2022年3月4日に公開の映画「MEMORIA メモリア」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「MEMORIA メモリア」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
MEMORIA メモリアが視聴できる動画配信サービス
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MEMORIA メモリアのあらすじ
ある明け方、強烈な爆発音で目を覚ましたジェシカは、その日以降、自分だけが聞こえる爆発音に苦しむことになる。姉を訪ねてボゴタに来た彼女は、建設中のトンネルで発見された人骨を研究している考古学者アグネスと親しくなる。アグネスに会うために訪れた発掘現場近くの町で、ジェシカは魚の鱗取り職人エルナンと出会い、川辺で思い出を語り合う。一日の終わりには、ジェシカは目の覚めるような感覚に襲われる。
MEMORIA メモリアの詳細情報
「MEMORIA メモリア」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | アピチャッポン・ウィーラセタクン |
|---|---|
| 脚本家 | アピチャッポン・ウィーラセタクン |
| 出演者 | エルキン・ディアス ジャンヌ・バリバール ダニエル・トロ ダニエル・ヒメネス・カチョ ティルダ・スウィントン フアン・パブロ・ウレゴ |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | コロンビア メキシコ フランス イギリス タイ ドイツ 中国 スイス |
| 公開日 | 2022年3月4日 |
| 上映時間 | 136分 |
MEMORIA メモリアの公式PVや予告編動画
「MEMORIA メモリア」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
MEMORIA メモリアを無料で見る方法は?
「MEMORIA メモリア」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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MEMORIA メモリアのよくある質問
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Q映画『MEMORIA メモリア』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『MEMORIA メモリア』は、ジェシカという女性が謎の音に悩まされるストーリーです。彼女はその音の源を追い求めて、コロンビアのジャングルを旅します。この旅を通じて、彼女は過去や自然、未知との深いつながりを体験します。
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Q『MEMORIA メモリア』で注目される登場人物は誰ですか?
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A
『MEMORIA メモリア』の中心人物は、謎の音に悩まされるジェシカです。彼女はタイのチェンマイからコロンビアを訪れ、音の正体を突き止めるために冒険を始めます。彼女の内面的な旅が物語の核となります。
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Q『MEMORIA メモリア』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『MEMORIA メモリア』は、記憶と時間、そして人間と自然のつながりを探求する映画です。主人公が体験する音を通じて、観客は見えない力や未知の領域への理解を深めることを促されます。
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Q『MEMORIA メモリア』の制作スタッフについて教えてください。
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A
『MEMORIA メモリア』は、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクンが監督を務めています。彼は独自の視覚スタイルと深遠なテーマで知られ、多くの国際的な映画賞を受賞している監督です。
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Q『MEMORIA メモリア』の音楽はどのような特徴がありますか?
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A
『MEMORIA メモリア』の音楽は、映画の雰囲気を強調し、登場人物の心情を反映する役割を果たしています。特に、繰り返される音のテーマは、物語の象徴的な要素として重要です。



MEMORIA メモリアの感想&レビュー
287
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気づいたんだ
どこにも出かけたくないと。
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経験は有害だ
記憶の嵐は、制御不能になる。
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坂本龍一とつながりで知った、音フェチのための映画。不思議と落ち着く映像と長回しの定点カット。『至るところに物語はある』魚の鱗取り職人エルナン。
とても不思議な映画だった!小説ではこういった不可解で興味深い話をよく読んできたけれど、映画ではあまり経験がなかったので、映像化されたらこんな感じになるのかと感じた。不思議で理解しにくいけれど、なぜか心地よさを感じて好きだった。ただ、この映画が伝えたかったことについては、結局よくわからないまま終わってしまった。
大好きなティルダ・スウィントン。佇まいだけで心を奪われる。作品の内容はさっぱりわからなかった。あの音が鳴る瞬間、彼女といっしょにビクッと身をすくませた。ラストへ向かうにつれて、さらに迷子になってしまう。あれは一体、何だったのだろう。
朝から挑戦したフォロワーさんの難しいレビューを読んで、私も解きたくなり今朝からチャレンジしました。結論はまだ自信はある程度ですが、多分正解に近いはず。すべてはジェシカの気持ちの中で起きている出来事だと感じました。
「ドン!」の音の響きに何かヒントがあるのではと、何度もリピートして音を覚えようとしました。音程や響きを何度も聴くうちに、これは音だけの話ではないと気づき、ひっかかりました。「ドン!」はこの後も何度も現れるけれど、音が変化していく。だから音そのものではないのだと。居たはずの音響さんがいなくなり、考古学者たちが発見した頭蓋骨には穴が空いている。頭の中の音?空っぽになった頭蓋骨の空洞が反響になっているのだろうか。そんなふうに、多くの要素を頭の中で結びつけながら観ていました。
宇宙船の場面は?安っぽく見える子どもが思い描くような宇宙船。最後にエルナンがジェシカを抑える場面が出てきます。エルナンはジェシカが抱える嫌な記憶を記憶する担当の人かもしれません。音響の担当者は、ジェシカの音が何なのかを知りたがる彼女の想いを手伝うために作られた、優しい存在なのかもしれません。村に入れない、外へ出られないといった要素も、ジェシカ自身がエルナンという記憶の担当を外に出したくないから作り出した物語なのかも、と思いました。
この伏線の意味が分かると、きっとあー!と腑に落ちる作品です。最後の無音は、ジェシカが自分の作り出していたドン!の世界を受け入れた結果、雑音が消えたことを示しているのかもしれません。派手さより、嫌な記憶を消したい・閉まっておきたいという人間の感情を、ジェシカは極端な形で潜在意識として別世界に作り出して映像化したのだと思います。
興味のある方はぜひ一度観てください。皆さんはこの物語をどう感じるでしょうか?ただし、脳が半日ほど疲れることは覚悟してください。
内容が少し難解でしたが、なんとなく雰囲気はつかめました。普通の人にはないと思われる第六感に対する脅威や好奇心、そして畏敬の念をテーマに、面白いストーリーを作りたくなりました。ただ、全体的にストーリーがやや分かりづらい気がします。考察を求めているのかもしれませんが、いくつかのヒントが出てきます。主人公以外にも音が聞こえる人がいるのか、犬を非常に恐れている描写が印象的です。また、街のシーンでは同名の人物が登場し、姿を消した音響技師についても何か陰謀があるのか、妄想なのかと考えると怖さが増します。もし妄想だとすれば、なぜ主人公は消されないのか?救世主のような存在なのかもしれません。農業を支援しようとする音を再現するシーンは面白く、エフェクターが一斉に動く描写は興味深いです。時代背景が不明確で、いつの話なのか、また頭に穴があったり肋骨がない謎の飛行物体は敵なのか味方なのか、そもそもどのような場所なのかという疑問が浮かびます。過去から放射される音や核戦争の影響なのか、触れると記憶の声が聞こえ、その場から出られないおじさんは妄想なのか現実なのか時系列も謎に包まれています。ただ、気になったのは監督の名前がユニークだったことです。
謎のドン!の音に悩まされるおばちゃんが旅へ出る、不思議映画。イヤホン・ヘッドホン推奨。長回しのワンカットが生む独特の雰囲気と、視聴者を惑わせる考察要素が盛りだくさん。過去からの波動をキャッチする旅路。1回観ただけでは謎の全てを解けない、という感想もよく耳にする。笑
アピチャッポン・ウィーラセータクン監督の作品。タイ出身の監督による作品。彼の名前はよく目にするが、実際に鑑賞するのは初めてだった。
正直なところ、体調次第では眠ってしまうかもしれないと思っていたが、観た際の心境がこの映画と絶妙にマッチしていたのか、非常に良い体験ができた。
タルコフスキーや『長江哀歌』を思わせる静かな作風が印象的で、長回しや緩やかな演出が特徴的だった。
独自の世界観はアメリカやヨーロッパの映画とは一線を画し、リアリズムを軽やかに飛び越える心地よさがあった。過去の記憶の音が聞こえたり、人が突然消えたりする場面に驚かされた。夢や眠り、音といった反復するモチーフが含まれ、意味深いセリフも非常に味わい深い。
コロンビアを舞台にした作品で、スペイン語と英語の使い分けが興味深い。
全体の雰囲気から大江健三郎の『同時代ゲーム』を想起した。
前半の主人公の頭に響く音を描写するシーンや、後半の「眠り=死」のシーンは特に釘付けになった。終盤の衝撃的なシーンも好印象だった。静かな中に響く音や不思議な現象がアクセントとなって、画面全体が引き締まっている。
とはいえ、映画館で観ていたらどう感じただろうか。ぐっすり眠ってしまったかもしれない。
しかし、今回の鑑賞では非常に良かったし、面白く感じた。他の人の感想や考察もぜひ知りたい。
-静寂-
演奏の長いフレーズや音による回想が印象的で、『音』へのこだわりが感じられた。
各カットは「居心地が良い」よりやや長めで、
「違和感」が漂っているように見える。作為的?