第四頁想像を超えてわかり合えてるって、感じる時がある。逆の時も多いけどね | 土曜日、理奈の取り計らいで冬弥と由綺は、久々にデートできることになった。行く先は母校、蛍ヶ崎高校。そこで由綺から「秘密の半分」が明かされる…。当日の未明、理奈は電話で冬弥に待ち合わせの時間と場所の変更を告げ、自分との時間を作ろうとする。だが、冬弥はうっかり理奈の指定した時間と場所を間違えてしまう。待ちぼうけの中、冬弥は蛍ヶ崎高校の三年生、観月マナに出会う。奔放で勝気なマナに振り回される冬弥。そして二人は蛍ヶ崎高校に向かうが…。 |
05 | 第五頁邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい | 翌朝、冬弥を由綺のマネージャー・篠塚弥生が待ち受けていた。由綺と冬弥の軽はずみな行動は、芸能ゴシップ記事の格好の餌食になってしまう可能性があることを説かれる。弥生はかつて理奈が陥った罠を引き合いに出し、冬弥に由綺から手を引いて欲しいと暗に迫る。その夕方、弥生の突然の訪問を受けた冬弥は、誘いを断りきれず夕凪市街に二人で外出する。帰りの車内、冬弥は弥生に唇を奪われる。逃げるように自分の部屋に帰り着いた冬弥は美咲が学祭に向けて書いた演劇部の台本を目にする。台本をめくる彼に電話のベルが鳴る…。 |
06 | 第六頁悩みを忘れるいい方法。他人のトラブルに首を突っ込んでみるってのは、どう? | 「今夜は寝ません。待ってます」---はるか経由で由綺からの伝言を聞き、困惑する冬弥のもとに泣いて取り乱す美咲から電話が入る。台本自体は演劇部に採用されたが、美咲と因縁のある演劇部部長・田丸の嫌がらせで、衣装と小道具まで作ることになってしまった、という。期限は二週間と少しだけ。そんな美咲に冬弥は快く協力を申し出る。落ち着きを取り戻す美咲。電話を終え由綺のマンションに走る冬弥は、玄関前に停まる弥生の車を発見し、踵を返す。翌日、思い直した冬弥は再び由綺のマンションを訪れるが、由綺は不在。由綺はその頃、スタジオ”Tri-Sad”にいた。英二が書下ろした由綺のデビューシングル、「White Album」のレコーディングが始まる…。 |
07 | 第七頁イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから | 由綺はデビュー曲「WHITE ALBUM」のレコーディングを無事終える。そのころ冬弥と美咲は、泊り込みで衣装と小道具を作るため冬弥の実家を訪れていた。翌日、冬弥は家庭教師のバイトのため、前回門前払いにされた観月邸に赴く。そこにいたのは由綺とのデートの日に出会った少女・マナだった。マナは出題した問題に易々と解答し、冬弥の舌を巻かせる。その帰り、駅まで迎えに来た美咲と“エコーズ”に立ち寄った冬弥は、二人で食事中、店にやってきた理奈に出くわす…。 |
08 | 第八頁時間がない時ほど、多くの事ができる。やってしまう。もちろん、恋だって | 理奈の圧倒的なヴォーカルに触れ、衝撃を受ける冬弥。英二も彼女を評して自分には「やることがない」、とさえ言う。しかし同時に、レコーディングされた由綺の「未完成」な歌に触れた冬弥は、たまらずにスタジオを飛び出す。追ってきた理奈は冬弥に自分と英二、そして由綺の音楽について語る。同じ頃、精神の均衡を崩したはるかは街をさまよい、男達に絡まれるが、偶然通りかかったマナによって助けられる。冬弥は締め切りが近づき、追い込みとなった美咲との作業に日々没頭していった。 |
09 | 第九頁思い出に気の利いたシナリオは要らない。口から出た瞬間、どうせみんなたわ言 | 演劇部のゲネプロ当日、冬弥と美咲は小道具と衣装を完成させた。しかし、田丸は本番までにそれらの色彩を「モノトーン」に変更しろという。途方に暮れる冬弥と美咲に、冬弥の父が協力を申し出る。三人で徹夜し、なんとか間に合わせることに成功したが、寝坊してしまった冬弥は学祭での由綺のステージを見逃してしまった。翌日、演劇部の本番。開演直前に訪れた冬弥と美咲は、講堂前で田丸に門前払いをくらう。不当な扱いに怒った美咲は、冬弥を連れて閉鎖された講堂の二階に侵入するが…。 |
10 | 第十頁一人相撲が虚しいのは、一人だからってだけじゃない。観客の目が、痛いんだ | 講堂で怪我をした美咲は病院に一泊し、付き添った彰と急速に距離を縮める。「桜団」を擁するMMミュージック代表・神崎樹と緒方プロ・英二との間で交わされた密約により、理奈はコンサート会場の変更を余儀なくされてしまった。英二の横暴に対して、理奈は交換条件を出す。それは冬弥を再び理奈の専属スタッフとして雇うことだった。由綺はコンサートに向けた「ケジメ」として、冬弥への手紙を、弥生に託す。理奈と共に“エコーズ”に来店した冬弥は、美咲に声をかけるが一緒にいた彰に冷たく突き放される。冬弥との会話でヒントを得た理奈は、クリスマスイブのコンサートでの大胆な計画を思いつく…。 |
11 | 第十一頁胸につかえていることを、時は解決してくれない。忘却のラベルを貼るだけで | 英二はクリスマスイブのコンサートをめぐる密約…緒方プロとMMミュージックの勝敗を決める、「観客動員値」の秘密を明かす。理奈は、事務所のゴミ箱から発見した「手紙」について弥生に詰問するが、その答えは…。完璧主義者の理奈はコンサートに向け、一切の妥協を廃したハードなリハーサルを続ける。そのすぐ傍で「仕事」としてそれを見守る冬弥。マナは、はるかと一緒に自転車でツーリングに出かける程の仲になっていた。そんな日々の中、由綺との関係に悩む冬弥は、弥生の前で感情をさらけ出して…。 |
12 | 第十二頁縛ること。欺くこと。奪うこと。与えること。どれより辛いのが、待つこと | 冬弥は、弥生との関係を理奈に明かすが、「危険すぎる」と咎められる。翌日、理奈は“エコーズ”で冬弥のバイト終了をVIPルームで待つが、冬弥は弥生の車で帰ってしまう。弥生を自らの部屋に招き入れ、さらに深みに嵌っていく冬弥。”Club Calma”の楽屋で理奈は、由綺が冬弥に宛てた「手紙」を読み聞かせる。由綺の、そして自分の本当の気持ちに気づいた冬弥は、号泣しながら理奈のもとを飛び出す。由綺のコンサートに行く――決心したものの、肝心のチケットが手に入らず途方に暮れる冬弥に友人たちは…。 |
13 | 第十三頁器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね | クリスマスイブ――さまざまな想いを抱いてコンサートが始まった。夕凪公会堂での由綺のコンサートに訪れた冬弥は、客席からステージの彼女を眩しく見つめる。デビュー曲「White Album」にのせて去来する二人の思い出…。「まだ終わりじゃない」…理奈は“Club Calma”での白熱のライブを終えるものの、休む間もなく猛スピードで移動を始める。その行く先は!?ライブ終了後、バックステージに呼ばれた冬弥は由綺から大きなプレゼントを渡される。別れ際、由綺は冬弥にささやく「好き」――。 |
感想・レビュー
伏線の数が非常に多く、丁寧に視聴しなければ理解が追いつかない。主人公はナツキ・スバルのような苦難と闘う存在として描かれる。水樹奈々の歌唱力が作品を彩る。登場人物の感情が複雑に絡み合い、人間味あふれるアニメだ。
水樹奈々と平野綾という平成のトップ声優がダブルヒロインを務める、陰鬱で緊迫感のある恋愛音楽アニメ。登場人物たちは、いつどこで誰が命を絶っても不思議ではないような、暗い雰囲気に包まれている。全体的にキャラクターたちの表情はどこか虚ろで、目は死んでいるように見える。続編に比べて今作の人気が今ひとつなのも理解できる。
ホワイトアルバム2を観るつもりだったのに、せっかくなので無印版も視聴して比べてみました。3話くらいまでは退屈さが強く、視聴がつらいと感じる場面もありましたが、それ以降は苦痛なく観られるようになりました。家庭に連絡を取りづらかったり待ち合わせが難しかったりと、携帯電話が普及していない時代設定の描写は、いまとは違う生活の大変さを改めて実感させます。主人公が家にいないシーンが多い点は少し気になるものの、古い作品ならではの演出として受け止められる部分もあります。作画は時代を感じさせつつも美麗で、時折水彩風の表現が現れたり、心の声が画面に文字で浮かぶ演出には独特の癖があります。特に文字表示の箇所はスマホで視聴していると読みづらく、リアルタイム視聴だと戻して確認する手間が煩わしく感じました。BGMは不安を煽るタイプで、天候のように曇りがちな雰囲気が全体を暗く縛ります。とはいえ楽曲自体は秀逸で、特に『White Album』や『深愛』は強く印象に残ります。正直、第一クールは深愛の存在感が強すぎて、アニメーション側の印象が薄くなる部分も。とはいえ、音楽と映像の組み合わせによるドラマ性は高く、作品としての完成度は十分に感じられました。
昼ドラのような感覚で、面白くないと感じながらも次の展開が気になってしまいます。後半戦も観るつもりです。
固定電話を使う世界観に、時代感を感じるアニメ。途中で「途中ばっかりじゃないの?」と連呼する子どもっぽいキャラが出てきて、アスカ!?となる場面も。しかし7話を過ぎても、この作品が伝えたいテーマや物語の軸が掴めず、それが逆に観る者を惹きつける要因になっているのかもしれない(意味不明)。おそらく男性キャラがクズな展開なのだろうが、結局最後まで見ても結論は宙ぶらりん。オチは微妙だが、OPは良い。
第3話でギブアップ。これ、本当に見る価値があるの?
主人公の男が周囲の女性から異常に好かれる理由は何なの?
自覚がないならまだしも、実際にあるから厄介だよね。ただのクズじゃん。妙に不穏な雰囲気が漂っていて、ただただ不快なアニメに感じる。
観ておいて本当に良かった!今振り返ると、これを観たおかげで水樹奈々のライブに行くことになり、ホワルバ2とも出会えた!
水樹奈々のオープニングテーマがあまりにも素晴らしく、アニメ本編へ集中できなくなるほどだった。
時系列としては逆だが、PS3版リメイクのゲームを先に遊んでから鑑賞。
ゲームに比べて、アニメは妙に陰鬱な内容に感じられた。緒方理奈はゲームでは優しい人柄に見えたが、アニメ版では少し嫌味な印象を受ける場面がある。
ゲームでは一つのシナリオが深く描かれるのに対し、アニメは複数の人物の浮気が描かれ、エピソードごとに軽薄さを感じた。
それでも、前編のラスト間際のスピード感と展開には目を見張るものがあった。
ストーリー全体として大きな展開はなく、ダメな主人公によるハーレム展開だけが目立つため、一般的に「つまらない」「イライラする」といった感想は当然だろう。しかし目を凝らして見ると、心理描写が非常に緻密で思わず引き込まれる。登場人物それぞれの心情の機微は、絵のタッチの緩急や字幕演出だけで巧みに表現されていると感じる。個人的にはこの作品が大好きです。
今日の女神、ついに開幕。アニメオリジナルのクセが強すぎて、原作要素が登場するたびに大げさに喜んでしまう現象が話題に。