2021年10月4日に公開のアニメ「境界戦機 第一部」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「境界戦機 第一部」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
境界戦機 第一部が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
境界戦機 第一部のあらすじ
西暦2061年、日本は四つの世界主要経済圏に分断統治されていた。各圏が投入した人型の特殊起動兵器 AMAIM が闊歩するこの地で、機械好きの少年・椎葉アモウは自律思考型AI・ガイと出会い、日本を取り戻すための戦いへと身を投じる。
境界戦機 第一部の詳細情報
「境界戦機 第一部」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | SUNRISE BEYOND |
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監督 | 羽原信義 |
脚本家 | 木村暢 |
キャラクターデザイナー | 大貫健一 |
主題歌・挿入歌 | Blank paper 富金原佑菜 |
出演者 |
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カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2021年10月4日 |
境界戦機 第一部の楽曲
「境界戦機 第一部」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック境界戦機 オリジナルサウンドトラックRasmus Faber
- オープニングテーマenemyblank paper
- エンディングテーマYou're my perfect mirror富金原佑菜
境界戦機 第一部のエピソード
「境界戦機 第一部」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 起動 | 21世紀半ば、日本は4つの経済圏によって分割統治された。隷属国となった日本に生まれた少年・椎葉アモウは、鬱屈した毎日を過ごす中で、ある日、草むらに捨てられていた自律思考型AI『ガイ』と出会う。 |
02 | 船出 | オセアニア連合軍の襲撃を振り切ったアモウは、ガイ・ケンブとともに逃亡の日々を送っていた。慣れない毎日にアモウの疲労は溜まっていく。空腹に耐えかねたある日、アモウは山の中で小さな畑を見つけて……。 |
03 | 戦う理由 | アジア自由貿易協商軍に襲われたアモウ達の危機を救ったのは、見たことのないAMAIMだった。その戦闘力は凄まじく、たちまちアジア軍の無人機部隊を倒す。そしてアモウ達の元に謎のAMAIMからデータが送られてきて……。 |
04 | 別離 | 『八咫烏』のキャンプ地を襲う正体不明の黒いAMAIM。突然の事態に逃げ惑う隊員達。訳もわからず反応できなかったアモウの横で、ガシンが黒いAMAIMを睨みつけて呟く。「あいつは、あの機体は……!」 |
05 | 決意 | リサの故郷にやって来たアモウとガイ。そこでリサの旧友たちに迎え入れられたアモウは、彼らの優しさに触れ、心に温かいものを感じる。しかし、その街でもアジア軍 による日本人への理不尽な抑圧が行われていた。 |
06 | 旅路 | ケンブ、ジョウガンの修理パーツを受け取るため、アジア自由貿易協商圏の街に来たアモウとガシン。その最中、街に攻撃を仕掛けてくるオセアニア軍 。住民を避難所へと誘導するアジア軍 だったが、多くの日本人が逃げ遅れてしまい……。 |
07 | 討伐 | 3人目のパイロット、シオンと合流を果たしたアモウたち。シオンのパートナーAI、ナユタを含めた3人と3AIで賑々しくも新本部を目指していく。その頃、北米同盟軍のブラッドは特命を受けてゴーストを追っていた。 |
08 | 再生の槌音 | 八咫烏の本部から遠くない場所に、戦禍を逃れた日本人家族がやって来た。しかし彼らの住む場所は水も電気も通っていない廃村。アモウたち八咫烏のメンバーは、彼ら大家族の生活環境を整えるために活動を開始する。 |
09 | 自治区 | アモウたちと買い出しに来ていたガシンは、そこで兄同然に育った末永ユウセイと再会する。八咫烏を離れたユウセイは日本人ための自治区を作り、その運営を行っていた。ユウセイの姿を嬉しく思うガシンだったが……。 |
10 | 遠征 | ジェルマンの依頼を受け、アモウ達は東北で活動しているレジスタンス組織の救援に向かうことになった。その船上、末永のことがあってガシンの表情は晴れない。そんな彼らを、アレクセイ・ゼレノイ少佐が待ち受ける。 |
11 | 包囲網 | 接触してきたジェルマンから、ブラッド達はゴーストの潜伏先を知る。警戒しつつも真偽のほどを情報局に確認させるブラッド。一方で宇堂達は、日本海側のアジア軍の動きが、これまでとは異なることを察知していた。 |
12 | 隠岐の島戦(前編) | ゴーストは隠岐の島にいる――その情報を手にした宇堂達は、調査の末、アジア軍がゴーストと戦闘し撤退したこと、日本人達が島に取り残されていることを知る。彼らはゴースト討伐と日本人救出のため準備を進める。 |
13 | 隠岐の島戦(後編) | ケンブ達3機がかりでもゴーストを倒しきれなかった。しかも時間が経つにつれ、ゴーストはケンブ達との戦い方を学習し、猛烈にこちらを攻め立ててくる。アモウたちは熊井たちの協力を得て、逆転のための作戦を練る。 |
感想・レビュー
日本が四つの地域に支配され、境界が生まれる設定は魅力的だ。
境界を取り戻すためにロボットに乗って奮闘する展開を期待したが、実際は支配されながらも生活している日本人を助けるだけで、自分たちで動こうとする意志が弱いと感じる。
自立型AIの活用も、もう少し工夫できそうだ。
主人公には深掘りが不足しており、周囲の人が死なないようにするだけの動機づけになっている。何か理由が欲しい。
軍人の方が筋が通っており、説得力があるように見える。
ロボットの作画はすごく、映像表現が印象的だ。
2クール目への導入としての印象が強い。各要素を丁寧に描く点は悪くないが、丁寧さが過剰でヒロインの初登場が5話からになる点は、アニメとしてどうかと感じた。戦闘シーンはレーザー兵器を使わず、物理を軸にした描写が多く、制作陣のこだわりが伝わって良かった。
テーマ自体は悪くないのに、それを取り巻く作りの質に違和感が残る。絵柄やリアリティ表現が、テーマの重さに比べて軽く見える。全体的に成熟度が不足していて、まだ3話程度しか見ていないのに視聴がしんどい。後半は中露と協力して米と戦う展開になるのだろうか。これまで様々なアニメを見てきた中で感じるのは、戦争(反戦)を描く物語は現代において描きづらいのではないか、という感覚だ。平和の証なのかもしれないが。レジスタンスをネタにする発想も、2020年代にはやや古い気がする。
宇宙世紀を背景にしたガンダムシリーズは、勢力図があまりにも複雑で正直ついていくのが大変です。この作品くらいは各話ごとに話の展開が分かりやすいと助かります。ただ、この作品にしても勢力図を完璧に把握できているとは言えません。結局、物事の構造を理解するのが苦手な自分にとって、戦争ものの作品は最初から敷居が高いと感じてしまうのです(笑)。
主人公にイライラさせられる
ストーリーもイマイチ
あまり没入できなかった
正直、悪くない。ロボットの魅力は王道寄りで、好きな人には刺さる要素が多いが、物語はまだ途中段階。今後の展開次第でどう転ぶか気になる。設定としては、日本が分割占領されている世界観が成立しており、プラモの宣伝要素をさりげなく織り込んでも自然に見えるのがうまい。とはいえ社会問題との延長線上としての描写にも新鮮さがある。敵国の構図や rival軍人の存在はOOを思わせ、世界観の緊張感を高めている。とはいえ現時点で特に気になるのはキャラクターデザイン、いわゆるライフデザインの部分だ。日本人は本当にこんな状況に適応できるのかと冷静に考えると、一般市民が占領後も普通の生活を続けられるならこうなりそうだとも思える一方、庶民像があまりにも現実離れしている気がする。昭和から平成くらいの庶民的社会問題を引きずっているが、国が危機的状況にある民度という印象は薄い。個人的にはAIのデザインも好みではなく、かわいさに寄りすぎていて勇者ロボ感やシンカリオン感を感じる点がある。ただ、深夜アニメ枠という狙いには納得がいく。若年層を意識しているのかもしれないが、深夜アニメとしての位置づけとも矛盾は感じない。)
2クールは長すぎた。
経済政策の失敗と少子高齢化の影響で諸外国に主導権を握られた日本を舞台にする設定は、妙にリアルで都市伝説的な説得力を持っており、ロボットアニメとして新鮮な着眼点だと思う。
社会問題を描く点はロボットアニメらしい現代性があって好感が持てる。
メカニックデザインはガンダム風で、主人公機が日の丸カラーという作中テーマの対比も効いていて、実際にカッコいい。
AIキャラたちも魅力的だ。
ーー
ただ、2060年代を前提にしている割には文明や建築、世界観のディテールが現代よりもむしろ古く感じられる点が惜しい。衰退が原因で文化の発展が停滞しているのかもしれないが、違和感はある。
例えるならファーストガンダムのように、技術は高度なのに通信が有線で、ちょっとした設計の矛盾が気になるといった引っ掛かりがある。
ーー
とはいえ、人間ドラマと成長譚を丁寧に描こうとする姿勢は、ロボットアニメとして評価できる。ただしスマホのサイズ表現が場面ごとに揺れ動くのは、作画上の欠点として気になる。
面白い設定だったが、思ったほど日本人が苦しんでいる様子は感じられなかった。また、キャラクターデザインにはもう少し工夫が欲しかった。笑
この時代に手描きのロボアニメに挑む気概は評価できるし、メカデザインも悪くはない。ただ、ロボのキャラ立てが著しく不足しており、演出も面白味に欠ける。
虚無感が連続する展開。主人公もAIもサブキャラもストーリーも、中身が空っぽに感じられる。小川正和Pの名を挙げれば、虚無キャラクター傾向は過去作にも見られるが、今回もその影響が色濃く出ているのではないか。
ネット上でネタにされることもあるが、日本描写の一部は現実の生活を過度に美化・単純化しており、迫害されているように見せる描写が過剰に感じられる。作品のメッセージがぼやける要因になっているように思う。
ゴーストという無人機との戦闘が中心になる一方で、本来の目的だったはずの日本人の置かれた状況を解放する話の要素が薄く、ストーリーの行き先がつかみにくい。
立場の違う兄弟分に裏切られそうになる展開など、以前の作品と比べても新鮮味に欠ける。やはり小川Pの影響力が強いのだろうか。
日本文化の要素が随所に散見されるが、誰を主な視聴者層に想定しているのか掴みづらい。世界市場を狙う意図があるのかもしれないが、現状は苦行にも等しい感触が残る。
それでもここまで来たなら、2期も見てみようと思う。
途中での脱落。日本が他国によって分割統治されているという基本的な設定には、説得力や緊張感が欠けている。主人公はまったく悠々自適な生活を送っているし、異星人の侵略から地球を守るという明快なストーリーの方が良かったのでは?中途半端にリアリティを加えるのはむしろ興ざめで、プリキュアのマスコットのようなAIキャラクターも全然合わない。
逆関節のロボットはカッコいいが、もし本編がもっと面白ければプラモデルももっと売れたはず。早々におもちゃ屋で20%オフになっているのを見て、なんだか残念に思った。やはり、シナリオが面白い方がいい。しかし、今の時代、手描きのロボットアニメをじっくりと作るのは大変だろうな。