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アウト＆アウトの感想＆レビュー

1. うい

   2025年10月2日

   後半を一気に終わらせるのが楽しかった。子役がとても可愛らしい!

2. 孔明

   2025年7月23日

   想像以上に後半が良かった。
   たまきちゃんはこの頃からますますかわいくなっている。
   レオンみたいな雰囲気かなと思ったけれど、恋人より家族という感じで、日本の感性にはこちらの方がしっくりくると感じた。

3. 中西智代梨

   2025年7月15日

   きうちかずひろ劇場第7弾！
   エンケンや元レスラー中西学も出演しています！

   元ヤクザの私立探偵矢能（エンケン）は、疑わしい人物に呼ばれ、そこに赴くと撃たれた死体を発見。そして、銃を向けられる！

   中西が演じる刑事の「まるで人を性癖のファンタジスタのように」というセリフが特に印象的です。きうち節が光ります！

   エンケンの演技はまさに圧巻。さらに2025年の子役（？）白鳥玉季もエンケンと一緒に住む子供として登場。守りたい、この笑顔！

   竹中直人や要潤の出演も安心感を与えます。刑事役の中西も良い味を出していました。棒読みながらもファンタジスタです！

   ハンチングを逆に被ったおやびんもいいキャラクター。頭が切れるけど裏切りそうで裏切らない印象です。

   ストーリーも分かりやすく、ラストのギミックも面白かったです。もう少し笑える要素があればなお良かったですね。

   そして今回、なぜか拳銃のマガジンに弾を込めるシーンがなし！きうちかずひろは込めシーンがないと困る病気なのかと心配しましたが、実際にはこのシーンがなくても良かったですね。

4. 鬼雀

   2025年6月5日

   引き取った少女・栞（白鳥玉季）と共に探偵事務所を運営するのは、日本最大の暴力団・菱口組の最高幹部の元側近、矢能（遠藤憲一）。先代の探偵が、栞が母親に命を狙われているのを発見し、信頼できる矢能に託しました。最初は戸惑っていた矢能も、今では彼女を人生の宝として大切に思っています。

   遠藤憲一が演じる矢能は、その威圧感と巧みな演技で、元暴力団幹部という恐ろしい経歴を見事に表現しています。物語の中で、矢能は依頼人の安田の不審な死に直面し、証拠がないため警察は手がかりを掴めません。安田の恋人から依頼され、「俺に証拠は必要ない」と言いながら捜査に乗り出します。

   情報を追っていくうちに真相をつかんだ矢能は、犯人の池上（岩井拳士朗）やその黒幕、鶴丸（要潤）を追い詰めていきます。池上は悪事を自覚していない犯罪者特有の気持ち悪さがありつつも、同情の余地も感じさせられます。彼に内在する善悪の歪みは、彼の特殊な環境での教育に起因していると思わざるを得ません。この作品は、善悪の境界がいかに曖昧であるか、自分の内なる善と向き合う難しさを深く考えさせます。

   栞は矢能に自分が命を狙われたことで責めますが、その背後には「私がどれだけ心配したと思っているんですか」という彼を案じる気持ちがあります。このシーンで矢能が初めて栞を抱きしめる瞬間は、他人が家族となる瞬間を描き出しており、このために物語がここまで進んできたのだと思わせます。また、矢能と栞の関係が進むにつれて、互いの気持ちを理解し、より居心地の良い関係になっていく様子も魅力的です。

   さらに、素性の不明な人物たちとの関係も独特で、矢能との接し方には必要以上の要求がなく、最低限の礼儀をもっている点が心地良いです。物語の結末では、矢能は計画通りに鶴丸を恐ろしい方法で陥れますが、その後、事務所に戻った彼は栞に「俺の子どもになるか？」と優しく問いかけます。この瞬間は、別人のように感じられるほどです。矢能が彼女を養子として迎える決意をしたことで、今後はより命に関わることから距離を置いてくれると信じています。

5. 松尾智之

   2025年5月24日

   『ビー・バップ・ハイスクール』の作者が監督した映画。全体をうまくまとめたラストは少し都合が良すぎる気もするが、笑いがあり爽快な仕上がり。脇役たちも独特のキャラクターばかりで、面白さを引き立てている。さすが元漫画家といったところ。子役の女の子のキャラクターは少し疑問。敬語を使ってしっかりした印象なのに、大事な警告を無視する場面があったり、一人で墓参りをして知らない男性に携帯を貸したりして、何度もバイバイと別れを告げたり（この演出はちょっとわざとらしい）。肝心の子供が可愛いとは思えない演出だった。

6. たなか

   2025年1月30日

   流し見だったため、しっかりと評価できる立場ではないですが、とりあえず女の子が幸せならそれで良いと思います。やはりハッピーエンドは良いですね。可もなく不可もないストーリーで、特に強い印象は残らなかったです。
   家族は楽しんでいたようですが、私個人としてはあまり集中できずに流し見になってしまいました。

   ライトな任侠

7. hiyoko

   2025年1月7日

   主人公の探偵と少女の半ば疑似夫婦の関係は賛否が分かれるところだったが、令和時代にもハードボイルドを貫くきうちかずひろの覚悟が、硬質な映像美と緊張感、そしてユーモアの混ざった演出にきっちり宿っていた。ガンアクションを期待していた人には物足りないかもしれないが、巻き込まれた暴力の連鎖を知恵と度胸と人脈で断ち切り、根源の人物へ報復してほかのトラブルも解決していく後半は痛快そのもの。エンケンを助ける場面に竹中直人など、きうちかずひろの常連俳優が集うのも嬉しいポイント。きうち作品らしく、カスや端役にスポットを当てる視点も健在。最初は近寄りがたいチンピラ青年が探偵と協力してトラブル回避に奮闘する姿に、いつしか共感が生まれるはずお金はかかったけれど、結末はハッピーエンドに近く、爽快感が残る。

8. ゆぴ

   2024年12月10日

   遠藤は素晴らしかった！
   リアル感がとてもありました！
   女の子のキャラクターもしっかりしていて可愛らしい！
   もう少しキャラの背景が描かれていれば、個人的には映画よりも連ドラの方が良かったと思います！

9. 伊藤直

   2024年11月13日

   遠藤さんは本キャストに非常にマッチしていました。しおりんとのやり取りも素晴らしかったです。個人的には「水の中の犬」からこの作品へつながっていれば、さらに良かったかもしれません。

10. ようび

    2024年9月19日

    うーん、テレビの二時間サスペンスのような内容で、雰囲気は悪くない。ただ、登場人物の関係が複雑で理解しづらいし、結末も都合が良すぎる印象を受ける。主人公にはブラックジャックのピノコのような幼女がいるけれど、ストーリーにはあまり関わってこない。また、遠藤憲一にはこの役柄はあまり合わない気がする。