1984年12月15日に公開の映画「Wの悲劇」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「Wの悲劇」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
Wの悲劇が視聴できる動画配信サービス
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Wの悲劇のあらすじ
劇団の研究生である三田静香は、演技に情熱を注ぎ、先輩俳優と夜を共にすることも厭わない日々を送っていた。そんなある日、看板女優・羽鳥翔のスキャンダルの身代わりとなった彼女は、その代償として舞台「Wの悲劇」でヒロインの座を獲得することになるが…。
Wの悲劇の詳細情報
「Wの悲劇」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | 夏樹静子 |
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監督 | 澤井信一郎 |
脚本家 | 澤井信一郎 荒井晴彦 |
主題歌・挿入歌 | 薬師丸ひろ子 |
出演者 | |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 1984年12月15日 |
上映時間 | 108分 |
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感想・レビュー
歌は何度も聴いていたのに、映画を観る機会がなかなか訪れず、ようやく観られた。
薬師丸ひろ子さんはもちろん、三田さんもいいなぁ。
80年代に流行っていたジャケットの形が、いままたトレンドになっているってことかな。
めちゃくちゃ完成度が高く、圧倒された。現実へと雪崩れ込む演劇の中で、演じている自分と観ている自分が同居している感覚があり、あの世良がやられた後の感触を経て極限状態に達し、それが完璧すぎる。三田圭子のやや過剰な演技がぴたりとハマっている。エンディングももちろん素晴らしい。薬師丸ひろ子の演技がそこまで巧くないのが、良い意味でこの作品を成立させている要因だと思う。あと、今の薬師丸ひろ子に似た人がいて、面白かった。
評価が高く名作とされる邦画ということで期待して鑑賞しましたが、個人的には厳しい内容でした。
演出やセリフ、音楽の古臭さが感じられ、まるで火曜サスペンス劇場のようでした。友近が再現しそうなYouTubeドラマの展開にも思えました。特に、演出家役の蜷川幸雄が本人役で登場した際には、思わず笑ってしまいました。
途中の記者会見シーンでは、当時のワイドショーでよく見た顔ぶれのリポーターたちが本人役で出演し、下手な演技でインタビューを受け、それに対して薬師丸ひろ子が涙を流しながら答える姿も印象的でした。隣にいる蜷川幸雄が笑いを堪えているように見えました。
三田佳子はまさに「The 大女優」といった役柄で、薬師丸ひろ子は不思議で芋っぽい演技をしていました。世良さんの役柄はちょっと可哀そうに感じました。
・『エゴイスト』の中でタイトルが出てきたので、そう言えば観ていなかったなと思い、観てみました。
・薬師丸ひろ子さん、可愛い。
・へにゃへにゃしてすぐ男についていってしまうのかと思いきや、芯が強くて最高。
・『顔はぶたないで、私は女優よ』のような台詞がいい。
・三田佳子さんは美しくてかっこいい。
・蜷川幸雄さんが普通に出ていたな。
・この曲はこの映画のものだったのか。
野性の証明を観たけど、薬師丸ひろ子の演技が下手になった気がする。滑舌も悪くて、小役時代の方が上手だったかも…
あまり好みではない。これが男女逆だったら、かなり叩かれそう。主人公はかなり自己中心的で無情な印象。自分の夢のために身体を使い、汚い裏取引をし、命をかけた恋人も見捨てる。やっていることは冷酷で傲慢。その行動を「女だから」「女優だから」と言い訳されるのは受け入れられません。ナルシズムに浸るようなセリフも吐きそうだし。恐ろしい怪物の誕生を描いた話ならわかるけど、アイドル映画だからか、青春成長物語のような展開が嫌悪感を覚えます。ちなみに原作は舞台劇で、エンタメ性の高いこちらの作品が見たかった。
ド世代の先輩が大好きだと教えてくれた作品をようやく視聴できて、心から納得しました。見て本当に良かったです。薬師丸ひろ子よりも、三田佳子の存在感が素晴らしい。名台詞の連発で、私も元気をもらえました。
『Wの悲劇』は劇中劇という形で、舞台と現実が交錯する展開が意外性をもたらし、とても面白かったです。突如訪れる悲劇の瞬間に遭遇することが、何かの扉が開かれる合図のようで、選ばれたように整然と進むストーリーが展開されています。魔法は確かに解けてしまいますが、素晴らしい夢を見せてもらいました。エンディング曲も大好きなのに、こんな作品だったとは驚きです。
役者は美しい仮面を持つ怪物だな。
最後の涙が演技でないことを願う。
この時代の邦画を初めて観たが、すぐに魅了された。演技力と演出力の両方が圧倒的で、映画作りに真剣勝負を感じられる。私のお気に入りの長回しがところどころ盛り込まれ、長回しだと気づかないほど自然で巧み。カメラワークも抜群で、寄りと引きの使い分けが意味を持ち、長回しの場面でも演技を邪魔しない。背景を聞けば原作は劇中の劇だったと知り、なるほどと納得。原作とは大きく違うが、原作を最大限美しく見せる素晴らしい脚本と演出で、実写化の理想像を体現していると感じた。
薬師丸ひろ子は、顔の全パーツが丸くて可愛らしいのに、腕や足は細くて魅力的だ。まさに女優という雰囲気が漂っている。この時代の日本映画には少し緊張していたけれど、この作品は思ったよりも素直に楽しめた。
ジブリの雰囲気が感じられるなと思っていたら、音楽が久石譲で嬉しくなった!
花束で殴る場面や、電気をつけたり消したりする同意の合図、バルコニーでのお辞儀、ラストシーンでの拍手、どれも素晴らしかった。薬師丸ひろ子の普通の女の子らしさがとても魅力的。最高の恋愛映画だ!