2019年5月24日に公開の映画「空母いぶき」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「空母いぶき」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
空母いぶきが視聴できる動画配信サービス
現在「空母いぶき」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「空母いぶき」が配信中です。
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空母いぶきのあらすじ
再び「空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で、国籍不明の軍事勢力による急な発砲が発生。日本の領土の一部が占拠され、海保隊員が拘束された。未曾有の緊張感が漂う中、政府は初めての航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心に護衛隊を現場に派遣する。
薄明かりが広がる午前6時23分。
この後、日本は未曾有の一日を迎えることになる―。
空母いぶきの詳細情報
「空母いぶき」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
空母いぶきの公式PVや予告編動画
「空母いぶき」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
空母いぶきを無料で見る方法は?
「空母いぶき」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
空母いぶきのよくある質問
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Q映画『空母いぶき』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『空母いぶき』は、日本の架空の航空母艦「いぶき」が北小島を自衛隊が防衛するために派遣されるというストーリーです。国際情勢が揺れる中、現代の海上戦に挑む彼らの緊張感を描いています。政治的な駆け引きや命を懸けた決断が見どころです。
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Q映画『空母いぶき』にはどのようなキャラクターが登場しますか?
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A
映画『空母いぶき』には、艦長の秋津竜太や副長の新波らが登場します。彼らは国家の命運を背負い、緊迫する状況の中で冷静に行動する姿が描かれています。キャラクターたちの信念や葛藤が物語の軸となっています。
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Q映画『空母いぶき』の制作スタッフについて教えてください。
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A
映画『空母いぶき』は、監督を村上正典が務めました。原作はかわぐちかいじによる同名漫画で、迫力ある海上戦と人間ドラマを映像化したプロジェクトです。制作にはリアルな軍事描写が注目される独自の視点が取り入れられています。
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Q原作漫画『空母いぶき』と映画版の違いは何ですか?
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A
映画『空母いぶき』は、原作漫画のストーリーを基にしつつも、映画向けに展開やキャラクター設定が一部変更されています。特に映画ではスケール感と緊張感が映像を通じて強調され、アクションシーンも独自にアレンジされています。
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Q映画『空母いぶき』はなぜ人気があるのですか?
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A
映画『空母いぶき』は、リアリティある軍事描写と手に汗握る緊迫感が人気の理由です。日本の防衛に対する視点や政治的なテーマ性が観客の関心を引き付けています。さらに、原作漫画のファンにも支持されています。



空母いぶきの感想&レビュー
突如として東シナ海で勢力を拡大し始めた東亜連邦。初島近海に出現し、海上保安官たちを拘束して初島を占領する。前代未聞の事態に、空母いぶきをはじめとする護衛艦隊が初島へ向かう。憲法で戦争を禁じてきた日本に、かつてない危機が迫る。
現実に起こり得る緊張感あふれる危機を描いた作品。戦争の定義とは何か、最前線で戦う者たちが繰り広げる緊迫した防衛戦が展開される。国連もこの敵を放置するわけにはいかないだろう。
「沈黙の艦隊」を観て、潜水艦や空母に興味を持ち、思わず視聴を続けてしまった。戦争が実際に起こるかどうかという緊張感を感じながら、平和な日常を送る中で、国を守るために日々活動している人々に改めて感謝の気持ちが湧いてきた。
物語とは別に、軍事費の話をニュースで目にする機会も多く、空母や戦闘機にどれだけのお金がかかっているのか考えると、思わず「頼むから爆破しないでくれ!」と祈る気持ちも芽生えた。それは私たち日本人の税金から支出されているのだから、非常に緊張感のある一面でもある。
「戦争映画の捉え方」
公開時には批判の声も多かったが、個人的には決して悪くない出来だと感じた。緊張感が続き、ストーリーのテンポも良く、約2時間強の上映を十分に楽しめた。結末は賛否が分かれるところだが、落としどころとしては妥当だと思う。
シン・ゴジラと比較する声も多いが、公開時期の近さもあって、私は『ハンターキラー』と比べて観るのが面白いと感じた。ご都合主義的なハリウッド作品ではあるものの、戦争を題材にしたエンタテインメントとしては『いぶき』よりも一段上の仕上がり。ただし、問題提起という点では『いぶき』のほうが強い。要は「戦争映画」をどう捉えるかのスタンスの違いだ。
そして、中井貴一をこれほど贅沢に起用した点も特筆すべきだ。コンビニのくだりは不要だと感じる人もいるだろうが、私は必要な要素だと考える。だって深川さんが可愛いし、というのも大きな理由です(笑)。
そんなにうまくいかないだろうと思う場面もありつつ、平和と自衛隊の意味を深く考えさせてくれる良作映画でした。
原作を読み込んだ上で鑑賞しましたが、展開が原作に忠実であれば、さらに良かったかもしれません。
主題は脇に置くとして、小倉久寛さんが演じる新聞記者役が、画面にいるだけで親しみを生み出し、映画の印象をぐっと和らげてくれました。きりきりと緊迫するストーリーの中で彼が登場し、戸惑いの表情を見せると、つい癒やしを感じて、ほっとします。例えるなら、荒波の中に数本の木が立つ孤島のような、静かな安堵感。彼の類まれな容貌と存在感で、これからも映画にもたびたび出演してほしいですね。マニアックでピンポイントな映画レビューになってしまいましたが、^_^ 観賞から数年が経つと、何が心に残り、何がこびりついているのか分からなくなるものです。記憶も映画も、そんなものですよね。
冒頭から終盤まで緊迫感が続くシーンが展開される。邦画という枠を超えて、戦争映画として非常に完成度が高い。自衛隊の信念や専守防衛の難しさについて、これはこれからの現実として考えさせられる内容だ。主なキャストがほぼ自衛官や政治家で構成されているため、アイドルタレントの不自然なキャスティングがなく、安心して観られる。佐藤浩市が演じる総理大臣の、事前に話題になったお腹の痛みの描写も特に気にならなかった。必要のない発言をしなければよかったのかもしれない。この作品に登場する、いざという時には国民の安全を守ろうとする政治家や官僚たちは、実際にこのようであってほしい。自衛隊の全面協力があったと思われるが、エンドロールにはその記載がなかった気がする。右寄りのプロパガンダ映画と見なされるのを避けたのかもしれない。また、コンビニのシーンは流れを止めてしまうため、不要だったと思う。架空の敵国の背後に中国の影がちらつく中、ラストであっさりと国連軍の一員として中国軍潜水艦が出てくるのは、少しご都合主義が過ぎるのではないだろうか。
沈黙の艦隊を愛しているだけに、これを観て正直ガッカリだった。展開がのんびりして、間延びしている感じがする。沈黙の艦隊が大好きなのに、すごく残念。
ハリウッド映画では決して味わえないもどかしさ。だが、そのもどかしさこそ戦後、日本が戦争を放棄したからこそ生まれた特有の空気であり、だからこそ本作は米映画には容易に真似できない。
現代の観客が直面するのは、今、敵機を迎撃すべきか、潜水艦や軍艦の乗員の命を守るべきかという究極の判断だ。ハリウッド映画なら「今撃てば相手の命が失われる」といった視点が主流かもしれない。しかし、この作品に描かれるのは、極限状態でも人の命を思いやる姿だ。偽善と捉える向きがあるとしても、日本が過去の戦争を反省して戦争を放棄してきたからこそ、こうした姿勢を示すべきだという強いメッセージだ。アメリカには真似のできない視点だろう。
作中は何度も今撃たなければ自分たちがやられるというチキンレース的局面に追い込まれる。鷹派の秋津と鳩派の新波の対立が鮮烈に描かれ、現場で危機にさらされた自衛官たちが究極の選択を迫られる。二人のキャスティングの相性も見事で、緊張感を増幅する。
中でも一番の印象は、助かるはずだった尊い命が奪われた場面の直後、命を奪おうとする部下を諭し、敵兵への思いやりを口にする秋津の姿だ。数十億円と言われる艦艇を玩具と呼ぶ場面からすれば、この敵兵への対応は、憎しみの連鎖を断つ転換点となる。
作品は、キャラクター設定、魅力的な役者陣、練り上げられた脚本、演出のすべてが高水準で揃っている。一度は日本映画には敬遠しがちだった私も、食わず嫌いを反省するべき秀作だ。
公開時には俳優の発言が物議を呼んだが、本作のメッセージはむしろ、事態を収束させた後の外交にこそ響く。相手を追い詰めるだけではなく、対話と理解の余地を残すことこれこそ現在の日本にも必要な姿勢だと痛感する。
正直、本作の政治家や自衛官にこそ今の日本を担ってほしいと願うほどの現状だ。憎しみの連鎖がいずれ戦闘ではなく戦争へと発展するのを止めるために。憎悪を煽る某作家にはこの作品のメッセージが届くことを願う。
原作は未読だけど、コンビニのシーンは本編に含まれているの?
意図はなんとなく理解できるけど、あの部分がなければ2時間以内に収まったんじゃないかと考えると、無くても成り立つかもしれないね。