2007年4月7日に公開のアニメ「風の少女エミリー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「風の少女エミリー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
風の少女エミリーが視聴できる動画配信サービス
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風の少女エミリーのあらすじ
父と二人で暮らしていたエミリーは、ある日父を亡くし、伯母エリザベスのもとへ引き取られる。新しい土地での新生活が始まる中、イルゼやテディといった親友たちと出会い、伯母との衝突を乗り越えつつ、たくましく成長していく。
風の少女エミリーの詳細情報
「風の少女エミリー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 制作会社 | トムス・エンタテインメント | 
|---|---|
| 原作者 | L・M・モンゴメリ | 
| 監督 | 小坂春女 | 
| 脚本家 | 島田満 | 
| キャラクターデザイナー | 小松香苗 清水恵蔵 | 
| 主題歌・挿入歌 | EPO 堀江美都子 | 
| 出演者 | |
| カテゴリー | アニメ | 
| 制作国 | 日本 | 
| 公開日 | 2007年4月7日 | 
風の少女エミリーのエピソード
「風の少女エミリー」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
| 01 | 風の少女 | 想像力豊かな少女エミリーは、カナダのプリンス・エドワード島に父とふたりで暮らしていた。ところが、愛する父は「世の中は愛がいっぱいだ。春はどこにもやってくる」という最期の言葉を残して亡くなってしまう。葬儀にやってきたのは、母方の親戚マレー家の人々。誇り高く権威的な彼らは、自由な考えで自分を主張するエミリーを生意気で憎らしい子どもと感じ、誰ひとり引きとろうとしなかった。 | 
| 02 | マレー家の誇り | エミリーはエリザベス伯母さんに数々のニュームーンの決まりを教わったあと、お下げ髪を切るように言われる。しかし、エミリーはそれを拒否する。お下げ髪は父ダグラスのお気に入りの髪型だったのだ。譲らないエリザベスと激しい口論になり、エミリーはおしおきのため、二階の客間に閉じこめられてしまう。 | 
| 03 | 変わり者イルゼ | 初めて学校に行ったエミリーを、同級生の少女たちは、マレー家から来たという理由だけでいじめる。担任のブラウネル先生も、自己主張のはっきりしているエミリー快く思わない。少女たちの中で特にエミリーに対して攻撃的だったのはイルゼという少女。憤慨したエミリーはイルゼとの対決を決意する…。 | 
| 04 | 四人のスケッチ | エミリーとイルゼは、病気で学校を休んでいるテディの家に毎日遊びに行くようになる。テディはとても優しく純粋な性格で、絵を描く才能に溢れていた。テディは隠してあるスケッチブックをエミリーたちに見せてくれる。テディが描いた絵を見て、息をのむエミリー。しかし、「どうして隠してあるの?」と聞くエミリーに、テディは「絵を描くと母さんが悲しむから」という。 | 
| 05 | はじめての舞台 | 学校で演劇会が開かれることになった。ローダから挑発され、「ちゃんとした劇を作って、演じてみせるわっ」と宣言してしまうエミリー。しかし、家に帰り、どんな話にしようかアレコレ考えるが、ちっともイメーがわかない。おまけに、エミリーが小説や詩に関わる事を快く思わないエリザベス伯母さんから、台本を書くことを禁じられてしまう……。 | 
| 06 | 毒リンゴ事件 | ニュームーン農場の隣にはジョンという農夫が住んでいた。昔から、マレー家とは犬猿の仲である。しかし、エミリーたちはジョンの林が大好きで、彼の納屋を遊び場にしていた。ある日、エミリーはジョンの納屋でりんごを食べるが、そのりんごにはネズミを殺す毒が入っていたという。エミリーは、自分の命はもうわずかだと、涙にくれて遺書を書く。 | 
| 07 | 大好きな林 | ニュームーンの一大ピンチ。のっぽのジョンが大切な林を伐採するというのだ。自分でなんとかしたいとやきもきするエミリー。そんなとき、ジョンのもとへ密偵に行ったペリーが有力情報を得て帰ってくる。ジョンは、隣村に住むキャシディ神父だけは信頼しているというのだ。キャシディ神父の忠告があれば、ジョンも林の伐採を断念するかもしれない。エミリーは、ニュームーンを救うために、隣村に行くことにした。 | 
| 08 | お母さんの部屋 | ニュームーンに来て以来、エミリーにはずっと気になっていることがあった。それは、エミリーの母ジュリエットが使っていた部屋がこの屋敷にあるということだ。エミリーはその部屋に入ってみたくてしかたない。だが、部屋には鍵がかけられており、その鍵はエリザベス叔母さんがどこかにしまっているという……。 | 
| 09 | 消えたダイヤモンド | イルゼがニュームーンに泊まりにくることになった。みんなが寝静まったあと、イルゼにサマーハウスの中で消えたダイヤモンドの話をする。そのダイヤモンドは、50年前にミリアム・マレーがなくしたもので、時々、月明かりに輝くという。次の日、テディとペリーにダイヤモンドの話をするエミリー。結局その夜、ダイヤモンドを探すことになるエミリーたちだが……。 | 
| 10 | 夢を織る人々 | 学校にカーペンターという新しい先生がやってきた。彼は突然エミリーたちを教室の外へ出した。学校の前の広場で、それぞれが自分の学びたいことを学ぶ教科書を使わない授業である。先生はとうとうエミリーのところへやってきて、どんな詩を書いているのかとたずねる。ノートを渡したエミリーは期待と緊張に胸を膨らませるが……。 | 
| 11 | 名誉あるコンテスト | ペリーは病気がちの叔母さんと二人暮らしで、生計を支えていた。そのため、叔母さんはペリーが学校へ行くことに反対だった。あるとき、学校でスピーチコンテストが開かれることになる。生徒たちがおもいおもいの主張をスピーチするコンテストだ。ペリーは大胆にも出てみたいと思った。彼はエミリーたちに内緒で、スピーチの猛練習をする。 | 
| 12 | 世界にひとつの詩 | あるとき、エミリーは、ジミーさんの言葉からインスピレーションを得て、美しい詩をつくった。ニュームーンの自然を賛美した詩だ。われながら、すばらしいと思ったエミリーは、その詩を新聞社に投稿することを思いついた。エミリーの初めての投稿だ。ところが二週間後、エミリーの詩が載っているはずの新聞が、すべて売り切れてしまっていた。 | 
| 13 | マレー家のクリスマス | クリスマスの当日。イルゼがエミリーをスケートの誘いにやってきた。しかし、エリザベスはニュームーンの女性はスケートなどしないものだと許してくれない。しかたがなく、スケートをするテディとイルゼをながめていたエミリーだが、我慢ができず、とうとうスケートをしてしまう。その上、手伝いの時間に戻ることも忘れていたエミリーは……。 | 
| 14 | 海辺のピクニック | 日曜学校のピクニック。初めて参加するエミリーは、わくわくと落ち着かない。遅刻してやって来たイルゼは、寝坊したらしく、お弁当も作り損ねたと云う。いらだつエミリー。美しい岬の近くの海辺に到着する一行。早速ゲームをやったり、ロープで作ったブランコに乗ったり、貝拾いをしたりして遊ぶ。そして、食後は、いよいよ楽しみにしていたアイスクリーム作り。順番が来て、アイスを作り始めたエミリーたちだが……。 | 
| 15 | 幽霊屋敷 | エミリーはナンシー大伯母さんの家に滞在することになった。そこはお化け屋敷といわれる古い屋敷。ナンシーとかキャロライン、ふたりの伯母さんはまるで魔女のような老婆で、エミリーを驚かせた。夜になると、幽霊のうめき声のような音が聞こえ、エミリーは一晩中寝ることができない……。 | 
| 16 | 夏の思い出 | ナンシー大叔母さんの屋敷裏の浜辺へ散歩に出たエミリー。ところがうっかり足を滑らせて崖下に転落してしまう。助かる見込みがなく、絶望の詩をよんでいたとき、助けてくれる人物が現れた。その人は、詩歌や歴史、ロマンチックな物語に精通し、エミリーにさまざまな興味深い話を聞かせてくれた。エミリーは、異国のかおりがするたくさんの珍しい話を聞いて、ひらめきをふくらませていく。 | 
| 17 | イルゼの秘密 | イルゼと父・アランの仲は、いつもぎくしゃくしていた。それは、アランがイルゼの母のことを彼女に全く話してくれないことが原因だった。母は死んだということになっていたが、イルゼは疑っていた。そんなある日、父・アランと大げんかしたイルゼは、大嵐のなかに飛び出し、行方不明になってしまう……。 | 
| 18 | ローダの罠 | ローダのお誕生日パーティに、エミリーとテディが招待される。スチュワート家は、自分の家が町で一番だと誇示するために、バンクーバーから様々な名士を舞踏会に招待し、そのなかに、有名な舞台女優もいた。イルゼとペリーも女優みたさに舞踏会にもぐりこむ。そのパーティの最中、エミリーはローダから即興で詩を読んでほしいとお願いされが、あまりの緊張で言葉が見つからなかった。 | 
| 19 | エミリーの失敗 | エミリーの詩が雑誌に載り、地元で彼女は詩人だという噂が流れる。数日後、亡くなった老人の追悼詩を依頼されるエミリー。有頂天になった彼女は、老人のことを取材し、人となりを聞きかじる。そして、老人が人生の落伍者だったことをたっぷり皮肉った詩を書いた。それを読んだカーペンター先生は……。 | 
| 20 | 青春の階段 | エミリーがニュームーンへやってきて3度目の夏。みな、自分の進路を決める時期にっていた。ペリーはシュルーズベリーの学校へ行くための奨学金の試験に合格し、テディもケント夫人の許しが出て、進学することが決まった。もちろんエミリーもシュルーズベリーで勉強を続けたいと願っていた。しかし、エリザベスおばさんは進学を許してくれない……。 | 
| 21 | それぞれの夢 | シュルーズベリーでの新しい生活が始まった。エミリーは相変わらず、新聞や雑誌に詩を投稿していたが、なかなか採用されない。そんなエミリーを見下し、バカにするのが同級生のイブリンであった。エミリーはイブリンに負けまいと、一生懸命詩を投稿するが……。 | 
| 22 | 雪の中の告白 | 将来、何をしたいのか……。それがはっきりと見えてきたエミリー達はシュルーズベリーの学校生活を満喫していた。そんな時、ペリーが学年でトップの成績をおさめた事が発表される。ペリーはエミリーに「君が応援してくれたから頑張れたんだ。僕と結婚して欲しい」と告白をする。 | 
| 23 | はなれてゆく心 | 卒業を間近にひかえたエミリー達は、着々と未来への道を歩き始めた。しかしエミリーはただ一人、取り残されたような不安を感じていた。最近ひらめきがやってこなくなり、いくら雑誌に投稿しても掲載されない。そしてエミリーだけが、卒業後、ニュームーンへ戻らなくてはならなくなった……。 | 
| 24 | 残されたもの | ニュームーンで過ごすエミリーは、小説を出版社に投稿するが、落選続きであった。エミリーはすっかり自信をなくし、文章を書く喜びや楽しさを失っていた。そんな時、カーペンター先生が授業中に倒れたという知らせが届く……。 | 
| 25 | 雪はいま、とけゆく | 雪が舞うなか、カーペンターの葬儀が行われる。エミリーはカーペンターを亡くしたショックと、テディが婚約したことで絶望の淵に立っていた。落選続きで大好きだった小説も書くことが出来なくなり、食事もろくに取らず、かつての活発だったエミリーはどこにもいない。エリザベスはそんな腑抜けになったエミリーに厳しい言葉を投げつけた……。 | 
| 26 | 春のおとずれ | エリザベスが足を骨折して動けなくなってしまった。退屈をもてあますエリザベスのために、エミリーは書いた小説を見せた。エミリーの小説は、エリザベスや家族のみんなを感動させ、ついに……。 | 
風の少女エミリーを無料で見る方法は?
「風の少女エミリー」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「dアニメストア」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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風の少女エミリーのよくある質問
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          Qアニメ『風の少女エミリー』のあらすじはどのようなものですか?
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          A『風の少女エミリー』は、親を失った少女エミリー・スターがプリンスエドワード島で新しい生活を始める物語です。彼女は創作への情熱を持ち、周囲の人々との交流を通じて自分を成長させていきます。友情や自己発見をテーマにした感動的なストーリーが展開されます。 
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          Qアニメ『風の少女エミリー』の主なテーマは何ですか?
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          A『風の少女エミリー』の主なテーマは、自己発見と成長です。エミリーは、新しい環境での出会いを通じて自分の個性を見つけ、創作への情熱を育てていきます。また、友情や家族愛も大きなテーマとして描かれています。 
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          Q『風の少女エミリー』の登場人物で特に魅力的なのは誰ですか?
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          A『風の少女エミリー』では、主人公エミリー・スターが特に魅力的です。彼女の強い創作意欲と前向きな姿勢は、多くの視聴者の共感を呼びます。また、彼女を取り巻く個性的なキャラクターたちも物語に深みを与えています。 
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          Qアニメ『風の少女エミリー』と原作小説にはどのような違いがありますか?
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          A『風の少女エミリー』はL・M・モンゴメリの小説が原作です。アニメ版では、原作の物語が現代の視聴者に適した形でアレンジされ、エミリーの内面的成長がより強調されています。特定のエピソードやキャラクターの描き方が異なる場合もあります。 
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          Qアニメ『風の少女エミリー』の音楽はどのように評価されていますか?
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          A『風の少女エミリー』の音楽は、作品の雰囲気を非常にうまく表現していると評価されています。美しいメロディーが物語の情感を引き立て、視聴者をエミリーの世界に引き込んでいます。特にオープニングやエンディングテーマが人気です。 

 
  
  
  
  

風の少女エミリーの感想&レビュー
全体を通じてテンポ良く進み、最近のアニメにはない学びの多さが魅力で、断然面白い。
とはいえ、26話にまとめられているため人物描写がかなり端折られている点が惜しい。
登場人物が丁寧に描かれていないので、原作を時折参照しながら視聴する場面が多かった。
理想を言えば50話前後あればより深みのある作品になっていただろうが、これは仕方ない。
私の人生のバイブルともいえる「赤毛のアン」シリーズの作者、ルーシー・モード・モンゴメリによるエミリー三部作が初めてアニメ化されました。
リアルタイムでアニメ化の予告を見たとき、嬉しくて思わず叫んでしまったことを覚えています。この少しレトロな絵柄も作品にぴったりで素敵だと思いますが、何よりもモンゴメリの作品は「赤毛のアン」シリーズが非常に人気なのに対し、他の作品はこの時期にはほぼ絶版状態でした。エミリー三部作も読むことができなかったのですが、本作のアニメ化のおかげで再販されて本当に感謝しています。
そのため、当時見ることができたのは未読でした。(現在もまさかの積読状態で、ごめんなさい。)
本作は期待値が高すぎたためか、主役の4人や周囲のキャラクターたちがあまり好きになれず、なんとなく惰性で完走しました。
アンが快いほど健全で前向きな考え方を持っていたのに対し、エミリーたちはどうしても内向的に感じられ、そのグジグジした思考が気にかかりました。タイミングや対応も悪い印象があり、恋愛面でも、彼女たちの夢と密接に絡みすぎているように思います。逆に、アンシリーズでは恋愛とキャリアをうまく両立させているのがすごいところです。アンは家族の幸せを第一に考えつつも、自らの夢を犠牲にしているわけではありません。
周囲の人たちの言動に不一致が多く、アンシリーズのリンドおばさんやマリラのように厳しさの中に愛情が見えにくく、終始しんどい印象が強かったです。
要するに、この作品は最初の3部作の廉価版のように感じてしまいます。以前読んだ「丘の家のジェーン」は好きなのに、原作の印象はまた違うのでしょうね。やはり早く読まなければと思いました。
モンゴメリ原作ということで期待していたが、エミリーの独特な性格に共感しにくかった。エリザベスおばさんも特に悪い人ではないのに、肝心なところで難しい状況を引き起こしてしまう。ジミーやローラは良い人たちだけど、平穏を重んじるタイプだ。登場人物の行動に一貫性がなく、物語も散発的で、常にモヤモヤした気持ちで観続けた。最終話はハッピーエンドだったが、その途中にひとつでもスッキリする出来事があれば良かったと思う。
調べてみたところ、このアニメは原作に忠実ではないようで、少し読んだ人によって作られたらしい。原作も読んでみたい。オープニング曲は好きだし、印象に残った。