2004年2月28日に公開の映画「マスター・アンド・コマンダー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「マスター・アンド・コマンダー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
マスター・アンド・コマンダーが視聴できる動画配信サービス
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マスター・アンド・コマンダーのあらすじ
1805年。数々の武勇伝を持つオーブリー艦長が指揮するイギリス海軍のサプライズ号には、士官候補生ブレイクリーを含む少年兵たちが乗り込んでいる。彼らはナポレオンの指揮する仏軍アケロン号の拿捕を狙っているが、突如として襲いかかる猛烈な暴風雨に直面する。
マスター・アンド・コマンダーの詳細情報
「マスター・アンド・コマンダー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ピーター・ウィアー |
|---|---|
| 脚本家 | ジョン・コリー ピーター・ウィアー |
| 出演者 | イアン・マーサー エドワード・ウッドオール クリス・ラーキン ジェームズ・ダーシー ジョセフ・モーガン ジョージ・イネス デビッド・スレルフォール ビリー・ボイド ポール・ベタニー マックス・パーキス マックス・ベニッツ マーク・ルイス・ジョーンズ ラッセル・クロウ リチャード・マッケーブ リー・イングルビー ロバート・パフ |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | アクション |
| 制作国 | アメリカ |
| 公開日 | 2004年2月28日 |
| 上映時間 | 139分 |
マスター・アンド・コマンダーの楽曲
「マスター・アンド・コマンダー」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックMaster and Commander: The Far Side of the World (Music from the Motion Picture)Various Artists
マスター・アンド・コマンダーを無料で見る方法は?
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マスター・アンド・コマンダーのよくある質問
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Q映画『マスター・アンド・コマンダー』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『マスター・アンド・コマンダー』は、19世紀初頭のナポレオン戦争を背景に、イギリス海軍の艦長ジャック・オーブリーがフランスの強大な軍艦アケロン号を追跡し対決する物語です。この過程で、荒波を越えての激しい戦闘や船員たちの人間ドラマが描かれています。
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Q『マスター・アンド・コマンダー』の主要キャストについて教えてください。
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A
『マスター・アンド・コマンダー』の主演はラッセル・クロウで、彼が演じる主人公ジャック・オーブリーはイギリス海軍の勇敢な艦長として描かれています。また、医師のスティーブン・マチュリンをポール・ベタニーが演じ、二人の友情が物語の重要な要素となっています。
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Q『マスター・アンド・コマンダー』の原作と映画の違いは何ですか?
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A
『マスター・アンド・コマンダー』の映画は、パトリック・オブライアンによる海洋冒険小説シリーズを基にしています。原作小説は20冊以上のボリュームですが、映画はその中から複数のエピソードを選び一つのストーリーに再構成されています。そのため、一部のキャラクターやエピソードが変更されています。
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Q映画『マスター・アンド・コマンダー』の見どころはどこですか?
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A
映画『マスター・アンド・コマンダー』の見どころは、リアリティあふれる海戦シーンと精緻な時代再現にあります。特に海戦場面では、臨場感あふれる映像と音響により観客を迫力の戦闘シーンに引き込みます。また、19世紀初頭の航海生活が詳細に描かれ、歴史的な雰囲気を楽しめます。
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Q『マスター・アンド・コマンダー』の音楽は誰が担当していますか?
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A
『マスター・アンド・コマンダー』の音楽は、クリストファー・ゴードンとイワン・シュワースが担当しました。彼らの音楽は、映画の緊張感やドラマティックな瞬間を際立たせる効果を持ち、視覚と聴覚の両方で物語を盛り上げています。



マスター・アンド・コマンダーの感想&レビュー
CGをほぼ使わず、リアルさを徹底再現した中世英国海軍の日常。ランボー級の過酷さを体感させる場面に圧倒される。
原作はパトリック・オブライアンの海洋冒険小説『オーブリー&マチュリンシリーズ』をベースに、ピーター・ウィアー監督が原作のエピソードをいくつか取り入れて脚色した。ヴァージンシネマズ六本木ヒルズにて
最初は少し退屈に感じたものの、後半へ進むにつれてテンポが上がっていくのが分かった。最後にナナフシを着想源とした展開が現れ、作品のテンションが一気に高まった。細かな描写や、そういう状況ならこう判断するだろうといったリアリティが、まるで実在する海軍を垣間見るかのように伝わってきた。観終わった後の満足感も十分だった。さらに、先生の戦いの場面もきちんと見せ場になっていたのが印象的だった。
過去の鑑賞
通の方々が称賛するクオリティを理解できなかったことが悔やまれます。当時の知識不足が切ないです。
海洋冒険映画ではあるが、現実とは隔絶された閉じた世界を舞台に、人間関係や主従関係を緻密に描写したドラマといえるだろう。
舞台の80%は船上で、登場人物はほぼ全て男性。特にラッセル・クロウの存在感は格別で、男臭さでは他に類を見ない。小道具や船内のリアルな作り込みにより、戦時中のリアルな雰囲気が感じられ、強い印象を与える。戦闘シーンや嵐の描写も素晴らしく、映画館で観たかったと思わせる。
長尺だったのに、あっという間の体験だった。ラッセル・クロウのかっこよさが際立つ。戦艦ものには年代を問わずロマンがあるよね。主人公の男の子も仕事ができて、気遣いも完璧で最高だった。『その鳥、飛べないんだろ? なら逃げない』と言われた場面は、納得しつつも、可愛いと感じてしまう瞬間だった。
ラッセル・クロウが主演し、アカデミー賞を複数受賞した本格的な海洋映画です。ナポレオン時代のイギリス艦がフランス艦を捕らえようとするものの、相手の方が優勢で、初めての衝突では逆に敗北を喫します。この様子は大ざっぱに言えば『白鯨』のような状況です。
ラッセル・クロウ演じる艦長は部下からの反感を買い、お偉いさんの息子たちも乗員として加わるなど、様々なドラマが展開されます。
ピーター・ウィアー監督は『刑事ジョン・ブック 目撃者』や『いまを生きる』で知られ、個人的にはリドリー・スコットと重なる印象があります。
2004年の本作公開以前は、帆船による砲撃映画といえば海賊ものが多かったですが、当時の大型艦による本格的な砲撃戦は珍しく、観る者を引き込むものでした。その後約十年後、かつての海洋大国オランダが『提督の艦隊』を制作し、日本ではあまり知られていないものの、堂々たる大作として評価されました。
22年前、子どもの頃映画館で観た記憶が今も残っています。年月を経ても色褪せない名作ですね。もちろん当時はこの作品の凄さに気づいていませんでしたが、今ならその魅力がよく分かります。こうした壮大なプロダクションの時代劇が、現代にももっと増えてほしいと願います。
記録: 最高の上司像を描くリーダーが圧倒的にかっこいい。あんな上司が欲しいと感じさせる、ネガティブな言葉を使わず、褒めてから注意するスタイルで人を鼓舞するマネジメント。彼/彼女のリーダーシップはまさに最強。とはいえ、どんちゃん騒ぎの場面があるため結末は切なく心に残る。リアルな船上の描写と激しい戦闘シーンが組み合わさり、観る者の感情に深く訴えかける。
よくある船乗りや海賊の航海や戦闘を描いた映画では見られない裏側があるように感じた。
航海中はもちろん、荒波や穏やかな海の状況がある。
戦闘後には修理や航海計画の変更が必要になる。
そして、ラッキージャックの軍人としての勇敢さと偉大さの陰に、彼自身の人間的な弱さが隠れている。
艦長は船医を思いながらガラパゴスへ、船医は艦長を思いながらガラパゴスから海へと旅立つ。
なかなか深い人間ドラマだ。
8点鐘、もう疲れたので寝ることにする。