2021年3月19日に公開の映画「ミナリ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ミナリ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ミナリが視聴できる動画配信サービス
現在「ミナリ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ミナリ」が配信中です。
ミナリのあらすじ
1980年代、農業で成功する夢を抱く韓国系移民のジェイコブは、アーカンソー州の高原に家族と共に引っ越してきた。彼が選んだ荒れた土地と古びたトレーラーハウスを見た妻モニカは、冒険心溢れる夫に危険な予感を抱く。一方、しっかり者の長女アンと心臓に病を持つ好奇心旺盛な弟デビッドは、この新しい土地に希望を見出していく。やがて、毒舌で型破りな祖母も家族に加わり、デビッドと特異な絆を築く。しかし、水不足が深刻化し、作物が売れず、追い詰められた一家に予期しない出来事が待ち受ける──。
ミナリの詳細情報
「ミナリ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | リー・アイザック・チョン |
|---|---|
| 脚本家 | リー・アイザック・チョン |
| 出演者 |
|
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | アメリカ |
| 公開日 | 2021年3月19日 |
| 上映時間 | 116分 |
ミナリの公式PVや予告編動画
「ミナリ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ミナリの楽曲
「ミナリ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックMinari (Original Motion Picture Soundtrack)Emile Mosseri
ミナリを見るのにおすすめの動画配信サービス
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ミナリを無料で見る方法は?
「ミナリ」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」「Lemino」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
ミナリのよくある質問
-
Q映画『ミナリ』のあらすじはどのようなものですか?
-
A
『ミナリ』は、1980年代のアメリカを舞台に、韓国系アメリカ人の家族が夢を追い求めて農業に挑戦する物語です。家族は新天地で新たな生活を築きながら、働くことの大変さや家族の絆を深めていきます。
-
Q『ミナリ』に登場するキャラクターの魅力は何ですか?
-
A
『ミナリ』のキャラクターたちはそれぞれに苦悩や希望を抱えたリアルな人間性が魅力です。特に祖母役のスンジャは、家族にユーモアと知恵をもたらし、物語に深みを与えています。
-
Q『ミナリ』のテーマやメッセージは何ですか?
-
A
『ミナリ』は移民としての苦労や、家族の絆、そしてアメリカンドリームの現実を描いています。様々な困難を乗り越える中で、家族の支え合いと愛が中心テーマとなっています。
-
Q『ミナリ』の制作スタッフについて教えてください。
-
A
『ミナリ』はリー・アイザック・チョンが監督・脚本を務めました。彼自身の個人的な体験を基にした、自伝的要素の強い作品です。また、音楽はエミール・モーセリが担当し、作品の感情を豊かに表現しています。
-
Q映画『ミナリ』はどのような評価を受けていますか?
-
A
『ミナリ』は批評家から高く評価され、特にその誠実なストーリーと演技が称賛されています。アカデミー賞をはじめ、様々な映画賞でノミネートされるなど、高い評価を得ています。



ミナリの感想・評価
素晴らしかった。
アメリカに移住し、農業で成功する夢を抱く韓国人家族。人種や宗教、階級の違いが家族の絆にも影響を及ぼし、それぞれが複雑な心情を抱えている。
様々な問題が存在するものの、皆が冷静に対処している姿は大人らしい。しかし、不安が増すことでいつか崩壊するのではないかとの思いが消えなかった。
現実味があるからこそ、おばあちゃんのキャラクターが際立ち、A24ならではの独特な雰囲気が感じられる。この家族の未来がとても気になる。
『見えてるより見えていない方が怖いんだよ』
劇伴が圧巻だった。美しい旋律でした
おばあちゃんの戦犯級エピソードは、今やコメディにしか見えない
ポールの雰囲気はホラー映画のサイコパスそのものだったけれど、変人な良い人で良かった。笑
家族はセリのようにアメリカの地に根を張って生きていけたのだろうか。
ここは韓国でもアメリカでもない。私たちの家だ。
ぎょうざと絆のメモ
絆を感じたい、家族や友人と一緒に観たい作品です。
観賞ポイント
– ストーリーと構成:
– 演技とキャラクター:
– 映像と音楽:
– 釘付け度:
– リピート度:
2025年公開 第23作目 吹替視聴
感想
父の夢と母の不安、その間で揺れる子どもたち。成功という言葉の裏で静かにすれ違う家族の時間を描く。型破りなおばあちゃんの存在が、物語のスパイスになっている。
#ぎょうざ2025鑑賞作品
最近、韓国料理店でミナリをたっぷり楽しんだので、ついでにその魅力について語ります
スティーブン・ユァンが大好き
旦那も奥さんもそれぞれ問題を抱えているようで、何とかするからと言いつつ、水道代すら払えない状況
成功を求めてアメリカへ!美しい国、アメリカ。
日本は米の国と呼ばれるのに、そんな文化がない日本人にとっては、そこから疑問が生まれる映画だと思う。
ひよこ鑑定士は、大人になってからはなれない職業かと思っていたけれど、当時のアメリカではどうだったのだろう?
おそらくキリスト教の理解がなければこの映画の深いところは味わえないだろうし、祖母が全てを背負い、その後に残してくれたということも、赦して前に進むことについて描いているのだと思います。たぶん。
過去鑑賞。リー・アイザック・チョンが2020年に脚本・監督した作品。「バーニング 劇場版」に出演したスティーブン・ユァン、「海にかかる霧」のハン・イェリ、そして「ハウスメイド」のユン・ヨジョンが主演。
1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国出身の移民一家が厳しい運命に立ち向かいながらもたくましく生きる姿を描いた感動の家族映画。2020年、第36回サンダンス映画祭ではグランプリと観客賞をダブル受賞した。農業での成功を夢見て家族を引き連れアーカンソー州の高原に移り住んできた韓国系移民のジェイコブ。荒れ果てた土地と古びたトレーラーハウスを見て不安を感じる妻モニカに対し、しっかり者の長女アンと心臓に疾患を抱える好奇心旺盛な弟デビッドは新生活に希望を抱く。やがて、ユーモアと毒舌を兼ね備えた祖母スンジャも加わり、デビッドとの奇妙な絆が深まっていく。しかし、農業がうまくいかず追いつめられた一家に、思いがけない出来事が待ち受けていた。
第78回ゴールデングローブ賞では、アメリカ映画でありながら大半が韓国語で進行することから外国語映画賞にノミネートされ、受賞を果たした。
第93回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞など、計6部門にノミネート。祖母スンジャ役のユン・ヨジョンは助演女優賞を受賞した。
現実味のある描写が光る映画で、夢を実現するために努力してきた人なら誰でも共感できる作品だった。
Amazonミュージックの自動再生で、この映画のサウンドトラックを聴いて気に入ったのがきっかけで、本編もいつか観たいと思っていた。
大切なものは人それぞれ異なるけれど、互いを尊重し合うことが大切だと思う。
それにしても、まさかあれがあの伏線だとは
公開時、終盤のシーンが王様のブランチで一瞬流れ、「やめてよ〜」と思いました。
1980年代、韓国から渡米しアーカンソー州の大地を耕し始めた家族の物語。幼い一男の視点を軸に、時には両親の視点も交えつつ展開するドラマは、農業の試練と新天地の適応を描く。父は農地づくりに奮闘し、後からやってきた母方の祖母とともに暮らす日々。豊かな恵みがすぐ手に入るわけではなく、かといって夢を断ち切る大きな打撃が訪れるわけでもなく、「堪える」日々の中で夫婦の心のズレが徐々に露わになる。
そのズレを緩やかに見つめるのは、マイペースに振る舞う祖母と、その孫の日々。物語の期間はおそらく一年にも満たないが、派手な起伏や劇的な着地があるタイプの映画ではない。監督スティーブン・チョンが自身の幼い頃の体験をもとに脚本を手掛け、語らない多くの含みを残す作品となっている。
父ポールの朝鮮戦争時代の過去、渡米後も転々とした両親の軌跡、そして全く異なる文化の地での生活を受け入れた祖母の歴史。こうした要素を具体的に見せるのではなく、今この場で生きる人々の姿を丁寧に描くことで、禍福は糾える縄のごとく、未来へと続くことを示す視点が浮かび上がる。
新たな生活を始めようとする流浪者を、過去を深く追わずただ受け入れる大地のように描くそんな余韻を残す作品です。
アメリカンドリームを追い、土地を手にした父。しかし現実は畑の泥に始まり、心は揺れる。子どもは心臓に弱さを抱え、祖母は韓国からやって来た強烈キャラ。アメリカ生活で差別と戦う姿を描くはずが、この映画はひたすら家庭の泥臭さと不器用さを貫く。異国で夢を追っても家族の根は抜けず、祖母が植えたセリ(ミナリ)は最後に最も力強く根を張る地味だけど胸に響くメッセージ。結局、アメリカンドリームより「韓国おばあちゃんドリーム」が勝るとも言える。泣ける場面も、祖母がアメリカのテレビを見て大笑いするシーンには妙な既視感。観客が共感する理由は、どの国にもそんなおばあちゃんがいるという普遍性。移民映画に見せかけた家族のあるあるコメディと人生の諦観を束ねた作品。壮大なテーマを語る体を取りつつ、結末はおばあちゃん最強説で締めくくるそんな映画だ。