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デュー　あの時の君とボクの感想＆レビュー

1. まるちっぽ

   2025年10月6日

   衝撃的な結末だったね！！？！？リウがデューの生まれ変わりなのは分かるけれど、リウ自身にはリウの人生があったのに、まるでデューの代わりのように扱われてしまってモヤモヤする。ポップは過去を割り切り、リウ（デュー）への想いを心の中にしまって、今の人生をしっかり歩んでいくべきだったよ美しい言葉だけど、あの最後の騙し絵では結局何が見えてくるんだろうね

2. hina0813

   2025年9月29日

   前半は切ないクィアドラマとして直接的に楽しめるが、後半の展開には驚かされる。あれは一体どういう意味なのだろう？理解するのが難しい。まあ、タイなら納得できる部分もあるが、元が韓国映画だと知ると余計に複雑に感じる。

3. リョウジ

   2025年8月5日

   予想していたストーリーとは異なり、少し驚かされた。さまざまな考察ができる内容だった。

4. 海風

   2025年6月19日

   序盤は良かったのに、後半は全く受け入れられなかった。男女はどちらでもよいが、せめて登場人物が大人になってから話を進めてほしかった。

5. 山根和典

   2025年5月6日

   どこかで見たような気がする。韓国映画『バンジージャンプする』を思わせるストーリーだった。設定や角色の性別が異なったことで、こちらの作品の方が親しみやすい部分もあった。しかし、主人公が「この子はもしかして？」と思わせる場面は少々物足りなかった。その裏に隠れた真実は何だったのか、気になって仕方がない。

6. ズワイガニ

   2025年5月5日

   タイ旅の余韻を噛みしめながら観る、タイ版リメイク『バンジージャンプする』の新作感想です。韓国映画『バンジージャンプする』のオリジナルは、度肝を抜く意外性と余韻が印象的な佳作として記憶に残りました。さて、タイ版はどうだろうか。

   結論から言うと、かなり完成度が高い。映像美の美しさは群を抜き、ドラマ性の展開も見事です。劇場公開で体感できたらさらによかったと感じるほど。以下、ネタバレを含みます。

   韓国版は終盤まで謎の空気感を漂わせ、クライマックスで謎が解ける作りでしたが、タイ版は前半から「惹かれ合う少年同士の恋心」というテーマを明確化。韓国版はBLと断定しにくい表現ですが、タイ版はその線をはっきり打ち出しています。現在はLGBTに寛容なタイでも、90年代末の田舎町では周囲の視線を恐れ自分の気持ちを押し殺す少年たちの姿が切なく描かれます。

   過去編と現代編の二部構成も効果的。特に現代編のキーパーソンを女子高生に置き換えた演出は、韓国版より魅力を高めている印象です。

   期待以上の仕上がりに満足しました。余談ですが、あの奥さんの境遇はあまりにも気の毒に感じます。夫の不倫疑惑を受け、真相は夫が隠れたゲイである可能性や、女子高生が昔愛した少年の生まれ変わりであるとされる展開など、韓国版をアレンジした点には賛否が分かれるかもしれません。とはいえ、物語の余韻と感情の揺れは強く心に残ります。

7. りょうま

   2025年4月6日

   想像していた展開とは違い、ありきたりさがなく、かなり面白かった。
   予想外の展開で、平凡さを感じさせず、意外にも面白かった。
   想像していた展開と異なり、ありきたりではなく、むしろとても面白かった。
   想像していた展開と違って、ありきたりではなく、結構楽しめた。
   予想を裏切る展開で、平凡さを感じさせず、かなり楽しめた。

8. しまにゃん

   2025年1月12日

   冒頭から青春映画の王道を全開に感じさせる爽やかな出会いの描写がとても心地よい。ポップとデューが次第に距離を縮めていく過程や生活描写は、まさに王道の青春映画の醍醐味と重なる。
   どこか質の高い台湾映画を思わせる映像美と語り口は、台湾映画ファンとしては思わず釘付けになる expertise に近い魅力がある。

   ふたりは互いを求め合うが、時代は同性愛を否定的に見る風潮で街には偏見が満ちている。周囲に知られることを恐れ、次第に距離を置く二人。やがてポップは街を出てしまう。

   青春の瑞々しさを保ちながらも、同性愛の生々しさや切なさ、やりきれなさを丁寧に描く。周囲の反応だけでなく家族との関係も絡み、二人の青春は終幕へと向かっていく。そのせつなさは、またたまらなく刺さる。

   しかし、この映画の面白さはここで終わらない。ここまでの展開だけでも上質な青春映画として成立しているのに、物語はさらに続く。23年後、街に戻ってきたポップは高校教師となっていたという展開には正直かなり驚かされた。23年後という設定は理解できるが、主役は街に残ったデューだろうと予想していたからだ。そこから物語は斜め上へと進み、予想をことごとく裏切りつつ、過去の物語ときっちり絡みつく。

   目が離せないどころか、二人の関係性の奥深さに引き込まれていく。リウという女子高生には、ポップがどこかデューを重ねてしまうような感覚があるが、彼女にも彼女の生活があり、ポップにもポップの人生がある。距離が近づくようで近づかないもどかしさが、作品の緊張感を見事に支える。

   冷静に見れば「そんなことあるのか？」と突っ込みたくなる場面もあるかもしれないが、二人の瑞々しさと関係の美しさ・儚さ・過去への郷愁がそれを越えさせる。気づけばふたりが抱き合うシーンに涙がこみ上げ、形は不思議だが素晴らしい青春映画だと確信した。

   原作は韓国映画と耳にするが未見のため分からない。しかし、今作だけでも十分に魅力的な一本として成立している。タイ映画の美しさと瑞々しさ、心地よさにも改めて感服させられた。

9. オタクのおっさん

   2024年12月12日

   例の件を受けて、Ohm君に対する印象が変わり、距離を置くことにした。彼の演技が好きだったことに変わりはなく、外見にも惹かれる部分が残っている。しかし、The Shipperでのケート役を演じていた頃、自らの加害性を認め、謝罪と償いを試みる姿を見て好きになったはずが、実生活では正反対の行動を取る彼を見て、果たして彼は本当にそのような人なのかと考え込んでしまう。人に望むことができないとは理解しているものの、彼を好きだった理由が薄れてしまうのは難しい。
   そんな中で出演作をふと観てしまったが、話の意味がわからなかった。クィアエンパワメントでもなく、ホモフォビアへの抵抗でもなく、BL釣りや成人男性教師と未成年女子学生の結びつき、さらには自死を扱った不適切な内容には驚きと疑問しか残らなかった。原作の選択についても理解に苦しむ。
   最近では、医者の娘を演じるUmさんがここでも(?)母親役で登場するなど、クィア映画やドラマには中年の両親役の俳優たちが揃っている。彼らの明確な意志を感じて、すごいと思う。

10. 山田太郎

    2024年12月10日

    現代の男女パートにおいて、妙齢の男性教師が女生徒に接近する様子は気持ち悪く感じられ、リメイクの意図が不明に思えた。
    最後の逃避行で列車の中で肩を寄せ合うシーンは、野島伸司の「高校教師」を彷彿とさせる。
    元の「バンジージャンプする」も微妙な作品で、男女カップルの女性が亡くなり、男男カップルへと転生するという設定になり、2人で同時に死んで男女に転生を望むというストーリーが展開されるため、男男カップルを否定する要素があった。
    新たな作品では転生前は男男カップルであり、転生後は男女カップルとなっている。カップルが転生しようと死を選ぶところは前作と同じで、男女でも男男カップルと同じように死を与えたいという気持ちがあったからリメイクされたのかもしれない。
    物語自体は面白さに欠けるが、教師と女生徒の関係は仲野太賀と関水渚、岸井ゆきなといったビジュアルがあり、生々しさを感じさせた。