1993年4月17日に公開の映画「仮面ライダーZO」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「仮面ライダーZO」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
仮面ライダーZOが視聴できる動画配信サービス
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仮面ライダーZOのあらすじ
遺伝子工学の権威・望月博士はネオ生命体の創出を推し進め、助手の麻生勝への改造実験を強行する。4年間の眠りから覚めた麻生勝は、バッタの遺伝子を取り込んだ戦士・仮面ライダーZO(ゼットオー)へと変貌する。彼は、望月博士の息子・宏を守りながら、人類を脅かすネオ生命体・ドラスとの決戦へと挑む。
仮面ライダーZOの詳細情報
「仮面ライダーZO」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 原作者 | 石ノ森章太郎 |
|---|---|
| 監督 | 雨宮慶太 |
| 脚本家 | 杉村升 |
| 主題歌・挿入歌 | infix |
| 出演者 | |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | アクション ファミリー |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1993年4月17日 |
| 上映時間 | 48分 |
仮面ライダーZOの楽曲
「仮面ライダーZO」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック『仮面ライダーZO』オリジナル・サウンドトラック川村栄二
- メインテーマ愛が止まらないINFIX
- 挿入歌微笑みの行方INFIX
仮面ライダーZOを無料で見る方法は?
「仮面ライダーZO」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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仮面ライダーZOのよくある質問
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Q映画『仮面ライダーZO』のあらすじは?
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A
『仮面ライダーZO』は、謎の科学者ドクター望月によって改造された主人公、麻生勝(ZO)が、彼にとって数年の眠りから目覚め、彼を追う悪の組織ネオショッカーと戦う物語です。勝は、Dr.望月が開発したバイオロイドであるドラスによる地球征服の野望を阻止するために戦います。物語は、勝が人間性を取り戻しつつ、友人や地球を守るために奮闘する姿を描いています。
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Q『仮面ライダーZO』に登場するキャラクター、Dr.望月の役割とは?
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A
Dr.望月は、仮面ライダーZOを生み出した科学者であり、主人公の改造を担当した人物です。物語では、彼の過去の実験が原因で発生したネオショッカーとバイオロイド、ドラスの状況を描写しています。Dr.望月の意図や過去の選択が、物語の進行において重要な役割を果たします。
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Q『仮面ライダーZO』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『仮面ライダーZO』のテーマは、人間の本質やアイデンティティに焦点を当てています。主人公が改造されることによって、自らが何者であるのかを問い直し、失われた人間性を取り戻すための戦いを通じて、人間の尊厳や自己の再発見が描かれます。また、科学技術の進歩がもたらす倫理的な問題にも触れています。
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Q映画『仮面ライダーZO』の音楽を担当した作曲家は誰ですか?
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A
『仮面ライダーZO』の音楽を担当したのは、川村栄二です。彼は、緊張感と迫力あるサウンドトラックで作品の魅力を一層引き立てています。音楽は、物語の展開やバトルシーンを効果的に盛り上げる重要な要素となっています。
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Q『仮面ライダーZO』に対する視聴者やファンの評価はどのようなものですか?
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A
『仮面ライダーZO』は、仮面ライダーシリーズの中でも特に映像美やアクションシーンが高く評価されています。視覚的な魅力や、緊迫したストーリー展開がファンの間で人気の理由となっています。また、従来の作品とは異なる雰囲気とアプローチが新鮮だと評価されています。



仮面ライダーZOの感想&レビュー
さすが雨宮監督ですね。
かなり面白い作品に仕上がっていました。
怪人…いや、クリーチャーデザインがとても素晴らしかったです。
『牙狼』シリーズを思わせるホラーなデザインもあり、まさに雨宮監督らしさが表れていて印象的でした。
アクションに関しては、『真・仮面ライダー 序章』の方が好みですが、それでも非常に楽しめました!
50分に満たない作品でしたが、大満足です。
短い上映時間に、当時の特撮アイデアが詰め込まれていて感動。雨宮慶太デザインの怪人はグロさに度肝を抜かれたが、主人公の変身前後の姿はどちらもカッコよかった。
また居眠りしてしまったのは何度目だろう。8月24日は荻野目洋子さんの8枚目アルバム『CD-RIDER』の発売日(1988年)として知られる日。37周年という節目を祝うべく、今回は『仮面ライダーZO』を観てみることにした(関係性は薄くても安直な楽しみ方)。
さて、このアルバムの中身についてはというと、1曲目の作曲が飛鳥涼という点に目を引かれつつも、早速クスリネタを連想してしまう自分がいる。流れとしては自然に酒井法子さんへと話題が移り、私とノリピーの縁がまたしても生まれる、という展開になるのだろうか。
ちなみに発売元は同じビクター。酒井法子さんと共通点を持つこのディスティニーに、つい運命を感じてしまう。さらに荻野目さんは堀越高校出身。堀越出身で一流芸能人と言えるのは酒井法子さんだけだと思っていたが、やはりノリピーとの縁は切れないと断言したくなる(実際には切れない、というニュアンスで)。
というわけで、この『仮面ライダーZO』の監督は雨宮慶太監督。8月24日は雨宮監督のお誕生日という縁もあり、特に別の理由を深掘りせずとも視聴開始。ネタバレありの感想です。
まずタイトルが出る場面は格好良い。ただ、ガラクタのような描写が浮かび上がる箇所は良いのに、CGが入ると違和感が増す。敵の体がベタつく描写も気になる。採石場での戦闘で砂まみれになるのだろうか?さらに主人公がノーヘルでバイクに乗っているのは問題だ。
などと細かいツッコミを入れていると、激しい爆破シーンが訪れる。ここはかなり気合いが入っており、採石場以外の場所でも意外な爆破シーンが描かれる。48分程度の作品としてはこのクオリティ、制作費は大丈夫だったのかと心配になるほどだ。
仮面ライダー登場の場面だが、またCGの介入が入り、盛り上がりに欠けることも。ワイヤーアクションの柔らかい動きや、中に人が入っていない状態の着ぐるみが落ちるシーンはほほえましくもあり楽しめるが、CGが入ると興ざめする場面も。
「宇宙刑事シャイダー」のアニー役でお馴染みの森永奈緒美さんが登場するが、ミニスカではない。せっかくの激しいアクションが台無しになりそうで、時代的な感覚と合わない場面も目立つ。
また、仮面ライダーが特にセリフもなく変身する演出には違和感を覚える。
CGの使いどころが再び入り、ライダーが軽々と投げられたり持ち上げられたりする描写は、腰砕け感が強く見える。高所から落ちるときには出川哲郎風の「WHY?」ポーズを決めるシーンもあり、思わず吹き出してしまう。
ロケットパンチのシーンは非常にゆっくり進行するが、回避せずに受け止めたライダー(変身前)はガラス窓を突き破って高い建物の上から落ちる展開。中盤に差しかかっても、いまひとつ強さの見せ場が少ない印象だ。
この落下シーンも、変身して着地するのかと思いきや、車の屋根の上に背中から落ち、後頭部をフロントガラスに打ち付けて気絶。弱さが露呈する展開だ。
目覚めると巨大なバッタが脳内に映像を送ってきて「わかった!」と元気よく返答。さあ再出発だ。敵はライダーにとどめを刺さず放置していたのか詰めが甘いのか、謎は深まる。
弱いライダーは最終決戦でも、レーザービームを放つ怪人に真正面から飛びかかろうとして、当然のように喰らい、衝撃で回りながら壁へ叩きつけられ変身が解け、階段から転げ落ちる。首を触手で締め上げられてしまう場面もあり、弱さは際立つ。
それでも怒りに燃えて変身し直す場面は訪れるが、特に大きなポーズをとることもなく、パンチで勝つ展開にもがっかり。最後はパンチではなくキックで決めてもらいたかったが、やはり強いところは最後まで見せてくれなかった。
とはいえ、主人公の熱血ぶりやエンディング曲の良さは十分に感じられる。森永さんたちの共闘がもう少しあれば尚良かったのだが。
総括すると、この作品は苦戦するライダーを見せつける傾向が強い作品で、子供を助けるシーンでツッコミどころが満載になる場面もある。しかし、見どころや特撮の魅力、荻野目洋子さんの活動と仮面ライダーZOの話題性を結びつける点で、今なお語られる理由があると言える。
2025年公開の37作目。クリーチャーのグロ描写あり、エロい場面はなし。途中の曲が流れ生物が映るシーンは不要に感じた。ワイヤーアクションの際、ワイヤーが露出している箇所が残念。とはいえ、敵デザインと仮面ライダーZOの格好よさは非常に魅力的。
入院中に特撮・SFで現実逃避
第五弾
ゼイラムの影響でこちらを視聴しました。
50分弱の短編に特撮の魅力がぎゅっと詰まっています。
劇場版の仮面ライダーですが、テレビシリーズのZOは登場しません。
現在の仮面ライダーとはまったく異なります。
雨宮監督が初代を好んでいるため(誰もが好きだと思いますが)バッタ感が際立っています。
オリジナルビデオの真仮面ライダーを思い出させます。
怪人たちはコスプレ感がなく、ヌメヌメした皮膚の表現が見事です。
劇場版だからこその気持ち悪さが感じられます。
ビジュアルと演出のセンスが卓越している。
特撮スタイルで、実写とエフェクトの見事な融合を感じる。
朝焼けとドラスが映し出されるシーンはもちろん、ドラスが街中に降り立つ瞬間も素晴らしい。
特撮の魅力を強く感じる秀作です。まず際立つのは敵キャラの造形。非常にインパクトがあって、見る者を虜にするキモさが絶妙です。アクションのキレも抜群。ストーリーは短めでテンポよく詰め込まれている印象ですが、ぶれずに情感をしっかり伝達しています。博士があんな規模の研究を一人で成しえるはずがないことから、背景には何か別の力が潜んでいるのではと想像が広がり、続編を妄想するのも楽しい。)
後にネオライダーと呼ばれる真・ZO・Jから成る3作品の第2作目です。
完全オリジナルの劇場版仮面ライダーで、真とは異なる方向性で原点回帰をテーマにしています。
本作と次作は共にオリジナルの単体仮面ライダー作品で、両方とも雨宮慶太氏が監督しています。
真と異なり、ZOとJは主に子供向けに制作されており、真のような暗い雰囲気はなく、正義のヒーローがストレートに描かれています。
ライダーデザインが似ているため、ZOとJは一括りにされることが多いですが、それぞれ独立した作品です。
(HERO SAGAではつながっていますが)
ZOの主役、麻生勝は、著名な臨床遺伝子工学の専門家・望月博士の助手でした。
しかし、山奥の森の中で謎の声に目覚めた勝は、その声に導かれ、望月博士の息子・宏の元にたどり着きます。
一方、宏は謎の怪人に追われ、危機一髪のところで異形の生命体に救われます。
その異形のヒーローこそ、変身した麻生勝なのです。
麻生勝は、完璧な生命体を作ろうとした望月博士によって改造され、博士が作り出したネオ生命体と戦う運命にあります。
つまり、ライダーとネオ生命体はいずれも同じ出自を持ち、一方は正義に、もう一方は悪に分かれています。
望月博士の陰謀を打ち砕くためにライダーパンチやライダーキックを繰り出し、初代仮面ライダーのコンセプトを色濃く受け継いだ作品です。
大きな特徴としては、ネオ生命体・ドラスの存在が挙げられます。
ZOは真と比べて仮面ライダーらしい外観を持ちますが、ドラスは直接的なグロテスクさがあり、見た目から”怪物”という印象が強いです。
一方で、ZOと同じ望月博士によって作られた生命体であり、仮面ライダーに似た特徴があります。
二人は殴り合うシーンが非常に熱く、歴代ライダーの中でも屈指の名シーンといえるでしょう。
ライダーへの変身、ドラスとの戦い、そして結末に至る全体の完成度が高く、劇場版1作のみにするにはもったいないクオリティの仮面ライダー作品です。
仮面ライダーZOの名を知らなかった幼い頃から、何万回も観たのかわからないほどこの作品を愛してきた。何度観ても色褪せず、48分に古き良さがぎっしり詰まっている。
1992年公開の雨宮慶太監督作。『真』に続くライダー20周年記念作と位置づけられるが、実際には東映とバンダイの共同製作で前作とは無関係。とはいえ、カルトクラシック『ゼイラム』を手掛けた直後の雨宮監督だけに、ライダーのビジュアルは相変わらず格好良く、怪人の雰囲気も秀逸だ。ただし、上映時間が50分未満の短編である点が惜しい。