2019年4月5日に公開の映画「バイス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「バイス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
バイスが視聴できる動画配信サービス
現在「バイス」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「バイス」が配信中です。
バイスのあらすじ
「バイス」:この作品は、バイス・プレジデント(副大統領)を指し示すだけでなく、“悪徳”や“邪悪”という意味合いも含む。ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”へと上り詰め、アメリカを巧みに支配したチェイニー副大統領の前代未聞の姿を映し出す、社会派エンターテイメント!
バイスの詳細情報
「バイス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | アダム・マッケイ |
|---|---|
| 脚本家 | アダム・マッケイ |
| 出演者 |
|
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | アメリカ |
| 公開日 | 2019年4月5日 |
| 上映時間 | 132分 |
バイスの公式PVや予告編動画
「バイス」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
バイスの楽曲
「バイス」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックVICE (Original Motion Picture Score) Nicholas Britell
バイスを無料で見る方法は?
「バイス」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
バイスのよくある質問
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Q映画『バイス』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『バイス』は、ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領を務めたディック・チェイニーの人生を描いた伝記映画です。彼がいかにして政界の重鎮となり、政権の裏で権力を握るに至ったかを詳細に追います。政治的駆け引きや舞台裏のドラマが描かれています。
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Q映画『バイス』の見どころは何ですか?
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A
『バイス』の見どころは、クリスチャン・ベールによる圧巻のディック・チェイニー役の演技です。彼の変身ぶりとリアリティに満ちた演技は高く評価されています。また、アダム・マッケイ監督特有のユーモアと社会風刺が映画全体にちりばめられています。
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Q映画『バイス』におけるディック・チェイニーのキャラクターはどのように描かれていますか?
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A
『バイス』におけるディック・チェイニーは、冷静沈着でありながら非情な政治家として描かれています。彼は権力を強く求め、そのためにはどのような手段も厭わない姿勢を持っています。家族や職場での複雑な関係性も掘り下げられています。
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Q映画『バイス』の制作スタッフやキャストについて教えてください。
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A
『バイス』はアダム・マッケイが監督を務める作品で、主演のディック・チェイニー役をクリスチャン・ベールが演じています。また、エイミー・アダムスが妻のリン・チェイニーを、サム・ロックウェルがジョージ・W・ブッシュを演じています。
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Q映画『バイス』はどのように評価されていますか?
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A
『バイス』は批評家から高い評価を受け、多くの映画賞やノミネートを獲得しています。特にクリスチャン・ベールの演技とアダム・マッケイの脚本は注目されました。しかし、一部の批評家からはその政治的偏りについて議論もあります。



バイスの感想&レビュー
ストーリーテリングの手法自体には賛同できないものの、内容は非常に充実していて興味深かった。チェイニーについてはあまり詳しく知らなかったため、学びが多かった。9.11以降の報復という名の一連の蛮行の背後にある事情が映画として公開される意義を感じる。9.11の首謀者としてのビンラディンという観点が、時が経つにつれ固定化しているのではないか。ある国とアメリカの関係において、どちらが操り主でどちらが操られているのか、私にはまだ明確ではない。アメリカが主張する「正義」は過去も現在も虚構であり、トランプの影響でそのことが浮き彫りになったことは、世界的にはプラスだったのかもしれない。
あははは〜と笑っているけれど、実際には笑っている場合ではなくて、また思わず笑ってしまったけど、冗談がきつすぎる。
事実は小説を超えるほど奇抜で、エンターテインメントはそれを自由に脚色して魅せる。
事実じゃない部分もあるだろうけど、権力の座に集まる者たちのキャラは強烈で、愛くるしく思えてくる!
ところどころの演出も面白く、最後のシーンは笑った!
アメリカ第46代副大統領ディック・チェイニーを描く実話ドラマ。正直、期待していただけに落胆も大きいです。
アメリカを皮肉る笑いが散見されるものの、つまらなくてあざとく感じる場面が多い。いかにもアカデミー賞に媚びる作風が露骨で、好きになれませんでした。
ファンの方には申し訳ないですが、キャラクターにも魅力を感じませんでした。政府関係者を極端に愚かな描き方で追う演出が個人的には苦手で、主人公チェイニーを最後まで好きになれるのか判断に迷いました。
とはいえ、クリスチャン・ベールの役作りは圧巻。本人と気づかないほどの演技力です。
私には合いませんでしたが、世間の評価は非常に高い作品なので、興味がある人には観る価値は十分あると思います。 #実話
こういう権力にしがみつくだけのクズを見たとき、心の中で『今のお前は最高にブスだな』と思うしかない。無力。無念。無残。
作風が私には合わず、心の中に響かなかった。心臓のシーンなど、気が散る要素が多かった。民主主義国家でも、戦時下では国民の高揚感や攻撃への支持を利用して、疑念だけで反撃の口実が与えられ、法律が恣意的に解釈されることの負の面が見事に描かれている作品だった。
ところどころ無駄なシーンが挿入されていて、全体的に間延びしてしまい、逆に退屈に感じた。
– この2番手が実はという政治劇は、いくつあってもいいですよね。アプレンティスはその派生型かもしれません。
– トップダウン型への権威移譲は、水面下で長く進んでいたことを、かなりわかりやすく教えてくれました。
– サム・ロックウェルがブッシュに似ているのが面白いですね。
一元的執政府の危うさを問う視点が、現代政治の表層を問う鏡として作用する。酒に溺れる男が才女の妻の後押しで政界に進出し、やがては成功へと駆け上がるというサクセスストーリーとは一線を画す。緊急時に大統領が議会の承認を経ずとも国策を決定できるとされるこの「一元的執政府」という概念は、権力の暴走を招く入口となり得る。チェイニー副大統領はこの仕組みを利用し、9.11を契機に米国の意思を独りで貫かせる形でイラク戦争へ突入させ、多くのイラク国民と米兵の死者を生み出し、イスラム国の誕生と中東の混乱を拡大させた張本人の一人と見なされている。現代の政治もまた、緊急事態条項の導入をめぐる議論の只中にあり、憲法にこの権限を組み込もうとする動きは、ヒトラーの独裁手法を想起させる記憶と結びつく。自民党の動向には、ナチズムとの親和性を疑わせる論調も存在する。
話は逸れるが、イラク侵攻の正当性を巡る誤情報が戦争を引き起こし、それに対してチェイニーが謝罪を口にしない姿勢を取る場面は、彼が語る「国のために尽くした」という自白と表裏を成す。これが本音であるのか、それとも事後の受け止め方の問題なのかいずれにせよ、起こした結果の重大さを前に、彼が冷静でいられるはずもない。たとえ彼が家族思いの父であり、企業家として株価を急上昇させた副産物を問われても、それは国への貢献の副次的効果に過ぎないと語るのかもしれない。
「VICE(悪徳)の正体は誰か」。この問いは、単純な善悪の枠を超えて権力の性質を問う。確かにこの種の犠牲と混乱を招いた責任の一端はチェイニー一派にあるだろう。しかし、現在の制度は果たして彼らの暴走を止めきれるのか。議会は、マスコミは、そして国民は、どう対処すべきだったのか。特にマスコミの役割は重要であり、作中で描かれるジャーナリストたちの姿は現実の報道機関の責任を強く意識させる。
権力は腐敗するこの普遍的な真理こそ、理性の府としての議会と監視機能を持つマスコミ、そして市民の不断の批判姿勢が不可欠である理由だ。国家的危機が生じたときに暴走を容認する風潮を生まぬよう、鋭く異を唱え続けた者たちの存在を忘れてはならない。ナイトリッダーのような抵抗者がいたことを思い出すとき、強大な国家機関の意思決定の危うさはなお一層際立つ。日本という国がこの先も同じ道を歩むことのないよう、今こそ監視の目を強めるべきだ。
クリスチャン・ベールの圧倒的な演技力が光る作品。誰が主演か分からなくなるほどの存在感で、ラッセル・クロウ風の佇まいも感じさせる二人が強烈に響く。乱暴に言えば、クズな男が妻の叱咤激励を受けて変わろうとするドラマで、途中には予想外の仕掛けが訪れる。上映時間は約50分弱と、見どころが凝縮された展開だ。
アメリカという国の現在地を、歴史の裏側から見つめる視点が魅力。センスが光り、好ましいテイストの一本として捉えられる作品だ。
「私は謝らない」というセリフが象徴的なモメントとして印象に残る。
以下、雑多なメモ的感想
・イラク戦争
・同性婚
・一元的執政治
・権力
奥さん役にはスティーブ・カレルが起用され、ブッシュやパウエルを思わせる描写もあるとの指摘。
印象的なポイント
・足元の不安定さを映す演技
・強引に展開させるスピーチの場面
クリスチャン・ベールが20キロ増量して挑んだ話題作。スコセッシ映画のような雰囲気が漂い、サム・ロックウェルの演技も際立っていた。
こうして「大量破壊兵器」を理由にイラク侵攻が行われ、さらにISISの問題へと繋がったわけだ。今のトランプの政策も、もっと危険な状況を生み出す可能性があるかもしれない。
ドキュメンタリーとしては珍しい演出やカットが見られたが、逆にそれがノイズに感じられた。もっと会話劇や重厚感のあるドキュメンタリー映画として観たいと思った。
イラク戦争について興味があったので、視聴しました。
驚きです。アメリカは、かなり複雑ですね。
映像がわかりやすく、面白いだけでなく不謹慎な部分もあり、とてもリアルに伝わってきました。理解しやすかったです。