2012年4月5日に公開のアニメ「さんかれあ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「さんかれあ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
さんかれあが視聴できる動画配信サービス
現在「さんかれあ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「さんかれあ」が配信中です。
最終更新日
さんかれあのあらすじ
高校1年生の降谷千紘は、お嬢様の散華礼弥と共に愛猫"蘇生"の復活に挑む。しかし、彼らの前には予想外の展開が待ち受けていて・・・!? ゾンビに心を奪われる青春ラブストーリー!
さんかれあの詳細情報
「さんかれあ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | スタジオディーン |
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原作者 | はっとりみつる |
監督 | 畠山守 |
脚本家 | 高木登 |
キャラクターデザイナー | 坂井久太 |
主題歌・挿入歌 | Annabel nano.RIPE |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2012年4月5日 |
さんかれあの楽曲
「さんかれあ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマ絵空事nano.RIPE
さんかれあのエピソード
「さんかれあ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 私が・・・ゾンビに・・・なったら | ゾンビっ娘との萌えシチュエーションを夢見る高校生・降谷千紘。 彼はこの数日、街外れの廃墟に籠もって怪しげな実験に没頭していた。 目的は交通事故で死んだ愛猫ばーぶを生き返らせること。 だが深夜になるとコツ…コツ…と近づいてくる足音が。 現れたのは長い黒髪の美少女。 隠れて見ている千紘の目の前で、彼女は井戸に身を乗り出すと突然叫び出して…!? |
02 | 成功・・・してた | 千紘が廃墟で出会ったお嬢様・散華礼弥は、人には言えない悩みを吐き出す為、夜な夜な井戸に向かって叫んでいたのだ。 お互いの秘密を知った二人は、協力して蘇生薬を作り、ばーぶを生き返らせようとする。だがアジサイの毒を使っても実験は不成功…。 千紘が蘇生を諦めようとする中、礼弥は毒入りの秘薬をこっそりと持ち帰っていた。 一体何のために!? |
03 | さんか・・・れあ | 礼弥の無断外出に激怒した父・団一郎は、一切の外出を禁止してしまう。 その上、千紘を「去勢」するとまで言い出して……!? 慌てた礼弥は家を飛び出し、千紘を捜して街中を駆け回る。一方その頃、千紘の家である紫両寺でも騒ぎが起きていた。 なんと、正真正銘のばーぶが生き返って、元気な(?)姿を見せたのだ! これはつまり、千紘と礼弥の作った蘇生薬が成功していたということ? 喜ぶ千紘だが、ばーぶの様子がどこか変で……。 |
04 | 普通の・・・女の子・・・ | 父との口論の末に、礼弥は崖から転落して、はかなくもその命を散らしてしまう。その礼弥が今、何故か千紘の部屋にいた!! こっそり持ち帰った蘇生薬を飲んでいたため、無事に(?)ゾンビとして甦ったようなのだが……。いろいろ心配する千紘だが、当の礼弥は自分の傷口を自分で縫ったり、初めて男の子の部屋に入ったことで頬を赤らめたりと、死んだと思えないほど明るい表情。こうして始まった2人の秘密の同居生活、一体どうなる!? |
05 | ゾンビって・・・コトは・・・ | ゾンビになった礼弥の身に、いきなり降りかかってきた大問題! 死後硬直が始まってしまい、体がだんだんと動かなくなってきたのだ!!ろれつの回らない礼弥との会話=ゾンビっ娘との萌え会話に一瞬テンションが上がる千紘だったが、これは一刻を争う事態。 はたして、千紘は家族に礼弥の存在を隠し通したままで、礼弥の体を維持する方法を見つけられるのか? そして、何も知らずに千紘の部屋へと入っていった蘭子の運命やいかに!? |
06 | あなたに・・・出会えたから | 正気を失い蘭子に襲いかかった礼弥は、そこへ飛び込んできた千紘の唇を奪ってしまった!! 夢にまで見た「ゾンビっ娘との萌えシチュエーション」がいきなり叶ってしまった千紘だったが、もちろん浮かれている場合ではない。なんとかして礼弥の意識を取り戻さなくては。蘭子に蘇世丸の開発者(らしい)茹五郎じーちゃんを連れてきてもらうが……。はたして千紘はゾンビを作り出してしまった責任をとって、礼弥を救うことができるのか!? |
07 | おさな・・・なじみ・・・ | 左王子蘭子は、いとこで幼なじみの千紘のことが好きだ。しかしゾンビオタクで人間の女の子には見向きもしなかった千紘が、責任取りの為とはいえゾンビっ娘・礼弥と同居を始めたことで蘭子の心中は穏やかではない。しかも目の前でキスまでされて……。思わぬ強敵の出現に、もやもやする蘭子の脳裏によぎる千紘との過去。最高だった初めての出会いは2人がまだ幼稚園の頃だった。幼なじみは2度恋をする!! 蘭子&千紘のアーリーデイズ。 |
08 | 偽りの・・・自由・・・ | アジサイの葉を食べることで礼弥の腐敗を遅らせることが出来ることはわかったが、本当に礼弥を救う方法を見つけるためには地道な観察を続けなければならない。 ──というわけで、礼弥の観察記録を撮るようになった千紘。 撮ってもいい代わりに自分の言うことも聞いてほしいと、礼弥は千紘にショッピングへと連れていってもらう。“普通の女の子”としての時間を楽しむ礼弥と千紘。 そんな2人を監視する怪しい影……。礼弥に危機が迫る!? |
09 | 母の・・・手・・・ | 千紘と白黒つけたがっているラスボスとの直接対決の前に、今回は閑話休題。降谷家の家事全般をクールにこなすしっかり者の妹・萌路は、新たな同居人である礼弥との距離感にやや戸惑っている。学校ではクラスメイト・忍田一恵が雑誌ムォーのゾンビ目撃情報にすっかり夢中。 親友の八坂御子と萌路を誘いゾンビを発見すべく行動を開始する。……家にはホンモノがいるのだが、何か問題でも? 降谷萌路、ゾンビとの第4種接近遭遇に成功!? |
10 | 強い・・・思い・・・ | さらわれた千紘が連れていかれたのは散華家だった。千紘を出迎えたのは妖艶な美女――礼弥の母、亞里亞だ。 しかし亞里亞はゾンビになった娘を心配するどころか、体が腐って醜くなることを喜んでいるかのような様子。 「自分で産んだ娘をよくそんな風に言えるな」咎める千紘に、亞里亞は自分と礼弥の関係、そして散華家の秘密を語って聞かせる。 その上で「慰めてくれない?」と千紘に迫る亞里亞! 千紘は大人の階段を上ってしまうのか!? |
11 | 特別・・・なんかじゃ・・・ない | 亞里亞の誘惑から逃れたのも束の間、今度は礼弥の父にして散華家当主の団一郎に呼び出された千紘。礼弥に偏執的な愛情を抱く団一郎はどちらが礼弥に相応しいか、千紘にフェンシングでの決着を望むのだった。その頃、千紘を追ってきた礼弥も散華家に到着。出迎えたメイドたちは団一郎に礼弥の足止めを命じられており、抵抗する礼弥にきつい“お灸”を据えようとして……? 追いつめられた礼弥、そして千紘をつらぬく剣。勝負の行方は!? |
12 | あの瞬間・・・俺は・・・ | 壮絶な決闘の末、「治療方法が見つかるまで」という期限付きとはいえ、礼弥を連れて帰ることを認められた千紘。これでまた降谷家に平和な日常が戻ってきた。そんなある日、花火を見てみたいという礼弥に、千紘は花火大会に連れていってやると約束する。しかし雨が降ってしまい花火大会は中止。がっかりする二人だったが、蘭子の提案で自分たちだけの“ちっちゃい花火大会”をすることに――。初夏の夜は、ゾンビに浴衣に線香花火!!? |
感想・レビュー
ゾンビが登場するラブストーリーアニメ
このアニメの雰囲気が本当に好き
ストーリー自体は日常っぽいんだけど
彼女がゾンビである時点で、日常ではない(笑)
特異な内容ですが、ロマンを漂わせるかもしれません。お父さん、娘さんの遺体を私にいただけませんか?え?ちゃんとしていますよ。
OADを含む全15話を視聴。原作は面白いが、アニメ版はテンポ・作画・演出の不満が残り、評価は微妙。とはいえ、ルチオ・フルチの『サンゲリア』を内包した萌えアニメが爆誕した事実は、業界にとって大きな話題だ。
– 黒髪ロングの儚げなヒロインが魅力的。ただ、ゾンビ以上にヒロインの家庭環境の闇が強烈で印象に残る。
– OPはハスキーな声でポップに、EDはしっとりとした曲調。ラブコメとしての明るさと翳りのある世界観の組み合わせが秀逸。
– ゾンビ映画の元ネタを織り込んだキャラ名が楽しく、初登場キャラのモチーフを探すのも醍醐味。例: さんかれあはサンゲリア、古谷千紘はルチオ・フルチ。マカロニ・ホラー風のBGMも随所に散りばめられ、ゾンビ映画への愛が感じられる。
– 左王子蘭子の元ネタが分からないのが悔しい(笑)。
ゾンビが恋愛対象の高校生が、愛猫の死をきっかけに同世代の美少女令嬢と出会う。ただし彼女の家には、あまりにも重い秘密が潜んでいた
ヘヴィな生い立ちや生活環境に心が沈む場面もあるが、繊細な演出で登場人物の機微を丁寧に拾い上げ、視聴者をぐいぐい引き込む。
9話には箸休め的なサブキャラクターが登場し、全体の魅力を上手に高めている。
展開は時に強引さを感じることもあるが、演出の妙を楽しみたい人にはおすすめの作品。
ゾンビ化するヒロインを軸に据えた独自設定と、彼女を取り巻く複雑な家庭環境が物語を支える。父の異常な愛情と母との距離感がドラマ性を高める一方で、全体の展開は特筆すべき点が少なく、テンポは平穏に感じられる。とはいえ、散華礼弥の美貌、幼馴染の蘭子、妹の萌路といった外見的魅力が作品の最大の見どころとして輝く。黒髪ロングの美人が好みの人には、一定の満足感を得られる作品だ。
革新的な設定が特徴の恋愛ゾンビコメディ。ところどころ微妙な部分も目立つ。しかし、後半は楽しめたものの、結末がいまいち理解できなかった。
れあちゃんは儚い存在で、その背景には切ない感情が込められています。日常の会話がとても面白く、楽しめた点が素晴らしかったです︎最後の展開は少し理解しづらかったですが、れあちゃんが親から解放され、ふたりが幸せになる未来を願っています。
ゾンビにしか興味がない主人公と、ゾンビ化したヒロインを軸に描くホラー×ラブコメ第3話。ヒロインの死亡シーンは、ラブコメとしてはありえないくらい強烈で、作品のインパクトとして際立っていた。設定だけを見れば、ゾンビだけに興味を持つ二人の関係性は非常に魅力的だ。ただ、中盤からはよくあるラブコメ展開へ移行してしまい、せっかくのゾンビ要素が薄まるのが惜しい。もっとゾンビ要素を前面に出してほしかった。あと、年配の男性キャラの描写には生理的に受け付けない部分が目立つ点も気になった。
斬新で、とても好きでした。2巻か3巻までしか続かなかったので、もっと長く楽しみたかったし、スッキリとした結末を迎えてほしかったです。