1988年11月19日に公開の映画「都会のアリス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「都会のアリス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
都会のアリスが視聴できる動画配信サービス
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都会のアリスのあらすじ
依頼された旅行記が書けず、自信を失ったドイツ人青年フィリップがいた。ある日、ニューヨークで9歳の少女アリスと出会う。彼女の母親が失踪し、困惑するフィリップは、仕方なくアリスを連れて、ドイツにいる祖母の家へ向かうことに決めた。
都会のアリスの詳細情報
「都会のアリス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ヴィム・ヴェンダース |
|---|---|
| 脚本家 | ファイト・フォン・フェルステンベルク ヴィム・ヴェンダース |
| 出演者 | イエラ・ロットレンダー エッダ・ケッヘル リサ・クロイツァー リュディガー・フォグラー |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | 西ドイツ ドイツ |
| 公開日 | 1988年11月19日 |
| 上映時間 | 111分 |
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都会のアリスの感想&レビュー
全編がモノクロの画像は、どの瞬間を切り取っても実にクールです。
劇中に何度も登場する、インスタントカメラの写真とテレビ画面の対比。テレビで「クソだ」と言うメッセージが、スクリーンではなくテレビ画面から伝わる皮肉がたまりません。
「31歳と9歳」という年齢差も絶妙で、親子やぎりぎり兄妹にも見える不思議な関係がとても魅力的です。
とはいえ、主人公が人生に絶望している割には、しっかり行動していて、子連れでのワンナイトは少し問題ありですね(笑)。
大好きな映画。
かなり久しぶりに観た。
ヴェンダース、ジャームッシュ、アキ・カウリスマキは私にとって、兄弟のような存在で、同じ系統に属していると感じる。
彼らが小津安二郎を愛していることが影響しているのかもしれない。
ヴェンダースはこう語っていた。
「その家族の形を常に受け入れてきました。それは非常に伝統的な家族だと思います。ですが、小津の映画では、その家族の構図が個人を抑圧しているとは感じたことがありません。アメリカの家族に対しては非常に嫌悪感があります。映画の中でも実際の生活でも。自分の生活とは無関係なのに、日本の家族の印象は、私にとって強烈でした。彼らの衣食住、例えば年中酒を飲んでいるというようなことは私にはまったく無縁ですが、彼らにとても親しみを感じます。だからもし選べるなら、ヘンリー・フォンダの息子として一日を過ごすよりも、小津が描く家族の中で畳で寝起きし、毎日酔っぱらいながら過ごす方を選びます。」
さらに、
「小津の重要さは、アメリカ映画に完全に影響されているにもかかわらず、それを自身の視点に置き換えて作品を生み出すことができる実例を示してくれた点にあります。」
私が特に好きなヴェンダースの映画は、
一番は『アメリカの友人』と『都会のアリス』、
次に『さすらい』、
最後に『パリ・テキサス』と『ベルリン・天使の詩』だ。
『都会のアリス』を観賞しました。
物語は、記者フィリップと9歳の少女アリスが共に旅をする様子を描いています。
途中までアリスの母が同行していましたが、行方不明になり、2人はアリスの祖母の家を探し続けます。これは本当に素晴らしいロードムービーですね。2人の心の交流が温かく、愛らしいです。粗い粒子のモノクロ映像も素敵でした。傑作です。
詳細はうろ覚えだけど、手掛かりが少なくて本当に家が見つかるのかと不安になるほどだった。しかし、きちんと探してくれる人は優しく、安心感があった。
彼女にとってのアメリカンドリームとは何だったのか?
それは血縁を超えた愛のような、
ペーパームーンのようなものである。
この作風が好き。色がなくても、すごく暖かい含みのある映画だった。何かを追い求めて模索しているとき、自分には何もないと感じる瞬間に観たい作品かもしれない。書くことと写真を撮ることが主題になっている点も、個人的に刺さる。写真は目の前の出来事を記録しておけるけれど、書くことは目の前にあっても上手く言葉にできず、そんなとき自分は空虚だと感じる。『写真を撮ってあげる。そしたら自分がどんな人かわかるかもしれない。』といった台詞が特に好きだ。
興味深いですね。
先がどうなるか予測できない雰囲気があります。
白黒でありながら、埃っぽい印象の映像です。
さすがのクオリティです。
洒落ている。
最近は車を含めて、デザインが魅力的だと思う。
ママに会えるといいね。
母はあまり良い印象ではない。
辛くても、未来がどんなに厳しくても生きていこうと思わせる映画。
この先、2人に幸せが訪れますように。
自分の居場所を見失った青年フィリップが、少女アリスと旅をする中で父性の芽生えを経験し、見失っていた自分自身を取り戻していく。大きな感動というより、静かに心の奥へ染み渡る温かな余韻が広がる、ヴィム・ヴェンダース監督らしい人間味あふれる作品だ。アリスが警察から逃げ出してフィリップのもとへ戻ってくる場面の、彼の笑顔は特に印象的。ふたりの証明写真も素敵だ。