2007年5月12日に公開の映画「眉山 -びざん-」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「眉山 -びざん-」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
眉山 -びざん-が視聴できる動画配信サービス
現在「眉山 -びざん-」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「眉山 -びざん-」が配信中です。
最終更新日
眉山 -びざん-のあらすじ
故郷の徳島で一人暮らしをしている母・龍子が入院したと聞き、咲子は久しぶりに帰省した。そして、母が末期がんであることを知らされた咲子は、相談なしに物事を進めることに決めてしまう。父について決して口にしない母に対して、彼女は寂しさと複雑な感情を抱えていた。そんな中、咲子は医師の寺澤と出会う。
眉山 -びざん-の詳細情報
「眉山 -びざん-」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | さだまさし |
---|---|
監督 | 犬童一心 |
脚本家 | 山室有紀子 |
主題歌・挿入歌 | レミオロメン |
出演者 | 上田耕一 中原丈雄 入江若葉 兼崎杏優 円城寺あや 夏八木勲 大塚和彦 大沢たかお 宮本信子 小出ミカ 小山田サユリ 山田辰夫 本田博太郎 本田大輔 村松利史 松嶋菜々子 松本じゅん 永島敏行 永衣美貴 河原崎建三 窪田かね子 竹本孝之 谷津勲 野波麻帆 金子賢 高橋かすみ 黒瀬真奈美 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2007年5月12日 |
上映時間 | 120分 |
眉山 -びざん-の楽曲
「眉山 -びざん-」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック「眉山」オリジナル・サウンドトラックMichiru Oshima
- メインテーマ蛍Remioromen
眉山 -びざん-を無料で見る方法は?
「眉山 -びざん-」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
阿波踊りを観に行った際、ふとテレビを見ました。松嶋菜々子の魅力的な大人の雰囲気と、大沢たかおの爽やかな印象、そして宮本信子の美しい首の角度が印象的でした。
今年は阿波踊りを観に行けず、映像を楽しむことにしました。
好きな人と一緒に見た景色を、月日が経ってから振り返るのは、特有の哀愁を感じますね(エモい)。それぞれの景色を見つめている人々の心の内を覗いてみたいと思います。
両親の会話がなく終わった点や、松嶋菜々子と大沢たかおの恋愛が淡々と描かれなかったのも良かったです。
阿波踊りを「徳島の最も華やかな晩」と表現するのは素敵ですね。
良いお話だった。
年代感と日本の地方の魅力が見事に描かれている。
ノスタルジックさと切なさが混ざり合い、誰もが何かを抱えながら生きている。
宮本信子さんの演技は素晴らしく、松嶋菜々子さんは本当に目で語る天才だ。
不倫を美化するつもりはないけれど
松嶋菜々子の陰影のある表情には『リング』を思い出させられます。
宮本さん、着物が本当に似合う
山田辰夫さんの演技は息を呑むほど素晴らしかったです。
涙だけで絵になる松嶋菜々子さんが最高。田舎へ帰ったときに味わえる、言葉にできないノスタルジックな雰囲気。まだここまで蒸し暑くない夏の夜は、懐かしさを思い出させてくれる。いつか徳島県の阿波踊りを生で見てみたい。
父をめぐる母娘の愛憎は丁寧に描かれる一方、ほかのキャラクターがやや凡庸で、物語の展開もおおむね予想通りに感じられる。ヒロインのラブロマンスを省略し、家族の葛藤と和解を軸に構成を整えれば、尺を少し削ってより引き締まったドラマになったのではないか。
撮影と照明のクオリティは高く、阿波踊りの山場は実際の祭りの臨場感を映画へと見事に取り込んでいる。ただし前半のテンポがややだれる点だけが惜しい。
松嶋菜々子の美しさは印象的だが、アップショットが多い演出には賛否が分かれそう。阿波踊りは一度リアルで見てみたいという気持ちを抱かせる作品だ。
【当時の映画日記より】
・あらすじ(少しネタバレ)
母ががんで入院しており、余命が残り少ない中、主人公は死んだとされる父の行方を知ろうとするが、母にはうまくかわされる。
手紙を手がかりに父の居場所を探し出し、祭りで母と父を再会させることに成功した。
・感想
特に印象に残らず、退屈に感じました。
感情が動くこともなく、ただため息が出ました。
【振り返ってみると】
内容を全く覚えていませんが、私には合わない作品だった印象があります。
視聴記録
最後にお母さんとお父さんに一目だけでも会えて、本当に嬉しかった。胸が熱くなって、思わず涙がこぼれた。
たかおはやっぱりかっこいいなぁ。
阿波踊りの夜、家族の心が交わる瞬間に鼻の奥がツンと痛んだ。
阿波踊りの夜、家族の心が交差する場面で鼻の奥がツンと刺さるように感じた。
阿波踊りの夜、家族の心が重なる瞬間、鼻の奥がツンと響いた。
「母のそばにはいつも眉山があった」
余命いくばくもない母との最後のやりとりを描いた物語。母の非常にはきはきとした性格があまりにも現実離れしている。そんな人がいるのだろうか。
徳島を舞台にした珍しい映画で、終始その風景が背景となり、クライマックスには阿波踊りが迫力満点で映し出される。さらに人形浄瑠璃も少し登場し、演目が十郎兵衛の話だったことは、”娘が訪ねる親”というテーマと共通していると思われる。
母が語る、故人となった父の存在が物語の重要な要素になり、これがかなりひどい内容だ。両親ともに勝手すぎて、これを美談としては受け入れられない。あまりに道徳に反する。
特に父親は許しがたい。東京で会った際に思わずぶん殴ってもいいだろう。私だったらあんな親を許せない、今際の際でも色々言い返してしまうだろう。家庭を崩壊させるためにタレコミをするかもしれない。それで今さら徳島に現れるなんて、本当にゲスな奴だ。
この背景があるから、そんなふうに威丈高に振る舞う母親がどうも好きになれない。現地妻のくせに威張るなんておかしい。
全体的に、徳島を舞台にしていることや出演者の豪華さを除けば、特に印象に残る話ではなかった。阿波弁の使い方はちょうど良くて、あれ以上の訛りだと聞き取りづらくなるし。
以下、映画とはあまり関係のない私の話。
私は生まれも育ちも徳島です。そのため、この映画は一応見ておきたいと思っていたものの、何年も放置してしまった。徳島県民でなければ、きっと一生見向きもしなかっただろう。普通に生活していれば、徳島には興味すら持たないはずだし、わざわざ四国まで訪れることもない。
タイトルにある眉山は、徳島駅近くにある山で、高さや面白さは特にないものの、周囲には大きな建物がなく遠くからでも目に入るため、市内の学校の校歌にもよく出てくる。特にやることがない時にカップルが訪れるスポットでもある。私も何度か登ったことがあり、登山道で1000円を拾ったり、自転車で下りる際にブレーキから煙を出したり、山頂の「焼き餅」でお腹を壊した思い出がある。そういう意味では、私のそばにもいつも眉山がありました。
それに阿波踊りですが、あまり詳しくは知らないものの、大きな祭りとして認識しています。学生時代、気になる人を誘って敗北した友人たちを何度も見送ってきました。だから盆の時期には地元に戻りたくない。交通機関が混雑するし、飲食店も大繁盛します。
徳島の自慢の祭りというより、他にあまり自慢できるものがないというのが実情です。地元民の観光名物への関心はそんなものだと思います。
と辛口に言ってしまったけれど、映画を通してその様子を見せられると、なんだか素晴らしいものに感じるから不思議です。名物があるというのは魅力ですね。
演舞場で待ち合わせもしない人に会えるわけがありませんが、演出ということでまぁ大目に見ます。