2017年10月14日に公開のアニメ「3月のライオン 第2シリーズ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「3月のライオン 第2シリーズ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
3月のライオン 第2シリーズが視聴できる動画配信サービス
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3月のライオン 第2シリーズのあらすじ
幼い頃の事故で家族を失い、心に深い孤独を抱える18歳のプロ棋士・桐山零。東京の下町で一人暮らす零は、あかり・ひなた・モモという三姉妹と出会い、少しずつ心を開いていく――多様な人々が何かを取り戻していく、やさしさに満ちた物語であり、同時に熾烈な対局のドラマでもある。
3月のライオン 第2シリーズの詳細情報
「3月のライオン 第2シリーズ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | シャフト |
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原作者 | 羽海野チカ |
監督 | 新房昭之 |
キャラクターデザイナー | 杉山延寛 |
主題歌・挿入歌 | Brian the Sun RUANN UNISON SQUARE GARDEN YUKI |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2017年10月14日 |
3月のライオン 第2シリーズの楽曲
「3月のライオン 第2シリーズ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマフラッグを立てろYUKI
- オープニングテーマ春が来てぼくらUNISON SQUARE GARDEN
- エンディングテーマカフネBrian the Sun
- エンディングテーマI AM STANDINGRUANN
3月のライオン 第2シリーズのエピソード
「3月のライオン 第2シリーズ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | Chapter.46 西陽/Chapter.47 ラムネ | 東京の下町・六月町に一人で暮らす桐山零は、高校生にしてプロの将棋棋士。放課後理科クラブと将棋部を合体させた「将科部」では、零は、部員たちに将棋を教えたり、ラムネの手作りを教わったりと順調に活動していく。学校の中にできたあたたかな居場所に喜びをかみしめる零。ラムネを手に、もうひとつのあたたかな居場所、川本家へと向かう。 |
02 | Chapter.48 混沌/Chapter.49 隈倉 | 将棋会館を訪れた零は、二海堂たち棋士仲間とともに、宗谷と隈倉による名人戦最終局の中継を見ていた。同じ部屋にいた先輩棋士に島田をからかうような発言をされた零と二海堂は苦々しい思いをこらえるが、そこへ現れた後藤が棋士たちに対し怒りをあらわにする。義姉・香子を苦しめる後藤の振る舞いに複雑な思いを抱く零。そして、歴戦の棋士・柳原から「混沌(こんとん)」と表される、名人戦の勝負の行方は? |
03 | Chapter.50 六月/Chapter.51 てんとう虫の木① | 対局の昼食休憩中、なんとしても新人戦の決勝で零と対局すると息巻く二海堂は、将来名人となった自分を妄想し熱く語る。そんな二海堂をクールに眺めていた零だったが、自分でも気付いていなかった心の内を二海堂に指摘され、たいへん動揺する。一方その頃川本家では、相米二とあかり・ひなた・モモが、三日月堂の夏の新作和菓子を相談していた。モモの斬新なアイデアも飛び出す中、いつも明るいひなたが元気のない様子で……。 |
04 | Chapter.52 てんとう虫の木②/Chapter.53 てんとう虫の木③ | 小学校からひなたと仲のよかった佐倉ちほが、中学3年のクラスでいじめの標的になってしまった。見て見ぬふりをする同級生ばかりの中、ひなたはちほに声をかけていっしょにご飯を食べ、担任の先生にいじめを訴えようと提案する。しかし、ちほは激しくなる一方のいじめから学校に来られなくなり、ついには転校してしまう……。 そしていじめの矛先は、今度はひなたに向けられるのだった。 |
05 | Chapter.54 想い/Chapter.55 告白 | いじめについて元担任の林田に相談する零。林田は様々な例を挙げ、「いじめられている本人がどんな解決を望んでいるかをちゃんと聞くことが大事」とアドバイスする。そして零は自分にできることを必死に考えた結果、解決に必要な経費を対局料から捻出しようと思い至り、これまでにないほど熱い思いで対局へ向かう!(でも、電卓を持って川本家に飛び込まんとする零の熱意はちょっとズレてる?!) |
06 | Chapter.56 小さな世界/Chapter.57 手紙 | 川本家を訪れた零は、ひなたに学校でのことを話してもらう。誰がどのくらい大きな声で笑っていいのか、教室でどのくらい自由に振る舞っていいのか、まるで決められているようなクラスの空気について、ぽつぽつと話すひなた。 そんなある日の昼休み、教室にいるひなたを、憧れの野球部エース・高橋がキャッチボールに誘う。高橋は零からひなたのことを聞き、教室から連れ出そうとしてくれるのだった。 |
07 | Chapter.58 梅雨の始まり/Chapter.59 蜂谷 | 担任から「どうしてそう協調性がないの?」と言われ、怒りから鼻血を出し自宅の居間で横になるひなた。川本家を訪れた零は、恥ずかしがって顔を隠すひなたを彼なりの優しさで気遣う。そしてあかりと買い物に出た帰り、妹のことで不安そうな彼女に思わず大声で「ぼくもいます!」と宣言する。 そんな中迎えた新人戦の準決勝。零の相手は“東のイライラ王子”こと蜂谷すばる。個性的な棋士・蜂谷を前に、零の戦いの行方は? |
08 | Chapter.60 真昼の月/Chapter.61 冒険者たち | ひなたたちの力になりたいともがく零は、林田から「お前にできることをひとつずつやるしかない」と諭される。その言葉を胸に、零は対局で順調に勝ちつづける。 一方、ともに新人戦を勝ち進んで決勝で対局しようと零にアツく語っていた二海堂は、準決勝で山崎順慶五段と対局中に倒れ、敗れていた。二海堂が入院したことを知った零は、これまで聞くことができなかった彼の事情を教えてほしいと、島田にうったえる。 |
09 | Chapter.62 王国①/Chapter.63 王国② | 京都への修学旅行の前日、川本家で零や家族と夕食をとっていたひなたは、胃の痛みから食事を残してしまう。無理して行かなくてもいいと言うあかりだったが、ひなたは後悔しないために行くと強い意志をみせる。その言葉にはっとする零。 そして零は、ひなたの修学旅行と時を同じくして、大阪で山崎順慶五段との新人戦決勝に臨むのだった。 |
10 | Chapter.64 銀の羽根/Chapter.65 川景色 | 山崎順慶はプロ棋士になって6年の春、2つ目の降級点をとってしまう。そして将棋と同等に心血を注いできた鳩(はと)レースの世界では、愛情と手間をかけて育ててきた鳩の「銀」がレースから戻らない……。 努力し続けるしかない将棋の世界で、ひるむことなくその身を投げ打つ二海堂との新人戦準決勝、山崎は何が何でも勝ちたいという思いで彼の前に立った。 |
11 | Chapter.66 陽のあたる場所/Chapter.67 小さな世界 | 新人王となった零は神宮寺会長から呼び出され、宗谷名人との記念対局を大々的に行うと聞かされる。幼い頃から雲の上の存在だった宗谷との対局に動揺する零だが、神宮寺から「頼りにしてる」と励ましの言葉をかけられる。学校では将科部の面々からもお祝いされ、人々の温かさを零は噛みしめる。一方島田は、長らく棋匠として君臨する老棋士・柳原への挑戦権をとるべく、櫻井岳人七段との対局を迎えていた。 |
12 | Chapter.68 黒い霧/Chapter.69 光 | 修学旅行から戻って以来、ひなたのクラスでは高城たちによる担任への嫌がらせが始まり、担任は心労から倒れ入院してしまう。新しく担任となった学年主任の国分は、ひなたと高城の保護者それぞれと三者面談を行うことを決め、問題解決に向けて動き出す。 ひなたから事情を聞いたあかりは、仕事を放り出して面談に行こうとする相米二を説得し、ひなたと共に面談に向かう。しかし、2人は高城とその母に遭遇してしまう。 |
13 | Chapter.70 小さな手のひら/Chapter.71 日向 | 国分によるクラスへの介入により、いじめ問題は解決に向かう。クラス全員の前で形ばかりの謝罪をした高城だったが、国分はそんな彼女と粘り強く対話を続けるのだった。 そして、友人たちと以前のように笑い合えるようになったひなたの元に、いじめのため転校したちほから初めての手紙が届く。 |
14 | Chapter.72 流れていくもの/Chapter.73 白い嵐① | 島田と柳原による棋匠戦一局目は柳原の勝利となった。しかし、2人の顔合わせには今ひとつ華がない……。神宮寺会長は、時期を同じくして行われる宗谷と零の記念対局に集客の期待をかける。矢面に立つことが苦手な宗谷と零のことを島田は案じる。 盛岡での対局前日。零は、宗谷との初めての対局に向けての緊張をかかえながら、記念対局の前夜祭に出席する。 |
15 | Chapter.74 白い嵐②/Chapter.75 白い嵐③ | 零と、現役最強の棋士・宗谷名人との記念対局が始まった。力の差は歴然だが、名人相手に食い下がる零の将棋に、控え室で対局を見ている関係者の議論も盛り上がる。しかし中盤で敗着の一手を指してしまう零。が、零は決してあきらめず最善手を探して指し続ける。果たして勝負の行方は? |
16 | Chapter.76 白い嵐④/Chapter.77 白い嵐⑤/Chapter.78 再始動 | 盛岡での記念対局からの帰り道、台風のため仙台で足止めを食らった零と宗谷。宿泊先を見つけて一息ついた零は、神宮寺からの電話で、「将棋の鬼」とも言われる天才・宗谷の秘密を知らされる。零は、東京に戻った後、対局を反芻しながら宗谷の過去の棋譜を追いかけるのだった。 一方、入院していた二海堂は退院し、玉将戦の1次予選から復帰を果たす。 |
17 | Chapter.79 焼野が原①/Chapter.80 焼野が原② | 零と二海堂が大盤解説をまかされた、柳原と島田の棋匠戦最終局。 棋匠の座に長く君臨する柳原だけあって、前夜祭の会場ではほとんどの記者や関係者が旧知の仲。挑戦者である島田はその圧倒的なアウェイ感に気圧されながらも、何がなんでも初タイトルを獲ると意気込む。 |
18 | Chapter.81 焼野が原③/Chapter.82 焼野が原④ | 最年長A級棋士・柳原の永世称号がかかった棋匠戦最終局。終盤に差しかかり、対局は島田優勢に傾く。 将棋の道を断念し引退した仲間たちから柳原に託されてきた数限りない「たすき」。その重圧にがんじがらめになりながら、柳原は焼け野が原を進む思いで指し続ける。 |
19 | Chapter.83 ここにいること/Chapter.84 夏休み① | 三月町の夏祭りに出店した三日月堂は、あかりとひなたのアイデアで“冷やし白玉シロップ”を販売する。その中には、いじめのため転校したひなたの友人・ちほが作った梅シロップを使ったものもあった。 夏休みに入ってすぐ、ひなたはちほに会いに行っていた。ちほは、楽しそうな笑顔も見せながらも、今もいじめで受けた心の傷を抱えていた。ひなたは、梅シロップをみんながおいしそうに食べる写真を送ろう、そしてまた会いに行こう、と思うのだった。 |
20 | Chapter.85 夏休み②/Chapter.86 あたらしい年 | 夏休み中のひなたは新しいお菓子のアイデアが次々と浮かぶ一方、学校の勉強や高校受験に対して前向きになれないでいた。 零はそんなひなたを、モモ、あかりとともに、自分の通う駒橋高校での流しそうめんに誘う。ひなたは、野口たち将科部の面々や林田たちとふれあううちに、駒橋高校に進学することを考え始める。 |
21 | Chapter.87 経る時/Chapter.88 春が来る | 高校受験を控え必死で勉強に取り組むひなたは、憧れの同級生・高橋が遠方に進学することを知りショックを受ける。いつまでも身近にいると思っていた人々が離れていく…。落ち込んだひなたは入試直前にして熱を出してしまう。 そんな中迎えた試験の日。ひなたは、迎えに来た零とともに受験会場に向かった。 |
22 | もうひとつの家/Chapter.89 三月町の子 | みんなでもんじゃ焼きを食べに行こう。中学を卒業したひなたと高橋を、零が誘った。遠く高知の高校に進学する高橋と話す場を作ってくれた零に感謝するひなた。自分たちはどこにいても三月町の子だと、思いを新たにする。 そして高橋が三月町を発つ日。ひなたは、桜まつりに賑わう三日月堂で忙しく立ち働くのだった。 |
感想・レビュー
全体として良作だった。ただ、第2シリーズで止まってしまっている理由が分からない。ファンは第3シリーズ以降を待ち望んでいるはずで、もっと続いてほしい。いくつか投げっぱなしの展開があるせいで、続きは漫画の形になるのかなと感じる場面もある。3姉妹は聖域だと思っていたので、その不可侵の領域を崩される展開には驚かされた。だからこそ、辛さが増して、許せない展開も多かった。しかしカタルシスの盛り上がりはそれほどでもなく、作者はかなりエグい。面白いのだが、ホラー寄りで別作品を見ているような気分にもなる。CCさくらやメダリストの世界観に、メイドインアビスの要素が混ざってくる感じ。ただし、いじめ編に限らず、将棋の描写とそれ以外の要素の両方が巧みに描けているので、二つの作品を同時に楽しんでいるような感覚があった。
多くのキャラクターの主観にしっかりと入り込みつつ、テンポよく進行する本作の魅力は、特に柳原棋聖、山崎さん、宗谷名人のエピソードで際立っていると感じました。そのため、ひなちゃんのいじめの描写が少し長く感じられた部分もありました。もっと多様な棋士に焦点を当ててほしいという思いが強かったです。しかし、桐山くんが過去に区切りをつける重要な場面であるため、その配分については理解できる部分もあります。人それぞれの人生があるという、大切ながらも当たり前の視点を、シーズン全体を通して穏やかに届けてくれる素晴らしい作品でした。
心の傷と成長を描く第2期は、前作の第1期をしのぐ濃密な人間ドラマを展開。将棋だけでなく、いじめ・友情・家族への眼差しも一段と深まっている。泣いた~
一期よりも辛い展開が続いている。しかし、シャフトの演出がここまでマッチするとは思わなかった。
今見られて本当に良かった。
去って行く人もいれば、新たに出会う人もいる。理解していても、実際は難しいよね。
ひなちゃん、すごいね。これからの展開も気になる。
私も誰かの家で手料理を食べたいな〜
第2期では、ひなたちゃんが抱えるいじめの問題が主要なテーマとして描かれています。いじめの描写は非常にリアルで、精神的に余裕がないと視聴するのが厳しいかもしれません。それでも、そのリアリティに引き込まれ、つい見入ってしまいます。
この作品は、さまざまなキャラクターが異なる方法で成長していくヒューマンドラマです。ひなたちゃんはいじめに立ち向かい、あかりさんは母親の代わりとしての役割を果たし、桐山くんは将棋で成績を上げつつひなたちゃんの成長を支える存在となります。アニメの演出も芸術的で、思わず涙がこぼれるほど感動的です。
アニメを見て涙が止まらなかったのは、これが初めてかもしれない。ひなたちゃんが受けたいじめのシーンは胸が痛くて苦しくて、それでも忘れてはいけないと思って何度も見返した記憶がある。8年経っても鮮明に思い出せる。名作だ。
いじめをテーマにした作品について、普段はアニメをあまり好まない私でも本作は良かった。展開はご都合主義には走らず、現実味のある描写。ふんわりとした空気感に馴染みつつ、いじめの不快さがしっかり伝わってくる。高校生編を早く見たいので、3期の制作をお願いします。
第2期は涙なしには見られないほど感動的だった。ぜひ多くの人に観てほしい。観た人は心が洗われ、やさしい気持ちと人の痛みに気づく心を育ててくれる。
第2期は涙が止まらないほど良作だった。みんなに見てほしい。鑑賞後、心が洗われ、思いやりと他者の痛みに敏感になる心を育てられる。
第2期は涙なしには語れないほど素晴らしかった。多くの人に見てほしい。見る人の心が洗われ、やさしい気持ちと人の痛みに気づく感性を大切にしたい。
先生がいじめっ子に正論を投げかける場面は、これまで見た作品のいじめ描写の中で最も心に残った。